有木久子さんと「SHIMAMURA」の食事会
土曜日、ガラス作家の有木久子さんの食器を使って「SHIMAMURA」のシェフが腕を振るうという食事会に参加しました。今回が二度目です。
自分の好きなワイングラスを一つ選んで座ります。テーブルには、有木さんの様々な作品が並べられています。私の選んだワイングラス、首のところにかすかにグリーンが入っています。左の器には、パンにつけて食べるアボガドオイルが入っています。奥はお水を飲むグラスです。これも様々な形と大きさがあります。
女性ばかり総勢15人。フラワーのコーディネーターの方のお花がこれは一人ずつ持って帰られるようにブーケにして飾られています。
テーブルクロスは、これも有木さんのコーディネートで、黒のカーテン地に白とグレーのレースが横長に置かれています。ガラスの食器が映えてとてもきれいです。
「SHIMAMURA」のシェフは三國清三さんの元で働いていらっしゃいました。メニューには三國さんの言葉が入っています。
「どう料理すれば、素材本来の味に近づくか。僕はいつも、そこを大切にしている。 親父が漁師で、母親が畑で野菜をつくる半農半漁の家で僕は育った。そのせいか料理の素材を選ぶときも、その素材の「生まれ育ち」が気になる。環境や生産者のことを知ってこそ素材本来の味が理解できるのだと思う。レシピに素材をはめ込むのではなく、素材がメニューを決めるのだ。僕が目指しているのは、そんな自然派の料理だ。」
「広島県まほろば農園の花付ズッキーニと瀬戸内産鮑のア・ラ・ヴァープル有機ベビーリーフ添え」
丸ごとのあわびは肝のソースが絶品。ズッキーニの花の中にはほたてのムースが入っています。沢山のお野菜たち。ヤングコーンやわさびやズッキーニの茎などもそれぞれのお味であわびやムースを盛り立てました。
前菜からノックアウトです。
「本日のおすすめ鮮魚のグリエ彩々トマトとゴーヤ、島根県産きくらげ入り竹炭リゾット添え 紫蘇のピストゥーソース」
お魚ははもです。はもは揚げてあるのでしょう。皮はかりかりと香ばしくって、身はホクホクとして全く骨を感じさせません。イカ墨は知っているけれど、竹炭を食べるのはびっくりです。炭が粉になっているのを入れてあるのだそうです。リゾット中からは、ゴーややきくらげや小さなトマトなどが次々に出てきて、楽しく美味しく戴きました。
じつは、昨日のブログ、何枚目かの写真を入れようとして、突然それまでのが消えてしまいました。どうも調子が悪いのです。写真が多いのがいけないのかも。こわいので、また明日に続きを書くことにします。まだまだ素敵なお料理が続きます。
昨日はエイズの日曜検査の当番をしながら、パワーポイントのスライド作りをしました。今度、日本医師会で講演をします。若い人の望まない妊娠や子どもの虐待などへの提言をするように要請されました。頑張って話そうと思います。
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コメント
≪黒のカーテン地に白とグレーのレースが横長に置かれて≫・・・・なんて素敵なコーディネートでしょう
料理と器とテーブルコーディネート の三位一体のコラボレーションが お互いを引き立てて・・・。
素敵な仲間とそんな至福の時を共有できる事は 少し大げさに言えば生きてる喜びを感じる時ですよね。
投稿: yuumin | 2011年6月28日 (火) 00時01分
yuuminさま
ええ、大げさでなく、生きていることが本当にありがたいと思いました。美味しいだけでなく、楽しい会話も嬉しかったです。いつもの警戒しながらの会話でなく、心からリラックスしておしゃべりできました。いつか広島で食事をご一緒できるといいですね。こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2011年7月 1日 (金) 08時11分