8.6ヒロシマー平和の夕べーのご案内②
昨日に続いて、今年の8.6ヒロシマ平和の夕べのご案内です。昨日のプリントの裏面です。
はだしのゲンの中沢啓治さんのほかにこのような方たちにもお出でいただきます。
リレートークは、草薙順一さんと小林圭二さんのお二人です。
愛媛県の弁護士草薙順一さん。昨年私はこの8.6の関連企画の一つ、上関・祝島現地交流ツアーに行きました。原水禁山口の主催で、今年も行われます。参加者は、上関の美しい海で祝島の漁師さんの船に分かれて乗り、しばし魚釣りをしました。
その船でご一緒した男性が「僕は釣らない。僕が釣って一匹でもこの海から魚がいなくならないほうがいいから。」といわれて、面白い人だなあと思いました。それでも、私が手釣りで石鯛を釣ると、ぱちぱちと拍手をして下さいました。その方が後で知ったのですが、草薙弁護士だったのです。船の上で「あそこに見える、あのあたりが愛媛の伊方原発があるところ。ここの上関と丁度向かい合わせになりますね。」と教えて下さいました。
スモン訴訟、豊田商事事件被害者救済訴訟、愛媛玉ぐし訴訟などを手がけられ、現在、日弁連憲法委員会委員、愛媛県年金福祉協会理事長、松山バプテスト教会会員。伊方原発、上関原発に反対し行動する弁護士さんです。
小林圭二さん。元京都大学原子炉実験所講師。これまでお話しした、小出裕章先生と一緒に研究をしてこられた、京都大学の「熊取六人衆」のお一人です。この4月14日のブログに書いています。1970年、伊方原発1号訴訟から原発に対する取り組みを始められました。主な著書に「高速増殖炉もんじゅー巨大核技術の夢と現実」(1994年 七つ森書房)、編著に「プルトニウム発電の恐怖ープルサーマルの危険なウソ」(2006年 創史社共同編集)など。「世界3月号」(2011年 岩波書店)に「もんじゅーもはや排炉しかない」を寄稿していらっしゃいます。
東北地方巨大地震に続く、福島原発の大事故の行く先が全く見えない現在、小林先生のお話を直接聞くことができるのは、大変嬉しく、かつとても意義のあることだと思います。小林先生にお願いし了解して頂いたのは、震災の前なのですが、こうなってみると、お願いして本当に良かった!と思っています。
早苗NENEさんと米澤鐵志さんのことについては、また明日お話いたします。
どうぞ、今年の「8.6ヒロシマ平和の夕べ」に多くの方にお出でいただけますように。
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