「子宮頸がん」と「乳がん検診」の無料クーポン使用期限について

　昨年６月に子宮頸がんと乳がんの無料クーポンが郵送されています。対象は、昨年４月１日の時点で子宮頸がんは２０歳、２５歳、３０歳、３５歳、４０歳の女性。乳がんは４０歳、４５歳と、５歳刻みで６０歳まで。ですから、４０歳の方は子宮頸がんと乳がんの両方のクーポンが来ています。

　その使用期限が迫っています。ほとんどの自治体は、３月３１日までです。しかし、海田町だけは２月２８日までです。これを過ぎると、もう使用することは出来ません。せっかく無料でできるのですから、利用しない手はありません。

　日本は、他の国に比べて、子宮頸がんの検診率がとても低いのです。２０歳になったら検診を！！クーポンの配布がいつまで続くかは分かりません。国の予算の編成によるからです。

　このクーポンの制度と違って、二年に一回、ほとんどの自治体では１０００円で子宮頸がんの検診が受けられます。広島市では、該当の人に、葉書が送られてきます。葉書が来ない自治体では、広報紙などでお知らせしてあるはずです。

　自分の体に関心をもって、これらの援助を上手に利用できるといいですね。

　インフルエンザですが。広島市医師会での発生動向調査によると、Ａ型が１月の１週が４４９人だったのが、２週（１月１１日～１月１６日）が１１２６人と、また倍以上増えています。累計Ａ型が１８３９人。Ｂ型は、１週も２週も５人ずつ、累計３１人です。この流行がいつまで続くか分かりません。まだ下火にはなっていません。

　それから、今年の特徴ですが、Ａ型に感染、発症しているする人は２０代が一番多く、次いで30代、それから５～９歳となっています。

　ぜひ今からでも、ワクチンをうっておきましょう。私のクリニックでは、ワクチンを少しずつ購入して切らさないようにしています。大量に余ると、小さな開業医では痛手ですので・・・。一般の人用と妊婦さん用のも両方用意しています。あらかじめお電話して来ていただくと助かります。

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ぜひ、覗いてみてください。