広島市のインフルエンザ発生数です。
広島市医師会臨床検査センターから、毎週金曜日に検査センターインフォメーションが送られてきます。その週報には感染症情報があり、広島市の情報を知るのに、とても重宝しています。ノロウィルスや、百日咳、流行性耳下腺炎、マイコプラズマなど、妊婦さんを診ている産婦人科医にとっても、無視できません。でも、今最も気になるのはやはりインフルエンザ情報です。
週報では、毎週一週間のインフルエンザ発生数を知らせてくださいます。今、広島市医師会では、インフルエンザの診断をした場合、ファックスで全例報告することになっています。今週のインフルエンザ発生動向には、ぎょっとするものがありますので、お知らせしますね。
市内で1月4日から10日までの一週間で発生したインフルエンザA型は449人。これまでの累計が713人ですから、その半数以上が一週間で発生したことになります。ちなみに、その一週間前は、123人でした。一気に3~4倍の患者さんが発生したことになります。おそらく、また今の一週間で、倍以上の患者さんになるでしょう。
今からでも遅くはありません。ワクチンを接種しましょう。ワクチンをうっていれば、たとえ感染しても、重症化しなくてすみます。それから、手洗い、うがい、マスクなどの防衛も忘れないようにしましょうね。
B型は、ほとんどなりを潜めており、この一週間では5人の発生でした。その一週間前は1人だけでした。今はほとんどがA型だといってもいいでしょう。
ご存知でしょうが、今のワクチンは、A型(新型インフルエンザも含みます)にもB型にも効果があるように作られています。
『1月 すいせんの匂う早春は・・・」 花材は、すいせん、風水石、ゲーリックリーフです。風水石は、やや黄色味を帯びていて、西側に置くと縁起が良くなるいわれます。
ゲーリックリーフはいろいろに使われます。今回は、茎をすっかり取り去って、ガラスの器にぴったりと貼り付けるように二枚置きます。これがアクセントになってきれいです。
クリニックの待合室でいいにおいを漂わせています。スイセンのいろいろな飾り方を習って嬉しいことです。
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コメント
我が家もその次の統計に4人も計上してしまいました。
全員A型でした。
結局自分と子どものと合わせると3日連続診察に行きましたが、
先生やクリニックのスタッフさんたちにうつったら申し訳ないなぁと心配でした。
改めて、医療スタッフって大変なお仕事ですね。
河野先生もお気をつけてくださいませ。
投稿: ツユマメ | 2011年1月17日 (月) 22時04分
ツユマメさま
たいへんでしたね。ブログを拝見すると、ワクチンをうっているのに、発症したのですね。なんてこと!!うってたら、感染しても軽くてすむと言われているのに。しんどかったですね。回復したよかったです。こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2011年1月20日 (木) 11時31分