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原発事故

 韓国の友人、ソンさんから電話がありました。「先生、大丈夫ですか」と。「広島は全然大丈夫よ。」と答えながら、本当に世界中の人が日本を心配してくれているということを、またひしひしと感じました。

 情報を必死で集めています。

2011_03190006 昨日の毎日新聞の記事はショックでした。

 「東京電力福島第1原発の爆発事故で、東電側が14日夜、同原発の職員全員を退去させる方針を政府に打診していたことが分かった。現地での作業継続は困難と判断したとみられ、自衛隊と米軍にその後の対応を委ねる構えだったという。菅直人首相は打診を拒否したが、東電はその時点で高濃度の放射線被ばくが避けられない原子力災害に発展する可能性を認識していたことになる。」略

 「首相は15日午前4時過ぎ、清水正孝・東電社長を官邸に呼び、「撤退はあり得ない。合同で対策本部をつくる」と通告。」略

「東電関係者は「『撤退は許さない』というのは『被ばくして死ぬまでやれ』と言っているようなもの」と不満ももらした。」

 また、この記事をぜひ読まれることをお勧めします。あくまでも「情報として」です。関係者が必死で対応していることはよく理解していますし、何とかして欲しいと願っています。でも、こういう情報は、今、マスコミを通じては出て来ませんので。


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ぜひ、覗いてみてください。

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コメント

  東電の危機管理のなさにあきれます。時間停電も二転三転、地震発生当日 その時点でで供給できてる電力で動いている交通インフラをまず第一に止めた事は、パニックを起こす引き金になりました。 

 あの時点では 間引き運転と節電を 訴えることが大事だったのです。全面ストップは 行き過ぎではなかったかと。 電気は ガソリンや灯油、ガスと異なってて蓄えることが出来ないのです。
  だから原発で作り続ける電気は 夜間も止めることができず 余ってしまうので夜間電力は安いのです。従って節電はとっても大事ですが交通インフラに不安をおこした 東電の二転三転する見通しのなさは重大な失態だと感じています。

 国民全体が 過剰な照明や 無駄な夜間営業 自動販売機(一台で家一軒分とか)の過剰設置など 国の電気エネルギー全体を見直す機会ですが、あまりにも大きな命の犠牲の上での気づきは 悲しすぎます。

投稿: yuumin | 2011年3月19日 (土) 09時29分

命をかけて頑張っておられる方を思うと胸が痛みます・・私も新聞を読んでみます!

投稿: 中村 | 2011年3月19日 (土) 09時33分

20年ほど前に、広瀬隆さんの講演を聞きました。
データに基づいて話されるので、とても説得力がありました。
表に出ない情報に驚きました。
今回もたくさんあることは容易に想像できます。
「この量なら安全です。」の報道にはあきれます。
今は、河野先生も書かれているように、人命を第一に考えてほしいと思います。

投稿: ウリ坊 | 2011年3月19日 (土) 13時31分

資源の無い日本だから「原子力発電は必要だ」とずっと思っていました。
それは「日本の技術力だから安全に決まってる」て云う
根拠の無い安心感の上に成り立っていた理屈です。
日本って、本当は大した技術力ではないことに気が付き始めた。
やばいやばい、でも今からまた沢山ダム造って水力?
風車は回らんし、石油は無いし、太陽熱かな?!

投稿: ⑦パパ | 2011年3月19日 (土) 15時13分

私もわずか5年前まで⑦パパと同じでした。
被爆者で放射能の怖さを痛いほど感じていたのに・・・。

九州の玄海原発で日本初のプルサーマルが始まるという時点で やっと原子力発電の裏側に 解決できない膨大な量の放射性廃棄物が この地震列島に貯まっていて 満杯状態にあることを・・・・。

そして 科学技術先端の日本であっても こと原子力の技術に関しては 極めてお粗末であることを 知りました。   何万年と解決できない放射能ため込んでしまう原発は 
《トイレのないマンション》といわれます

発電してる時だけCO2を出さないけれど 埋蔵資源のウランを 掘って濃縮して、使用済み燃料の行き場はどこの自治体も受け入れたくなくって(当たり前ですが)。
廃棄コストには膨大なCO2を排出します。

 もう再生可能なエネルギーにシフトすることに国民全体が目を向けなければ 亡くなられた多くの命にどう報いることができましょうや

100年200年先の未来の子どもたちにどういう国土を残そうと思うのか しっかり考えねばと思います

投稿: yuumin | 2011年3月19日 (土) 19時46分

広瀬さんの記事はいささかセンセーションに煽りすぎだと感じました。
こういう意見も「情報として」提供してみてはいかがでしょうか。
http://getnews.jp/archives/105518

投稿: シュウ | 2011年3月19日 (土) 22時46分

今回の広瀬隆氏の記事には少々不明な点があるのです。まず、マグニチュードの変動ですが、これは計算方法の違いによるものです。地震発生直後のマグニチュードの計算は気象庁式の計算方法で行われたものであり、これは簡便であるためすぐに計算が出来る反面、誤差も大きくなりがちなのです。その後、マグニチュード9.0とされた最終の発表は世界基準での計算方法であり、正確性が高い分計算は煩雑で時間がかかるものです。従って、マグニチュードが変化したことについては一応合理的な説明がつくので、今回の地震を1000年に一度の大地震ということにしたいという「陰謀」と断定するには根拠が薄いといわざるを得ません。
また、津波についてですが、氏が例に出していた明治三陸沖地震での津波の高さですが、いずれも岩手県付近であり、ご存知の通りリアス式海岸という地形がもたらした大津波です。しかし、地図を見れば分かりますが、福島第一原発がある箇所はそのような地形ではありませんので、そこまでの大津波を想定するのは難しいものでしょう。それを補強する事例として、今回の地震で釜石市は大きな被害を出しましたが、あの箇所はリアス式海岸で津波に備え、日本一の大堤防を備えていましたが、それでも津波の被害を出してしまいました。それほど今回の津波は大きかったのです。(但し、大堤防が無駄というわけではありません。たしかに釜石の大堤防は津波の勢いを大きく減殺しており、被害の減少の役には立っているのです。)
確かに原発の現場では生命の危険に晒されながら作業に当たる方々がいるのは承知しています。しかし、現在の東京では放射線の量は単位がマイクロシーベルトで収まる範疇であり、いくら通常の○○倍という放射線の量であっても、健康に与える被害が無い以上、無駄なパニックを抑えるため、安全である、というアナウンスは必要でもあります。(これは枝野官房長官のレントゲン1回分、という表現は当を得ています。)

後方にある我々に課せられたのは、正しい知識を得て、無駄なパニックを起こさないことではないでしょうか?我々が無駄にパニックを起こせば、現場で作業している方々の足を引っ張りかねないのではないでしょうか?

投稿: めかちゅーん | 2011年3月19日 (土) 23時26分

うーむ。先生の「ぜひ読まれることをお勧めします」というリンクの先の広瀬隆さんの文章…。
主旨にまるきり反対というわけではないのですが、地点によって違う地震動加速度と震源の地震エネルギーの大きさ(マグニチュード)を同じように比較してたり、汚染された野菜を食べた場合の発癌性についても「かなりの高い確率」という曖昧な表現だし、さらに「超危険」とか「おそるべき犯罪者」とか扇情的な表現を多用するのは、どうもちょっと…。
いや、主旨はわかるし反対でもないんですけど。

投稿: 六郎 | 2011年3月20日 (日) 02時33分

リンクの記事を読んで、???でした。
マグニチュードですが、地震研究会で世界トップクラスの日本がするでしょうか?世界の地震観測所もやっているでしょうから、改ざんする恥知らずなんてできないと思います。
実際な被害は、震源大きさだけでなく、震源の深さや距離が重要ですし。被害は震度で現されているのですから。
今回の原発の事故は、主因は安全対策が稚拙だったからでしよう。
地震と津波は、大きなものでしたが、必ずしもこれだけのためではなかったと思います。
事故は、停電により冷却水の電気で動くポンプが、動かなくなり、燃料棒の発熱を制御できなくなったために起こった事故ですね。
外部要素が何であれ、停電したら簡単に事故に繋がるような、あさはかな安全対策だったことが、今回の震災で露呈してしまった。
落雷や暴風雨でも、停電になる可能性はあります。

想定外の発言で、テレビに向かって思わず「バカか!」と言ってしまった、想定外とは。
「原発の維持のために送電するルートが全て断たれるのは想定外だ」
完全に停電することはありえないと考えていたようです。
これは彼らのおごりりであり、傲慢でもあります。

つまり、原発の安全条件は、どんなときでも電力は供給されていることです。
彼らの知能と技術力には、停電なんて存在しないのでしょうね。

また、原発の安全対策は、高温の燃料棒は冷やすことだけのようです。

素人の私が考えても、停電はありえることです。

電力がなくても、エンジンで機械で動くポンプが設置されてい、冷却水により燃料棒を冷やすことができ事故にはならなかつたのでは?

地震や津波で、原発は壊れてはいなかったようですね。
送電線を繋げば、ポンプが作動し冷却できるだろうと言ってますからね。
水素爆発や大規模な放水で、内部施設が壊れて無いことを祈るだけです。

原発の安全性は、かれらの貧相な創造と傲慢さと過信の上に成り立っていたようです。

どんな原因であれ、完全停電になれば今回のような事故はとの原発でも起こりえるのでは?

投稿: やんじ | 2011年3月20日 (日) 08時01分

この広瀬氏の文章のうち、原発に関する説明は事実(Observation)に基づいて書かれており、よく理解できます。しかし、テレビの解説はデタラメ、マグニチュードを意図的に引き上げた、職員は全てを放棄して逃げ出す・・といったくだりはあくまで氏の頭の中で作り上げられたもの(Mind theater)です。怖いのはこれらがあたかも事実であるかように流布されることです。

現在、一部の掲示板で中国人が被災地で火事場泥棒を行っているという話が現地にいない人の間で広められ、それに対して中国人はクズだ、家畜以下、奴らのDNAは盗人、出て行けといった罵言雑言が飛び交っています。関東大震災や原爆のときに在日朝鮮人に対して起こったことと同類のように思えます。日本人としてとても恥ずかしく、悲しいことです。

ちなみに私のMind Theaterにおいては本当に逃げ場がないのは直接的に事態に当っている内閣、政府の面々と原発に残っている数十人であり、安全なところからその対応の批判ばかりしている人は無責任に感じます。とにかくなんとかしようとしてくれている全員を応援し、事態が改善されることを祈っています。

投稿: RENE | 2011年3月20日 (日) 22時33分

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