上関・祝島現地交流ツアー①祝島で魚釣り。
時間はさかのぼりますが、8月5日、「8.6平和の夕べ」の関連企画としての「上関・祝島現地交流ツアー」に行きました。原水禁山口の主催で毎年この日に行われています。今年は木曜日で休診日なので、喜んで参加しました。
午前7時15分、広島駅新幹線口に集合。大型バス一台貸切で、一路山口へ。上関町室津港到着。定期船に乗り、祝島へ。定期船は、瀬戸内海の島々を巡る生活便です。主に島の住民が乗りますが、郵便物、新聞、宅配便なども積んで途中の島で荷をおろしたり、積んだりします。
祝島に到着すると、その港の沖に待機していた漁船が次々と接岸し、私たちを乗せてくれます。一艘に三人から四人づつ乗ります。それぞれ漁師さんの「場」につれて行ってくださって、そこで「魚釣り」をしました。
魚釣りなんて、本当に何十年ぶりでしょう。子どもが小さい頃、よく宇品や草津漁港や江田島などに行っては、釣っていました。時間は、一時間もなく、ほんの「釣り体験」みたいなものでしたが、でも、広く穏やかな海でのんびり。とっても気持ちがよかったです。
漁師さんが用意して下さった釣りの道具をお借りし、エサは元気な海老。直接糸を持って、手で釣ります。
程なく、びくびくとして、私が第一号で釣ったのが、この石鯛でした。ぱちぱちと、自分で拍手。
でも、釣れたのは、この一匹。早々に陸に帰らなくてはならなくて、とても残念でした。漁師さんがあらかじめ釣っていらっした元気な30センチ級のアジを6匹も戴きました。他の船では、結構釣れたらしく、あの時間でタイ100匹近く釣れたのもあったのだそうです。うらやましい。
その後、現地の方たちとの交流会です。漁師さんや奥様達がお昼御飯を用意して下さいました。祝島の漁師さんたちは生活の場である海に原発ができることにその9割の方たちが反対していると。
毎週月曜日には、反対のデモをしていて、そのデモも1000回を超えたといわれます。でも、その方たちも高齢で、力もなくなりつつあると。
作って戴いたご馳走など、この後、また続きますね。

コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

| 固定リンク
コメント
無点検で原発を違法な稼働させた中電は、島根原発の1・2号炉が停止してます。
夏の電力需要が多い時期にそれも今年は猛暑。しかし電力の危機は言われていませんね。
原発が無くとも、他の発電施設で間に合うことが証明されました。
エネルギー自給率が4%と言われて、石油や石炭だと輸入価格が高騰するから、再利用のできる核を使い、その技術を輸出して外貨を稼ぐ国策が取られています。
政府の成長産業への投資に含まれていると思います。
しかしながら、高度な技術レベルの維持は簡単でなく、技術大国の日本でさえ、人間により維持が困難であると、無点検問題で中電は立証しました。
原発の推移は、放射能汚染の危機を世界中に広げてます。
核爆弾は、高温と爆風と放射能(放射線)で人類を破滅させます。
原発は放射能(放射線)で、人と自然を破壊します。
豊かな自然を(地球の宝を)破壊してまで建設する価値はないと思います。
外海に面して作られる原発より、数百倍危険な行為でしょう。
たった数枚の厚くはない金属で遮るだけで、放射能汚染された水と瀬戸内海は繋がってしまうのですからね。
また、国は、太陽発電や風力発電と同じように、原発がクリーンな発電だと、でたらめなCMをTVで放映しているのには、怒りを感じます。
マスコミを使った国民への洗脳活動になると思うからです。
中電に原発の中止を申し入れてる必要以上に、国策により国からの命令により、各電力会社が作っていることも重要だと思います。
政権交代した民主党も同じでしょうね。
投稿: やんじ | 2010年8月10日 (火) 17時45分
やんじさま
本当に、本当にその通りです。私が言いたかったこと、そのままです。ありがとうございます。祝島はいつか、また行ってみたいところです。ご一緒しませんか。こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2010年8月10日 (火) 22時19分