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「性教育指導セミナー」

 昨夜12時近くに家に帰りました。性教育指導セミナー、前日に続き、また盛況でした。その前夜、懇親会場です。

2011_07300029 地元の日本文理大学の学生さん達のチアです。これまでテレビでは見たことはありますが、目の前で実際繰り広げられると、すごい迫力でした。

 私達の避妊教育ネットワークの中には、福島や岩手などの被災地から駆けつけたメンバーもいます。寸劇の男子高校生の役をした人、その母親役の人は福島の人です。懇親会上では、岩手の秋元ドクターの隣に座りました。彼が以前勤務していた病院は全滅、いま瓦礫が詰まれていると。想像もつかないほどの状況を色々と教えてもらいました。

 他の安全な地域にいる者があれこれ口だけ言うのは迷惑だと聞きました。それでも、私の立場も話した上で、福島の子ども達、大人はいいのです、細胞の分裂が活発な子どもたちが本当に心配なのだと。地域に住んでいる個人の人たちに対してではなく、政治、行政に向かって発言しなければらない事だってあると私は言いました。

 専門家といわれる人たちの「ただちに健康被害はない」という発言に強い違和感を覚えると。

 私は、原爆被爆の一番初め頃に生まれた二世です。被爆者医療がやりたくて産婦人科に入局し、10年間、染色体研究室にいて、近距離被爆者、その子ども、さらにその子ども達の染色体を分析して来ました。10年間、膨大な論文を読んできたと。広島のABCCの論文は、すべて英語。日本人に向けての報告はない中で、英語の論文を読んで愕然としたことが多々あります。その時代のことも、すでにこのブログの中でも、数々発言して来ましたが・・・。

 本当に大変な状況から、医療の世界が元に戻るのは、10年はかかるるだろうとも聞きました。私が東北に送った超音波の機械、其れはきっとちゃんとどこかに届いているだろう、でも、日赤に集まった大金は、ほとんど配られていないと。一体、あれはどうなったのだろうか、と、そんな話も聞きました。私自身への課題をも突きつけられたと思います。私は、私の立場でこのブログも含めてちゃんと発言を続けようと思います。

 昨日の若尾先生の講演は、「私の身体と私の気持ちー性的自己決定権を考える」というタイトルでした。若尾先生は、法学出身です。子どもの権利条約、堕胎罪、レイプ、売春、DV、母子保健、憲法24条、女性差別撤廃条約・・・。などなどを駆使しながら、簡潔に明快に問題提起をしてらったと思います。

 その後、「難しい問題だ」との座長の先生の発言で、すっかり落ち込んでいた若尾先生と、一緒にお茶をしましょうと喫茶を捜していたら、ないのです。そしたら、何と、その座長が車で喫茶店まで連れて行ってくださいました・・・。

 また、機会を見てご報告しますね。


「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

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