« 釜山で買ったものです。 | トップページ | 性教協夏期広島セミナーから②怒りの背景を伝える »

性教協夏期広島セミナーから①アサーションの授業

 昨日は、一日中性教協夏期広島セミナーで過ごしました。私自身も創設期からのメンバーで、23年間、ずっと関わって来ましたが、毎回勉強になります。昨日も、とても充実していました。

 模擬授業は、城さん。城さんは、いま小学3年生のクラス担任です。「気持ちを伝えよう~わたしもあなたもOKのコミュニケーション力を~」アサーションの授業です。

アサーションとは、「自己表現」とも訳されますが、キイワードの一つは「自己信頼・相互信頼」。

あなたはOK。わたしはOKじゃない。→ノン・アサーティプ(非主張的) わたしはOK。あなたはOKじゃない。→アグレッシブ(攻撃的)  わたしはOK。あなたもOK。→アサーティブ(主張的)

授業として取組んできた内の一時間分を模擬授業して下さいました。これまで取組んできたのは、

気持ちに気づく・受容する→表現する→やり取りをすること。

城さんの授業には、CAPも取り入れられています。CAPの3つの権利。「安心 自信 自由」それを踏まえたうえで

①今どんな気持ち ~いろんな気持ちを受け止める

②気持ちを絵にしよう ~怒りを絵で表現する

③願いはなあに ~怒りの背景を考える

④気持ちを伝えあおう ~怒りの背景を伝える

Photo こんな絵を見て、それぞれどんな気持ちなのだろうかを考えます。まわりの言葉は子どもたちが表現した感情です。

 そして、グループを作って、自分で取り上げた一つについて、一分ずつ自分のエピソードを話します。他の人は、相槌を打ってもいいけれど、何も言葉をはさまないで、その話を聞きます。一回りすんだら、もう一度。話すことと聞くことのトレーニングです。

 さらに、それぞれの感情について、自分にとって好きな感情か、嫌いな感情か、挙手。その反応(好き、嫌い双方)の大きかった四つの感情について、どれでも取り上げて絵を描きます。絵と同時に自分の思いも書きます。子どもたちは、いろいろと腹が立ったことなどを書いています。

2 森田ゆりさんの絵本「気持ちの本」が登場します。この絵本にも、いろいろな気持ちが出てきます。森田ゆりさんは、CAPの日本での創始者です。ぜひクリックして大きくして見てください。どんな感情を持っていいこと。泣きたかったら、泣いてもいい。はらが立ったら、怒ってもいい。でも、人をぶつのではなく、言葉で表現しようと。

 最後にワークシートが登場します。「朝、友だちと遊ぶ約束をしたあなたは、学校が終わって待ち合わせの公園でずっと待っていたのですが、連絡もないまま、とうとう友だちは来ませんでした。」この設定で、①あったこと   ②その時のあなたの気持ち  ③そのときのあなたのねがい(したかった・してほしかった)   ④してほしいこと、してほしくないこと(今、これから)    それらを書きます。

長くなりました。でも、もう少しお付き合いください。次回、この授業の集大成になります。それから、下西さんの講演についても、お伝えしたいので。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

|

« 釜山で買ったものです。 | トップページ | 性教協夏期広島セミナーから②怒りの背景を伝える »

コメント

今晩は。昨日は、偶然、WEプラザでお会いすることが出来て、とてもラッキーでした。長い間、このブログにもお邪魔することもなかったので、なおさら、嬉しい出会いでした。
その節は、「第23回の夏期セミナー」のレジュメ・資料などをいただき、ありがとうございました。
今、私は相談員をしており、同時に「交流分析」の研修を受けているので、帰宅していただいた資料などを読み、参加できなかったことが残念でした。
原爆関係のチラシの中に河野さんが司会をされる「ヒロシマ~平和の夕べ~」には参加したいと考えています。河野さんのレジュメなどに書かれていた、若者たちの現状には驚くばかりですが、若い人たちだけでなく、現在のヒロシマにおいても幅広年代の人たちの多くが、精神的に追い詰められたり、うつ気味であったり、大変な状況です。 一人ひとりが幸せに安心して生きていける日本にしたいですね。
8月6日を楽しみにしています。有難うございました。

投稿: eastwaterY | 2010年7月26日 (月) 20時49分

こんばんは。
7/25AM11:58に
無事元気な女の子を出産しました。
たった二年前に長男を出産したのに、
何だか何もかも初めてな気分で・・・
また、色々お話聞いてくださいね。

投稿: N | 2010年7月26日 (月) 23時12分

 教育現場にもアサーションの授業が入ってきているのですね。
 これ、とっても大切なことだと思います。
 私もどちらかというとアサーティブな会話が出来ないタイプでした(です?)
 本当は育っていく過程でたくさんの人とコミュニケーションを取りながら習得できたらよいのでしょうけれど…。
 相手も自分もどちらも大事に出来ることって大切なことだと思います。
 私もまだまだ訓練の途中です(^.^)

投稿: うさこ | 2010年7月30日 (金) 22時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/205567/48978292

この記事へのトラックバック一覧です: 性教協夏期広島セミナーから①アサーションの授業:

« 釜山で買ったものです。 | トップページ | 性教協夏期広島セミナーから②怒りの背景を伝える »