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ガラスの仮面45・46巻

 昨日は、診療の合間に養親希望のご夫婦にお会いしたり、診療後は性教協の仲間との会と飲み会があったり。家には深夜に帰りました。会合に行く合間に本屋さんに寄りました。

 吉田の夢書房さんのブログで知りました。45巻が出たばかり、私は木曜日に夢書房で買ったばかりなのに、もう46巻が出ると。で、買いました。

2010_10310006 うちに帰ると、すぐに読み初めました。ガラスの仮面の既刊は、いつもクリニックに置いています。少しさかのぼって43.44を持って帰って、43から。途中いつの間にか眠ってしまっていて、また朝早くに目がさめるとすぐに読み始めて。

 読み終えた今、深い感動のままにいます。途中、あんまり切なくて、「ああー、もうっ」なんて声をあげながら読むものだから、誰かに笑われたりしながら。で、47巻はいつ出るのでしょうね。

 特に、私は速水に惹かれます。速水の切ない恋。冷徹であるはずの人が、少女に恋をしてしまう。その切なさに、胸がキュンキュンします。

「ひとは一度も会ったことのない相手を愛せるものなのか?」

「たとえ相手に会わなくても/その人の言葉から/そのひとの心にふれる/一番悲しいときに/はげましてもらったり/うれしいときに一緒に喜んでくれたり・・・/一番誰かを必要とするときに/思いのこもった言葉が届く・・・」

「そのひとの心が届くのですわ/男女なら/恋が芽生えても/おかしくありません/齢も姿も関係なく/心と心が結ばれてゆくのですわ」「それが何年もつづいたりすると/たとえ会っていなくいなくても/誰よりもかけがえのない相手となるでしょう/いつのまにか大きな絆で結ばれていることに気づくのですわ・・・」

「マヤ・・・わかっていたはずだ/あの子は俺をゆるしはしない・・・/あの子が恋・・・/紫のバラの贈り主に・・・/ばかな・・・/会ったこともない相手に・・・/マヤ・・・!/どうすればいい・・・?/おれは・・・/こんな切ない気持ちははじめてだ・・・」

 マヤは、紫のバラの人は速水だと知っているのに。速水は知られていることを知りません。お互い恋をしていても、それが全く伝わりあいません。

 漫画家って本当にすごいと思います。美内すずえさんだけでなく、ほんっとに漫画家と言うのは、私のもっとも尊敬する職業の一つです。絵がうまいだけでなく、こんなせりふはどこから出てくるのでしょう。

「わが子たちが兄弟して相争い殺しあうのをみて嘆かぬ母親がおろうか?/神の心はすべてを生かすことにある/われらは神の力で生かされていることを知らねばならぬ」「この世は相反する二つのもので成り立っておる/すなわち誕生と死/創造と破壊/天と地/火と水/光と闇/男と女/みえるものとみえぬもの/それらはまったく対立したもののようにみえて/実は一本の棒の端と端/つながりあう両極・・・/誕生と死の間に人の生があり/創造と破壊のあいだに存在がある/人生に意味があり/存在するに意味がある・・・」

本当にこんなことが言える美内すずえさんって哲学者です。

 一昨日は映画「クロッシング」で、昨日今日は漫画「ガラスの仮面」で毎日感動させてもらっています。

47巻が出るまで、また我慢我慢です。


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「クロッシング」を見ました。

 九月、韓国語の検定試験を目前にして、連日、先生の追っかけをしていた時。韓国会館で、一枚のポスターを見ました。10歳くらいの男の子が、決意をこめているのか、恐れているのか、寂しいのか、何とも言えない表情で立ちすくんでいるポスターです。「生きるために、別れるしかなかった。」と書いてありました。

  その子の表情がずっと心に残っていて。でも、具体的にいつどこでこの映画が上映されるのか、試験に必死だった私には、ただその子の表情が残っただけでした。そんな時、shiozyさんのブログでこの映画「クロッシング」の上映会が広島でも開かれることを知りました。これは、どうしても見なくっては。

 映画センターに問い合わせたら、事務局がそこでした。で、前売りの予約をして、昨日。診療後必死で自転車をこいで横河の西区民文化センターへ。夫は先に入っていました。かつかつ上映開始に間に合って見ましたよ。

 私は、強烈な韓国ドラマを見すぎてか、もうあまり映画では感動することがなくなっていました。が、本当にこの映画では、大量の涙が流れました。

 以下、チラシを参考に。

 この映画は、100人以上の脱北者への取材をし、30人の脱北者がスタッフとして参加し、四年かけて極秘裏に撮影されました。撮影は、実際の脱北経路、韓国、中国、モンゴル、8000キロにも及びました。

 元サッカー選手ヨンスは、北朝鮮の炭鉱の町で妻と11歳の息子ジュニと三人で貧しくとも楽しく暮らしていました。食糧難、凄まじい貧しさです。そんなとき、妊娠している妻ヨンハは、肺結核に倒れてしまいます。薬を手に入れるため、ヨンスは危険を冒して命がけで中国へ脱北します。でも、見つかれば中国から強制送還され、それは死を意味します。

 早く薬を手にして帰りたいとの思いとは裏腹に、結局脱北者として韓国に行くことになってしまいます。北朝鮮に残された、貧しい母と子。母は、結局亡くなってしまいます。孤児となったジュニは、中国へ行こうとしますが、見つかって強制収用所に入れられてしまいました。

 韓国から、必死で母と子を呼ぼうとするヨンス。それがうまく行って、もう少しで父子が会えるかと思ったその時に・・・。

 これは、まさに今も北朝鮮で起こっている現実の姿です。早く、何とか、彼らに生きることの保障を。救い出さなければ、との思いが迫ります。

 そのために、どうすればいいのか。あまりの現実に、夫とは、無言で帰りました。本当にどうすればいいのでしょう。頭にこの映画のシーンがこびりつきました。これからも考え続けなければならないでしょう。

 いい映画を見させていただきました。

 この週末も忙しくすごしそうです。毎年楽しみにしている「フードフェスタ」へも「白神さん」のかぐらを見にも、行けそうにありません。


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充実の一日。

2010_10280001  昨日は、夜の講演でした。こんな日は、お昼の時間が使えるので、うれしいことでした。午後家を出発。LEMON THYMEさんに行きました。今回で三回目です。私の好きなお店なのですが、なかなか行く時間がなくって、いつもブログで想いを馳せるだけでした。

様々な方のハンドメイドの作品が置いてあります。やっぱり素敵なお店です。そこでずいぶん時間を過ごして癒されました。かわいくって欲しいものばかりです。いろいろと買い込みましたよ。主に、待合室に置きます。私のクリニックには子連れでいらっしゃる人が多いので、待合室には、いろいろなおもちゃを置いています。できるだけ良質なものを置きたいと心配っています。

 その後、用があって宮島口に行って用を済ませ、それから高速に入って吉田に行きました。途中、一週間前とは段違いに紅葉が進んでいて、景色を楽しみました。吉田で三箇所。いろいろと人にお会いしてお話しをしたり、買い物をしたり。そして、三次に向かったときには、もう真っ暗でした。

2010_10280002 三次では、こんな手作りのポスターで迎えて下さいました。こんなのを見ると、心が和みます。

 夜の会。お子様がおありの方は、なかなか出にくいことでしょうが、今回は、男性の出席が多くてうれしかったです。

 性教育というと、お母様の出席がほとんどということが多いのですが。私はお父様にこそ聞いて欲しいと思っています。お父様とお母様の楽しい関係こそ、子育てで一番大切なことなのです。それから、性というと、隠微な会話を交わすことが多い男性たちに、真正面から「大切なこと」として捉えて欲しいと思うからです。多くのお父様、お母様たち、遅くまでお付き合いくださいましてありがとうございました。

2010_10280005  帰りは安佐サービスエリアの「豚汁定食」で遅い晩御飯を取りました。580円。急に寒くなって、講演会場もやはり寒くって、帰りの車の運転をしていても、いつまでも背中がぞくぞく。鼻水も出始めました。これはまずい、家に帰る前に中から暖めようと、安佐に寄りました。七味唐辛子をしっかり振って食べた豚汁は、お野菜たっぷりで美味しかったです。ご飯も、ハーブ米の新米でとってもおいしかったです。

 講演は長い間していますが、帰りにふらりとどこかに寄って御飯を食べる、こんなことは、子どもが家にいるころは、絶対に出来ませんでした。あらかじめ、御飯の用意をしておいて、講演が済むと、すっ飛んで家に帰っていました。今は、待っているのは夫一人。今日の御飯は家では食べないとさえ伝えておけば、彼は自分の食事くらい自分でなんとかします。本当に楽になりました。


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怒っていること。

 私が怒っているのは、あの秋葉市長への暴力の件です。秋葉さんに硬球を投げつけた男、それは逮捕され今調べを受けているのでしょう。しかるべき罰則があるかもという、そんな状況にあります。でも、私が怒っているのは、その人に対してだけではありません。

 彼が逮捕されて、パトカーに乗せられるときに、旧球場の外で解体反対の運動をしていた人たちから、拍手が起こり、「よくやった」と言う声がかかったという、そのことなのです。

 人を暴力で傷つけておいて、それをほめるような拍手と「よくやった」という賞賛の声。一体、彼らは何者なのでしようか。

 それを聞いたとき、まさかと思いました。本当にそうだったのか、検証が必要でした。でも、残念ながら、その場にいた人たちからその事実を聞きました。

 中には、その時の様子を写真に撮り、「拍手がおこりました。」とブログに書いている人もいます。それは、でも、「拍手が起きていましたが、いただけません。」と書き換えられました。

 別の人は、「暴力は問題外」「彼は、自分達とはと違う」と一旦書いておきながら、そのブログそのものを消しています。

 それまで、ずっと一緒の行動をとり、議会に行くのも署名活動をするのも、ずっと一緒にしていながら、彼がボールを投げたとたん、自分達とは違うという、それはないでしょう。

 少なくとも、彼が連行されるときに拍手をし、賞賛の声をかけたという、その事実は消えません。

 旧市民球場については、市民誰しもそれぞれの思い入れがあるでしょう。私も、そこがサッカー場になるといいなあと思ったこともあります。でも、何回かその裏に入ったとき、やっぱりそれは古い建物でした。古く、暗く、汚くて。少々のリフォームではどうにもならないほどの基本的な設計そのものの問題もありました。なにより、トイレとか、選手や職員の居場所などがあまりに狭くて、隅に追いやられているようで、まるで迷路でした。それに、バリアフリーの問題も。

 私は、住民運動を認めます。いくら、議会がそれを決めたからといっても、粘り強い運動を続ける例も多くあります。近くでは、上関だってそうですが、その運動には、私ができる範囲での支援をしたいと思います。

 でも、もうこの事件で、旧市民球場については、その運動を認めません。暴力を賞賛するような、そんな人たちは許しません。

 そもそも、消したブログを書いた人は、いつもお金が絡む人でした。私自身、とんでもないお金を要求されて、びっくりしたことがあります。

 ボールを投げた人を初め、無職の人はどうやって生活しているのでしょう。今回のことを調べていて、そこにスポンサーがいるということも分かりました。自分の想いを実現するためにお金を出すということもありうるでしょう。私だって、これまでさまざまなボランティアにどれだけお金を使ってきたか。

 でも、無職の人に生活費を出すというのは、本末転倒。お金で都合よく人を動かすというのは、もっとも私が嫌いな行動です。それは住民運動ではありません。そもそも、子ども条例と旧市民球場をセットにしてPTAを動かそうとする、その人たちは、何が本当の目的なのでしょうか。

 市民球場を残したい、サッカー場を作りたいという、本来の目的からもうずれてしまっているのではないでしょうか。そうとしか思えません。

 ニュースや動画で見ると、あの投げ方は、野球でもやったことがあるようなフォームでした。もしあれが頭にでも当たっていると、と思うと、本当にぞっとするようなことです。昨日のニュースで、市長が杖をついているのにびっくりしました。奥様に聞くと、神経を痛めたそうで、足の先までしびれているのだと。歩くのが不自由なはずです。神経が元に戻るまで相当時間がかかるでしょう。やっぱり許せません。

2010_10260002 人を攻撃する文を書くのは、疲れます。これで、また私に倍以上の攻撃が来るでしょうね。でも、言いたいことをきっちり言っておくのも必要なことです故。

 10月8日、kei.先生のお花の日、屋久島に行く前日で、仕事が忙しくて、行くのが遅くなって材料だけ戴いて帰りました。その時教えて頂いたとおりに翌週、屋久島から帰って寄せ植えをしました。「コチアダイアモンドダスト」を三本。そして間や周りに球根を沢山植えました。ムスカリ(ベビーブルー)とクロッカスです。その球根の芽がでました。今はクロッカスが三つ。種でも球根でも、花でも野菜でも、芽が出るというのはうれしいものです。いとおしくて。大切にして咲かせよう、という気になります。


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講演のお知らせです。

 今、猛烈に怒っていることがあります。もう少し、事実関係を確かめて、間違いのないところで、ここにも書きたいと思います。そのための証拠も残しておかなければね。

 ということで、それに力をいれているので、今日は講演のお知らせを。

10月28日(木) 午後7時から9時まで。

三次ふれあい会館(三次コミュニティセンター)

三次市三次町(0824)62-3612

主催 青少年育成三次町民会議

 対象は「保護者」となっています。三年前から三次市には高校生、中学生、専門学校生に話しに行っています。先日中学校に行ったときに、保護者にも話を、という声がありました。今回、保護者の方たちに話すことができるようになりました。

 子育て中の方、思春期前、思春期真っ只中の子どもたちへの対応を中心に話したいと思います。それから、特に中学校で私が生徒にどんなことを話しているかということも。

 多くの方がご参加くださいますよう、お待ちしますね。久々の夜の講演。少し早めに出かけたら、紅葉でも見られるかな?と思っています。

2010_10160008 私のお宝写真です!! ええっ?真ん中がいなかったらいいのに?それはそうだ!! 失礼しました。


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新しい超音波の機械が来ました。

2010_10250003  新しい超音波の機械が来ました。4Dが映ります。

 これまでのは3Dでした。もうずいぶん前から4Dが出ていて、時々代診で行っていた友人たちの病院で使ってみています。本当にすごいなあと思っていました。でも、そこはすべてお産もしている産婦人科です。収入はうんと違います。私のような外来だけのクリニックで使うのは、贅沢と言うものだと自分に言い聞かせてきました。それはマンションがいくつも買えるほど高価ですから。

 でも、ちょっと訳ありで、比較的安く手に入る機械があるということを聞いて、また私の「ほしいほしい」病が起こってしまいました。

 経理担当の事務長である姉と丁々発止のやり取りの末、ついに許可が出て、契約することになったのです。3Dが4Dになったって診療報酬が上がるわけではありません。機械を買うときには、それにより増収が見込まれるか否かというのも判断の一つです。そこを姉は突いてきます。それを言われると、弱い。うなだれるしかありません。でも、それはより良い医療に繋がるのだからと私も頑張ります。

 超音波の機械は、とくに妊婦さんのおなかの中の赤ちゃんを見るのに威力を発揮します。まだ公的な大きな病院などでは、妊婦健診の時に3Dでも見ていただけないところは沢山あります。私たち開業医では、それらのカラー写真を撮ってお渡しして喜んで頂くというのが、サービスの一つになっています。

 新しいのを買って支払いができるのか、まあ、すったもんだいろいろとあって、ついに新しい機械がやって来ました。これを使いこなすまで試行錯誤が続くでしょう。

2010_10250002  さて、問題は、このこれまでの3Dの機械です。これは、リースではなく買い取りでした。長い間かけて、こつこつとローンを払って来ました。何より良く働いてくれて、これを使いこなすのは、とても楽しい作業でした。愛着があります。

 新しいのが来たからといって、すぐに廃棄するのは偲びません。まだ十分に新しいのです。どうしよう。どこかに差し上げることはできないかなあ、と考えています。どこかで使っていただけたら、嬉いことです。少し手元に置いておいて、行き先を考えようと思っています。

 さあ、今日から新しい機械を使いこなすべく、頑張りましょう。

 


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少々疲れました。

 昨日は、くたびれました。日ごろ話していない内容での講演には、それなりに準備がかかります。スライド作りに時間がかかって。いつ寝たのか、いつ起きたのか分からないような、ひどい寝不足でした。

 しかも、新大阪から梅田へ。梅田でJRから阪急に乗り換え。これがなんだかもたもたして、とても時間がかりました。パソコンなどの重い荷物を持って、階段を登ったり降りたり。いつも思います。「都会の人はよく歩くね。」と。

 やっと豊中についたら、もう時間ギリギリで。お昼ごはんを食べるゆとりがありませんでした。1時間45分、立ちっぱなしで講演。

 また、同じルートで、階段を上り下り。おまけに新大阪では、階段をやっとこさっとこ上ったら、ホームをまちがえていたというおまけまでついて。

 夜広島についたら、ぐったりです。こんなときに限って、いえ、疲れているからこそ、夫はお風呂に行こうとやや強引に言います。私は、一刻も早く寝たいのだけれど、お風呂で疲れを取ったほうがいいと彼は頑固に持論を持っています。「やまとの湯」へは、私が車の運転をして行きますので、居眠りしないようにやや心配しながら行きましたよ。そう、体重を測ると、一キロやせていました。

 からだがこんなに疲れたという思いをしたのは、久しぶりでした。

 ところで、豊中で、私が2時45分まで話をして、3時からは、「辛淑玉さん」の講演がありました。「人権力を養おう~想像力を広げる視点~」とのタイトルです。私はうれしくて。こんなチャンスめったにありません。

 後片付けをして講演会場に行くと、もう一杯で。別に用意してあった別室でスクリーンで講演を聞きました。それは、素晴らしいお話でした。はじめに写真の一覧が映し出されます。その一枚ずつがアップされます。つかこうへいさん、エジプト、林真須美さん、村木厚子さん、石原慎太郎知事、他いっぱい。どの写真から行くか、希望の写真から話を始めると。

 会場とのやり取りをしながらの講演は、楽しく、軽快に、また激しく。こちらの心を見透かしたような発言は、ドキドキしながら聞きました。まだまだ自分は甘いなあ、と。まさに「想像力を広げる視点」で、私の充電にもなりました。

2010_10210001  これからも、まだまだ私の講演は続きます。また次の準備で、少々ハードです。

今、広島そごうで開かれている「宮城県の物産展」でのラーメンです。仙台、味よしの「辛みそラーメン」。れんげに盛られている唐辛子たっぷりの辛みそをスープに溶いていただきます。辛みその量は、好みで。スープはあっさり系で、それがとてもおいしいのです。沢山飲んではいけないと分かっていても、いくらでも飲みたくなります。ラーメンは20日初日に。22日金曜日には、牛タンの味噌味の定食を食べました。これも美味しかったです。付け合せのテールスープも絶品でした。私は、物産展大好き。広島に居ながらにして全国の味が楽しめるのは、ありがたいことです。もっとも、時にははずれもありますが。

 


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「デートDV」とは。

 今日は、大阪、豊中へ話しに行きます。「産婦人科医からみたデートDV」というタイトルです。

 先日来「デートDV」についてここでもお話していますが、少しデートDVのお話しをしておきましょう。

 まず、DV (ドメスティック・バイオレンス) とは? 夫やパートナーなどからの暴力です。これには、「身体的な暴力」だけでなく、「精神的暴力」「金銭的暴力」「性的暴力」等が含まれます。

 デートDVとは、結婚していない間がら、とくに恋人同士の間での暴力を言います。

「DV防止法」正式には「配偶者からの暴力防止及び被害者の保護に関する法律」といいますが、このDV防止法の前文は、なかなか素晴らしいので、少し紹介しますね。

「我が国においては、日本国憲法に個人の尊重と法の下の平等がうたわれ、人権の擁護と男女平等の実現に向けた取り組みが行われている。

 ところが、配偶者からの暴力は、犯罪となる行為をも含む重大な人権侵害であるにもかかわらず、被害者の救済が必ずしも十分に行われてこなかった。また、配偶者からの暴力の被害者は、多くの場合女性であり、経済的自立が困難である女性に対して配偶者が暴力を加えることは、個人の尊厳を害し、男女平等の実現の妨げとなっている。

 このような状況を改善し、人権の擁護と男女平等の実現を図るためには、配偶者からの暴力を防止し、被害者を保護するための施策を講ずることが必要である。(中略)

ここに、配偶者からの暴力に係る通報、相談、保護、自立支援等の体制を整備することにより、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護を図るため、この法律を制定する。」

 この法律で守られるのは、夫婦間、内縁の関係(事実婚)、離婚後の元配偶者等もふくまれますが、恋人の間柄は含まれていません。この法律は、恋人同士の暴力からは守ってくれないのです。

 私の現場、産婦人科という現場では、やはり「性的な暴力」がメインとなります。また、精神的暴力もとても目立ちます。

・ したくないのに、強引にセックスを迫るのは、DVです。

・ 妊娠しても産めない、育てられない状況にあるとき、避妊をしない性交は、DVです。

・ コンドームを使わないで、性病をうつすのも、DVです。

 精神的暴力で最近、特に目立つのが、携帯に関わることです。診察室に携帯を手に持ったまま入ってくる若い人の多いこと。携帯には、電話だけでなく、メールがしょっちゅう入ります。それにすぐに返事をしないと怒られたり、または疑われたりします。

 携帯のメールや電話の履歴のチェックをするのも、DVです。

 また、それらがDVである、自分は被害者であること、または加害者となっていることに気づかないままというのが、何より深刻です。

 束縛することが愛であるとの思い込みも。

 こうしてみると、DVというのは、単に殴る蹴るの身体的暴力だけでないということが分かっていただけるでしょうか。

 やはり基本は、個人が自立していること。自立した者同士が、二人でいることが楽しい関係。お互いの希望を実現できるように、励ましあい応援できる関係。相手が喜ぶことが自分の喜びでもある関係。そのようなパートナーシップが分かっていない、そのようなことを学ぶ経験がないというのが、一番の問題であると思います。それこそ、性教育の一番の基本なのですが。

 今日は、そのようなことを例を挙げながら話して来たいと思います。

20080612213317 これは、二年前にご紹介したことがあります。広島県三次市が作った「デートDV」のパンフレットです。素晴らしいのは、このパンフを中学生たちにも配っていること。DVの加害者は、なかなか矯正するのが困難なのです。そうなる前の予防の教育に何よりのパンフレットです。私も沢山戴いていますので、希望の方にはお分けしますよ。

 行政が積極的にこのような取り組みができるのは、すごいと思います。



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道の駅「キララ」の定食。

総社から岡山道、米子道を通って安来に行くとき、大好きな大山を見たいと思ったのですが、雨で雲がいっぱいで、結局見えませんでした。がっかりです。

 それから、安来高校で講演後にソロプチの人たちや校長先生と話していて、来るのに、岡山を通って来たというと、びっくりされました。今は、三刀屋まで山陰道が出来ているので、そこを通るものだと教えてもらいました。実は、それは分かっているのですが。でも、うちのナビは、私が来たルートを教えてくれます。

 そして、帰りは浜田道に出るつもりだというと、またびっくりされて、三刀屋から三次に行きなさいと言われました。しかし、先日、出雲に墓参りに行ったとき、三次を通るルートでなく、浜田道を通るルートをナビが教えてくれて、そうしてみると、とても楽だった思いがありました。で、結局迷ったのですが、初めに予定したとおりの道を行きました。

 出雲まで山陰道の高速が出来ていて、スイスイです。その後、江津までが9号で、少し車が多かったのですが、それでもスイスイの方だったと思います。江津から、西風新都までは、それこそただの高速道で、またスイスイ。とても早くつくことが出来ました。

 今日、道路地図でみてみると、三刀屋から三次までの一般道と、出雲から江津までの一般道の距離がほぼ同じ。江津から千代田までの高速道の距離と三次から千代田までの高速では、少しだけ三次からの方が短いくらいでした。でも、三刀屋から三次までの山道をくねくね行くのは、とても退屈で、しんどくて。

 結論から言うと、松江や出雲や米子に行くのも、浜田道を通っていくのがとても楽で早いということなのです。一見遠回りのようですが、距離的には、そう違いません。今度行くことがあれば、往復そのルートで行こうと思います。

2010_10210021 もう一つ、このルートの楽しみは、出雲市多岐の道の駅、キララです。日本海に面したここのレストランで夕食をとりました。写真は、御飯の後、もう暗くなって撮ったのでわかりにくいかも知れませんが、海水浴場にある道の駅です。レストランだけでなく、ベーカリーやラーメン屋さんもあります。おみやげ物やさんは、前回、9月の墓参りの時にはあったのに、この度、なくなっていました。つぶれちゃったのでしようか。それとも、夏になるとまた開くのでしょうか。姉がイカの一夜干しを買おうとしたのに、びっくりです。厳しいですね。

2010_10210020 そのレストランで食べたのが、これ、「あご(とびうお)のお茶漬け定食」です。とびうおのでんぶ、卵の白身と黄身を別々にそぼろにしたもの、ねぎのみじん、のり、わさびなどを御飯にのせ、写真の向こう側に見えるどびんに入っているあごだしをかけていただくという物です。ついているお刺身も新鮮で美味しかったし、茶碗蒸しには、カニの身がどっさり入っていました。ここでしか食べられない珍しい定食だと思います。1300円。大満足でした。

 以上、安来高校での講演の旅のもろもろのご報告でした。


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安来高校での講演から帰りました。

 昨晩、安来から無事帰って来ました。一昨日診療の終了後、車でクリニック近くの駐車場を出発して家に帰るまで、走行距離558.2キロ。よく走りました。でも、無料化実験のおかげで、安来から出雲まで山陰道を走り、今度は江津から浜田道を走り、中国道を通って西風新都までなんと高速料金は400円ですみました。ありがたいことでした。

 このごろ、中学生と大人の方ばかりに話していたので、高校生は久しぶりでした。やはり高校生には話し易いです。どこの高校でも、すでにいろいろと問題も抱えている子もいるし、これから社会に出たり進学して大学や専門学校に行くと、性はすぐ身近になってきます。中学生と違って、内容もかなり突っ込んで話すことが出来ます。昨日の高校も生徒達は、静かに、真剣に聞いてくれたと思います。とても気持ちよく話すことが出来ました。やっぱり高校がいいなあと、改めて思いました。

 この講演には、地元のソロプチミストの方たちが沢山来てくださいました。前回、安来の別の高校で、ソロプチミストからのプレゼントとして話をしたことがあります。今回の高校でも、ソロプチミストの方たちとのご縁が大きく、今回の講演も聞きに来てくださったそうです。

 私は生徒さんに子宮けい癌の話もしました。講演後、校長室で、そのワクチンの公的補助についてソロプチの人たちと話をしました。ワクチンや、その公的補助についての研修もしているそうです。でも、まだまだ不十分な話しか伝わっていなくて、改めてこの件についてのまちがった情報を流している人たちの罪を感じました。

 一方、私のクリニックでは、ワクチンの接種をしている人たちに、誰の勧めなのかを聞いています。やはり親の勧めが多いのですが、特に、父親に勧められてという人が結構あって、うれしい思いをしています。私のクリニックでは100人を超えて接種していますが、でも、全体としてはまだ少なくて、まだまだ啓発が必要だと考えています。

2010_10210015  さて、「サンロード吉備路」を出発前、ここにあるベーカリーで焼きたてのパンを買いました。ここでは、パンを買った人がその場で食べられるようになっています。サラダや飲み物のセットもあります。写真の手前にはその席があって、直売でお野菜を買った人たちが食事をしています。私も、かつて宿泊はしなくても、ここの源泉かけ流しの温泉で日帰り入浴をし、ここのパン屋さんで食事をして帰っていました。お昼ごはん用に買ったのですが、でも、結果的には、講演後に食べることになりました。それは。

2010_10210017 このためです。蒜山サービスエリアで、蒜山高原のジャージー牛乳のソフトクリームを食べようとしたら、「コルネ」というのがありました。何だろうと興味があって、それを頼みました。そしたら、おじさんが油で何かを揚げています。パンです。油で揚げたばかりのパンに、ソフトクリームをいれてくれました。パンは熱々です。それに冷たいソフト。急いで食べないと、溶けてしまいます。熱いパンと、冷たいソフトクリーム、ミスマッチのようですが、それなりに美味しかったです。これを食べたので、これでお昼御飯は終わりです。

2010_10210016 ところで、ここのトイレです。とってもきれいなトイレですが、特に手洗いにびっくり。お水の受けにガラスが斜めに張ってあって、ガラスの上を水が流れます。そのガラスの下に子どもの絵が貼ってあります。初め、どうやって手を洗っていいのか、戸惑いました。こんなデザインをする方もいるのだなあと感心しました。

 558.2キロの講演旅行、もう少し続けます。


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安来に向かいます。

 岡山、総社の「サンロード吉備路」です。

2010_10210006 部屋から見える朝日がすきなのですが、残念。雨です。これから、島根県の安来高校に言って、全生徒さんに話をします。

 帰りは、山陰道を出雲に向かって、浜田道を通るつもりです。宍道湖や、日本海に沈む夕日を見たかったのてすが。これから、お天気はどうなるでしょうか。

 以前は「国民宿舎」、今は「休暇村」になっていますが、ここには常設の産地直売の農産物売り場があります。

2010_10210014  枝豆、茄子、イチジク、柿、鉢植えのなでしこなど、どっさり買いました。白菜も大きな一株が300円ととてもお安いのですが、ちょっと大きすぎて、消費できそうにないのでパスです。街中のスーパーのように切り売りなんてありません。そのほうが素晴らしいのですが・・・。

 では、これから安来に向かいます。一体、夜までに何キロ走ることやら、です。


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地鶏?もみじ豚?

 鳴り物入りで新しくできたお店にランチに行きました。

 今日のランチメニューのメイン中には「お肉の日替わり」と「お魚の日替わり」がありました。日替わりの他にもいろいろなメニューが書いてあります。これに御飯とお味噌汁とサラダが付きます。

 メインの説明で今日のお肉のメインは、「〇〇の地鶏のソテー」です、と聞いて、姉はそのお肉の日替わりを。私はお魚の日替わりを頼みました。そして、お料理が運ばれて

「こちら、お肉の日替わりのもみじ豚のソテーです」といわれました。

「あれっ?日替わりのメインは地鶏じゃなかったの?」と聞きました。そしたら、

「失礼しました。〇〇の地鶏のソテーでございます。」と言いなおします。

「ええ?地鶏なの?これ、鶏?」と聞きました。そしたら、「はい、地鶏でございます。」とのこたえです。

 でも、どう見ても豚なのです。「これ、鶏かねえ、おかしいねえ、豚そっくりの鶏なんじゃねえ」と二人で話して。姉が一口食べて、「豚じゃと思うんじゃけど。」と言います。二人で笑いました。」「豚そっくりの鶏じゃなくって豚なんじゃ。」

 そしたら、姉が「食べてみて」と一切れ私のお皿に乗せました。一口かじって「うん、豚じゃねえ。鶏じゃないわ。日替わりじゃなくってもみじ豚のソテーが来たんじゃわ。どうする?替えてもらう?」」姉は「いいよこのままで。しょうがない。」と言いました。でも、豚を持ってきて、はい、地鶏ですはないよねえ、と苦笑です。

 その後、他の店員さん、ちょっとリーダーらしい人がお茶をいれに来たので、私が姉のお皿を指して

「これ、どうみても豚なんじゃけど。」といいました。そしたら、「はい、豚です。もみじ豚のソテーです。」と言いました。「あれ?豚なの?日替わりを頼んだんじゃけど。」そしたら、

「はい、そうです。もみじ豚です。」とまたいいます。「いえ、もみじ豚のソテーじゃなくって日替わりを頼んだんじゃけど。」と言うと、「はい、日替わりはもみじ豚です。」といいます。

「あれえ?日替わりは地鶏と聞いたんじゃけど。」と言うと、「いいえ、日替わりはもみじ豚です。」ときっぱりと言われました。姉と私は、???です。

 その後、「間違えました」も何もなく、そのままです。食事を終えて、「お料理はどうでしたか?」と聞かれて、「はい、ご馳走様でした。美味しかったです。」と答えておきました。が、二度と行きません。単なる店員さんの間違いだけでなく、その後のフォローがないといけません。私も気をつけようと思います。

 いえ、行かないのは、その間違いだけのせいではなく、味、値段、お店の方針、雰囲気、すべて合いませんでしたから。

2010_10190009 これはそのお店ではありません。インド料理のナーナック袋町店のレディースランチです。レディースでも、高い方の990円でした。もっと安いのもありますが、タンドリーチキンも御飯も食べたかったので、これにしました。久々のインド料理。とっても美味しかったです。とくに、ここのナンは裏がパリッと焼けていて、とても香ばしくて美味です。

 あの地鶏かもみじ豚かのお店のランチはこれよりも200円も高いです。初めは珍しくて行っても、リピーターになる人がいるかどうかが問題ですね。


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倉敷屏風祭。

 もう少し倉敷について。土曜日、倉敷に行ったときには、丁度地域の秋祭りのようでした。沢山の人が訪れています。そうでなくとも、観光客の多いところです。車を運転して行ったので、駐車場に困りました。会場の地下の駐車場が行列で、延々と待たなければなりませんでした。(待っているうちにトイレに行きたくなって、本当に弱りました)

2010_10160004 倉敷は美しい街です。美観地区を流れている川に白鳥が泳いでいました。この川では、船で町巡りができるそうで、船もありましたが、なにぶんにも、学会が終わったときには、もうそれも終了していてザンネンでした。

 私は、倉敷に何回も来ていますが、いつも講演だけですっ飛んで帰っていますので、こうして町を歩くのは初めてでした。学会の後、懇親会の会場までですので、もう薄暗くなっています。この川と白鳥を見ただけでも、町を歩いてよかったと思いました。

2010_10160014 写真が暗くてすみません。何しろ夜なもので。美観地区では、各家の屏風が家の前に展示されて、見ていただくという催し物がされていました。昼には、沢山の屏風が展示されていたと聞きました。

 これは、とても大きい家です。大きい屏風が、夜でもライティングされて通る人々に見えるようにされていました。

 私は、あちこちのおひなさまを公開するのを見ていますが、屏風というのは初めてです。後でネットを見てみると、「倉敷屏風祭り」として、かなり大掛かりになされているとのこと。早くに行ってみればよかったと残念でした。

 美術館だけでなく、倉敷というのは、奥深く楽しめる町なのでしょう。今回は、ほんの少し、ちょっとかじっただけですが、いつか時間をとってゆっくり来たいところです。

 今週は21日木曜日、島根県安来の高校で講演です。これも車で行きます。列車だと、とても不便ですが、車でも結構時間がかかります。

 24日日曜日は、大阪、豊中市で、一般の人対象で、デートDVについて話をします。

 それから、28日木曜日は、夜、三次市で、保護者対象に話をします。三次市では中学校に行って話をしていますが、保護者にもという声があって、この度夜にすることになりました。どなたでも参加できますのでどうぞ。

 まだまだ走り回ります。ありがたいことです。


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何と、「大原美術館」で懇親会

 16日土曜日、倉敷で開かれた「性科学セミナー」に行って来ました。性科学セミナーは、「日本性科学連合」が毎年の「日本性科学学会」にあわせてその前日に開くものです。「日本性科学連合」は、日本性教育協会、日本家族計画協会、日本性科学学会、日本思春期学会、日本性機能学会、日本性感染症学会、性の健康医学財団の連合です。セミナーでは、そのそれぞれの会から一人ずつ持ち時間30分で話をするというものです。

 私は思春期学会からということで、「若年受診者からみえる性教育への提言」というタイトルで、目一杯話をしてきました。この会に参加するのは、初めてのことでしたが、また性教協と違った顔ぶれの多くの方たちに話を聞いていただけて良かったと思いました。

 私の前の演者は、家族計画協会を代表して、岡山の「ウイメンズクリニックかみむら」の助産師の福原博子さんの「デートDVの現状とその予防教育について」というお話でした。上村先生のクリニックでは、デートDVの被害者と思われる患者さんには、積極的に取り組みをしている、その内容が詳しく聞けました。

「男性が電話をかけてくる」「男性が付き添って診察室に入ってくる」というのは、要注意。それは、「優しい男性」と捉えられがちではあるけれど、実は、「監視」のためについているということもある、その場合、一人になる「内診室」でそっと問いかけをしなければならないことも。これは、私たちの現場でも全く状況です。

 どうアプローチするか、どんな風にその関係を断ち切らせるか、そのサポートの実情が聞けて勉強になりました。

 私は以前、ずっと診ていた患者さん、夫の暴力に苦しんでいた彼女がついに彼に刺し殺されたという本当に痛恨の苦い経験をしています。それ以来、男性からの暴力については、とにかく「殺されないように」「上手に」「誰かの力を借りてでも」別れることを考えるように、そのサポートをしてはいるのですが、なかなか困難です。特に、他のグループとの連携が絶対に必要なのですが。広島では、なかなか機能するグループに出会えません。

 私の話は、後で感想を言ってくださる人の反応から、それなりに受け入れられたと思います。はやく日本でも、ちゃんと性教育ができる状況がつくられなければ、なのですが。その認識をしてくださり、さらにそれが「声明文」を出すようなところにまで行くといいのですが。

 さて、その会の後、懇親会が開かれました。何と、その会場は、会の会場から歩いて行ける「大原美術館」を借り切って行なわれたのです。

2010_10160009  本当に贅沢なことに、美術館の中で、絵に囲まれた部屋で懇親会なのです。今、大原美術館は、創立80周年記念特別展「大原BEST」が開かれています。大原美術館の名作が一挙に公開されているのです。

 乾杯の後、美術員の方の案内で、館内ツアーが開かれ、会場の絵や彫刻などを見せて頂きました。もう、ため息ばかりの名作の数々。

 特に大原美術館は印象派の作品が多く、モネ、マネ、ルノアール等がふんだんにあります。それにエル・グレコの「受胎告知」、ドガの踊り子、ムンク、ピカソ、ロダンの彫刻まで。

 こんな作品に囲まれて、飲んだり食べたりという、超贅沢に、本当に夢ではないかと思いました。コレは、本物なんだと、何回も自分に言い聞かせるほどでした。

 一人の人だけに写真の撮影が許されていました。ルノアールの作品の前で写真を撮ってもらいましたので、もし写真が届けば、お見せできるでしょう。私の宝物になるかも知れません。「大原BEST」は、12月5日(日)まで開かれています。皆様、一見の価値がありますよ。


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日本丸のこと、もう少し。

 日本丸を降りて屋久島に上陸、一日中山道を歩いてその自然に圧倒され、深く感動して、それからもう一週間がたちます。本当に早いものです。この間、ずっとその感動に浸りながら過ごしました。

 日本丸で少し紹介し忘れていることをここでまとめてご報告しますね。

2010_10090021 大浴場です。まだだれも入っていない女性用のお風呂。ジャグジーになっています。この後すぐにはいりましたが、海を見ながらのお風呂はサイコーでした。これは夜の真っ暗なときに入るよりも、外が見えるほうがいいですね。写真を撮った側にはサウナもあります。

 夜のイベント、ビンゴには沢山の人が集まりました。景品もどっさり。うらやましいことでした。私たちの一群は、誰ももらうことができないでいたら・・・。終わったと思ったときにもう一度。今度は「ウンの悪い人」を選びますと。

2010_10110012  使ったビンゴの板(神ではありません。何度でも使える板です。それを白紙に戻して。呼ばれるたびに全く開かない人。途中から起立して。開いた人からどんどん座ります。私もいいところまで行ったのですが、とうとう座るはめに。ところが、うちの一群の一人が、とうとう前にまで呼ばれて、ラストの三人まで残ったのです。そこでダメでも、景品をもらうことが出来て、やんやの拍手です。最後まで残った人は、なんと、船長さんのセーラー服を着たでっかいテディベアをもらわれて。最高のウンの悪い人がうらやましかったです。大いに会場は盛り上がりました。

 それに、思いがけないザ・ワイルド・ワンズのライブ。これも盛り上がりましたねえ。みんな手を上げて、左右に振って。楽しかったです。写真撮影禁止でザンネン。

 私は、その後、真っ先に加瀬邦彦さんの本を買いました。本を開けてびっくり。加瀬さんのサインがしてありました。早速に船の中で読み始めて、福岡に行く列車の中で読み終わりました。これも面白い本でした。軽く、肩がこらず、ただ楽しく読むことが出来ました。昔の懐かしい名前が次々と出てき増したよ。今、このメンバーは、ジュリーと一緒に全国ツアーをしているということ。広島にきたら、ぜひ言ってみたいね、とスタッフと話しています。

2010_10150001

船で働いている人は、日本人とフィリピン人でした。フィリピン人のスタッフは、皆さん、片言の日本語をしゃべり、とてもよく訓練してありました。本国でしっかり訓練をするのだそうです。皆さん、明るくって働き者で、気持ちよかったです。

 沢山の楽しい思い出をありがとう!!と、今回のツアーに感謝です。

2010_10150002

きょうは日曜当番医。一日中診療です。
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村瀬先生との食事会・「デートDV」の講義について。

 昨日は、診療後車で東広島へ。広島大学公開講座の後、村瀬先生を囲んでの食事会に行って来ました。性教協の仲間たちも先生の講義を受けて、その後食事会に参加しています。

2010_10150007  久々に先生たちとお話しできてうれしかったです。食事は、西条のお酒を使った「美酒鍋」でした。鍋を突っつきながら、積もる話です。

 村瀬先生の講義の資料を戴きました。「『デートDV』から恋愛と性を考える」という講義です。配布された資料には、先生が日ごろ教えていらっしゃる学生たちのレポートが沢山使われていました。

 大学生ともなると、多くの学生がカップルとなります。そこに一方的な束縛、言葉の暴力などが頻繁に起こってきます。カップルの対等な関係の中で、お互いを尊重しつつ楽しい関係を作るという、恋愛の基本から程遠い関係の中で、DVは起こっています。

 私の現場でも、その最たるもの、「ちゃんと避妊もしないで性行為を強要する」という例が毎日のようにあります。また、診察室の中でも携帯を話せない子も。ずっとメールが送られ続け、すぐに返信しないと怒られてしまうとか。時にはメールをチェックされていしまうとか。

 パートナー同士となっても、お互いのプライバシーは存在するということが認識されていません。パートナーとなったら、相手は「自分のもの」との思い込み。DVは決して体への暴力だけでなく、言葉の暴力、束縛もそうなのだということも、認識されていません。

 先生の資料には、それらの授業を受けて、初めて自分はDVの被害者だったのだと認識する女性、また初めて自分は彼女にDVで苦しめていたのだと気づく男性の慟哭の手記もありました。

 こうした束縛や性の強要などから、のがれようとすると、それがストーカーの行為となり、ついには殺人にまで発展してしまうことは、数々の事件の報道でみんなも知っています。それがDVの延長であると認識しなければ。

 さらに、DVの加害者の矯正はとても難しいことも。そうなってしまう前の予防的な意味での教育も必要なのです。それは、性教育の中の「関係性」「コミュニケーション」という、もっとも大切な項目でもあります。

2010_10150010 私たちの話は、その後性的虐待の話。それから性暴力、教師による性犯罪の数々へと尽きません。

 広島県の教師の性犯罪の多さ、目を覆うばかりです。教師が性を学んでいない証拠でもあります。少なくとも、次々と起こっている教師の性犯罪につき、これではだめなのだと、根本的に教師に学んでもらわなければダメなのだと、どうして気づかないのかと思います。今は、逆へ逆へと行っていますもの。

 今日も、同じ内容の村瀬先生の公開講座が開かれます。午後二時から四時まで。ぜひ、多くの方が受講されますように。もち論、無料です。

 今日は、午前11時で診療を四方先生へバトンタッチして、倉敷に行きます。「性科学セミナー」で話をしてきます。「若年受診者からみえる性教育への提言」というタイトルです。

 明日は、日曜当番医で診療てす。まだ日本丸の話、またアップさせてもらいますね。


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日本丸の食事、もう少し。

 日本丸の朝は、私たちは洋食バイキングにしましたが、それも二日めと三日目でメニューが少しず替わっていて、心使いを感じました。二日めのお昼は、屋久島のホテルでした。

 二日めの夜は和食でした。

2010_101100022010_10110003 屋久島の山を歩いて疲れて帰って、大急ぎ、お風呂に入って からの食事です。

 和食のお味も、丁寧です。特に、タコ飯の風味が素晴らしかったです。

2010_10110004 2010_10110015  この最後の写真は、三日目、下船前のお昼です。洋食はラムの香草グリルやパスタと重そうでしたので、和食にしました。鴨南そばと菜飯です。サラダと果物はバイキングでした。

 二日め、最後の夜、コレだけの御飯を食べていても、ものはためしと、夜食にも行ってみました。焼きそば、ゴマ饅頭、明石焼き、果物などが準備されていました。少しずつ戴きましたが、どれもこれも美味しかったです。

 こんなに戴いて、一体どれだけ体重が増えているかと、心配だったのですが、帰って計ってみると、何と、全く増えていませんでした。少々減っていて、びっくりです。屋久島で歩いたのと、船の中でも、うろちょろ歩き回ったので、食べてもカロリーを使ったのでしょう。

 もう少し、ザ・ワイルド・ワンズのライブや、ビンゴゲームなど、船内の楽しみ、船員さん、スタッフの気遣いなどの報告をしたいのですが。続いてもいいでしょうか? 

 今日は、広島大学公開講座で一ツ橋大学の村瀬先生が講義されます。デートDVについて、これまで学生に講義した内容だと思います。これが素晴らしく面白いので。ぜひ、多くの方に聞いていただきたいです。私は、診療があるので行かれませんが、後の食事会に駆けつけるつもりです。東広島で美酒鍋だそうです。 


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屋久島の自然です。

2010_10100089 屋久島の魅力は、海と山。毎年海亀が産卵にやってくる美しい海。そこに多くの古代から生き抜いている杉を抱える深い山。その自然の魅力に、ほんの少しだけですが触れることが出来て、感動の連続でした。

 普通の道に鹿や猿も出てきます。赤ちゃんを抱いている猿、年取った角が立派な鹿も、まだ生まれたてのような幼い鹿も、姿を見せてくれました。南洋に住んでいる、ギャーギャーと独特の声で鳴く大きな鳥。深い自然の中には、多くの生物が生活していました。

2010_10100037 2010_10100087 でも、今年の猛暑で森の中では多くの植物が枯れてしまい、居住する生き物の生活も厳しい様です。日本全国で、いのししや熊が民家に出てくるという状況が、この豊かな自然の中でも起こっているということでした。

2010_10100031 2010_10100039 この奥深い山肌に張り付いているのは、水力発電所です。これだけで、屋久島の電気は補えるということでした。しかし、ここに工事をするのは、さぞ大変だったでしょう。私たちは、標高1500メートルのところまで行きましたが、道は狭く、車が離合できないところも沢山あります。

 道の拡張の工事がされていましたが、先日、その工事の資材をはこんでいたヘリコプターが落ちて犠牲者が出ました。そのため、あちこちの山水を飲むのが禁止されていました。上流の川がヘリの油で汚染されたそうです。

2010_10100050   2010_10100041

それに、何と言っても、長い長い年月の間に様々な姿に成長した杉。先日アップした紀元杉のような「屋久杉」になるには、さまざまな試練を経なければなりません。今、樹齢千年以上の屋久杉は200本。その候補はあちこちに育っていました。左の写真は、江戸時代に伐採された後、切り株からまたたくましく生えて来た杉です。米が出来ない屋久島では、多くの杉が伐採され、年貢として納められたそうです。それにしても、こんな杉をどうやって運びだしたのでしょう。

2010_10100085 「となりのトトロ」や「もののけ姫」など、さまざまなロケ地となった屋久島です。この紀元杉のバスの停留所は、トトロがサトイモの葉っぱを傘にして「猫バス」を待っていた停留所なのだそうです。実際、このそばには、サトイモが植えてありましたよ。

 最後に千尋の滝です。これはすごい。高さ60メートルの滝と、その左側の大きな花崗岩の一枚岩。250メートル×350メートルもあるその岩とのコントラストが圧巻です。

2010_10100110 この雄大な景色に触れただけでも、屋久島に来たかいがありました。ただただ、すごいの一言です。ため息が出ました。ぜひ、写真をクリックして大きくして見てくださいませ。山道を歩いて足はすっかり疲れましたけれど、本とうによかったです。

 今日は、今から福岡の豊前に講演に行きます。そこの教師に話します。遊んだ後は、仕事、仕事です。でも、まだ屋久島への船旅については、お話ししたいことが一杯です。食べ物も。もう少しお付き合いくださいね。


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日本丸の食事。

2010_10100002  「新生日本丸」は豪華客船の中では、飛鳥よりも小ぶりだけれど、「食事」の美味しさが抜群だと聞いていました。何といってもそれが楽しみの第一です。朝、昼は洋食・和食を自分で選ぶことが出来ます。それぞれメニューが公開され、それを見てどちらか、希望のレストランに行きます。夕飯だけは初日が洋食、二日めが和食と決められていました。

 これは、乗船して初めての食事、お昼ごはんです。和食にしました。讃岐うどん、釜揚げちりめん御飯などです。ゴディバのチョコレートのドリンクとハンバーガーを食べて間がないの2010_10100008 に、全部食べました。お味は申し分ありません。

 夕飯は、おしゃれをして。私たち10人と赤ちゃんを一つのテーブルに用意して下さっていました。赤ちゃん用には、赤ちゃん用椅子が用意されていました。

 前菜に続いて、オニオングラタンスープ、魚料理はオマール海老と鯛、超豪華ですし、おしゃれできれいです。パンは全部船内で焼いているそうでほかほかです。それに、飲み物もビール、ワイン、ソフトドリンクすべて無料でよぶんなお金はいり    2010_101000122010_10100009せん。2010_10100013

2010_101000152010_101000162010_10100018  写真は、前菜とスープが入れ替わっています。(どうしても入れ替えることができないのです。)

 お肉は柔らかく、サラダも新鮮で、材料の調達はどうしているのかしら、と思います。これにコーヒーか紅茶。

 もう大満足です。

 三度の食事以外にも、常にハンバーガーやホットドッグや飲み物が用意されています。それに夜食も。お休み前のカットフルーツなどとあったので、興味があったのですが、とても入りません。ダンスパーテーなどで体を動かした人用でしょう。 

 ダンス以外にも、マジックショー、ビンゴ大会、映画の上映やカジノ、それにいろいろな機材があるジムやフィットネス、飽きることがないように様々なイベントが盛りだくさんです。

明日は、屋久島の自然をお届けしますね。 


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帰って来ました。

 無事帰って来ました。

2010_10110019  大きな船の接岸がどうなのか楽しみで、上から見ていました。途中からタグボートが活躍したと思うのですが。タグボートが二隻近づくところまで見えても、実際どうそれらが働いたのか、船の中から見ることが出来なくて、ザンネンでした。いよいよ岸に近づくと、岸にいる人に太いロープが渡されます。小さなフェリーと同じですね。前と後ろと二箇所固定されました。それを船から徐々に引っ張って少しずつ大きな船体が寄っていきます。これは前側です。

2010_10110020 後ろ側です。向こうに、尾道・福山地方の乗客用のバスと、沢山のタクシーが迎えに出ています。この一万トンバースには足がないので、乗用車で誰かに迎えに来てもらうか、タクシーを予約するかしかありません。船の中でタクシーの予約の受付をしていましたので、私たちも頼んでいました。

 下船した後見ると、さらに前側と後ろがしっかりとロープで固定されていました。

橋が渡されると、職員が沢山の乗客の荷物を降ろしています

2010_10110023 大変な労力でしょうが、統率が取れています。規律正しく、部屋順に次々と置いていきます。

 今回の旅は、ずっと船で寝泊りですので、移動がなく、それに乗るときも降りるときも、すべて船員の皆さんが荷物を運んで下さって、とても楽でした。本当に至れり尽くせりです。

 乗客はお年寄りがとても多かったし、体の不自由な方も何人もお見かけしました。船旅は、とても楽に行けるということが良く分かりました。

2010_10110024  最初に降りてこられたのは、「ワイルド・ワンズ」の皆さんでした。昨夜、ワイルド・ワンズのコンサートがありました。久々の「グループサウンズ」を堪能しましたよ。彼らは、44年間、結成当時のままのメンバーで活動を続けているそうです。私はコンサートの後加瀬邦彦さんの「ビートルズのおかげです」という本を買って、早速に読み始めました。昔、私の青春時代のグループサウンズのことがふんだんに出てきて、とても面白くて。一気に読んでしまいそうです。そうそう、今日のお昼御飯の時、そのメンバーの方たちが私たちの隣のテーブルに来て食事をされました。ドキドキでしたよ。

2010_10110010 下船時の写真ばかりですので、一枚だけ、船上の写真を。今日の9時半からプールサイドで「ロープワーク教室」が開かれて参加しました。甲板長の方の指導です。沢山の助手の方たちと一緒に丁寧に教えて下さいました。ロープの結び方です。いろいろな結び方がとても面白かったです。中には、緊急時に高いところから脱出する時、一本のロープに結び目を作るその方法です。アラ不思議、まるで手品のように、一瞬にして沢山の結び目が出来ました。

 楽しかったことやご馳走など、またゆっくりご報告しますね。今日は、家でひたすら片付けです。それと、一体どれだけ体重が増えているか、恐怖です。


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帰って来ました。

帰って来ました。
ここから接岸迄が大変です。

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紀元杉です。

2010_10100071

 広島に向かっています。

 昨日は、屋久島の深い自然に圧倒されました。

マイナスイオンもたっぷり吸ってパワーをいっぱいもらいました。

 今、広島に向かっています。接続が良くなくってなかなかアップできません。少し繋がっているうちに、急ぎアップしますね。詳細は帰ってからにします。


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屋久島到着です。

屋久島到着です。
屋久島に到着です。空はしっかり晴れて気持ちいい気候です。
今からジャンボタクシーで観光して来ます。

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おはようございます。もうすぐ屋久島です。

 おはようございます。今、朝6時半。屋久島が船室の窓から見えます。一時ダメだった接続がまた入るようになりました。どこもはしっかり。AUはチカチカ。ソフトバンクはまだ入りません。AUのパソコンは、チカチカするのを様子見ながらなだめながらですので、沢山の写真は無理です。

 昨夜、ものすごい満天の星を見ました。船首の真っ暗なところに行くと、よく見えます。船室の明かりがあるところから見ると、星は薄らぎます。私には初めてのすごい星空でした。

2010_10100019 窓からの朝日です。丁度種子島の真ん中から太陽が昇って来ました。太平洋は、瀬戸内海に比べて、波が荒いです。が、船のゆれは少しだけです。スタッフの何人かは酔ったようですが、私たちは平気で快適でした。

 私は、夕飯の後、マジックショーまで少し時間があるからとベットで横になって本を読んでいたら、気づいたときにはマジックショーもおわり。結局、カクテルパーティーも、映画も、カジノもなんにもしないままでした。

 でも、星が見られたのが良かったです。

今日は、一日屋久島で過ごします。夕方5時半に出航で、明日の午後には広島です。


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ゴディバのチョコドリンクとハンバーガー。

2010_10090011 7階にはプールがあります。一人探検中、ふと見ると、行列がありました。プールサイドのカフェでゴディバのチョコのドリンクや黒毛和牛のハンバーガーを提供しています。すぐに私も並んで、電話でほかの人たちにも連絡しました。

 みんなでならんで、チョコのドリンクを戴きました。私は朝ごはんを食べていなかったので、ハンバーガーもです。

 それは、美味しかったですよ。これらもみんな無料です。

2010_10090014  ハンバーガーはハンバーグの上下ともにトマトがはさんであって、丁寧に作られていました。

 どうも、私のルポは食べ物ばかりになってしまいます。

 その後、探検をしていて、お風呂にもう入れることが分かりました。広いお風呂にだーれもいません。ジャグジーやサウナもあります。タオルもロッカーも全部そろっているので、「入ろうか?」「ウン、入ろう!」で、姉と姪と三人で入りました。一番風呂です。海や島を見ながら入るお風呂、とても気持ちが良かったです。

 そろそろ接続が危なくなって来ました。お風呂のことやこのあとのこともまたお伝えしますね。

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日本丸に乗りました。

2010_10090002  日本丸に乗りました。大きいです。写真の右端が真ん中で、乗船口です。大きくて、私の粗末なデジカメでは、全体が入りません。

 まだ宇品ですので、インターネットが易々入ります。これがいつまで続きますか。私のパソコンはAUのカード、携帯はドコモ、IPadはソフトバンクと、三種です。どれが一番つながりやすいかも興味があります。

 一番安い部屋なのですが、それでも、ホテルのようにコンパクトにまとめられています。

2010_10090004  テレビ、冷蔵庫、トイレはウォシュレット付き。シャワーもありますが、これは、海を見ながら入れる大浴場に行くつもりですので、多分使わないでしょう。クローゼットもたっぷり作ってあります。

 ベランダ付きの部屋にしたかったなんて贅沢をいいましたが、これで十分。窓からは、海がしっかり見えます。

 船員さんたちは、びっくりするほど親切です。赤ちゃん連れのスタッフには、ちゃんとベビーベットが用意してありました。

 連れ合いは、早速ベットの上で大いびきです。昨夜は二人とも、ほとんど寝ていませんので。私はこれから船内探検です。それではまた。

 

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雨!のクルージングです。

 ああ、雨です。がっかり。真っ青な空と海のクルージングを期待していたのですが・・・。

 今日から三日間、屋久島へのクルージングです。そのために、とっても忙しい思いをしました。三日も休もうと思ったら、しておかなければならないことが、いっぱいあって。昨夜は10時まで一人残業。書かなければならない患者さんの書類を仕上げました。

 それを投函して、急ぎ帰って御飯をそそくさと済ませて、やまとの湯へ。一時から今日の出発のための荷物の準備です。ドレスコードというものがあって、服やら靴やら、難しそう。屋久島では、山道を歩くようだし。服も靴も色々と持っていかなければなりません。

 それを準備するのも、楽しみの一つなのでしょうが。ギリギリまで何もしなかった私には、かなり苦痛なことでした。

それから、鍋の中で浸かっている栗の渋皮煮を一つずつ銀紙で包んで冷凍したり。ああ、忙しかった!です。

 アイパットやパソコンや携帯を使って、クルージングの様子を皆様にもお届けしたいと思っていますが、接続がどうなりますか。船の中でのパソコンの接続は、初日5000円、次の日4000円とメチャ高なので、それを使わずにやってみようと思います。

 それでは、行ってまいります。


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公開講座、無事終了です。

2010_10080321  広島大学の公開講座、無事終了しました。この講座も毎年続く中で、外部の固定のファンもついているようです。学生さんに加えて、外部からの方が多分三分の一くらいいらっしたでしょうか。二時間、ぴっちり話し続けました。これまでのいつもの講演は、途中で20分の「妊娠と出産」のビデオをするのですが、昨日は、その休憩なしですので、結構しんどいものがありました。

 この講座、来年もなんとか続くといいのですが・・・。後、保健管理センターのMさんたちお二人と、三人で、食事をして帰りました。「大東」という素敵なお店でした。遠くからも食べに来られる方もあるというおすし屋さんです。それは、おいしいお料理でした。また、機会があればお料理の写真もアップしますね。

2010_10080335  帰るとぐったり。でも、気合を入れて。下準備だけをしていた栗、佐賀のお土産に戴いたのを頑張って「渋皮煮」にしました。途中壊れてしまったのは、集めて、きんとんにしました。栗、ほんの少しの砂糖だけで、上品なお味のきんとんになりました。ラップした見かけは今一つですね。

 栗の硬い鬼皮むきには、「くりくり坊主」がとても役に立ちました。でも、沢山の栗をむいたので、私の右手の親指の付け根の皮もむけています。

 出来た渋皮煮ときんとんは、今日クリニックに持って行って2010_10080334 スタッフのおやつにします。栗を下さった〇西さん、ありがとうございました。まあまあ美味しくできました。お味を届けたいです!


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ぬるぬる相撲で大笑い。

 夕飯を食べていて、ふと、「クソッタレ!!」と下品なひどい言葉をつぶやいていました。聞いた夫はびっくりして、「どうしたの?また、なんかもめていたの?」と聞きます。

 クリニックから帰る前、一人残業をしていたところにかかってきた電話。その日、受診した人の母親からでした。本来なら、「ありがとうございました。」とか、「お世話になりました。」とか言ってもらってもいいはずなのだけれど。あまりに理不尽で。中国産のまつたけ(大きく立派なの5本で700円!)をたっぷり入れたすき焼きを食べながらも、その電話が頭から離れません。

 こんなとき、腹が立ったら、そのまま相手に怒ることができたら、どんなにすっきりするかと思います。でも、私たちの仕事は、相手の立場を尊重し、なだめながら、こちらの立場も説明しなければなりません。どんなに理不尽なことを言う人に対しても、です。だから、後を引いて、それがいつまでもストレスとなって、大好きなすき焼きにまで当たってしまうことになります。

 本来なら、電話で患者さんの家族と話すことも基本的にはしないのですが。今回は、相手の口調から、そうも行かなくって。

 ひとしきり夫と話した後、夫が「ビデオ撮ってあるよ」と言いました。

 土曜日、佐賀に向かって立たなければならない時、ふとクリニックのテレビに映っていたのが、TBSの「秋の感謝祭」でした。私は夫に電話をして、ビデオを撮ってほしいといいました。嫌がる夫に、「ぬるぬるだけでも。」と懇願しました。

 うちのテレビ、ビデオは、まだちゃんとしてなくって、ビデオを撮りながら他の番組を見ることが出来ないのです。ビデオを撮りながら、その番組を見なければなりません。私がいない時こそ、時代劇三昧の夫にとって、私のビデオのお願いはとってもいやなことになっています。「そんなもの、いいじゃない。」と言われて、諦めていました。

 そしたら、それを撮ってくれていました。マラソンと、ぬるぬる相撲だけですが。それで十分です。早速に見て、笑いました。久々におなかが痛くなるほど笑いました。二度目を見る夫も、それでも面白いのでしょう。二人で涙を流すほど、笑いました。

 柔道出身の小川直哉や、石井慧や、プロレスの北斗晶など、そうそうたる格闘技の連中に、芸能人が挑みます。とくに、次長課長の河本準一は、ぬるぬる相撲の王者です。その安定感は、並ではありません。私は、この番組が好きで好きで。案の定、今回も、小さな河本が小川直哉を倒しました。まあ、本当に面白かったですねえ。

 バカになっ大笑いした後。また、あの電話の悔しさが戻って来ましたが。これも時間が解決してくれるでしょう。つくづくしんどい仕事です。宿命ですね。

2010_10040002  9日土曜日、休診にします。年一回の職員研修です。クリニックでは、一月前からその旨を掲載し、通院している方には一人づつ説明し、予約も取らないようにしていますが。それでも久しぶりの方で、知らないで来院される方があります。申し訳ないことです。

 みんなで二泊三日で、屋久島に行ってきます。まだまだこれから休みのない日々が続きます。その合間にちょっと一休み。屋久島の自然に触れてリフレッシュです。


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広島大学公開講座「恋愛と性の講座」が始まります。

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 広島大学で2003年より行われてきた「恋愛と性の講座」、今年も始まります。でも、8年続いた講座も、今年で終わりなのだそうです。ザンネンです。

 今年は、明日7日、私がトップを切って話します。大学生は、今の教育の体制の中で、ほとんど性や体を学ばないままに入学して来ています。そして、実際は、高校時代よりもウンと性行動は活発になります。大学生の体や性のトラブルは、私のクリニックでも半端じゃなく多いのです。

 私はその大学生たちに知っておいてほしいことを網羅して話したいと思っています。大学生の妊娠や、性感染症、当然、体の基礎(男女とも。これを知らない大人の多いこと!!)、避妊などなど。それから、子宮頸がんやワクチンの話もしなければなりません。学生時代だけでなく、豊かな社会人になっていくためにも知っておいてほしいことです。データを挙げて、楽しく話すつもりです。

 今、大学生にむけてのスライド作りに必死です。広島大学公開講座は、どなたでも聞くことができます。もち論、無料です。

 私の後は、私の性教育の恩師である村瀬先生の話や、私も含めて、多くの学生やボランティアの人々の憧れの人、河口先生などの講座が続きます。私も参加して聞きたいのですが・・・。

 多くの方に参加してほしいのです!!よろしくお願いします。


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失敗!! 恥ずかしかったこと。

 日曜日の佐賀でのこと。講演の後、今回の講演のスタッフの方や参加者の中でまだ話をしたい方たちと茶話会がありました。そこで、保護者として参加された方が、「この前佐賀に来られたときの新聞を見ていたので」今回の講演を聞きたいと思って来たといわれました。

 うん?新聞?というと、どなたかが、当時の新聞を出して下さいました。何社もの新聞が、かなり大きく取り上げていました。中には、カラー写真つきで、半面を占めるほど大きく取り上げていた新聞もありました。

 それを見て、びっくり。私はきっと赤面したと思います。同じ服を着ていたのです。昨年の5月と、この度10月3日と。

 この度の講演のとき、「私の講演を聴いたことがある人」と尋ねました。10人余りの方が手を上げられました。そのほとんどの方は、昨年の5月だと思います。その方たちは、気づいていらっしゃるはずだと思いました。

「同じ服だ」とつぶやいたら、そばの方がにこっと笑われたので、気づいていらっしたのでしょう。

 もう、ものすごく恥ずかしくて。講演出発する日の朝。出勤するときにこれっと選びました。もう半袖でなく、かといって長袖のかっちりした物でもなく。それに着心地がふわふわして気持ちよくって。柄も好きなのです。ええ、私の好きな服の一つです。一年半前に何を着て行ったかなんて覚えているはずもなく。選んだのが、同じだったなんて。

 ああ、私は、以後服を買うこともなく、ずっと同じ服を着て飛び回っているみたい。

 ずっと昔。エイボン教育賞を戴いてその表彰式の時。そうそうたる方たちが出席していらっしゃいました。式や食事会の後。まだパーティーの続きの雰囲気で集まって話をしていたとき。一人の男性に、「本当に素晴らしいドレスですね」と話しかけられました。

 私にしてみれば、一世一代の出来事です。その晴れ舞台のために、シルクで作って戴いたドレスでした。深い青で今よりうんとやせていた私に似合っていたのでしようか。その姿をほめられて、うれしかったのです。その方は、服飾評論家の方でした。その方と話していたら、

「この今日の会に、一年前と同じ服を着てこられた方がありますよ。」

といわれたのです。その時、正直、怖いと思いました。こんなに沢山の人が来ている会で、一年前の服装を覚えている方があるなんて。私も気をつけなければ、と思いました。

 それをやってしまいました。ああ、やっちゃった!です。もしかして、私、これまでも同じようなことをしていたかも知れません。これから、どうしたらいいのかなあ。私、一年に一回、同じ学校に話に行くこもあります。これからどうしようかなあ、頭の痛いことです。

2010_10040001 近くの「讃岐屋」でいつも食べていた「そうめん」が終わりました。今度は「にゅう麺」です。580円。これから度々お世話になりそうです。


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佐賀の一日です。

2010_10030008  昨日は、一日佐賀で過ごしました。佐賀のあちらこちらでコスモスがきれいでした。つい、道端のコスモスをパチリです。私が生後6ヶ月から中学生まで育った家の周りは秋になると、コスモスだらけでした。今も一番好きな花です。

講演は教育会館で。佐賀県の養護教諭の先生を中心に、他の教師や保護者の方たちも話を聞いて下さいました。

2010_10030009  佐賀県は、人工妊娠中絶ワーストワンで、何とかしなければという機運が高まっています。でも、後の茶話会でも聞きましたが、バッシングがなかなか厳しくて、思うに任せない状況もあると、多くの先生が、もどかしい思いでいらっしゃいました。それは全国どこでも同じではあります。でも、こうして何とかしようという人たちの想いが、きっと社会を変えていくと信じます。

写真は始まる前のまだ人が集まりつつあるときの様子です。

2010_10030002 午前中少し時間があるので、前夜お風呂に連れて行ってくださった〇西さんが、どこに行きたい?と聞いてくださいました。佐賀城の本丸、大隈重信の住まい、佐賀錦の保存所など前回までに回っています。私は、小城の羊羹に行きたいと言いました。佐賀市には、小城羊羹のお店は沢山あります。が、本場の小城には行ったことがありません。

 そして、連れて行ってくださったのが、ここ。村岡の羊羹資料室。元羊羹工場だったところで、お店の隣にあります。建物が素敵。資料室の中に入ると、女性の方がお店から入ってこられて、今、羊羹とお抹茶をお出ししますので、座って下さい、と言われます。

2010_10030005 赤い毛せんの椅子が沢山あります。そこで、羊羹とお抹茶を戴きました。いただきながら、大きなテレビで羊羹についてのDVDを見ました。その後、二階の資料室へ。食べ物の博物館はとっても面白いです。歴史、昔の道具、使う砂糖や豆などの展示。そこには、羊羹作りに情熱をかけた人々の熱い歴史がありました。

 隣のお店に入ると、今度は、すばやくほうじ茶を入れてくださいます。そして、たっぷりの試食。お茶をのみながら、食べ放題です。

2010_10030006 お店に掲げてある書です。正面からだと、ガラスに外の景色が映ってしまって、斜めからしか撮れませんでしたが、佐賀の大変な人の書だと伺いました。

 試食を沢山戴いた後、お土産に羊羹や最中などを買いました。店員さんたちはとても親切でした。

 外に出ると、正面に須賀神社がありました。川にかかる赤い橋。ものすごい階段。その上に神社があります。見ただけで登る意欲はそがれてしまいます。よって、見るだけです。雰囲気だけ感じさせていただきました。

2010_10030007 皆様のおかげで、楽しく佐賀の一日を過ごすことが出来ました。感謝です。お互い、これからもがんばりましょうね。


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駅弁三昧

 佐賀にいます。昨夜は、駅に高校の先輩の〇西さんが迎えに出てくださっていました。ホテルにチェックインの後、お風呂に連れて行ってくださいました。前回佐賀に来たときに行った「極楽湯」というとても素敵なお風呂は、なくなってしまったのだそうです。たくさんの人が来ていたようなのに、つぶれたのだと。うーん、厳しいですねえ。

 でも、この度行ったお風呂「ぽかぽか湯」というのも、なかなか素敵でした。寝湯、畳が敷いてあって、お湯が流れています。そこに二人寝転んで、あれこれお話をしました。佐賀、玄海原発のプルサーマルの話、高校時代から今に至るまでの様々な話が弾みました。遅くにホテルに送ってくださったとき、おみやげに、よく冷やした果物を戴きました。湯上りのほてった体に気持ちよく戴きました。それだけでなく、地元の栗も。ありがたいことです。

2010_09300001 さて、ここのところ、出かけることが多くて、駅弁で済ませることが続いています。今日は、駅弁のご案内です。

 30日、午後から宝塚の中学で話すために、新幹線の中で、早めの昼ごはんです。広島駅で駅弁のミニシリーズから。ミニのもぐり寿司です。小さくとも、材料が豪華です。御飯には、あさりやしいたけやアナゴや小さな海老が隠れています。銀杏も栗もとてもおいしい満足なお弁当でした。小さい割には680円と、少し高めです。

2010_09300004 帰りには、大阪駅で夕飯用に買って帰った駅弁です。夫のと二個買いました。京都風の駅弁「祇園」といいます。京料理らしく、生麩、ゆば、ゴマ豆腐、マツタケ、いくらなど、材料が素敵でした。1300円です。

 買って帰るのですから、手抜きもいいところですが、仕方がありません。先日そごうの京都展で買った、お味噌やさんの最中になったお味噌汁を入れて食べました。

2010_10020002 昨夜は、遅い時間でしたので、広島駅のお弁当はほとんど売り切れていてザンネン。たった一つ、「むさし」のお弁当が残っていました。それも、大きい1000円のです。私には、おむすび4つは多すぎますが、仕方ありません。やっぱり三個しか食べられませんでした。でも、さすが、むさしのおむすびは美味しいです。

 こうして食べてみると、駅弁もばかになりません。ただ、あんまり続くと、あきあきしてきます。

 今日は、午後の講演です。レジュメも出来て、準備ばっちりです。多くの人に聞いていただけますように。


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二胡の演奏会と、ちょっと悲しいこと。

 昨日は、診療が終わるとすぐに、向かいの県民文化センターの趙栄春さんの二胡の演奏会に飛んでいきました。開始10分前でしたが、一杯の中で、ぽつんと開いていたいい席に座ることが出来ました。

 それは素晴らしいコンサートでした。前半はピアノの伴奏で趙さんの演奏。後半は、オーケストラとのコラボでした。二胡のちょっと物悲しい音色に、すぐに引き込まれ、終わるまで身動きできないでいました。すっかり心が癒されましたよ。ただ、終わり間近に患者さんからの電話が立て続けに入りました。マナーモードでしたが、気になって、終わるとすぐに飛んで出ました。

 写真の撮影が禁止されていましたので、女性がメインのシレーヌ室内管弦楽団との華やかなステージの写真が取れなくて、皆様にお見せできなくて、ザンネンです。

 いい音楽を聴くのは、心にとって大切だと改めて思います。素敵な演奏を聞かせてくださった皆様に感謝です。

2010_09290002_2 2010_09290003_2

さて、ちょっと悲しい出来事です。集英社から出版していた「心とからだのパスポートブックス大人になること」が絶版になります。1996年に出版し、これまで5刷り17000部出た本ですが、ほとんど在庫がなくなった今、これ以上は増刷しないとなりました。私自身が買い上げるのであれば、1000部刷ってもいいとのことでしたが、1000部は正直つらくて、お断りせざるを得ませんでした。

 これから大人になる子どもたちに、しっかり知ってほしいとの思いをこめて、一生懸命東京に通いながら作った本です。時が経って、当時の女性編集者の方ももう退職なさっています。 漫画を使って大切なことを教えようと、共に熱い論議をしながら作り上げました。この本には、思いと労力がこもっています。

 男女双方の体の発育について、また、それに伴う心の変化も。それから、あらゆる子どもたちを傷つけないように、細かく気を配りました。たとえばブラジャーはいつからつけたらいい?その選びかたは?とか。初経を迎える準備のところでは、「私、お母さんがいないの、初経があったら、誰に相談したらいい?」という項目をいれたり。同性愛の項目も入れました。性犯罪やそれから身を守るために気をつけることも。エイズなどの性感染症についても。

 今、改めて見ると、ちっとも古くない、よく出来ている本だと思います。

 これから思春期を迎えるこどもたちだけでなく、私は性犯罪の被害を受けた子どもたちや、身内に性的虐待を受けた子どもに、この本を読んでもらっています。自分の身に起こったことが何だったのか、客観的に知ることも大切なことです。その上で、分からないことがあったら質問してもらって、じっくり話しあいました。

 話せば長いことになりますが、ザンネンの一言です。まあ、こうして時が経っていくのですね。

 今日は、診療後は佐賀に向かいます。佐賀の教師や一般の方へ明日お話します。最近二回ほど佐賀に行って話していますので、今回は、ガラリと話を変えてスライドを使って話すつもりです。今からスライドの仕上げです。


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性暴力の講座のご案内です。

Img155_2 遅くなりましたが、明日からの講座のご案内です。

「性暴力を考えるための基礎講座&シンポジウム」です。主催は実行委員会ですが、その中心になっているのは、広島女性学研究所。元の家族社が発展したものです。家族社は、以前、「月刊家族」を毎月発行していました。その「家族」には、私も連載をさせて頂き、それが私の「更年期ダイアリー」の出版につながっています。

 私も性暴力については大変興味があるのですが、ザンネン。土曜日には、診療がありますので、参加は出来ませんが、皆様にはご案内をさせていただきますね。

 昨日は久々に宝塚でした。市内の中学生に話をしています。今回で5校め。まだ後7校残っています。

 中学生に話をするのは、とても疲れます。特に、今回は、マイクの機械の調子が悪く、マイクなしの地声で話をしなければなりませんでした。映画も音がほとんどきこえず、無声映画状態で、とってもザンネンでした。

2010_09300003  これからの若い人たちに、しっかりした知識を身につけてほしい、賢く人生を選択して行ってほしい、そんな思いで、一生懸命話をしたのですが。

 家に帰ると、ぐったりでした。二時間近く、大きな声で講演をするのは、凄まじく体力を使うということだと、よく分かります。

 3日、日曜日は佐賀での講演です。これは大人の方対象ですので、少し楽かと思います。7日、木曜日は、広島大学での公開講座です。大学生や一般の方たちに話をします。


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