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地熱発電所を見学しました。

 この度、大分に帰りながら、京都大学の小出裕章先生のDVD「今、福島で何が起こっているか」を見ながら、というか、聞きながら運転しました。研究室でのインタビューですので、別に画面を見なくとも、声を聞くだけで大丈夫です。

 原子力発電で、今一つ分からなかったことが、これで整理できました。先生は、淡々と話されますが、これまでずっと研究してこられたことに裏づけされて説得力のあるお話しでした。つつましい生活をされながらの、研究者のお手本のような方だと思いました。

 帰り道、私は八丁原の地熱発電所に行くべく、いろいろと調べておきました。河野の実家から、約一時間。早く帰ったほうがいいとしぶる夫を強引に説得しました。あらかじめ電話をし、休日でも見学できること。所要時間は約一時間ですので、午後四時までに来てください、とのことなどを聞きました。電話番号で、ナビを使って行くのですが、びっくりしたのは、近くの温泉や最近出来たばかりの大つり橋などが道路のあちこちに案内されています。が、発電所については、そこに行くまで、全く案内はされていません。

2011_04290007 標高1100mのずいぶん山の中に湯煙と言うか、蒸気が見えて初めてああここだ、と分かります。それでも、私たちだけでなく、次々と見学者が訪れます。私たちは、10人ほどのグループで、見学の案内をして頂きました。映画を見たり、施設を見学したり。

 タービン建屋とか、中央制御室とか、ちょっと前まで知らない言葉が、今では、すんなり入ります。

 標高1100mというのは、寒いところです。施設内の桜はまだ咲いていません。これからだとのこと。そばのスキー場は、四月の中旬まで営業していたとのことです。原子力の場合は海の水が冷却水として使われますが、地熱発電所は山の中で、水が限られています。暖かくなった水を冷やすのは、空気です。

2011_04290010 2011_04290012 屋外に設置されたプールに、上からシャワーのように落とすと、湯が冷たい水になるというわけです。そしてまたこれが使われると循環しています。

地下の地熱貯留層から掘り出された蒸気とお湯は、蒸気だけタービンを回すのに使われて、お湯はまた元に戻されます。

2011_04290017 2011_04290020 建屋の中のタービンとそれに続いてある発電機です。タービンは、一分に3600回転で発電機を回します。中央制御室は、無人です。ここから二キロ離れた大岳発電所で監視をしてます。

 ここでの出力は11万キロワット。222000世帯分の電気を発電しています。

 このような施設の見学は、私は大好きです。実は、大分県は県全体を次世代エネルギーパークと位置づけて、他にもさまざまな自然エネルギーをつくり出しています。次に帰ったときには、どこの見学に行こうか、いまからワクワクしています。続いて、もう少し、発電についてお話しさせて下さいね。

 今日は、朝出発して出雲の両親のお墓参り件、叔母に会いに行きます。


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コメント

こうして具体的に市民の思いを表現していくことが必要なのでしょうね。

投稿: 元安川 | 2011年5月 1日 (日) 08時19分

日本人には意思がない。
だから、意思決定ができない。
神の意思による災害は天災、人の意思によるものは人災。
意思という概念がなければ、天災と人災の区別も定かではない。
人の行動を納得できるものに改めることも容易ではない。

指導力は、指導者の社会意思の決定力である。
意思そのものがなければ、社会問題は指導者による解決を見ない。
「首相はオーケストラの指揮者だが、誰も指揮者を見ていない」ということは、一個人の意思に構成員が意識を集中できないことを意味している。
問題を解決する能力のない人たちが、事態を台無しにする力だけを持っている。だから、世の中は難しい。
問題を解決しようとしても、先送りと積み残しに終始する。なりゆき任せになる。
「そのうち、何とかなるだろう」ということか。

未来の内容が定かに考えられないと、起こる事態は想定外のことばかり。
目の前に事態が現われてからでは、その対策は後手後手に回る。
未来のことは、未来時制の構文の中で述べられる。
日本語には、時制がなく、未来時制もない。
だから、その計画も行き当たりばったりになる。

日本人は、拙速主義である。場当たり的なトントン葺きの家づくりが得意である。
大ブタさんのわらの家をつくる。
災害に強い小ブタさんの煉瓦の家は作らない。作る暇などないからである。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812


投稿: noga | 2011年5月 1日 (日) 16時08分

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