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地震と原発

 地震、津波の本当に恐ろしい映像と、被災された方々の状況を息を詰めてみています。同時に、あの原発、これもとっても怖い状況です。

 友人の中には、もう東京から娘を実家に帰らせたという人もいます。私も、おびえる娘とずっと話をしています。これ以上原発に何かあれば、広島に帰らせようと思います。でも、もしも大変なことになったら、東京でも広島でもあまり関係ないかも知れません。日本中、世界中の問題となってしまいます。

 娘が、昨日「懐中電灯と電池を送って欲しい」といいました。即、デオデオ他、近所中のお店をまわりましたが、懐中電灯は、どこのお店も売り切れていました。

 電池は、単一は全くありません。単二がかろうじて四個だけ残っていたのを買いました。単三、単四が残り少なくなっていました。何軒かのお店を回って買いました。広島でもこんな状況なのですね。

 原発について、報道では、心配ない、大丈夫だというコメントをしきりに言う人がいます。

 パニックになってはいけない、いたずらに恐れさせてはいけないという配慮よりも、保身の姿が見えていやらしいです。言ったことが次々と覆られることになっている状況に身震いします。

 今朝、お子様のいる友人から質問の電話がありました。やっぱり事実や科学を知りたいのですね。

 数日前に戴いたメールの転載を許して頂きましたので、ここにアップしますね。第一回目の爆発の後のメールです。二回目の爆発も同じ状況です。これを読んで理解できたことが沢山あります。第二号機、危機に陥っているのをはらはらせざるを得ません。

 以下、転載です。

たくさんの方に同時発信失礼します。
京都大学の原発専門家、小出先生からのメッセージです。
重複しておられる方はすみません。

> 以下転載
> *********************************************
>

> ◆福島原発の現状について
>

> 皆様
>

>  8時の枝野長官の記者会見を聞き、爆発は格納容器と原子炉建屋の間で起き、格納容器は
  まだあるとのこと、ちょっとほっとしました。
>  もし、それが本当なら、爆発は水素爆発です。
>  そしてその水素は、燃料棒被覆管材料である、ジルコニウムという金属と水との反応で
  生じた水素だと思います。
>  それが格納容器ベントを開いたことで、原子炉建屋に漏洩し、爆発に至ったと推測します。
>

>  格納容器は放射能の放出を防ぐ最後の砦で、それがまだ形として残っているということは、
  せめてもの救いです。
>  その格納容器の中に、海水を注入するという説明でしたが、どうやって海水を送るので
  しょうか?
>  そのためにはポンプが動かなければいけませんし、そのためには電源が必要です。 
> 
>  電源が失われたからこそ、事態がここまで悪化してきました。
>  何故、いきなり海水を送れるようになったのでしょうか?
>  注水できるポンプの圧力の能力hああります。
>  原子炉圧力容器内は大変高圧になっており、消防用のポンプ車の吐出圧力では
  原子炉圧力容器の中に直接水を送ることはできませんが、格納容器の中であれば送れる
  と思います。
>  それでもなお、核の容器の中に水を送る作業はもっと早くやれたはずだと私は思います。
>  十分な情報がない中、申し訳ありませんが、正確な判断ができません。
>  もし、格納容器内を海水で満たすことができるのであれば、もちろん原発は2度と
  使えませんが、最悪の破局は免れることが出来ると私は思います。
>

>  格納容器内に海水にホウ素を混入させることは必要です。
>  今直面している危機は、原子炉が溶けてしまうこと、そして一度は停止させたウランの
  核分裂反応が再び始まってしまうかもしれないことの2つです。
>  原子炉を溶かさないためには水を供給すること、核分裂を再び始まらないように
  するためには中性子を吸収できる物質を供給しなければいけません。
>  中性子を吸収する物資がホウ素です。
>  ですから、ホウ素を混入した海水を格納容器に注入することは有効です。
>  成功してくれることを願います。
>

>  政府の提供する情報は大変不十分です。
>  爆発前後で正門前での放射線量が、減ったなどということは、格納容器が破壊を
  免れたという証明にはなりません。
>  単位風向きが変わった可能性の方が遥に大きいです。
>  今後も、あちこちからの情報に常に注意してください。
>

>  このメールは失礼ながらたくさんの人たちに一斉に送ります。
>  事故の対応に追われており、お許しください。
>  
>                      2011/3/12  小出 裕章
>


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コメント

放射能と放射線が、ごちゃまぜの報道のようにおもいます。
たとえ放射線量が少なくとも、長時間さらされると今はなんともなくても、将来に症状がでるかもしれませんね。
原子力発電所で働く人達は、累積された被曝量に制限があったのではないでしょうか?

仕事とはいえ、大きな被害を出さないように作業されている人達の健康がとても心配です。
東京の本社の役員や原発を推進していた役人も、現場に行ったらいい。
自分達が語ってきた安全性を確認しに。
炉心の横で、立派なスーツを着て会見したらいい。
いつも犠牲になるのは、会社の弱者。
役員は、この後辞任しても、被曝した恐怖もなく、優雅な生活をするのだろうから。
地震後に起こった人為的なミスによる事故だから、東京電力は多くの人達に補償できるのだろうか?
原発を作る会社は、被害を補償する財源なんてないのでは?
税金を使うのは許さない。

投稿: やんじ | 2011年3月15日 (火) 19時34分

原発による事故補償は 電力会社には上限が決められていて それを上回るところは国家となっているのです。ほんとうに許せない事です。
国家財産(国民の血税)の上にアグラをかいた 電力会社の危機管理のなさにはかねてより指摘してきましたが 今回のことで多くの方が気づいて下されば・・・でも犠牲になった方々に なんとお詫びをしていいのやら。
 我々国民全体がこの国の電気エネルギーの飽食にアグラをかいて居た事を 反省しています。犠牲になられた方のご冥福と被災に遭っておられる方々に世界中から応援をとどけます。一緒にがんばりましょう。

投稿: yuumin | 2011年3月16日 (水) 08時00分

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