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赤ちゃんがナイスボイになって現れました。

 今日は、中学での講演がキャンセルになって、突然に出来た私の貴重な休日です。初めは、夏休み前の大切な日の講演で、沢山依頼があったのに、もう他が入っているからと全部お断りして、その上で日が近づいてのキャンセルなので、ぷんぷんしてしまったけれど、考えようによっては休みがあるというのは、ありがたいことで、と思い直しました。

 そのおかげで、今朝、素敵なお客様に会うことが出来ました。

2011_06300005 アメリカから広島に来ている家族です。この素敵なボイたちは、私のところから、生まれて間もなく養子縁組で渡米しました。二人とも、本当にステキな、カワイイ、ハンサムボイになって現れました。

 一人引き取っていただいて、それから数年。もう一人ということで、弟としてもう一人の赤ちゃんが引き取られていきました。二人とも、生まれる前後の大変だったことは、私の頭と心にしっかり残っています。大変だった母親たちと、赤ちゃんたち。でも、こうして成長した姿を見させていただいて、感無量です。

2011_06300011  二人とも、すっかりアメリカンボイです。はにかみやでおとなしく静かな、でもスポーツ万能のお兄ちゃんと、とても愉快で楽しい弟。二人とも、私立の少人数の学校に通っていて、勉強もとてもよくできると。それにハンサムなので、沢山の女の子が寄ってきて大変と両親は笑っています。

 一緒に長田屋のお好み焼きをたべに行きました。二人は、貸して上げた私のI Padをすぐに英語に変えて使いこなし、ポケットから出したイヤホンを一つずつ耳にして、動画のテレビ番組を見ています。お兄ちゃんは野球を、弟はアメリカンフットボールをしていると。私は、ではお兄ちゃんはぜひ広島カープの選手になってかえってきて、と言うと、うれしそうにうなずいてくれました。

 その後、養子縁組の手続きをしてくれた近藤紘子さんと電話で話しました。二人とも、本当にかわいがられて育っていて、やっぱり環境なんだよね、と。

 涙が出そうな思いで二人の姿を見て、私がしていることは、本当にやむを得ずなのだけれど、でも二人にとっては少なくとも今の時点では良かったと。そう言えると思います。両親に写真をブログに出していいかと尋ねると、ぜひ出してと許可を戴きました。

 せっかくの貴重なお休み、まだまだしなければならないことが沢山あります。

 


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「ロボット手術」

 昨日の診療後は、「子宮内膜症の研究会」に行きました。ひどい月経痛と癒着を伴うために不妊になりやすい大変困った病気で、生殖年齢の5~10%の方が罹患しているといわれます。原因はまだはっきりしていませんが、その治療法は年々新しい薬が出来て進歩しています。

 昨日は「英語ではだしのゲンを読む」講座の日で迷ったのですが、こちらに参加しました。

 それというのも、一般演題の治療の報告に加えて、ゲストの先生の講演に興味があったからです。『子宮内膜症治療における最新の話題~ロボット手術とジェノゲスト』というタイトルでの、東京医大の産科婦人科学主任教授の井坂惠一先生のお話でした。

 「ロボット手術」。時々聞くことですが、具体的にはどういうものなのか、大いに興味がありました。井坂先生は、日本の婦人科においてロボット手術の第一人者です。

 ロボットと言っても、コンピューターで完全に管理された手術という意味なのですが。腹腔鏡でおなかの3Dの映像をみながら、その映像に向かって手を動かします。手のセンサーでおなかの中の機械が動きます。その精密な動きにびっくりです。

 婦人科ですと、たとえば子宮体がんの手術で、子宮を取るだけでなくリンパ節もきれいに郭清しても出血はほとんどなく、それにお腹を切るわけではなく、小さな穴を開けるだけですので、入院日数も平均5.9日とおどろくほど患者さんに侵襲を与えません。見たいところを10倍も拡大して映すことができます。それも立体的に。ですので、小さな血管の走行も良く見えます。動画で見てその素晴らしい腕前に感嘆しました。

 コンピューターでの画面を見ながらですので、パリの患者さんの胆のうの切除をアメリカにいる医師がするということも、すでに行われているそうです。

 面白いのは、このロボット手術というのは、「ダヴィンチ手術」といわれているということです。なぜなら、「レオナルドダヴィンチ」が初めてロボットを作ったのにちなんで名づけられたということでした。

 私たちのような古い医者が、いまさらこんな技術を身につけることは不可能です。私たちは、このような最新の医療の知識を得て、患者さんのその情報を提供すること。患者さんにとって最高の医療を、患者さんのそれぞれの個人的状況も考慮したうえで、アドバイスすること、それが大切な使命であると思いました。

先日の有木さんの食器の食事会で分けてもらって帰ったコップと花瓶です。

2011_06260015 大ぶりで手でこっぽり包む感触が素敵なコップは、氷を入れて焼酎なんぞを飲むのにいいでしょうね。私はお酒を飲みませんが、どなたかお客さんに出すとよさそうです。私が選んで持って帰ったワイングラスと対になっています。ガラスの花瓶も早速ブーケを飾っています。ステキ!です。


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「SHIMAMURA」での食事会の続きです。

 昨日の続きです。「SHIMAMURA」での食事会です。

2011_06260018 「鴨肉のロースト 赤ワインソース 福富町渡辺さんが自然農法で創った旬の温野菜添え イタリア産サマートリュフ和え」

 分厚い鴨肉に贅沢に使ってあるトリュフが豪華です。周りのソースはグリーンピースで創ってあるそうです。赤ワインのソースと混ざり合ってまた美味です。パンできれいにぬぐって戴きました。

2011_06260011  デザートはお魚の料理に使われたお皿で。

「宮崎マンゴーの葛寄せとガトー“オペラ”」

 マンゴーのシャーベットとそのままの実に葛がかけてあります。ジュレではなくって、葛なのですね。ねっとりと腰があります。オペラはチョコレートが濃厚で、これまたうなりました。ミントは、ベランダに栽培してあるのをシェフの弟子の女性が採りに行ってすぐに使われました。

2011_06260012  メニューの最後です。「カフェ、ミニャルディーズ」

手作りの小さなお菓子たち。お皿は、お料理の時のパンが載せてあったもの。写真ではよく分かりませんが、小さな気泡が底に散らばっていてきれいです。

 大きなお皿も小さなお皿も、みんな熱いガラスを吹いて創るのだと。コップなら分かりますが、お皿をどうやって吹いて創るのか、説明を聞いてもよく分かりません。

2011_06260014  島村シェフと有木さんです。

 こんなに素敵で楽しい会を開いてくださって本当にありがとうございました。またの開催を期待しますね。

 私は、ワイングラスと別に、ガラスの花瓶とコップを戴いて帰りました。花瓶には、すぐに戴いて帰ったブーケを飾りました。これは、またアップしますね。そろそろパソコンの調子がおかしくなってきました。怖いことです!


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有木久子さんと「SHIMAMURA」の食事会

 土曜日、ガラス作家の有木久子さんの食器を使って「SHIMAMURA」のシェフが腕を振るうという食事会に参加しました。今回が二度目です。

2011_06260001  自分の好きなワイングラスを一つ選んで座ります。テーブルには、有木さんの様々な作品が並べられています。私の選んだワイングラス、首のところにかすかにグリーンが入っています。左の器には、パンにつけて食べるアボガドオイルが入っています。奥はお水を飲むグラスです。これも様々な形と大きさがあります。

 女性ばかり総勢15人。フラワーのコーディネーターの方のお花がこれは一人ずつ持って帰られるようにブーケにして飾られています。

2011_062600022011_06260003  テーブルクロスは、これも有木さんのコーディネートで、黒のカーテン地に白とグレーのレースが横長に置かれています。ガラスの食器が映えてとてもきれいです。

 「SHIMAMURA」のシェフは三國清三さんの元で働いていらっしゃいました。メニューには三國さんの言葉が入っています。

「どう料理すれば、素材本来の味に近づくか。僕はいつも、そこを大切にしている。  親父が漁師で、母親が畑で野菜をつくる半農半漁の家で僕は育った。そのせいか料理の素材を選ぶときも、その素材の「生まれ育ち」が気になる。環境や生産者のことを知ってこそ素材本来の味が理解できるのだと思う。レシピに素材をはめ込むのではなく、素材がメニューを決めるのだ。僕が目指しているのは、そんな自然派の料理だ。」

2011_06260004  「広島県まほろば農園の花付ズッキーニと瀬戸内産鮑のア・ラ・ヴァープル有機ベビーリーフ添え」

 丸ごとのあわびは肝のソースが絶品。ズッキーニの花の中にはほたてのムースが入っています。沢山のお野菜たち。ヤングコーンやわさびやズッキーニの茎などもそれぞれのお味であわびやムースを盛り立てました。

 前菜からノックアウトです。

2011_06260008 「本日のおすすめ鮮魚のグリエ彩々トマトとゴーヤ、島根県産きくらげ入り竹炭リゾット添え 紫蘇のピストゥーソース」

 お魚ははもです。はもは揚げてあるのでしょう。皮はかりかりと香ばしくって、身はホクホクとして全く骨を感じさせません。イカ墨は知っているけれど、竹炭を食べるのはびっくりです。炭が粉になっているのを入れてあるのだそうです。リゾット中からは、ゴーややきくらげや小さなトマトなどが次々に出てきて、楽しく美味しく戴きました。

 じつは、昨日のブログ、何枚目かの写真を入れようとして、突然それまでのが消えてしまいました。どうも調子が悪いのです。写真が多いのがいけないのかも。こわいので、また明日に続きを書くことにします。まだまだ素敵なお料理が続きます。

 昨日はエイズの日曜検査の当番をしながら、パワーポイントのスライド作りをしました。今度、日本医師会で講演をします。若い人の望まない妊娠や子どもの虐待などへの提言をするように要請されました。頑張って話そうと思います。


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「ひろしま音楽芸能文化懇話会」

 一昨日、昨日の連夜私にとっては夢のようなときを過ごすことが出来ました。一昨日は、「ひろしま音楽芸能文化懇話会」による「秋葉さん夫妻への感謝と慰労の集い」でした。昨夜はガラス作家の有木久子さんとタワービルの「SHIMAMURA」のコラボによる食事会でした。

 今日は、一昨日の会から。この会にはこれまでも何回も出席させていたたいていますが、この会のすごいのは、日ごろお会いすることも出来ないようなプロの方たちの演奏が生で聞けるということです。

2011_06240017_22011_06240022_2演奏だけでなく、沢山の方たちのお顔を見させていただきました。

 皆さん、口を合わせておっしゃっていたのは、秋葉さんが市長時代、どれだけ広島の文化の  2011_06240020_2向上のために尽力されたかと言うことです。

 秋葉さんは自分では宣伝されませんが、実にきめの細かい市政をなさったことがよく分かります。

 それに比べて、テーブルで話されたのは、今の市長の数々の発言のお粗末さ、下品さでした。あの被爆者の「くれくれくれ」発言だけでなく、様々会合で話されたことが語られています。びっくり仰天です。私自身もある会で市長の挨拶を聞いてびっくりしたことがあります。それはそのうち、お話ししますね。 

2011_06240021_32011_06240029  せめてもう一期秋葉さんにやって欲しかったと口々に言われましたが・・・。秋葉さんの二期目のときに発足したことの会ですが、これからも続くことが確認されました。

 そう、このまま解散してしまっては、もったいない話だと私も思いました。

 明日は「SHIMAMURA」のお食事会のお話しをしますね。

 私はこれからエイズの日曜検査の当番です。


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「平和と手話通訳を考えるつどい2011」のご案内です。

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 このような情報を戴きました。

 すでにこの映画はごらんになった方も多いかと思います。上関原発に28年間も反対してきた祝島の漁師や女性たち。一方スウェーデンでは、脱石油・脱原発を決め、着実に自然エネルギーの社会を作りつつあります。

「日本語字幕併映」。耳の不自由な方も見ることが出来ます。様々な障害がある方たちにどうやって情報を伝えるか、とても大切なことです。

 チケット、クリニックにも置いています。


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重要文化財の中の学校

 昨日の講演は、もう、とってもくたびれました。

  全校生徒500人と先生、保護者と大人数の上、何しろ暑くて。体育館なのでしかたがありません。この時期からの講演は、覚悟がいります。

 その上、往復運転時間7時間。ずっとスピードラーニングの韓国語を聞きながらの運転です。実は、帰り、私の好きなサンロード吉備路で一休みして、そこの焼きたてのパンを食べてピオーネと白桃のレトルトのカレーを買って帰ろうと予定していたのに。だから、お昼も食べないでおなかがぺこぺこだったのに。何と、行ってみると20日から23日まで休館日となっていたのですよね。急に疲れが出ました。

 広島までの運転がこんなに遠いと感じたのは、初めてです。ようやく家に帰りつくと、もう疲れてしまって。足がだるい、肩が凝ったとへばっていると、夫がマッサージに行こうと言ってくれたのですが。それよりも寝たほうがいいからと、ごろごろ。はっと気づくと6時でした。まあ、よく寝たものです。やっぱりトシなのですかねえ。

 でも、高梁高校は、本当に素敵な高校でした。学校は、丸ごとお城の重要文化財の中にありました。

2011_06230010 2011_06230012 学校の塀はお城の石垣そのままです。

 正門の奥の校舎の上にあるドームは、天体望遠鏡です。ここの天文部が活躍しています。山の中ですので、星がよく見えそうです。

2011_06230005  中庭はこれも昔そのままの池。鯉が泳いでいました。その向こうは茶室です。

 裏山には今も天守閣のお城があるそうです。行ってみたいとチラッと思ったけれど、暑い中で二時間の講演をしてへばっていたので、元気がありませんでした。

 こんな中で学校生活を送れるというのはとても恵まれていると思うのですが。はて、生徒達はそれをどう思っているのか、と先生は苦笑なさっていました。

 全国のいろいろな学校が見て回れるというのも役得と言うものです。頑張らなくっては。


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もし原発がすべて止まったら

 先日のNHKの討論でもそうだったのですが、原発が止まると、すべての電気が止まり、ローソクの生活をしなければならなくなるかのような、そんな危機感を持っている人が多いことを知りました。

 それは、あの「計画的停電」にこめられた宣伝の効果だったのかもしれません。

 この図はjanjanのこの記事からお借りしました。もし、すべての原発が止まったら、どの時代に戻らなければならないかと、学生たちに尋ねています。みんなとんでもない昔に戻ってしまうかのような危機感を持っていると。

 でも実際は、こうであって、1990年台の半ば辺りの発電量なのだと。それも国策により今は、原発依存を高めるため、意図的に火力や水力の発電量を減らしたための状況です。

 私は90年に開業しました。以来、全く電気機器は増えていません。それよりも新しく買い換えた超音波の機器などの方が、エコで消費電力が少なく済むようになっています。

 先日の討論会で専門家といわれる方が言っていました。消費電力は、実は減っているのだと。

 問題は、各家庭よりも、ITなどの工場なのでしょう。でも、大量に電気を使うところは、自己努力をするべきだと思います。討論にもあったように、工場の屋根にパネルを貼るとか。

 私も放送されませんでしたが、大分県の状況を話しました。すでにこのブログでも話したように、大分では、県を揚げて自然エネルギーの活用を目指しています。各企業は、自分で電気を発電する努力をしています。

 たとえば、サッポロビール日田工場では、敷地内に小水力、小風力と太陽光による発電所を作っています。杉の井ホテルは、地熱発電を、大分瓦斯の工場では太陽光、風力発電設備を設置していますし、新日本製鉄の大分製鉄所では、太陽光発電設備を設置。「いいちこ」の三和酒造では、焼酎の絞り粕をメタン発酵させ、バイオガスに変換してそれを燃やして蒸気を得る、など。

 すでに書いたように、ブタのし尿を発酵させてメタンガスを得、それで発電するとか、学校給食のセンターや事業所から出た廃食油を回収し、バイオジーゼルエネルギーにリサイクルするとか。

 大分県のスポーツ公園、農業文化公園、産業化学センターなどの県立の施設にはどこにも太陽光発電のパネルを貼っています。

 各企業は、発電の努力をし、自己防衛をする、それに対して行政は補助を出す、そんなお金は、原発を作るための保障金などに比べると、微々たる物だと思います。

 私は今日は岡山の北、県立高梁高校で講演です。中学生に話すことが多い今、四月の山陽高校以来の高校生対象です。全校生徒、教師、保護者に話します。今から車で出発します。


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「性教協児童養護施設全国春季セミナー」

 昨日のお昼、食事をして帰ろうとしたところに、電話がありました。性教協児童養護施設部会の方です。今、研修会が終わりました、と。二泊三日の性に関しての研修会です。本当にお疲れ様でした、ありがとうございましたとお礼を言いました。

 施設で子どもたちの育ちに関わっている若い方たちがそうして性を学ぶことに、頭が下がりますし、少しでもそれに関わることが出来たことを嬉しく思いました。

2011_06190008  何しろすごい山の中です。私たちはJR山崎駅に、百人の参加者は二条駅に集合し、そこから車で約一時間、北に上りました。

 会場につくと、すぐにお昼ご飯です。セルフサービスで、ご飯と漬物は好きなだけ食べます。酢豚と春巻きとそうめんの入った中華スープで、とってもおいしい食事でした。こんな食事を作ってくださるのなら、ずっといると太るね、と言うと、本当にそうなのだそうです。

プログラムは、まず私と上村先生、司会は助産師の鈴木さんのトーク&トークを約三時間。すぐに理論講座①『今どきの子どもたちの性情報と性文化』を二時間。それから夕食後にはまた理論講座②『児童養護施設における性と生の実践』~子どもたちに、今、何をどう伝えるのか~二時間。

二日めはテーマ別分科会に分かれてそれぞれ八時間。①『児童養護施設で始める性と生の実践』②『性的虐待を受けた子どもへの関わり』③『知的ハンディを持つ子どもたちへの性教育』④『中高生の性交を考える』20時から懇親会、夜の集いを24時まで。

三日目九時から理論講座③『思春期における性交と避妊、性感染症』~今、子どもたちに必要とされている科学的な性の知識とは~12時に終了して、お昼ご飯を食べてバスで出発、午後2時にJR京都駅で解散。

 こんなスケジュールでびっしり勉強をするという、とてもハードなものです。

 私たちはその一マスに関わっただけで、京都市内まで送っていただきました。そこで、いつも京都では絶対行きたい「素夢子古茶屋」に行き、夕飯です。

2011_06190010  私は素夢子カレー。素上げの野菜たちが古代米のご飯を覆っています。上村先生が素夢子御前、送ってくださった事務局の青年がゴマ粥と、それぞれ異なるものを戴きました。

 美味しく楽しく戴いた後、みんなナツメ茶を戴き、私はナツメ茶やシナモンの皮や五味子茶などの定番を買って帰りました。

 つかの間の京都を楽しんだ思いでした。

2011_06190011 2011_06190012 皆さんに心から感謝です。


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小出裕章先生の講演会

 今朝も4時半に目が覚めて、パソコンをあれこれやって、やっとやっと回復しました。

 無駄な労力だったかといえば、そうでもなくって。昨日の内に写真を縮小してI Padでブログをアップする方法を学びましたし。若い人たちには何でもないことなのかも知れませんが、一つずつ自分で実践して学ぶ私なんぞには、大きな進歩なのでした。ああ、スッキリ!!

 今、体の相談室の更新をしています。何しろ膨大な量なので、来年3月までかかってすべてを点検し、情報を新しくします。パソコンが動かないと、ブログもさることながら、それが出来なくって弱っていました。

Img214

 さて、日曜日の児童養護施設の研修会については、またあらためてご報告します。

 もうすでに他の方のブログでもお知らせがしてあるように、7月3日に京都大学原子炉実験所の小出裕章先生の講演会があります。事前のチケットや予約はなく、早いもの順だそうです。多分、とても多くの方が参加されることが予想されるので、早めに来てくださいとのことでした。

 小出先生の最新本「原発のウソ」を読みました。何もここに来て新たに先生が主張されたことではなく、以前から地道に原発の危険について、訴え続けてこられた方です。説得力があります。

 大事なのは、こうして科学者の立場から、きっちり危険を訴えても、電力会社や政治をつかさどる方たち、それにメディアは、このような人たちを使って来なかった、耳を貸すことすらしなかったということなのです。

 8.6.の平和の夕べでは、小出先生と共にというか、小出先生の先輩として同じ主張をした来られた、元京都大学の原子力研究所講師の小林圭二先生のお話しをうかがうことになっています。ずっと一つのことに打ち込まれた方々のお話を何度でも聞きたいと思います。もう、今からワクワクしています。

 原発について、もう少しお話ししたいデータなどがあります。ボツボツお話ししますね。


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やっと写真が載せられそうです。

やっと写真が載せられそうです。
うまく行きますように。

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昨日の山の中での研修です

P1020004.JPG
パソコンの調子が悪く、I Padでも記事がおくれず、悪戦苦闘です。I Padでは、写真の画素が大きすぎるのだと思います。でも、I Padで画素を小さくする方法がわかりません。
情けないことです。
診療の合間をぬってあれこれしてみます。
昨日の山の中での研修の様子です。
周りは杉木立。ここでみなさん、2泊3日のビッチリ研修をします。
私もずっといたくなりました。
また、パソコンの調子が戻ったらご報告しますね。

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「熱討ちゅうごく」について。

 どうにも胸のもやもやが解決しないので、ここに書きます。私が、これだけは残して欲しいと願っていながらも、見事に削られてしまったのは、次のような発言です。

「ここは広島でしょう。一番に考えなければならないのは、”いのち”だと思います。チェルノブイリでは、4年後から子どもたちの甲状腺がんが爆発的に増えました。私は、今、福島の子どもたちがとても心配です。国は国民の”いのち”を一番に考えて政治を行わなければならないし、私たちは、私たちの命を一番に考えて選択しなければならないのではないでしょうか」

 これが残らなかったのが、残念で・・・。私以外にも二人の医師が参加していました(それも小児科医!!)が、お二人とも原発は必要と、そしてコストだとか言いながら、この子どもの”命”の発言が全くなかったのが、とても残念でした。

 それから、「安全対策」がみんなに知らされているかという質問のところで、島根原発では「500ヵ所以上もの点検漏れ」をしていたことがこの事故の前に分かったけれど、そんなことで、そもそも電力会社への信用がなくなってしまっているところで、と言ったその「点論漏れ」をすっぽり落として「信頼できない」というところだけが残ったので、根拠がなくなってしまって・・・。

 ほかにも、私が見学に行った地熱発電のことや、会社、工場は、自らの電力を自分でまかなうくらいの努力が必要という具体例等、発言はいっぱいしたのですが・・・。

 しかし、これは事前にわかっていたこと。何度も言うように、番組を作るのは「NHK」であって、私たちはあくまでも作るための材料を提供しただけ。そう自分にいいきかせながら。

 でも,ありがたかったのは、ひどい発言を(電波に乗らなかったのはもっと沢山あったのだけれど他の人の発言については、表に出なかったものをあれこれ言うのはマナー違反なので言いませんが)いくつか取り上げてくれたこと。この辺にNHKの番組を作った人たちの誠意を感じ取ることが出来ました。

 たとえば「民主主義なのだから、もし原発に反対なのならそこから引っ越すことが出来たはず」と言ってのけた女性。これに牛を飼っていて、出荷停止にされ、毎日大量の牛乳を捨てながら、ついに自殺してしまった男性が重なります。牛と共に、どこにでも引っ越せばよかったのだといえるのでしょうか。

 多重防御で安全策が取れていて、これだけで被害がすんだのはさすがだと言ってのけた大学院の男性。「安全だといわれるのだから安全なんですよ。」と言った男性。

 これらの発言が、福島から避難してきている人たちをどれだけ傷つけたか、私はその場に参加していながら、そのことばかりが気になっていました。

 原発が賛成と言う人たちの中に、このような人たちがいるというのが、よく分かりました。その意味では、やっぱりNHKに感謝しなければ、と思います。

 沢山の感想をありがとうございました。今、私はいっぱいいっぱいでお一人ずつのお返事を書くことが出来ない状況で心ぐるしく思っています。ごめんなさい。もう少し時間を下さいね。

 私は、これから全国の児童養護施設の職員の方たちの研修会です。今回の震災で沢山の子ども達たちが親を亡くしています。その受け入れと心のケアはどうなのか、その辺りも聞いて来たいと思っています。


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全国児童養護施設の研修会。お好み焼き。

 見ていただいた皆様、どうもすみませんでした。小さくなって頭を下げます。仕方のないことですが・・・。皆様に言うのではなかったと後悔しています。

 ただ一つ、見ていただいてよかったかも、と思うのは、やはりこの社会にはいろいろな人がいるのだということ。それをあらためて私自身も痛感しています。これからが正念場ですね・・・。

 私今日診療後は京都に行きます。京都では児童養護施設の全国春季セミナーが開かれます。二泊三日のこの研修回は、毎年春と秋に開かれますが、いつも申し込みが超満員で、早いもの勝ち、あぶれてしまう人が多く出ます。

 そこで、「思春期の性に向き合う」~産婦人科の現場から~というテーマで話をします。今、そのためのスライドを作ったところです。

 以下は、春季セミナーのご案内のあいさつ文の抜粋です。

『 近年、学校で、家庭で、そして、児童養護施設をはじめ、実に様々な場面で、子育ての難しさが語られています。青少年の重大犯罪や、女子中高生の援助交際など、子どもたちの“生"や“性"の捉え方、価値観までもが変わりつつあるように思えます。

  性教育においても、携帯電話やインターネットの普及によるメル友や出会い系サイトの問題。テレクラ、伝言ダイヤルといった実に巧妙な性産業や巷に氾濫するポルノ雑誌やアダルトビデオといった性情報など、子どもたちを取り巻く環境は、とても厳しい状況です。

 また、児童養護施設においては、施設内での性加害・性被害の問題や性交年齢の低年齢化、性的虐待を受けた子どもに対するケア、そして知的障がいや発達障がいの子どもに対する性教育など、私たちの実践力を越えた、数多くの課題を抱えています。

 このような困難な現状の中で、私たちは、子どもたちの心とからだ、“生"と“性"を豊かに育んでいくことが求められています。それには、自らのセクシュアリティを豊かにすること、そして、性教育の実践力を身につけることが大切です。そのために私たちは、できるだけ多くの皆様と研究、交流を深め、共に学び合うことが必要だと考えています。』

 集まられる多くの方のお役に立つように、頑張ってお話ししようと思います。

2011_06160007 一昨日の木曜日夜、以前戴いていた里吉製作所食品事業部味感工房のお好み焼き材料セットを使ってお好み焼きをしました。

 このセットには、四人分の材料が入っています。そばまで入っているのですよ。これと別に用意したもの、吉田の夢しょぼうに行ったときにはるめさんご夫妻から戴いた立派なキャベツ、豚肉と玉子は家の冷蔵庫に眠っていました。もやしとねぎとイカ天を買いました。かつお節は家にありました。

2011_06160005 中身の半分、二人前です。銀紙の中には粉が入っています。てんかすはイカ入りです。あとおたふくソースとあおのりです。

 岡山の山陽高校で戴いた鉄板のデビューです。

 一度に二つを焼くのは少々無理なので、麺を二人分、ダブルで入れて、大きいのを一つ作りました。

2011_06160006 そばは初めに茹でた後、混ぜないで両面しっかり焼いてかりかりにしました。

 そば入り肉玉イカ天ねぎかけの出来上がりです。少々形がいびつですが。鉄板ごとテーブルに持って来て、あっちとこっちからへらで食べました。うーん、とっても美味しかったです。分厚い鉄板もばっちりでした。


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今夜放送です。

 この前の日曜日の収録に参加したNHK中国の「熱討ちゅうごく  今だから考えたい!私たちのエネルギー」は今日の午後7時半から8時45分まで放映されます。

 長い時間、へとへとになるほどの討論を編集しての放送です。どれが削られ、どれが残されるか、それはNHK次第だから。この発言だけは残して欲しい!と願うのがありますが、それも分かりません。

 お時間のある方はぜひみてくださいね。中国地方限定の放送です。岡山や島根、鳥取、山口からも来ていらっしゃいましたよ。そう、福島から避難して来ている方たちも。発言は削られるかも知れないけれど、せめてこれにメッセージをこめて、と、考えて服を着て行きました。

 それから、この番組のために新聞のテレビ蘭を見ていて気づいたのですが。本日の午後9時から、広島テレビ、西日本テレビ、南海テレビなどの日テレ系の「金曜ロードショー」で「豚がいた教室」が放映されるのですね。

 私は試写を見ました。小学校で生徒たちが子豚を飼い始めます。様々な苦労と工夫をして。そして、子豚はやがて大きくなり、生徒たちも卒業が間近になります。さて、そのブタをどうするか。生徒たちは、泣きながら真剣に討論します。そのブタは結局どうなったか・・・。

 「いのち」を考えさせられる、とてもいい映画です。多くの方に見ていただきたいのですが。テレビ浸けになるのもなあ、と思いながらのご案内です。

2011_06160004 さて、昨日は更年期の講座の最終回でした。それなりに皆様に喜んで頂けたのではないかと思います。五回のシリーズ、渾身の力で取り組みました。資料作り、なかなか大変でした。今、終わってほっとしています。

 この秋には、今度は働いている人も参加できるように、夜に講座をする予定です。

 今回の講座に祝島出身の方がありました。いつも上関の原発の状況を教えて下さっていました。お父様が祝島でびわを作っていらっしゃいます。枇杷の実もさながら、祝島の枇杷の葉で作ったびわ茶、これは名物となっています。私も昨年の夏に祝島に行ったとき、びわ茶を飲ませていただき、買って帰りました。

 そのお父様の作られたびわを戴きました。びわ大好き!とても嬉しくて。早速に戴いています。感謝です。いつまでもこの島が平穏でありますように。

 すっかりくたびれて。夜は家でお好み焼きをしました。これについては、またご報告しますね。


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更年期の講座最終回。スジョンガを作りました。

 今日は中国新聞文化教室の「更年期を上手に乗り切る」の第五回目最終回です。これまで、女性の体の基本、ホルモンについて、生殖、生殖の終わりに伴うホルモンの変化、女性特有の癌、漢方薬、ホルモン補充療法、などなどについて勉強してきました。

 今回はその集大成です。体の変化、それが苦痛であれば治療が出来ます。決して昔のように「病気ではないのだから。気分を前向きに」などという精神論ではなく、ちょっとした医療の手助けを借りると、ずいぶん元気に過ごすことができるようになりました。

 しかし、それだけではないということを、今日学ぼうと思います。更年期はいやでも自分のこれからの人生を振り返るとき。生殖がおわり、子どもも巣立ってさあ、これから。パートナーのいる方は、パートナーとどんな関係で生きるのか。其れを考えて、これからの人生を充実させて頂けるように。そんな話をしたいと思っています。

 この数日、その資料作りをずっとしていました。これまで、なかなか大変でした。講義の筋道を作るスライドをパワーポイントで。それに様々な本から資料の作成、コピー。昨夜遅くまでホッチキスで止めて。さあ、これで終了です。

 高い授業料を払ってきて戴いた皆様のお役に立っただろうか、若干不安なことでもありますが。今日は、みなさまお一人ずつの悩みのお答えもするつもりでいます。

2011_06160002  昨夜、やまとの湯から帰って、スジョンガ(水正菓)を作りました。大九州展で買っておいた沖縄の黒糖、京都の韓国伝統茶屋で買っておいたニッケ(シナモン)の皮、大切に取っておいた自家製の干し柿、いよいよ出番です。それとしょうが。

 これらの干し柿を除いたものを大なべで煮ました。ニッケの皮は約半分。黒糖は半分弱。しょうがは薄切りです。

 煮て行くうちに泡がいっぱい。これはアクではありません。

2011_06160003 沸騰したら、弱火にして約30分。火を切ってそのまま朝まで置いておきました。今朝、干し柿の種を取って輪切りにしてこのスジョンガで、他の鍋で煮ました。

 それらを今、冷蔵庫で冷やしています。

 前々回はナツメ茶を、前回は高麗にんじんとナツメと甘草を煮た「元気茶」を飲んでいただきました。今回は、干し柿入りのスジョンガです。ニッケの香りのすっきりとしたスジョンガに出来上がったと思うのですが・・・さて。疲れが取れてとても元気になる飲み物です。喜んで頂けるでしょうか。


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本「までいの力」

2011_06140004  「までいの力」という本を戴きました。「ここには2011年3月11日午後2時46分以前の美しい飯舘村の姿があります。」と中表紙に書かれています。

 原発事故により全村民が計画的避難として村を離れなければならなくなりました。

 飯舘村の人々は、周辺の市町村が次々と合併する中で、合併しない「自主自立のむらづくり」の道を選択しました。

「までい」とは、「真手」という古語が語源で、両手の意味。それが転じて、手間ひま惜しまず   丁寧に心をこめて つつましく と言う意味で 現在では東北地方で使われている方言です。今風に言えば、エコ・もったいない・節約、思いやりの心・人へのやさしさです。そんな飯舘村流スローライフを“までいライフ”と呼んでいます。」と書かれています。

 この本は、震災前に出版を用意していたのですが、震災があり、結局4月11日に初版発行されています。

2011_06140005  この本の中には、赤ちゃんからお年寄りまで、本当に生き生きと生活している飯舘村の人々の写真と共に宝物のような言葉が沢山書かれています。

「飯舘村の役6000人の人口のうち、3人に1人がお年寄り。だけど、この村のお年寄りたちは引退知らず!生涯現役!!」

「イクメン!?なんて当たり前!!いいたて流最新子育て制度」子育てをママだけに任せるなんて、もったいない!ママと共に一緒に人生の醍醐味を楽しむ、それが飯舘村の粋な父親たち。パパ宣言手帳という父子手帳の発行。パパも産休!パパクォーター制度&「パパの子育て日誌」

2011_06140006  とんがり屋根のとてもおしゃれな村営の本屋さんは立ち読み、座り読み大歓迎。心を添えた直売所「森の駅」は7箇所。

 本当に素敵な木造の校舎の小学校。校舎の中で木登りガできるのですよ。生徒達は修学旅行に沖縄に行き、自分たちと違う自然を体験し、平和を学びます。

 中学生自らがデザインした美しい中学校の前庭。

 特別養護老人ホームでは小さな家に分かれて「家族」のように暮らします。好きなところで好きなように。

2011_06140007  村のクリニックにはMRIまで設置されているし、どんな田舎にいてもインターネットを通じて世界と繋がるように光インターネット回線の設置。

 それから、すごいのは、若妻達はヨーロッパに行って「男女共生社会」を学び、村の社会を180度ひっくり返したと。自家焙煎のコーヒー屋さんや米粒の手作りパン屋さんを開く女性たち。

 子どもたちの食育への気配り・・・。もうすべて、書ききれません。

 こんなiすごい村が危機に瀕しています。都会人のための原発により・・・。

この本の販売収益は飯舘村復興のために役立てられます。発行 株式会社 SAGA DESIGN SEEDS 〒960-1106  福島市下鳥渡字扇田30-3 TEL.024-597-6800


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なぜ私はソーラーパネルを貼ろうとしているのか。

 NHKの番組の収録で、どなたがどんなことを言ったのかは、マナーとして言えません。ただ、この世界の多くの人々が、物事を考える基準が「お金」であるということをまた認識しました。

 私は大分の家にソーラーパネルをつけようとしています。小型の風力発電機が置けないかとか、いろいろと考えましたが、やはりソーラーだと思います。家は空き家です。年に数回しか帰らないところで、放っておいてもいいとなると、太陽しかないと思いました。

 「元が取れるか」という基準ではありません。私は「原発のお世話になっていて原発批判をするのか」という声に対して、いいえ、原発のお世話になっているつもりはありません。と言うためです。

 発電所を色々と見て回るうちに、自分でできることはないかというのが、私の課題になりました。

 そもそも私がこの原発に本当に意識を持ち始めたのは、いつなのか。このたびの討論に参加するうちに、思い起こしてみました。

 私は、被爆二世です。医師になった時には被爆者に関わる仕事をしたいと思いました。同時に、被爆者の子ども、妊娠、出産、命を生み出すということが、私の中で一つになりました。入局直前に広島大学の産科婦人科で、胎内被曝者の中に小頭症の子ども達がいるという研究の発表がありました。私はその研究を学生として見ていました。

 産科婦人科に入局して研究室を決めるとき、教授にその旨を伝え、そして染色体研究室に決めました。以後、被爆者と被爆二世の多くの方の染色体分析をしました。ダウン症の余剰染色体が男性・女性のどちらから来たものであるかという研究もしました。

 その過程で、私の中には、核爆弾は後々まで人々を苦しめるということがよく分かりました。核爆弾だけでなく、核の平和利用という国の方針にも強く違和感を持っていました。

 別府に家を建てるというときに私はソーラーパネルを希望したのですが、当時はまだとても高くて、諦めたといういきさつもあります。

 そして、2009年、佐賀に講演に行ったとき、会場の横の公園に沢山の人が集まっていました。あれは何なのかと尋ねたとき、初めて私は「MOX・プルサーマル」ということばを聞きました。不勉強でした。

 原発で燃やすのはウランだとばかり思っていたのが、いつも間にかプルトニウムを使おうとしていると。ウランを燃やした後に1%のプルトニウムが出来る。それを取り出して燃料にしようと。プルトニウムは、単に放射線としての危険性だけでなく、強い毒性があります。それも半減期24000年と気が遠くなってしまいます。

 それがきっかけで、原発のことを真に考えるようになりました。

 特に、これからの子どもたち、孫たちに、その核廃棄物をどんどんと溜め込むようなことをしてはならないと思います。今は廃棄物の処理すら全く出来ないままに溜め込んでいます。

 そのプルトニウムからまたプルトニウムを作ろうとする「もんじゅ」は、今、とんでもないことになってなっています。世界中、イギリスもフランスもこのプルトニウムからプルトニウムを作るというのは、とても危険で無理だと諦めて中止したというのに。

 日本がどんどんと危険な方向に向かおうとしている、それに対して、何か出来ないかと考えたとき、自然エネルギーに何か貢献したいと思ったのです。単に損得勘定で考えているのではないということだけははっきりさせたい思います。

 もちろん、家にいない間に発電された電気は「九電」に売ります。玄海原発でプルサーマルの発電をしている九電に、です。それの元が取れるのかどうかは、二の次です。


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NHKの討論に参加しました。

 昨日は、昼12時集合で、NHK広島で討論会に参加しました。「熱中中国」という番組で、中国地方から様々な人が集まって、「エネルギー」について話し合いました。エネルギー、すなわち「電気」。「原子力発電所」をどう考えるかが中心です。中には、福島から避難してきている方たちも男女人ずついらっしゃいました。小さなお子様を連れて来ている方も。(子どもは収録の間、ちゃんと別で保育をして下さっていました。さすが!!)外国人も。ドイツからとフランスからとお一人ずつ。

 賛成、反対が20人ずつ。喧々諤々。様々な立場の方たちということはわかっているつもりですが、あらためて原発は必要という人たちの意見を聞いて、びっくりすることがいくつもありました。

 一方、原発でなく、自然のエネルギーをと主張される人たちは、自然を相手に生活しているかたが多かったのですが、当然ではありますが頼もしく感じました。

 しかし、原発がなくなると、電気の供給が不安定になって、生活のレベルを落とさなければならなくなるという宣伝も、こんなに多くの人たちに影響しているということが、あらためて分かりました。経済が空洞になると。

 自然エネルギーは、日本では技術はもう完成しているのだけれど(もちろん日々、改善されつつありますが)、その普及に政治が熱心でなかったということなのですが。

 私は、大分県の自然エネルギーの普及に尽力している姿を見てきています。特に地熱発電は素晴らしかった!!のです。中国地方は本当に立ち遅れています。これまで中国地方は火力発電が中心なのですが、それはやはり地球の温暖化という問題があります。原子力でもなく、二酸化炭素も出さないで、電気を供給する、それは日本人の叡智と工業力を持ってすれば、必ず克服できることであると考えています。

 収録が終わると、午後6時でした。いやあ、くだびれました。

 私は一生懸命はなしましたが、さて、それが編集でどれだけ残るか、それは分かりません。見てみてのお楽しみです。

 でも、最後に私が言ったこと。チェルノブイリでは、4年後から子どもたちの甲状腺がんが爆発的に増えました。今、私は福島の子どもたちがとても心配です。経済が停滞するということよりも何よりも、「いのち」が大切であること。国民の命を大切にした政治をしてほしいし、国民も、それを第一に考えて選択すべきことと思っています。さて、そのような主張が番組に生き残るか否か・・・です。

 今週の金曜日17日の午後7時半から73分間。中国地方で放送されます。お時間があれば見てくださいね。いろんな立場の人がいろいろなことを言って面白いと思います。

2011_06080001  時々登場している、紙屋町二丁目電車道に面している紙屋町ビルの地下の「みもざ」のランチです。今回は和風とんかつ。小鉢がいろいろで楽しいです。750円。


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「絵本はだしのゲン」と「黒い雨にうたれて」

2011_06100002  9日木曜日の三和中学での講演の帰り、吉田の夢書房によりました。中沢啓治さんの「絵本はだしのゲン」と「黒い雨にうたれて」を取り寄せて頂いていました。

「絵本 はだしのゲン」は、被爆にいたるまでの戦争と子どもたちが主に描かれています。それまでの平和な家庭が戦争によりじわじわと蝕まれ、そしてついに原爆により家族三人が亡くなってしまいます。そこから立ち直ろうとするまでのゲンの苦しみがそれでも生き生きと描かれています。特に、お父様があの戦争のさなかでも戦争に反対し続け「いのちを大切にしろ」と子どもたちに教え続けます。中沢さんの今に至るまでの、まっすぐにぶれない姿勢は、お父様によって培われたものだということが良く分かります。

 中学を卒業した中沢さんは、高校に行きたいと思ったけれど、お母様たちとの生活を立てるために看板やさんに就職します。小学校の時から絵が上手だった中沢さんにとって、その絵を描くことを生かせる職場でした。

 一方、手塚治さんの漫画を読んで感動し、漫画家になりたいと強く願った中沢少年は、漫画を描くことを独力で学びます。やがて、22歳の時に漫画家になるべく東京へ旅立ちます。そこで漫画家のアシスタントをし、やがて独立します。

 そんなとき、広島から「ハハシス」の電報を受け取りました。母親を火葬したとき、骨を拾おうとすると、骨が残っていません。ただ灰しか残っていませんでした。原爆は、ここまで体を食い尽くすのか、怒りに震えた中沢さんは、東京に帰ると、一気に「黒い雨にうたれて」を描きます。

 それまで自らが被爆者であることを隠し、原爆や戦争者は、一切描かなかった中沢さんの第一作目の原爆ものの漫画です。それは、中沢少年、ゲンの恨みを爆発させる怨念の漫画です。しかし、それを持って回っても、どこの出版社も掲載してくれませんでした。あまりに過激な内容のその漫画ゆえに、どの出版者も引いてしまったようです。

 どこでもどんな本でも掲載してくれさえすればいいと、結局「エロまんが」中心の「漫画パンチ」の編集長が掲載を引き受けてくれました。しかし、それは二人とも、相当な覚悟が必要であったと中沢さんは語っています。それが思いの他、読者の反響を呼びました。続いて「黒い川の流れに」「黒い沈黙の果てに」「黒い鳩の群れに」「黒い蠅の叫びに」「黒い土の叫びに」「黒い糸」と、漫画パンチに短編が次々と発表されました。

 それが「はだしのゲン」に繋がります。

 今回購入した「黒い雨にうたれて」は、その短編集です。被爆し、原爆病になって死を目前にした青年が、殺し屋となって悪徳アメリカ人を殺していくという、本当に中沢さんの思いの丈が詰まった「黒い雨にうたれて」。最後に自分の目を被爆で盲目となった少女に移植してくれるように頼みます。その辺に中沢さんの真の優しさがあふれています。

 8月6日の「平和の夕べ」では、その辺りの中沢さんの恨みの部分と、優しさと両方をしっかり語っていただきたいと思っています。

 昨夜は、8.6.の集会の準備の会合でした。皆さん張り切っています。

 今日は、午前中は性教協の例会、小学校の模擬授業です。午後はNHKです。これについては、またご報告しますね。

 


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高校二年生の方に「子宮頸がん予防ワクチン」再開です。

 このブログでも何回もお話ししている「子宮頸がんの予防ワクチン」、今サーバリックスが品不足となり、新しく希望する方への接種はできない状況となっていました。

 夏頃から再開できるということだったのですが、やっとこの度「今、高校二年生の年齢の方」への助成の接種ができるようになりました。

 「中学一年から高校一年生までの接種」が国と地方の行政の助成でほとんどの地方で無料で接種できるようになっていましたが、品不足のために、助成の接種も今は「すでに一回は受けている人」に限っていました。特に当時の高校一年生は、今年の三月までに一回は接種しないと助成が受けられないということだったのですが、それもストップしていました。

 とりあえず、6月10日より、その「当時高校一年生の年齢の人」だけ再開です。該当する人は早く受けられることをお勧めします。他の年齢の方は、もう少しお待ちくださいということです。

 また、広島県としては、その該当する方たちに個別での再開の案内はしないということですので、知らないままにチャンスを失う人がいないか心配です。どうぞ、皆様に教えてあげて下さいね。行きたい医療機関に電話で予約をして行かれますように。

 また、そのことで「ネットで見たのだけれど、この接種で不妊になるというのは、本当ですか?」などと、訪ねられる母親がいまだにあります。根拠のない、無責任なうわさをネットで流している方たちの仕業ですね。もちろん、強制ではありませんので、うけなくてもいいのですが、こんなことでお嬢さんがせっかく助成で受けられるチャンスを逃されるのは残念ですね。そのお嬢さんがもしウィルスを持っている人と結婚したなら、と考えると・・・です。

2011_06100003  昨日のお昼ご飯です。いつもの「酒呑童子」で。日替わりはかき揚げと牛肉の南蛮煮ということで、かき揚げ大好きの私は喜んで入ったら、かき揚げがなくなっていて代わりに海老フライでした。入るのが遅くて二時だったので。ちょっとがっかりでしたが、おいしいエビフライでした。温泉玉子は、玉子かけご飯にして食べました。700円。

 先日も吉田に寄り道したときに「先生は、よく食べるねえ」と言われました。それが元気の元なんじゃろうねえ、と。はい、ストレスだらけの診療をしていると、お昼に何食べる?というのだけが楽しみで、せっせと仕事をするのですよ。


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三和中学で生徒と保護者に講演でした。

2011_06100001  昨日の中学での講演です。一つの教室の前の方に3年生25人と、後ろに保護者や教師で、ちょうどいっぱいでした。多くの保護者の方に来て戴いてありがたいことでした。

 私は以前は、生徒と保護者とは、別々の機会を作って戴いていました。生徒に向けてと保護者に向けては、話す内容が異なります。双方に向けて同時に話すのは、私の力ではとても無理なことなので。

 しかし、性教育パッシングがひどくなって、性教育の講演そのものがとても難しい状況になってくると、そうもいえなくなりました。今は、同時に双方に向けて話すことは出来ないけれど、生徒に向けて話すのを保護者の方に聞いてもらうという形でしています。

 それは、バッシング対策でもあります。私の講演を聞いたこともなく、「過激な性教育」と意図的に広める勢力があります。保護者の方に直接聞いていただくことで、実際はこんなことを話しているのだと、知って戴きたいと思っています。

 最後に今回も男子の生徒が感想を言ってくれました。「正しく知識を持つことの大切さを知りました。そして慎重に行動しなければならないということも学びました」と自分の言葉で言ってくれました。嬉しくて、握手をしましたよ。

 ところで、車を運転して行きましたが、あらかじめ地図で見当をつけていたのです。ナビが違う道を指示しても、ひたすら意志を持って運転したのですが。もう大分近くなったからと思ってナビの言うとおりに行った所、とんでもないことでした。細い山道、向こうから車が来たら、離合も出来ないようながたがたの道を延々10キロも。本当に泣きそうでした。

 帰りは、三和から吉田に行き、二箇所寄り道をして帰りました。吉田へもそこから家にも、大きな道をスイスイで、行きもこの道を行けばよかったと後悔しました。

 夜、やまとの湯に行き、1時過ぎに寝たのですが、急患で午前3時にクリニックへ。明け方にちょっと寝ただけで、何だかフワフワしています。


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中学での講演

 このごろ、すっかり早起きになってしまいました。どんなに遅く寝ても、6時には目が覚めるし、早めに寝ると、4時半とか。今日は3時半に目が覚めてしまいました。診療がお休みだというのに、まったくもう・・・。一旦目が覚めると、もう二度と眠れません。暗闇の中でじっと起きているのは、しんどいものです。そんなときにはろくなことを考えません。つい、これまで辛かったことがつらつらと頭に浮かびます。楽しかったことはあまり浮かんで来ません。年中何かに追いかけられているような気分で過ごしています。

 今日は、三次市三和中学の生徒さんに話しに行きます。3年生、25人が対象です。小さな学校に行くのは大好きです。一人ひとりのお顔を見ながら、話が出来ます。今年も、三次市地域振興課の主催で、中学3校に話しに行くことが出来ます。ありがたいことです。

 一方、残念なこともあります。夏休み前の一番講演依頼が殺到する日、ある県の学校に早いもん順で入れていたので、後はすべてお断りしていました。その日講演する予定の学校から、事前に上映する映画を見せて欲しい、事前にどんな講演をするのか、聞かせて欲しい、という話が来ました。今になってです。

 映画は文部省選定のもので、これまでも見た生徒達はみんな感動の感想文をくれています。赤ちゃんが生まれるところで、「性器が写っていないかチェックをさせて欲しい」のだそうです。赤ちゃんが生まれる、命の誕生は、決していやらしいものではありません。それを性器が見えるなどという発想こそ、とてもいやらしいと思います。

 結局その学校からは、講演のお断りの連絡がありました。今になって!!です。そんなことなら、依頼をしないで欲しい。あらかじめ調べてから依頼をして欲しかったです。他に行きたいところは沢山会ったのに、いまさら、お断りしたところに連絡なんてできはしませんし。

 その学校には、直接断ってきた養護教諭(保健室の先生)や校長先生に、近くの学校に講演に行くときにぜひ聞きに来てくださいと伝えました。

 まあ、私の休みが一日出来たと思うことにしました。しかし、あまりにもったいない日にちで、ちょっと残念です。

2011_06080002 昨日のお昼は、近くの「讃岐」で夏期限定の「おそうめん」にしました。ちょっと強めのつけ汁(私は氷を入れて薄めます)にしいたけやみかんの缶詰の甘さがよく合います。630円。美味しいけれど、夜8時ごろには、おなかがすきました。


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宝塚市の被災地支援

 大震災の被害にあった東北へ。行政として何をすべきなのか。私は、このところ中川宝塚市長に何度も会い、その話を聞き、うなっています。

 ここに広報たからづか「市長からの手紙」市民のみなさまへ(5月号)があります。さらに6月号や臨時増刊号など、これらを見て、さらにうなってしまいました。

 宝塚も16年前の阪神・淡路大震災の被災地でした。その時の思いから、被災当日から消防隊の派遣、給水車、上下水道局のの職員の派遣、市立病院からは医師、看護師、薬剤師などの医療チームの派遣、宝塚の備蓄の救援物資(毛布、マスク、紙おむつ、粉ミルクなどの搬送、お見舞い金のお届けなどなど・・・を実行したこと。

 さらに、ちょうど春休み、学校給食の調理員などで食材、水、調理器具などを積み込んでの炊き出し隊を二回にわたって派遣。暖かい豚汁を1500食、2000食と、振舞ったこと。

 さらに、市長自らが被災地に行ったときに、心のケアの専門スタッフの要請があり、すぐに子どもを中心とした相談の対応に専門スタッフが現地に入ったこと。そして、「野菜ジュースが欲しい」という声に、1トン購入して送ったこと。

 また、市役所で市民に報告会をし、150人の市民が集まったこと。さらに数箇所でパネルの展示もし、「宝塚希望応援隊」を募り、派遣。6月初めには被災地の物産展を開催。手塚プロダクションからは「火の鳥」や「ブッダ」などの87冊、10セット寄付して頂き、被災地に送ったと。

 4月1日の新採用の職員には、入庁式の後、街頭募金に立ってもらったとこれは直接聞きました。(その時に新採用の一人ずつがどれだけ声が出て、積極的であるか、生き生きと楽しんで取組んでいるかなど個性を見るのにも参考になったそうです。)

 もちろん、市営住宅には、被災地の人々の受け入れもしています。

 本当にそのきめの細かさが見事です。その源はやはり彼女の「心」だと思います。彼女が生きてきたその歴史、人を大切にする心の暖かさ、正義感、それらに加えて実行力。ますます尊敬する人物だと思い、ご紹介したくなりました。


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東北へ。

2011_06060001  まだ十分機能しているこの超音波診断装置。小さな胎児の全身や大きな胎児のお顔など、3Dがとってもきれいに出て、患者さんが歓声を上げるような、そんな機械です。胎児だけでなく、心臓や内臓すべて、乳房も見ることができる、ウン千万ものこの機械なのに。

 私はその次、4Dが写せるのが欲しい、欲しいとわがままを通しました。昨年10月、4Dの機械が入って、これは使わないままでした。

 これをどうしようかと考えていましたが、とにかく、コレまでのうちのデータを消して、メンテナンスをして、と考えていました。ずっと廊下の片隅に置いたままで、早く、早くとあせっていました。

 やっとこのたび東北に旅立つことになりました。遅ればせながらですが、梱包、運搬、すべて業者の方に託すことが出来ました。業者の方に運びだされる前に記念撮影です。

 まだとても元気なのに、使わなくなってごめんね。君の出番を待っているところ、重宝してもらえるところに行くことになるからね、そこで頑張って働いてね。そんな思いで送り出しました。ほっとしました。

 この度、五月末にクリニックの確定申告を終えました。相変わらず、経営は厳しいままです。私の給料をぎりぎりまで落としての綱渡りです。新しい機械を欲しいといったりするからだ、コレまでの機械であろうと、新しいのであろうと、いただける点数は同じなのに。

 そんなとき、内診台で使う膣式の超音波の機械を買い換えなければならなくなりました。突然、映像の乱れ、おそらく外部からのノイズが入るようになってしまいました。ノイズ除去のための器具をいろいろとかませてもみましたが、全く予測なく、突然に乱れてしまいます。患者さんに悪くて、我慢も限界となりました。でも、買うのは無理で、リースにしました。東北に旅だったのは購入していましたが、次の4Dも今度の膣式のもリースです。まあ、月賦で買うのと同じようなことです。

 膣式超音波は何代目でしょうか。開業20年にもなると、次々と機械がダメになったり、古くなってつぎはぎになったりします。開業医というのは、職員の数や給料や、機械や器具の購入など、経営のためにも、すべてに目を光らせなければなりません。つくづく自分は経営者に向かないと思い知っています。

 


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太陽光パネル発電

 原発については、これまでも反対の意志を持っていましたが、今回の大震災、福島原発の大事故、その報道などを見て、知らないことがいっぱいだったと思い知りました。

 大体、使用済み核燃料棒があんな同じ建屋の中に、何にも守られることもなく、プールを作って置かれているという、そんなこと知りませんでした。それも、使用済みでありながらも、延々と何十年も冷やし続けなければなりません。それが、建屋の中に置かれていたという、本当にびっくりでした。

 福島原発の状況は、いっこうに収束の兆しが見えません。この間、色々な自然エネルギーの発電所を見に行ったり、本を読んだり勉強もしました。

 そこで、考えたこと。今、私はどうするのか、ということです。黙って見続けているだけなのか、何かできることはないのか、自分に問い続けました。

 そして、今、太陽光パネルを貼ろうと決心しています。私の住まいはマンションなのでどうしようもありませんが。別府に家があります。いつかそこに帰るつもりでいるのですが、今は年に数回帰るだけで、ほとんど空き家です。その屋根にパネルを貼ろうと思います。発電した電気は九州電力に買ってもらいます。日ごろ電気を使わないので、ほぼ全部の電気を売ることが出来ます。

 どうしたらいいのかいろいろと調べましたが、なにぶんにも離れていますので、具体的に行動するのが難しくて。そこで、家を立ててくれた会社に電話をしました。こんなことを考えているのだけれど、と。実は、その家を建てるとき、太陽光発電のパネルを貼りたいと考えていたのですが、まだそのための経費がとても高くて、諦めたことがあります。今から出来ないかと相談をしました。

 そしたら、会社に家の設計図などがあるので、それでパネルの設計や見積もりや、今後の発電量の予測や、電気を売ったときのシュミレーションなどを全部してくれました。やり取りはファックスです。国の補助を受けるための手続きなどもしてくれると。

 説明のために広島に一度来るといわれたのは、それはむだ、そんなお金を使うくらいだったら、その分値引きをして下さいと言いました。来月学会で別府に行くつもりでいますので、その時に手続き、契約をしようと思います。契約後一月で実際稼動するようになるそうです。

 具体的になったら、また、そのためにいくらかかったか、どれくらいで電気が売れているか、などを報告しますね。

2011_06050001

 昨日は、午後尾道での講演、夜はみこし連の会ととても忙しかったです。沢山の方たちに集まっていただきました。大きな会を済ませて、ほっとしています。

 今日の韓国語の講座の宿題をしていません。今日のお昼が勝負です。

 


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「安いから」。

 昨日は、一日中バタバタして、足がとってもだるかったのです。

 私は、恒例のとおかさんに行こうと思っていました。子どもがいなくなってからも、毎年必ず行っていました。行ったって、どうってことはないのですが、あの夜店を見ながらぞろぞろ歩くだけでいいのです。

 でも、足のだるさはどうしようもなく、結局行くのを諦めて帰りました。帰っても異常にだるくて、つい、夫に「お願い、ちょっとでいいから、足をもんで」と頼みました。そして夫が足に手を置いたトタン、「どうしたの、こんなに太くなって。これはお相撲さんじゃないの」と言いました。

 本当に大きなお世話です。私だってわかってます。でも、その責任の一旦は夫にもあるのです。「もう、食べろ食べろといわないでよね。」と言いました。

 彼は、家で仕事をするようになってから、買い物に行くのが趣味になって、時々ですがご飯を作ってくれます。

 それも、びっくりするくらい沢山作ります。カレーを作ったら、大きな鍋いっぱい。三日間食べてもなお余ります。仕方ないので三日目に冷凍します。鯛のアラがあると、必ず買ってきます。それも必ず二つか三つのパックを。「一つでいいでしょ、二人なんだから」と言っても、「でも、安かったから」と言います。大根と一緒に煮ると、大皿に山盛りになって、これも三日間食べなくてはなりません。マヨネーズなんて、業務用のでっかいのを買ってきます。「こんなにどうするの、二人なんだから、一番小さいのを買えばいいじゃないの。使わないうちに賞味期限が来てしまうでしょ」と言って、「でも、安かったから」と言います。余って食べられなくなる方がうんと高価につくという発想がありません。先日、戸棚の中に、砂糖が6バックあったのを見つけて、びっくりしました。これ、なあに!どうしてこんなにあるの?と聞くと、安いときに買っておくから、と言いました。「足りなくなったら買えばいいじゃない!」というのですが。

 そして、山盛り作っては私に食べろ、食べろといいます。少ししか食べないと、どうして食べないの、と言います。もう十分に食べた、というと、ちょっとしか食べてないじゃないと悲しそうに言います。かわいそうなので、またボツボツと食べます。

 私だって、量だけでなく、三日連続で同じものを食べなくてはならないと、ちょっと憂鬱になります。お願いだから、私の食べることは放って置いて、と言いたくなります。自分で食べるから、と。

 先日、彼が「君のパンツ、買っておいたから」と言いました。「パンツって、ズボンのパンツ?下着のパンツ?と聞くと、下着だといいます。ええっ?どうして?と聞くと、「安かったから、通販で頼んだよ。」と言います。「ちょっと待ってよ。下着なんて、私が自分で買うわよ。サイズも好みもあるでしょ?」私は、いやになります。

 数日して、パンツが届いたよ、と言います。見ると、何の変哲もない、しかも小さいの。私はおへその近くまであるのが好みでも、届いたのは半分もないから、くるくると下に降りて、まるでバタフライをくっつけているようになります。私だって、少しはレースやフリルがついたのを着たいのに、何にもついていません。こんなの履けないといったのですが。「でも、絹で299円なんだよ。」と言いました。私、299円のパンツ、喜んではこうとは思いません。それも四枚も買ってあるのですよ!

 彼の「安いから」という発想が、私、どうにも我慢できなくなりつつあります。いえ、私だって安いのは好きですが。量や好みを一番に考えたい、そんな年齢だと思うのですよね。

2011_06020015  買い方が分かってバーガー好きになりつつあります。そごうの大九州展での佐世保バーガーです。スペシャル、豪華で美味しかったです。木曜日の更年期の講演の前に半分、済んで半分、二回に分けて食べました。美味しいけれど、皆さん、ボロボロはみ出すのをどうやって食べるのですか?どうにも難しくって。

 今日は、今から尾道に講演に行きます。急ぎ帰って夜は秋葉さんのみこし連の会です。

 


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人工中絶と男性の同意。

 とっくにご存知だとは思いますが。日本では人工妊娠中絶をするときには妊娠の相手の男性の同意が必要です。同意書に本人と相手の二人の署名が必要です。

 最近、同意書が取れなくて途方にくれる人が多くなりました。

 一つには、相手がどうしても同意しない場合。ストーカーの場合などはこれになります。二人の仲はとっくに破綻していても、誰がどれだけ説得しても、がんとして中絶はさせないとなると、これは中絶できません。産むしかなくなります。まるで嫌がらせとしか思えないこともあります。

 一つには、相手が妊娠を否定するとき。自分の子ではないと主張するときには、同意書にサインをしてくれません。しかし、相手との性交があり、それもいい加減な避妊で、妊娠しても当たり前という時に、そんなことを言われても、となります。この場合は、他の人との性交は絶対にない、その人との妊娠に間違いないとなったら、方法はあります。「同意書にサインをしたくれないのなら、中絶は出来ません。産むしかなくなります。産んだ時点で親子鑑定をします。それで親子と認定されれば、認知と養育費の請求をします。」と言えば、たいていの場合は同意書にサインはします。もちろん、他の人との性交があればこんなことは出来ません。

 一つ、これがもっとも困難なのですが。相手と連絡が取れない場合。これも二通りあります。とても多いのが、出会い系サイトで知り合って妊娠した場合。妊娠したと連絡したトタン、携帯を変えられて、連絡が取れなくなってしまったと。相手に関しての情報もあやふやで、まずこの場合は同意書のサインは無理になります。現場の私たちもどうしていいか分かりません。とにかく捜せ、となるのですが。それしかなくなるのですが。

 それに、出会い系サイトは今、携帯のフィルターなどでブロックできるようになって、大人は安心しているかもしれませんが。今は出会い系よりも「掲示板」が危ないのです。ゲームの掲示板、学校掲示板もあります。学校の掲示板なんて、自分のアドレスだけでなく、写真まで公開している子もいます。そこに卒業生です、と、本当かどうかも確かめるすべもなくメールしてきたとしたら。とっても危ないのに。

 連絡が取れないケースで、そうではなく、何年も付き合っていても、実はその人のことが全くわかっていなかったという場合もあります。男性の住みかに出入りしていても、転居されればそれまで。職場も具体的な会社名を聞いていない、家族のこともいろいろ話は聞いていても、住所を聞いていない、友人の話を聞いたり友人に一緒に会っていても、その友人の具体的な住みかや勤務場所ももちろん知らない。携帯に連絡しても留守電で何も言ってこない、メールしても返信はない。どうしようもなくなってしまいます。

 妊娠が分かったトタン、そうなってしまうというのが、本当にあるのです。こちらとしては、その妊娠が強姦であったのでなければ、どうしようもなくなってしまうのです。

 逃げる男も男。そんな男であることを見抜けないで、妊娠してしまった女も女。そうではあるのですが。

 「男は逃げることができる。」妊娠に関しては、それは事実なのです。女の負担はそれはそれは、大変なのです。

 そんな現場から、私は教育の大切さを訴えているのですが。現場は昔からちっとも変わりません。

2011_05290003 kei.先生の教室で久しぶりにビデマイヤーを作りました。まん丸の地球です。


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舟木一夫、西郷輝彦、三田明。

 昨日は、更年期の講座の後は、今度日曜日の夜にする集会の打ち合わせや、講演の資料作りなどで、ずっとバタバタしていました。

2011_06020016  そして夜。ずっと楽しみにしていたこと。

 そう、舟木一夫、西郷輝彦、三田明の三人のコンサートです。

 いやあ、良かったですよ。三人合わせて194才。舟木さんが66才。西郷さん、三田さんが64才。

 私の青春とぴったり重なって大活躍した三人が、この年になって戻ってきてくれました。満員の客も同じ世代の人たち。男性も女性も。ご夫婦も多かったですね。あの時代を共有したものたちみんなで、ひと時を共有して楽しみました。

 三田明はこんなに歌がうまかったかしら。西郷輝彦、どうしてこの年でこんなに体が動くの?と思うほど、ダンスがすごい。そして、舟木一夫。沢山のヒット曲をしっとりと聞かせてくれました。

 12.3人のバンドも良かったし、軽妙な三人の語りもすごく楽しかったし。いやあ、長年一つのことを続けるというのは、こういうことなのか、プロというのはこういうことなのか、と思わせる楽しい舞台でした。アア、楽しかった!!

2011_06020002  今そごうでは大九州展が開かれています。時間のある限りお昼はそこでランチしています。

 初めてだけど。日田の焼きそば。豚肉ともやしとねぎだけの具でパリパリの焼きそばです。とっても美味しかったです。

 おじさんが作っているのをじっと見て来ました。厚めの細切りの豚肉を炒めて横において、茹でた麺を広げ、じっと放っておきます。麺がパリパリにこんがり焼けたら、ひっくり返してまたじっと待ちます。両面こんがり板みたいになったら、その上に炒めておいた豚肉とどさっと長めに切った緑のねぎと大量のもやしをおきます。そしてソース。少し甘めの、おたふくよりは少しサラサラしたのをちゃんとカップで計量して線状にかけた後、さっとまぜて出来上がり。600円。広島の焼きそばとまた違った美味しさでした。


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尾道で講演です。

 今度は尾道で講演をしますので、そのお知らせです。

 先日の海田町での講演の感想文を海田町から戴きました。思いの他好評で、やはり今、体を知ることの大切さや性を教えることを知ってもらわなければ、との思いを強くしました。

尾道での講演の対象は「教員および保護者」となっています。要するに、どなたでも。どこに住んいる方でも。無料です。

日時    2011年6月5日(日)13:00~15:00

場所    尾道市市民センターむかいしま  こころ

       尾道市向島町5531番地1 (TEL  0848-44-0683)

演題    「思春期の子を持つ親へ  思春期の子と向き合う教師へ」

多くの方とお会いできることを!!

 今日は、更年期の講座の四回目です。

2011_06020013  もう少し準備が必要ですので、朝早くクリニックに来ました。パワーポイントのスライドを作っています。来るとすぐに、鍋で「高麗にんじんと甘草(かんぞう)となつめ」をコトコと弱火で煮ています。

 京都の韓国伝統茶屋の「素夢子」で買ってきたものです。素夢子オリジナルの「元気茶」。疲労回復・無気力改善の効果があり、ビタミンも豊富で美白効果という効能があるそうです。

 これを今日出席した方に飲んでいただくつもりです。前回の韓国で買って帰ったなつめ茶が少し甘すぎたようです。もう少し薄くすれば良かったのかも。この「元気茶」を煎じたのに「蜂蜜を入れるとまた違ったまろやかな風味が楽しめる」と書いてありますが、今回はこのままにしようと思います。

 今度は喜んで頂けるでしょうか。


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谷本チサさまのこと。

Img211_2 5月7日、谷本チサ様の告別式が行われました。私は土曜日で参加できませんでしたが、二女と三女の方がご一緒に告別式のプログラムを持ってきて下さいました。後に長男の建さんも来てくださって様子をうかがいました。

 チサさまは、故谷本清牧師の奥様です。

 当時の女性としては、異色だったことでしょう。1934年に青山大学神学部に入学。1942年に谷本清牧師と結婚し、夫の就任地の日本キリスト教団那覇中央教会に転居されました。

 その後1943年に日本キリスト教団広島流川教会に転居。沖縄→広島と、これはきっと神様が谷本夫妻を配置なさったことに違いありません。

1945年、上幟町で被爆。教会堂、牧師堂が灰燼と化すも、皆さん生きることが出来ました。その後、清牧師と共に、教会復興、ヒロシマ・ピースセンター設立、原爆乙女入院治療運動、精神養子縁組などに取組まれました。1986年からは夫に同伴して全五回の平和のための海外講演旅行を行われています。

 1970年からは、養子縁組活動に尽力されました。

 この養子縁組が私とのご縁です。赤ちゃんが養親の手に渡るまでに手続きなどで時間がかかることがあります。それまでの赤ちゃんの養育を二女さん家族と共に引き受けてくださいました。国際間養子縁組の手続きは長女の近藤紘子さんが引き受けてくれています。

 私の運転で、一緒に山陰まで赤ちゃんを引き取りに行ったこともあります。道中、チサさんの薀蓄ある話がとても面白くて、楽しく過ごしました。「お母さん」と度々家にお伺いしても、きさくに話して下さいます。お話しの中に「パールバックさんがね、」なんて言葉がすらすらと出たりします。私は、高校時代に「大地」を夢中になって読んだ、その作者のパールバックさんなんて、夢の世界の人です。その人とのエピソードなんて、すっごく面白いのです。

 毎日元気に過ごされていて、その日もフラワーフェスティバルに行かれ、アンデルセンでデザートを食べ、三女さんのお家に行き、ソファでゆっくりなさっていて、そのまま眠るように亡くなったとのことでした。

 また、一人、被爆やその後を語る方が亡くなりました。

 ところで、私はこの原稿を朝書いて、さあ、アップしようと思ったときにパソコンがおかしくなって書いたものがすべて消えてしまいました。お母さんに「あなた、いいかげんなことを書いたらだめよ!」といわれているような気がして。気をつけて再度書き直しました。今度は無事アップされますように。


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