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子宮頸がん予防ワクチンと副作用。

 子宮頸がんの予防ワクチンの接種の副作用は、接種後7日間の症状調査日記によると、国内の臨床試験612例と、海外のデータ7870例のほとんど似かよっています。最も多いのが局所の疼痛、発赤、腫脹。全身では、疲労感、筋痛、頭痛、胃腸症状、関節痛など。それに発疹5.7%。発熱5.6%。蕁麻疹2.6%でした。いずれも軽度で速やかに消失し、全身がとても重篤になるような副作用は見られていません。もしもそんなことがあったなら、許可されるはずもないし、またたとえ許可されても途中で取り消しとなるでしょう。また、副作用の出現で三回の接種が妨げられることはなかったと記載されています。

 接種前には、必ず検温や問診、それにこれまでの病歴やアレルギー歴等を詳しく尋ねる問診表に記入して頂き、医師がチェックした上で、接種します。接種後も、必ず30分は待合室などに待機して頂き、もし何か変化があったときには、ずくに対応できる体制をとっておきます。

 これらは、これまでの風疹や麻疹や、インフルエンザ等の予防接種よりも厳しく規定されています。それは、何よりも新しいワクチンだから、より慎重になるべきことだからでしょう。

 実は、海外の副作用の記載の中に一例「失神」というのがあって、びっくりしました。これはナンなのだ!と。知りたいと思いました。そしたら、先日の研修会で、尊敬している癌のスペシャリストの教授の講演の中にありました。中学で集団接種をしているとき、立って順番を待ち、緊張して、立ったまま痛い注射をしたとたんに気を失ったというものでした。もちろん、意識はすぐに戻ったと。それ以来、注射は立ってではなく、座ってするようにということになったということでした。

 私たちの場でも、採血をするだけで緊張して気分が悪くなる方が度々あります。それと同じだと分かって、ほっとしました。

 いずれにしても、どんな医療やお薬にも副作用はつきものです。強い副作用が予想できる人には、決して打たないこと。また何かが起こったときには、それらに適切に対処すること、などが必要となります。それらの副作用があることで、ワクチン接種はすべきでないと言う人たちがいます。でも、私は、それでも、癌の予防のためには接種したほうがいいと、考えています。それは、さんざん癌で悲惨なことになる人たちを見ているからです。

2010_07020001 昨日新大阪で買って帰った駅弁です。豪華な幕の内で、1300円。食べ切れませんでした。残りは冷蔵庫に入れておいて、今朝食べました。(本当はいけないらしいですが)


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