「性教協中国ブロックセミナー」から②ボーイズ・バー
日曜日、性教協中国ブロックセミナーでの大阪の児童養護施設中井さんの話の続きです。
中井さんの施設であった話。
女子高校生が二人で街を歩いていると、ジャニーズ系のかっこいい男の子が話しかけてきたと。中井さんの言葉です。
「女の子は友人と一緒に複数でいるときに事件に巻き込まれやすい。男の子は一人でいるときに巻き込まれやすい」と。私もそう思います。二人や三人でいるとつい警戒心か薄れてしまうのでしょうね。
以前、イタリアで日本人4人の女性がイタリアの男性に誘われて彼の家に行き、そこで日本刀で脅されて4人全員レイプされたという事件がありました。その時に日本の女性は無警戒だと散々マスコミにより被害者が責められましたが、私は四人いたことで警戒心が薄れたと思うのです。四人全員が一度に襲われるなんて、想像しなかったでしょう。そして、レイプされた被害者を責めるという風潮がとてもいやで、それを新聞に投稿して、採用されたことがありました。
「君達、高校生?ちょっとうちの店で遊んで行かへん?」と。ええっ、でも私たちお金を持ってないよ。という彼女達に「千円でいいよ、一人千円。二人で二千円でいい。」といわれ、半信半疑でいったのだと。そしたら、かっこいい男の子たちが寄ってきて、お酒も飲ませて、さんざん楽しい思いをさせたくれたのだと。そして、本当に二千円でいいと。今度、また友だちを連れておいで、千円でいいから、と言われたと。得した気分で彼女達はまた友人を連れて行きます。
そうして夏休みの八月の終わりまで週二回ずつほぼ一月通い続けて。その中の一人と彼氏彼女にもなったのだと。そして、夏の終わりに、突然、
「店長から言われてな、やっぱり千円だったらまずいと。ちゃんとお金をもらえといわれたねん。悪いけど、このお金、払ってくれん?」と、渡された請求書が126万円だったと。びっくりする高校生四人。四人で割ったら、一人31万5千円。
「お金、なかったらな、君達かわいいから、一週間も働いたら稼げるお店があるから。そこを紹介するからな、そこで働いてや。」
と言われたのだと。
四人の中の施設にいる一人が、アルバイトをしていてお金をためていたのだと。それを出して欲しいと職員に言い、何に使うのかと、なかなか言わなかったのをやっと聞き出してそのことがわかったのだそうです。初めは、彼氏も出来たと言っていたし、てっきり妊娠したのか、そのためにお金がいるのかと思ったのだと。
でもとんでもないことでした。他の三人は、働くつもりでいたと。それも、風俗ですね。
この件については、警察にも相談し、職員で解決しました。
この施設では、「リスクシート」というのを作っています。
このシートを使って施設の中で話しあいます。こんなことがあったら、どうする?と。職員も一緒になって考え、話し合います。(シートはクリックすると大きくなります。)
養護施設にいる若者だけでなく、どこにいてもありそうなことばかりが並んでいます。こうして、いろいろなことを実はこうなんだと学んでいくことはとても大切なことでしょう。
この中井さんの講義を聞いていて、私はな亡くなってしまった大分の山田泉さんの講義を思い出しました。彼女の模擬授業を受けたことがあります。携帯の授業でした。携帯に、東京の男の子から、友だちになってとメールが来たら、どうする?と、生徒に問いかけました。田舎の少女にとって東京の男の子というと、それだけで、もう舞い上がってしまって、返事するといいます。そんな例をあげながら、順々に携帯の使い方、そのリスクについても話を展開していきました。ただ携帯を持ってはダメというのでなく。
このようなしっかり学ぶことができるこの施設にいる若者達は、幸せだと思いました。でも、全国の施設でこのようなトレーニングをされているとは限りません。
次回、そのあたりの話もしますね。
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