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「原発なしで暮らしたい」会場から。

2011_04240004 昨日は当番医。診療は、患者さんが途絶えることなく、たんたんと行いました。

 お昼時間は、近くのハノーバー公園での「原発なしで暮らしたい」会場へ。

 メインステージでは、コンサートやトークが行われました。この大きなスピーカーなどの機材は、すべて会場に設置された太陽光発電のパネルでまかなわれました。朝はやく、まだ曇っているうちは、ジーゼル発電を使ったそうです。

2011_04240003  このジーゼル発電は、軽油を炊くようになっていますが、当日は、使用済みの天ぷら油を製油して使ったのだと。でも、これを使ったのは少しだけで、後は好天に恵まれて、ずっと太陽光発電だけで出来ました。さほど大きくないパネルでしたが、大したものです。発電した直流は、パネルの右にあるテントの中で交流に変えられ、機材へと送られています。

 ステージでのトークは、上関でカヤック隊で頑張っている青年、韓国人被爆者の支援を40年間続けている豊永先生の話を聞きました。さらに、山本シスターの歌、これは上関で頑張っている祝島の皆さんへのメッセージの歌です。山本さんは、いつもその素敵な声で歌って下さいます。福島の現地からのお話しの途中で、私は時間切れです。残念。被爆者の支援と核廃絶の運動を続けている、ご自分も被爆者の肥田舜太郎医師の話も聞きたかったのですが・・・。後ろ髪を引かれる思いでクリニックに帰りました。

2011_04240002  会場は子連れの方も多く、子どもと共に楽しめるようになっていました。沢山のお子さんたちが、風車や蜜蝋によるろうそく作りを楽しんでいましたよ。

 木のおもちゃのHANAさんもお忙しそうにしていらっしゃいました。お声をかけそびれてしまいましたが・・・。

 この後、私はもちろん参加できませんでしたが、「原発なしで暮らしたい」の横断幕を持ってデモ行進がされました。

 広島の地から、このようなメッセージが発信された意味は大きいと思います。いつも「ただちに健康の被害はない」とばかり言っているえらい人たち。豊永先生は、「私は低線量被爆だけれど、50年経ってから、二つのガンにかかってしまった」と言われました。

 今はまだ福島原発を何とか押さえ込むことに全力を尽くす時なのでしょうが、いずれ住民や現場で働いている人たちの健康の観察と対応を長期にわたってしなければならないと思います。


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ぜひ、覗いてみてください。

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コメント

こんにちわ。
きっと、原発反対の人たちは
ずいぶん前から反対の声をあげておられたと思います。
世間が聞く耳を持った今
しっかりと発言して発信していてほしいですね。
でも、否定だけしても、今の政治と同じ気もします。
私の母が九州出身で、幼いころからよく九州の話しを聞いていたのですが、九州は温泉の土地でもあるので戦前から地熱に関して色々頑張っていたそうです。
環境問題としても、原子力と同じくらいクリーンらしく色んなところに使えるけれど、コストがものすごくかかるとか・・・。
火力発電に比べたらすごくいいそうですけど、やはり何でもよしわるしはあるわけで、地熱を使い出して、地球が怒った時にまた何か問題がおき、
「やっぱりこうだ」とか後々非難ではなく、もしそうなったらの対処+、覚悟も国民全体が考えなくてはならないでしょうね。(個人的にですけど。。)
対処も、覚悟も、発明も、全部専門家に任せてきた国民の人任せ主義もよくなかったのじゃないかなと、最近思うようになりました。
専門家だって人間ですが
私たち一般人に全ての勉強をできるお金も時間も頭もないです。なので、

「私は専門的にお勉強できないから、そこはキッチリお任せします。
ただ、万が一の時は覚悟をしようという腹積もりはします」
「私もあなたも、同じ国民なので、万が一のときには運命共同体です。
でも、自分もしにたくはないので、しっかりと頑張って考えて動きます」
と、(なんかおかしいけど)国と開発する人が持ちつ持たれつで対等であれいいのかな。基本的にはそうなのだろうけど、だんだんと意識が平和化されてしまっているのかも・・・なんて。。
地熱発電所、九州と東北にしかないそうです。いいとこだけ探しでなく、そもそもが悪いことなのだと思って(昔はそんなのなくても生きてこれてた)、悪いところから探していって、その中で決めたらいいんじゃないかな。と思います。
イチ小娘がすみません。

投稿: A | 2011年4月25日 (月) 20時25分

先生のこのブログで、放射能のことについて、原発のことについて興味をもたれているかたが多いと思います。
私事で申し訳ないのですが
言わせてください。
(※先生のご判断で削除も可能です)

>>ただちに健康の被害はない。
私は、10代はじめの頃に車に跳ねられました。
頭蓋骨骨折にクモ膜下出血、脳挫傷など頭を割る大怪我でした。後遺症は、事故直後は失明し、記憶もなくなりました。嗅覚神経もきれ、ニオイも味もわからなくなりました。
その後退院し、仕事をしてきましたが、事故から10年経って、後遺症が次から次に現れました。
記憶の海馬にダメージをうけたため、記憶が残らないこと、いきなりの発作(てんかん)、脳が疲れにより、目が一時見えなくなる。
美味しいものを食べにいっても、味がないのでわからない。記憶できないので、何事も常にメモを取る。人の何倍も勉強しノートをとらなくてはいけない(仕事も)などなど、共存していくにはとても骨がおれます。
私を跳ねた方は30歳の独身男性でした。
免許停止がいいとこでしょう。
今では事故のことすら忘れていると思います。
そんな時に、出てきます。
後遺症ってそんなものだと思います。
いまさら保険もおりないし、私は一生つきあっていくしかない荷物です。
こういう事故だけではなく、女性の喫煙・不摂生な食生活・ジャンクフード・・・・そういう身近なことも、「ただちに害はない」けれど、ノチノチに現れてきます。
今、目の前も、自分たちの今も見てほしいです。
「少しくらいスピードだしても」「少しくらい飲みすぎても」「まだ子供いないし若いしタバコくらい」。。。。
これこそ「ただちに害はない」と思います。
今、自分たちのこともできていないのに、
国のことを考えるのはちょっと順番が違うようにも思います。
私も含め、今の若い人たち。
今の自分たちをも見直すべきだと思います。
完璧にはできないけど、習慣にするのはじかんがとってもかかるけど、それでも続けていたら
そのうちそれが「当たり前」になって、人の心がもっとクリーンになり、クリーンエネルギーをちゃんと考えられると思います。

投稿: | 2011年4月25日 (月) 20時48分

ドイツにいる知人は100%自然エネルギー(風力、太陽光、水力、バイオマス)の電力を買っていますが、それでも標準プランより3%高いだけであり、日本の電気代に比べると半分以下だと言っていました。

そもそも独占企業である電力会社が圧倒的に多額の広告費を使っているということも異常です。自然エネルギーは不安定と言いますが、ドイツなどでも需要のコントロールも巧妙にしています。電力会社のみが儲かる原発をすすめ、他のエネルギーや電力システムの開発を怠ってきたツケは大きいと思います。

ちなみに我が家は太陽光発電ですが、発電量の半分で家族4人は生活しています。電気自動車のバッテリー程度のものに充電できれば、発電所どころか電力会社も不要です。

投稿: 松田 | 2011年4月26日 (火) 19時49分

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