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原発本、朝日ジャーナル。

 一昨日、昨日の作木での合宿では、どうしても原発、自然エネルギーの話になりました。メンバーの中には、バイオマスで冷暖房をする会社に勤めている人もいました。また、作木の小規模水力発電の実験、取り組みをしている人もいました。

 私は私で地熱発電所や原発などの見学に行ったり、大変興味を持って調べたりしています。そんなことで発電に着いての話をする中で、私たちは、これまで、この福島原発での事故が起こるまで、本当に原発や発電そのものの仕組みを知らなかったなあと、痛感したのです。

 今でこそ、タービン建屋だとか、原子炉圧力容器だとか、中央制御室だとか、分かったようなつもりになっているけれど、本当にこれまでは何にも知らないで怖いと思っていたと思います。この間、ずいぶん勉強になりました。

 しかし、原発に反対しなければならない根幹は、やはりこれが核兵器を作ることに繋がるという、その危険性にあると思います。ウランを燃やせば、プルトニウムができる。それは、核兵器の元です。アメリカなどでの古い核兵器は、プルトニウムを原発で燃やしてもらわなければならなくなっていると。原発で出来たプルトニウムで核兵器を作り、古くなった核兵器のプルトニウムをまた原発でもやし、原発と核兵器を行ったり来たりなのですね。

 日本でも、使用済み核燃料がどんどんと溜まっていて、その行き場がないままに生産され続けています。まだ出来ていない六ヶ所村での再処理工場出来上がったなら、プルトニウムとウランを取り出した後の死の灰は、それから30年冷やし続けて、そしてそれから地中深く埋めようという計画らしいけれど。それは、ものすごい毒性を持ったもので、人を即死させる力のあるものなのですね。原発を稼動させていれば、30年も冷やすうちに、次々とまた溜まってくるはずです。

2011_05290010 前日コンビニに行ってびっくりしました。こんな本がでています。朝日ジャーナルだなんて。即買いです。

 学生時代は、むさぼるように読んでいました。 医者になってから、当時の編集長の筑紫哲也さんと対談もさせてもらいました。当時勤務していた病院で、夜中、お産の人の経過を診ながら、診察室で対談をしました。そのお産に付き添っていたお連れ合いが、ベッドサイドで朝日ジャーナルを読んでいました。今、そこに編集長がいるよ、と言ったらびっくりされたことを覚えています。アグネス論争のときには、特集の時に原稿を書いて掲載してもらいました。

 1992年に休刊となりましたが、この度週刊朝日の臨時増刊としての復活だそうです。3月19日にも出されたそうですが、それは見逃しました。

 しかし、やっぱり今は「週刊現代」ですね。アエラの特集本よりも朝日ジャーナルよりも今原発については、圧倒的に週刊現代だと思います。すごいエネルギーで原発にとりくんでいます。あれもこれも、本当に読むべき本がいっぱいで、忙しいことです。

 作木からの帰り道、高田インターではなく、三次インターまでナビで案内してもらおうとしたら、またまた細い山道を通らなければなりませんでした。一度、向こうからも車が来て、延々とバックしましたよ。

2011_05290013  やれやれと行っていたら、突然「江の川水力発電所」に出ました。小さなダムと発電所です。8メートルの自然落下でエネルギーを得るのだと。江の川や太田川に沢山ある広島県の水力発電についても調べなければ、と思います。


「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

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コメント

  後から後から出てくる、隠していたと思わざるを得ない情報。
もう国民は何を信じていいのか弱り切っています。

 唯一、良かった事は 校庭の年間放射線量を 1ミリシーベルトに下げたことです。しかしこれだって福島や各地からお母さんたちが文科省に訴える行動をおこしたからです。
 
 こんな時に 民主主義の原点である”民意”の大切さと力を知ることは 意義あることだけど あまりにも大きな犠牲の上でしか気づかなかったことが かなしくもあります。

 この期に及んで ”もんじゅ”と”六ヶ所村再処理工場”のことを 隠ぺいしたまま 根本の問題に触れぬまま 小手先でで自然エネルギーを増やすとか 1000万世帯ソーラーシステムを目指すなど G7での表明は 砂上の楼閣です。

 

投稿: yuumin | 2011年5月30日 (月) 07時19分

いつも、興味深く、楽しく読ませていただいております。
先日、中学生用のパンフを送っていただいた、熊本県南の養護施設の職員です。
 生と性の指導は、あらたまると、未熟な為、なかなか思うように進まないのが現状ですが、今日は、先生にお願いがあってメールさせていただきました。

 昨年のジャスピカン熊本大会には7名で興味あるテーマに参加しましたが、先生の講演には複数参加し、全員すっかりファンになっています。(*^_^*)
 
 園では9月に職員用の生と性の研修を計画しています。是非、先生に講師としてお出でいただけないかとの、お願いなのですが、9月で、御都合のつかれる日を数日教えていただき、すり合わせをさせていただけたら幸いです。

 お忙しい中に、ご面倒おかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
 内容としましては、先生にお任せする事も可能ですし、児童養護施設の職員に望む、産婦人科の先生のお立場からのお話など、どんな事でも結構です。先生の熱心なお話、どんな話でも、聴きたい事はたくさんあります。

こちらに書き込ませていただきました。よろしくお願いいたします。
           光明童園 保育士  橋本敦子

投稿: 橋本 敦子 | 2011年5月31日 (火) 01時03分

 初めて投稿します。
当方はかつて原子力発電所で建設・試運転・定期検査を行っていた重電メーカーの技術者でした。

 当時の放射線教育では放射線を浴びるのは酒を飲むようなものだと教えられました。大量の酒を飲むのは身体に悪いが少量では影響ないと。そんなものかなと当時はまったく気にしていませんでした。

 しかし酒も少量でも毎日飲み続けると身体に悪いですよね?そうしたら放射線も当然...

 放射線の悪影響については皆さんご存じですが低周波の電磁波の怖さについてはまだ知らない人も多いみたいです。放射線も電磁波の一種ですが低周波の電磁波とは少し違います。

 電気を使用する製品は全て多かれ少なかれ電磁波を発生しています。特に大量の電磁波を発生するのが高圧送電線・配電線・変圧器、携帯基地局、医療器具(MRI装置)、電磁調理器(IHクッキングヒーター)等切りがないくらい存在します。

 自然界での電磁波強度(一日平均で1.0ミリガウス)くらいですがIHクッキングヒーターでは2,000ミリガウス、MRI装置にいたっては30,000ガウス(IHクッキングヒーターの15,000倍の強さ)を発生しています。

 電気技術者の父親の間ではこんな通説があります。生まれてくる子供は女の子だと。もちろん全員ではなく男の子ばかり生まれてくる人も居ます。(ちなみに当方は女の子2人です) 何か因果関係があるように思えます...。

 この前、娘が韓国製の液晶モニターを買ったところめまいが起こるようになりました。精密検査を受けても原因はわかりません。日本製の液晶モニターに買い替えたとことめまいは収まりました。
 海外の電気製品には電磁波の発生を押さえる規格が緩いと聞いたことがあります。安ければ良いものではないですね。

 低周波の電磁波の生体への悪影響についてはまだ確証されていませんが少しずつ証明されつつあります。
この件に関しては河野先生のほうが専門分野なのでお譲りします。

 CT装置は放射線を使うので危険があると認識できるのですがMRI装置は予備知識として危険とは頭の中にありません。
 河野先生、本当に危険はないのでしょうか? 


 

投稿: てつ | 2011年5月31日 (火) 09時09分

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