中学での講演
このごろ、すっかり早起きになってしまいました。どんなに遅く寝ても、6時には目が覚めるし、早めに寝ると、4時半とか。今日は3時半に目が覚めてしまいました。診療がお休みだというのに、まったくもう・・・。一旦目が覚めると、もう二度と眠れません。暗闇の中でじっと起きているのは、しんどいものです。そんなときにはろくなことを考えません。つい、これまで辛かったことがつらつらと頭に浮かびます。楽しかったことはあまり浮かんで来ません。年中何かに追いかけられているような気分で過ごしています。
今日は、三次市三和中学の生徒さんに話しに行きます。3年生、25人が対象です。小さな学校に行くのは大好きです。一人ひとりのお顔を見ながら、話が出来ます。今年も、三次市地域振興課の主催で、中学3校に話しに行くことが出来ます。ありがたいことです。
一方、残念なこともあります。夏休み前の一番講演依頼が殺到する日、ある県の学校に早いもん順で入れていたので、後はすべてお断りしていました。その日講演する予定の学校から、事前に上映する映画を見せて欲しい、事前にどんな講演をするのか、聞かせて欲しい、という話が来ました。今になってです。
映画は文部省選定のもので、これまでも見た生徒達はみんな感動の感想文をくれています。赤ちゃんが生まれるところで、「性器が写っていないかチェックをさせて欲しい」のだそうです。赤ちゃんが生まれる、命の誕生は、決していやらしいものではありません。それを性器が見えるなどという発想こそ、とてもいやらしいと思います。
結局その学校からは、講演のお断りの連絡がありました。今になって!!です。そんなことなら、依頼をしないで欲しい。あらかじめ調べてから依頼をして欲しかったです。他に行きたいところは沢山会ったのに、いまさら、お断りしたところに連絡なんてできはしませんし。
その学校には、直接断ってきた養護教諭(保健室の先生)や校長先生に、近くの学校に講演に行くときにぜひ聞きに来てくださいと伝えました。
まあ、私の休みが一日出来たと思うことにしました。しかし、あまりにもったいない日にちで、ちょっと残念です。
昨日のお昼は、近くの「讃岐」で夏期限定の「おそうめん」にしました。ちょっと強めのつけ汁(私は氷を入れて薄めます)にしいたけやみかんの缶詰の甘さがよく合います。630円。美味しいけれど、夜8時ごろには、おなかがすきました。
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コメント
命の誕生と性器=いやらしいということを一緒に考えないでいただきたいですね。
命をかけて、新しい命を精一杯産むのに。。。。
。
立会反対だった旦那を立ち会うようにしむけました、結局は立ち会って本当に良かったと、だそれだけ子供がかわいくてしょうがないといいます。
そんな素晴らしいことなのに…
投稿: けいちゃん | 2011年6月 9日 (木) 10時55分
学校ってそういうことが良くあります。
平気で当日キャンセルが失礼に当たるということが分かっていないんです。こちらから学校に連絡した時、「校長先生」や「◯◯先生」と呼び合うことに違和感を感じないのも、一般社会からしたらおかしいことなんですが、それも全くありません。
もっと社会常識を持って学校における教育をしてもらいたいです。
あと、平気で嘘を教えるのもやめてほしいです。
投稿: 沢雉塾 | 2011年6月 9日 (木) 18時46分
河野先生、こんにちは。
気持ちよく睡眠がとれないのはお辛いですね。
私は、最近布団になかなか入れません。
眠れないのが怖くて起きています。
今日もそうです。
横になればくたびれているし、深夜なので、まもなく眠れるんです。
なのにベッドまでたどりつけないんです。
私が子どもだった時代は、性教育に関しては今よりはしばりがきつくなかったかもしれないけど、でもやはり十分学べなかった時代です。
たぶんもう成人してからだったと思うのですが、千田町の健康科学館に行った時、たしか「生命の誕生」とかいうコーナーがあって、出産の様子のビデオが流されていました。出産とはこういうことなんだというのをその時初めて知ったのでした。
「赤ちゃんは膣を通って生まれてきます」と書いてあるのを百万遍読んでもわかりません。その時初めてわかったんです。
今の子どもたちに、せっかくチャンスがあるところに、規制がかかって知るチャンスが奪われるとしたら、残念に思います。
投稿: 迷い人@広島っ子 | 2011年6月11日 (土) 01時17分