NHKの討論に参加しました。
昨日は、昼12時集合で、NHK広島で討論会に参加しました。「熱中中国」という番組で、中国地方から様々な人が集まって、「エネルギー」について話し合いました。エネルギー、すなわち「電気」。「原子力発電所」をどう考えるかが中心です。中には、福島から避難してきている方たちも男女人ずついらっしゃいました。小さなお子様を連れて来ている方も。(子どもは収録の間、ちゃんと別で保育をして下さっていました。さすが!!)外国人も。ドイツからとフランスからとお一人ずつ。
賛成、反対が20人ずつ。喧々諤々。様々な立場の方たちということはわかっているつもりですが、あらためて原発は必要という人たちの意見を聞いて、びっくりすることがいくつもありました。
一方、原発でなく、自然のエネルギーをと主張される人たちは、自然を相手に生活しているかたが多かったのですが、当然ではありますが頼もしく感じました。
しかし、原発がなくなると、電気の供給が不安定になって、生活のレベルを落とさなければならなくなるという宣伝も、こんなに多くの人たちに影響しているということが、あらためて分かりました。経済が空洞になると。
自然エネルギーは、日本では技術はもう完成しているのだけれど(もちろん日々、改善されつつありますが)、その普及に政治が熱心でなかったということなのですが。
私は、大分県の自然エネルギーの普及に尽力している姿を見てきています。特に地熱発電は素晴らしかった!!のです。中国地方は本当に立ち遅れています。これまで中国地方は火力発電が中心なのですが、それはやはり地球の温暖化という問題があります。原子力でもなく、二酸化炭素も出さないで、電気を供給する、それは日本人の叡智と工業力を持ってすれば、必ず克服できることであると考えています。
収録が終わると、午後6時でした。いやあ、くだびれました。
私は一生懸命はなしましたが、さて、それが編集でどれだけ残るか、それは分かりません。見てみてのお楽しみです。
でも、最後に私が言ったこと。チェルノブイリでは、4年後から子どもたちの甲状腺がんが爆発的に増えました。今、私は福島の子どもたちがとても心配です。経済が停滞するということよりも何よりも、「いのち」が大切であること。国民の命を大切にした政治をしてほしいし、国民も、それを第一に考えて選択すべきことと思っています。さて、そのような主張が番組に生き残るか否か・・・です。
今週の金曜日17日の午後7時半から73分間。中国地方で放送されます。お時間があれば見てくださいね。いろんな立場の人がいろいろなことを言って面白いと思います。
時々登場している、紙屋町二丁目電車道に面している紙屋町ビルの地下の「みもざ」のランチです。今回は和風とんかつ。小鉢がいろいろで楽しいです。750円。
| 固定リンク
コメント
9日金曜日に安芸高田市で小林圭二さんの「原子力政策を問う」という講演会があり参加しました。
原発エネルギーの仕組みから今福島原発で起こっていることを分かりやすく説明してくださり、また放射線被害についても話されました。
いわゆる「すぐに人体に影響する量ではない」とゆう言葉のからくりや、今回の規模の津波や地震は想定外に追いやられた想定内の出来事のこと、原発をちゃんと知らない私にも理解できるわかりやすい話でした。
最後に、今は火力水力自家発電の機能を休止させている状態であること、そして原発を今全廃しても実は停電にはならない、その発電設備容量の話のあとに
「計画停電」の脅しに屈してはならない。
と言われ、この言葉にマスコミの怖さと自身の目で情報を吟味しなくてわと改めて思いました。
8月にまた小林さんのお話が聞けるのを楽しみにしています。
投稿: NO原発 | 2011年6月13日 (月) 11時40分
17にち・金曜日の午後7:30からのNHK 見れそうです。丁度、広島滞在中です。
昨日、自宅での客人との話で 原子力発電がなくなると CO2の出る発電しかないので 困るのでは?という人(学識ある民間大手企業の方)がおられて、これだけの事態を受けて尚、原発が必要と信じ込んでるおられる状況に かなり驚きました。
まあ、国会議員の自民も民主も原発推進ですものね
当たり前かな・・・?! 菅総理一人が 孫正義氏・坂本龍一氏達と 意見交換出来ている感じですもの
今も原発推進の立場の方々、いのちの連鎖の重みに 気づいて下さい。取り返しのつかない事になる前に
投稿: yuumin | 2011年6月13日 (月) 23時15分