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本「までいの力」

2011_06140004  「までいの力」という本を戴きました。「ここには2011年3月11日午後2時46分以前の美しい飯舘村の姿があります。」と中表紙に書かれています。

 原発事故により全村民が計画的避難として村を離れなければならなくなりました。

 飯舘村の人々は、周辺の市町村が次々と合併する中で、合併しない「自主自立のむらづくり」の道を選択しました。

「までい」とは、「真手」という古語が語源で、両手の意味。それが転じて、手間ひま惜しまず   丁寧に心をこめて つつましく と言う意味で 現在では東北地方で使われている方言です。今風に言えば、エコ・もったいない・節約、思いやりの心・人へのやさしさです。そんな飯舘村流スローライフを“までいライフ”と呼んでいます。」と書かれています。

 この本は、震災前に出版を用意していたのですが、震災があり、結局4月11日に初版発行されています。

2011_06140005  この本の中には、赤ちゃんからお年寄りまで、本当に生き生きと生活している飯舘村の人々の写真と共に宝物のような言葉が沢山書かれています。

「飯舘村の役6000人の人口のうち、3人に1人がお年寄り。だけど、この村のお年寄りたちは引退知らず!生涯現役!!」

「イクメン!?なんて当たり前!!いいたて流最新子育て制度」子育てをママだけに任せるなんて、もったいない!ママと共に一緒に人生の醍醐味を楽しむ、それが飯舘村の粋な父親たち。パパ宣言手帳という父子手帳の発行。パパも産休!パパクォーター制度&「パパの子育て日誌」

2011_06140006  とんがり屋根のとてもおしゃれな村営の本屋さんは立ち読み、座り読み大歓迎。心を添えた直売所「森の駅」は7箇所。

 本当に素敵な木造の校舎の小学校。校舎の中で木登りガできるのですよ。生徒達は修学旅行に沖縄に行き、自分たちと違う自然を体験し、平和を学びます。

 中学生自らがデザインした美しい中学校の前庭。

 特別養護老人ホームでは小さな家に分かれて「家族」のように暮らします。好きなところで好きなように。

2011_06140007  村のクリニックにはMRIまで設置されているし、どんな田舎にいてもインターネットを通じて世界と繋がるように光インターネット回線の設置。

 それから、すごいのは、若妻達はヨーロッパに行って「男女共生社会」を学び、村の社会を180度ひっくり返したと。自家焙煎のコーヒー屋さんや米粒の手作りパン屋さんを開く女性たち。

 子どもたちの食育への気配り・・・。もうすべて、書ききれません。

 こんなiすごい村が危機に瀕しています。都会人のための原発により・・・。

この本の販売収益は飯舘村復興のために役立てられます。発行 株式会社 SAGA DESIGN SEEDS 〒960-1106  福島市下鳥渡字扇田30-3 TEL.024-597-6800


「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

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コメント

原発のニュースを見るたびに胸が苦しくなります。
どうしてこんなことになってしまったんでしょう。
どうして、避難しなくてはいけなくなったのでしょう。どうして、動物が置き去りにされたり、殺処分されなくてはいけなかったのでしょう。
 物を「お金」だけで考えても、予想もつかないほどの損失です。
 お金では買えない、値段などつけられない貴重な物が失われて行っています。生活や文化が根こそぎ奪われてしまっています。お金をいくら出したって元には戻せない物ばかりです。
 それでもまだ原発?なんでしょうか?原子力発電所のそばに引っ越して来てからの発言ならば、まだ、説得力もあります。今、自分の身が安全なところにあるから言えることでしょう。
 数年後、どこかの国みたいに子どもの発がんが増えないことを祈っています。

投稿: momoko | 2011年6月15日 (水) 11時48分

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