琵琶湖畔を走っています。
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いよいよ昨日から性教協全国大会・夏期セミナーが開かれています。私は、まだ診療があるので行くことが出来ません。とても気になって。私は今日の診療を昼休みなしの三時までぶっ続けでして、それから金沢に向かいます。
私がするのは、最終日、8月1日の午前中の理論講座です。「今こそ若者に伝えたいこと~冬の時代を乗り越えて~」のタイトルで話します。先日の広島セミナーで話したことをスライドなど手直しして準備をしました。後は、自分で時間の配分を間違えないように。でも、私は話していると、つい様々なエピソードを話したくなってしまって。それが肉付けにもなるのですが、今回は出来るだけエキスだけに絞らなければなりません。それがつらいところです。
さて、同時平行で準備している「8.6.ヒロシマ平和の夕べ」のご案内をもう一度アップしますね。
それぞれクリックしていただくと大きくなります。
裏の右下に乗っている写真は、私の学生時代のものです。当時、被爆者や被爆二世で作っていた「被爆者青年同盟」(今の同じ名前の団体の人たちとは全く異なります)のみんなで、平和公園に座り込みをしています。写真の一番手前の横向きの方は、元教師をしていらっした大内さんです。当時、被爆者や被爆二世の病院を作りたいと、夢を持っていました。その時、大内さんが、ご自分の土地を提供して下さって、夢が現実になりました。その大内さんも、学生と一緒に座り込んで下さっている、大切な写真です。
8.6.当日、耳の不自由な方のための手話通訳もしていただきます。通訳して頂く方のお役にたてれば、と、申し込んでいた手話仏教聖典のDVDが届きました。仏教伝道協会にお願いしたら、沢山送ってくださいました。
当日会場に持っていきますので、ほしい方は、受付に言って下さい。無料でお分けできます。一緒に和英対照仏教聖典も入っていました。これは勉強になります。私用に使わせて頂こうと思います。
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8月6日まで後一週間です。もう何回もお知らせしていているように、この日、私たちはヒロシマ平和の夕べ」を開きます。そこで私は司会を務めることになっています。
この会には、今年は、高史明さんに講演をして頂きます。今年は、韓国併合100周年。被爆65年でもあります。
高史明さんのことは、本でしか知りません。それも、亡くなった息子さんの「ぼくは12歳」でしかほとんど知りませんでした。ところが、知れば知るほど、高さんはすごい人でした。とくに仏教の造詣が深く、本を読んでも、私には本当に分からない世界が展開されています。
昨日、そんな私を心配されたのでしょう。司会者として、もっとちゃんと知らなければと思われたのだと思います。浄土真宗のお坊さんが来て、私に講義をして下さいました。
高さんの新刊「月愛三昧 親鸞に聞く」や、梅原猛氏の「誤解された歎異抄」「法然の悲しみ」などの本から、抜粋してコピーしたものを持参して、三時間、びっちり講義をして頂きました。私は、真言宗の勉強は少ししたことはありますが、歎異抄となると、本当に難解でした。
いかにも付け焼刃ですが、でも、もう少しの間、これからももっと勉強をして、恥ずかしくない司会をしたいと思います。もちろん、宗教の集会ではありません。ただ、話をして下さるかたの背景をちょっとでも知って、深みのある司会ができれば、と思うだけです。
そして、高さんの本を読むほどに、8.6.の講演会が楽しみで。できるだけ沢山の方に聞いていただきたいと、そう願っています。
なお、当日は、耳の不自由な方のために手話通訳をして頂きます。どうぞ、耳の不自由な方がいらっしたら、心配しないで来てほしい旨、お伝えくださればうれしいです。
先日、宝塚の中川智子市長が会議のために広島に来られました。広島で縁のある人たちが集まって会食をしました。(もちろん、会費制です) お刺身が食べたいという市長のリクエストで、「日本海庄屋」です。新鮮な海の幸がどっさり。しかも安い。好きなお店の一つです。
中川市長からは、市長になって大変な毎日の奮闘振りを、たっぷり聞くことができました。私は中学生に話すために度々宝塚に行き、市長と一緒に電車に乗ったり道を歩いたりという機会が何回かあります。その度に、どこにいても、「市長さん」と市民の方たちに声をかけられています。彼女の奮闘を市民の方たちが好感を持って見つめているということが、よく分かります。
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これは、以前私のブログにも載せた写真です。私の住まいのそばにある、ソニーのビルに荷物を入れる時、完全に歩道をつぶしています。毎日毎日歩道上が荷物の搬入場になっていて、時には何台もの車が停まるので、車の間を縫うようにして通行したり、時には車道に下りなければなりませんでした。
ブログには、この写真と、その翌日の写真を載せたところ、そのブログを読者のokachan様がソニーの本社に送ってくださいました。okachan様は、目の不自由な方へのボランティア活動をなさっている方です。その後ももう一度やはりほ道に止めている写真をブログにの載せ、またokadhanさまがソニーに送ってくださいました。
以来、歩道上は、あまり駐車はしなくはなったのですが、横断歩道は無視です。一度、搬入の車が完全に横断歩道を潰していて、そしてソニーの、またあの白いシャツと黒いズボンで、胸に名札を吊るしている二人の社員と話していたので、強く抗議をしました。横断歩道が通れないではありませんか、と。それでも、ソニーの社員は、私にはすみませんも、ごめんなさいも何にもありませんでした。その時にやっぱりまた写真を撮らなければダメだと思いました。
左は7月3日。横断歩道を半分以上潰して荷おろしです。
右は、7月6日。交差点にとめているのは、ソニービルにお弁当を持ってくる車。後ろは、小さいけれど、横断歩道を潰して、荷おろしです。写真を大きくしてもらえば、台車があるのが見えるでしょう。(写真をクリックしてもらえば大きくなります)
これは、7月7日。ソニービルの廃棄物、ごみを取りに来た車です。ソニービルの横にあるビル内の駐車場に後ろから車を入れて、歩道を潰してごみを車に搬入しています。
なお、これらは、私が出勤するときの、一日の内のほんの一瞬といえるときです。一日中だったら、一体どうなのかと思います。
これは、7月14日。このときは、横断歩道上で荷おろしをしている人に、「ここは横断歩道でしょう」と直接抗議しました。やはり何もいわず、知らん振りで、もくもくと荷物を降ろしています。何は言っても、何もいわない、無視というのがここのやり方なのでしょうか。
7月26日です。二台の搬入の車と、一台の軽自動車がこれは完全に歩道上に乗り上げて、しかも横断歩道を潰しています。これは、後ろからも撮っているのですが、お年寄りのマークがついていました。振り返ってみると、ソニービルの中の机に白髪の方が座っていました。要するに、お客さんなのですね。お客さん用の駐車場もないので、歩道上に停めさせているのでしょうか。
7月27日です。ソニービルをぐるりと取り囲むように。一番向こうのくるまは、横断歩道を5分の4塞いでいます。
私はまるでストーカーみたいで気分がよくないのですが。きっと、しつっこい女だと皆様にも思われるでしょうが。でも、これは私一人の問題ではないし・・・。
運送会社の問題であるとも思いません。ちゃんと荷物を上げ下ろしする場所を確保しない、その分、歩行者に迷惑をかけようが知ったこっちゃないという、企業としての、それも世界のソニーの、企業としての姿勢、哲学の問題だと、そう思います。
さあ、これで、私ももう黙っているのでなく、このブログを書いた責任として、何らかのアクションを、と思っています。
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性教協夏期広島セミナーの午後のもう一つの講演は、下西さや子さんの『「非行」少年たちの加害と被害』でした。
下西さや子さんは、1995年、暴力防止プログラムを子どもたちに提供する民間団体「CAP広島」を立ち上げ、理事長をしています。
一方、1999年より、10年間女子少年院「命と心の相談員」として、相談役を務め、2009年より法務省中国地方更正保護委員会委員をなさっています。この委員会は、仮釈放許可官庁機関で、全国8か所の各高等裁判所所在地に設置されています。*刑事施設からの仮釈放の許可、及び仮釈放の取り消し、不定期系の終了。*少年院からの仮退院及び退院の許可*保護観察の監督などの役目があります。
また、今は日赤看護大学の客員教授を務めるという、大変忙しい毎日を過ごしておられます。その忙しさを縫うようにして、この講演に取組んでくださいました。
講演は、1、非行とは? 2、虞犯事例 3、男女年齢別入院割合 4、少年法改正 5、少年非行に対する言説と現実 6、少年院在院少年の被虐待調査から 7、女子少年院在院少年の性被害調査から 8、暴力の再生産のプロセス 9、「非行少年の更生に何が必要か
の流れに沿ってして下さいました。とても私がここでまとめて話せるような簡単なお話しではなかったのですが、いくつか、気づいたことを述べます。
まず、少年非行は凶悪化しているか?という問いには、検挙人員、殺人事件、強盗事件の年次推移をグラフにしてあります。そのどれも、どんどんと減っています。たとえば、凶悪事件での検挙人員は、平成12年は2120人。平成21年は、949人。殺人は平成12年が105人。平成21年が50人。強盗が平成12年1638人。平成21年が696人。
では、少年非行は低年齢化しているか?の問いの答えです。触法少年(刑法):14歳未満で刑法に触れる行為をした少年のことですが。その推移です。平成12年、補導された人員は20477人。内凶悪犯は174人。平成21年は18029人。内凶悪犯は143人と減っています。
ちなみに、戦後の長いスパーンでみると、少年凶悪犯罪の推移では、一番多いのが昭和35年で、8000件強でした。
少年院在院者に対する被害経験のアンケート調査の結果も示して下さいました。虐待には、身体的虐待、ネグレクトなどの精神的虐待、それに性的虐待も含まれます。虐待を受けたことのある少年のその多さ。虐待をした相手の分析、虐待を受けた時期など、本当に胸が痛い思いで聞きました。女子少年院の在院者の性被害経験のないものは、19.7%でしかないのです。
様々な角度から話して下さった後、「非行」少年の更生に何が必要か、具体例を挙げながら話してくださいました。これが、本当によかったのです。
1) 感情を取り戻す 感情の言語化(名前のない感情に名前を与える)
2) 思考の歪み(思い込み)に気づかせること。
3) 被害者としての自分と加害者としての自分を統合する。
具体例では、自分が受けた被害の怒りやもやもやを、第三者にぶつけることで感情の解消をしようとすること、その間違いに気づかせていくこと。それが見事に本人の文章となって現れていました。
私のこの報告では、うまく表現できないのがもどかしいのですが。私が日ごろ向き合っている性的被害や性的虐待に会ってしまった少女達への対応が、より明確になって来ました。
下西さんの暖かい心で、少年達の心が解きほぐされていくのが、目に見えるようでした。本当にこの講演を聞いてよかったと思いました。残念なのは、この会の参加者が少なかったことです。本当にもったいないとみんなで話し合いました。大人達がみんな城さんや下西さんの講演を聞いて、自分達の問題として捉えたなら。子どもたちもとても楽になるでしょうに。そう思いました。
もう一つの講演は、私でした。30年の性教育の総決算のつもりで、今、若者に伝えたいことを話したのですが。何しろ時間が限られていて、話したいことは一杯なのですが。今度の日曜日の全国大会までにスライドも含めて、見直しをしなければなりません。
毎年行ってきた性教協夏期広島セミナー第23回も無事終わりました。まだまだめげないで継続していくつもりです。
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ワークシートの用紙にそれぞれ記入した後、発表があります。
②その時のあなたの気持ち 心配だった、悲しかった、いらいらした、くそっ、もう知らん。
③その時のあなたのねがい 来てほしかった、子連のならこれんと言ってほしかった、気持ちを知ってほしい、一緒に遊びたかった、一緒にいろいろなところに行きたかった。
④これからしてほしいこと、してほしくないこと あやまってほしい、出来ない約束はしないでほしい、
などなどが発表されました。
続いて、次のような用紙を声を上げて読みます。友達役、Aさん役、Bさん役に分かれて。
次の日の朝、学校に行くと、その友だちが「おはよう!』と笑顔で近づいてきました。あなたは、その友だちに
Aさんの場合
友だち; ( 向こうから手をふりながら近づいてきて) 「おはよう!」
Aさん; 「あ、おはよう・・・」
友だち; 「ねえねえ、今日学校から帰ったら、君んちで遊べる?」
Aさん; 「う、うん・・・」
友だち; 「だめ?」
Aさん; 「えっ・・・、いいよ・・・。遊べると思うよ。」
Bさんの場合
友だち; (向こうから手をふりながら近づいてきて)「おはよう!」
Bさん; 「なんだよ!」
友だち; 「ねえねえ、今日学校から帰ったら、君んちで遊べる?」
Bさん; 「なに言ってんだよ、おまえ。きのうは、どうしたんだよ。公園でずっと待っていたんだからな。おまえなんか、二度と遊ぶか!」
さあ、これらのAさん、Bさんは、うまく自分の気持ちを伝えることが出来たでしょうか。
アサーションでいうと、Aさんは、ノン・アサーティブ(非主張的) Bさんはアグレッシブ(攻撃的)となります。
では、どう話したらいいのか、自分の気持ちも分かってもらえて、自分も友だちのことが分かり合えて、という、まさにアサーティブの会話の練習です。
性教育は、コミュニケーションを学ぶことでもあります。
日ごろ診療していて、特に若者達の自己表現が下手で、会話力が落ちていると感じます。また、高年の方たちも、パートナーとの会話が不足しています。「黙っていても分かるはず」これで生きてきた結果、はっと気づいたら、大きな亀裂が出来ていたとか。また、怒りを暴力で表現するしかない人たち、これはDVや虐待にもつながっていきます。
これらの思いがすっきりする、とてもいい模擬授業でした。そして、こんな授業を実際学校でしてもらえる生徒達はしあわせだなあ、とも思います。この授業のあと、生徒のけんかの時、どうしたん、気持ちを言ってごらん、という両者から話を聞いて、仲直りをする指導がとてもスムーズになったといわれていました。それから、いろいろな気持ちの絵は教室に貼ってあるのだそうです。そしたら、自分は今、何番と何番なんよ、と、訴えてくる子もいると。かわいいですね。
この後、下西さんの、非行や犯罪を犯した人たちのお話も素晴らしかったので、それもお伝えしたいと思います。
夏期セミナーの前日、スタッフで行った「にんにくやマナオ」の料理です。立町郵便局の二階です。にんにく料理なのかと思ったら、そうではなく、タイ料理がメインで、それは美味でした。ココナッツがふんだんに使われていました。ココナッツ大好きです。
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昨日は、一日中性教協夏期広島セミナーで過ごしました。私自身も創設期からのメンバーで、23年間、ずっと関わって来ましたが、毎回勉強になります。昨日も、とても充実していました。
模擬授業は、城さん。城さんは、いま小学3年生のクラス担任です。「気持ちを伝えよう~わたしもあなたもOKのコミュニケーション力を~」アサーションの授業です。
アサーションとは、「自己表現」とも訳されますが、キイワードの一つは「自己信頼・相互信頼」。
あなたはOK。わたしはOKじゃない。→ノン・アサーティプ(非主張的) わたしはOK。あなたはOKじゃない。→アグレッシブ(攻撃的) わたしはOK。あなたもOK。→アサーティブ(主張的)
授業として取組んできた内の一時間分を模擬授業して下さいました。これまで取組んできたのは、
気持ちに気づく・受容する→表現する→やり取りをすること。
城さんの授業には、CAPも取り入れられています。CAPの3つの権利。「安心 自信 自由」それを踏まえたうえで
①今どんな気持ち ~いろんな気持ちを受け止める
②気持ちを絵にしよう ~怒りを絵で表現する
③願いはなあに ~怒りの背景を考える
④気持ちを伝えあおう ~怒りの背景を伝える
こんな絵を見て、それぞれどんな気持ちなのだろうかを考えます。まわりの言葉は子どもたちが表現した感情です。
そして、グループを作って、自分で取り上げた一つについて、一分ずつ自分のエピソードを話します。他の人は、相槌を打ってもいいけれど、何も言葉をはさまないで、その話を聞きます。一回りすんだら、もう一度。話すことと聞くことのトレーニングです。
さらに、それぞれの感情について、自分にとって好きな感情か、嫌いな感情か、挙手。その反応(好き、嫌い双方)の大きかった四つの感情について、どれでも取り上げて絵を描きます。絵と同時に自分の思いも書きます。子どもたちは、いろいろと腹が立ったことなどを書いています。
森田ゆりさんの絵本「気持ちの本」が登場します。この絵本にも、いろいろな気持ちが出てきます。森田ゆりさんは、CAPの日本での創始者です。ぜひクリックして大きくして見てください。どんな感情を持っていいこと。泣きたかったら、泣いてもいい。はらが立ったら、怒ってもいい。でも、人をぶつのではなく、言葉で表現しようと。
最後にワークシートが登場します。「朝、友だちと遊ぶ約束をしたあなたは、学校が終わって待ち合わせの公園でずっと待っていたのですが、連絡もないまま、とうとう友だちは来ませんでした。」この設定で、①あったこと ②その時のあなたの気持ち ③そのときのあなたのねがい(したかった・してほしかった) ④してほしいこと、してほしくないこと(今、これから) それらを書きます。
長くなりました。でも、もう少しお付き合いください。次回、この授業の集大成になります。それから、下西さんの講演についても、お伝えしたいので。
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今日は、いよいよ私の性教育30年間の集大成ともいうべく、夏期セミナーでお話しをします。昨日、ギリギリまでスライドの手直しをしました。準備ばっちりです。
昨日は、午後からスタッフが集まって、今日の準備をしました。私は、診療があるのでパスさせてもらいましたが、夜、食事会に行きました。タイ料理を堪能しました。気の合う仲間達としゃべって、食べて、楽しいひと時を過ごしました。
さあ、今日は一日、頑張りますよ!!
先日の釜山行きで買ってきたものです。これらは、ぜんぶお茶です。韓国の伝統茶、なつめ茶やざくろ茶、それからシナモンやしょうがなどを様々組み合わせたものなど、6種類。粉にしてあって、お湯で溶いていただきます。ほんのりと少し甘みがあって、美味しいです。国際市場のロッテスーパーマーケットで買いました。中を開けて、小さい袋を一つずつとか、二つずつを全種類、お土産にしました。字は読めなくとも、袋に絵が印刷されていますので、それぞれどんなお茶か分かっていただけると思います。
例のごとく薬局に行ってシップを買いました。入ったところは、調剤薬局で、次々と患者さんが処方箋を持って訪れる、とても忙しいところでした。私は、漢方のシップを欲しいと一生懸命に言ったのですが、シップはこれだ、と、取り合ってもらえなくて、悲しい思いをしました。暇な、人があまりいない薬局に行ったほうがいいと、これは教訓になりました。ついでにお口の臭い消しも買いました。
後はほとんど免税店で。ヒアルロン酸のシートになったパック、唐辛子チョコ、ロクシタンのハンドクリーム六個入りを二 個。娘用にランコムの新作のマスカラ、韓国のスプーンとおはしのセット、それらの下に敷いているのは、刺繍入りの大きめの巾着です。お土産用にそれぞれ沢山買ったのてすが、写真は一部です。
これらのお菓子はスーパーマーケットで。ハッカ飴などは、日本製かと思うのですが、どうして、日本より韓国で買った方が安いのでしょうね。どれも、日本の半値以下です。
それから、私用に。ハンティングワールドのバッグ二つです。 斜めがけが欲しいと思って。免税で、円高で、その上免税店全体がバーゲンでハンティングワールドは40%オフでしたので、本当に信じられないほどの値で買いました。値段を聞いたときには、一桁違うのでは?と思いました。左のは、斜めは無理ですが、ショルダーです。リバーシブルですので、二通りに使えます。右の斜めがけは、泊りがけで講演に行くときなどに使います。
夫は、こんなにバッグばかり買ってどうするのと言いますが、でも、うれしいのです。
ちなみに、両替ですが。これまで釜山に行くたびに経験したのですが。到着して港にいると、おじさんが「両替するよ」と言って寄ってきます。このおじさんの両替が一番レートがいいです。ただ、今回は初めて複数の人が言って来ました。はじめの人は、博多港であらかじめ見ていた交換率よりよくなかったので、いらないといいました。二番目の人が、とてもよかったので、その人に交換してもらいました。ソウルでしたら、道に座っているオバちゃんが一番ですね。
以上、釜山のお話しはそろそろ終わりです。もう、また行きたい!!とはまっています。
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明日、25日の日曜日は、性教協広島サークルの夏期セミナーです。
毎年している夏期セミナーも、 今年で23回目となります。どんなに困難な状況でも続けること。それが私たちの信念です。
世の中では、様々なしんどい状況にいる人たち、若い人たちも多くいます。もう、いいかげん国も目を覚まして性教育に取組まなければならないはずなのですが。状況は後退するばかりです。
参加していただいた方には、きっと大きな収穫があることと思います。私は、久々に下西さんの講演が聞けることにワクワクしています。私も講演頑張ります。今夜は、仲間と明日の打ち合わせ、準備、そして食事会です。
明日、会場で、多くの方にお会いできますように。
昨夜、安全地帯のコンサートに行きました。すごい迫力。二時間余り、休むことなくぴっちり歌い続けで。玉置浩二もバンドの面々も、すごくよかったです。年甲斐もなく胸がときめきました。いつまでも何かにときめいていたい私です!!
途中、一人の女性を舞台に引っ張りあげて、しっかり抱きしめて「離さない、離さない」と歌ったのです。あの抱きしめられた女性は、青田典子なのでしょうね。とても若く見えたけれど。青田典子が全コンサートツアーに同行するとのことなので。まさか彼女の前で、他の女性をあんなに抱きしめることはないわね。見ていた私も熱くなるほどの抱擁でした!!
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末っ子の男の子は、私のクリニックから養子縁組で引き取られて行った子です。本当にナイスボイになっていました。会うなり、私をハグしてくれて、涙が出そうでした。お姉ちゃんもハグしてくれました。赤ちゃんを引き取るためにお父さんと一緒に来ていたお姉ちゃんは、まだ小学生でしたが、すっかり大きくなって、やはりナイスレディです。
この子が生まれるときの、とても困難な状況を思い出しまし た。今、甘えん坊で、無邪気で、明るくって、かわいい子です。お父様によると、算数がよくできる賢い子なのだそうです。
お母さんが話して下さいました。ドクターから、もう子どもは産めませんと言われてとても悲しかったけれど、神様にこんなにいい子を授けてもらいました。
近藤紘子さんと、ドクター河野に感謝しますと。それから、産んでくださった実母にも。もし、将来、実母がこの子に会いたいという気になったなら、内の方は、いつでもO.K.ですと伝えていると言われました。
もちろん、彼にも養子のことは伝えていますと。ただ、今、それをどれだけ理解しているかは分からないけれど、そのうち、しっかり受け止めるでしょう、とのことでした。
私は私で、こんなに幸せに育ててもらってありがとうございます。感謝します。そして、彼に会わせて戴いてありがとう。私は、とてもハッピーです。と言いました。
そして、この写真をブログにオープンにすることを、O.K.ですと了解してもらいました。どうぞ、いつまでもお幸せに!!よろしくお願いします。
昨夜は、臨床産婦人科医会でした。東海大学医学部の産婦人科教授三上幹男先生の「子宮頸癌傍大動脈リンパ説転移症例への挑戦」というタイトルでのお話しでした。要するに、進行してずっと上の方のリンパ節にまで転移している癌の方の手術のお話しです。約8時間かけて、集中力を持って手術をやり遂げるというお話しを、動画も含めて語って下さいました。
久々に感動しました。情熱を持って治療に取組んで、患者さんの治癒率を高める、すごい人だと思います。私は、もう今は癌の患者さんの治療はしませんが、私が診た患者さんをどこの病院に紹介するか、そのための情報をしっかり持つことも大切です。病院を選ぶのも、寿命の内、という説が本当だと思いました。
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釜山二日めのお昼、最後の食事です。荷物はホテルに預かってもらって、「あわびがゆ」を食べに行きました。ロッテホテル周辺には、あちこちにあわび粥の食堂があります。内、二軒で戴いたことがありますが、今回は、いろいろな雑誌に案内されている「済州家」へ行きました。
行ったときは、観光客はいなくて、地元の方が二組いただけでした。後で一組の男性達ばかりの日本人の観光客がやって来ました。彼らは昼間からビールです。
私たちは、あわび粥と、姪は、アマダイの焼き物定食を頼みました。それと、かべに貼ってあるメニューで気になった「ウニのスープ」定食も頼んでみました。ただし、御飯はお返ししました。
びっくりです。あわび粥もそのあわびの多さ、柔らかさ、濃厚な味、それは絶品でした。が、それ以上に、ウニのスープ、ウニとわかめがどっさり。それは美味でした。姪の定食にも同じウニのスープの少し小ぶりなのがついていました。アマダイもみんなで突っつきましたが、これも身が厚くて美味しかったです。
値段は、あわび粥の特は1500ウォン、並は1000ウォン、特と並は、そんなに差がないように思いました。(昼ごはんを食べる習慣のない夫は並、私と姉は特を頼みました。)ウニのスープ定食は700ウォン、アマダイの焼き物定食は1000ウォンでした。四人で計5700ウォン。日本円で一人1200円程度でした。済州家、大当たりでしたよ。
その後は、マッサージに行って、疲れた体をしっかりほぐしてもらいました。若い女性たちですが、とても上手で、一生懸命にやってくれるのに申し訳ないような思いがするほどでした。
ところで、今回もガイド、チャーターの車はなしです。船もホテルも全部自分で予約をしました。移動は、もっぱらタクシーを使いました。地下鉄も整備されているのですが、暑い中、荷物を持って移動するのは疲れるし、四人ですので、タクシー一台で4で割ればその方が楽で金額もさほど変わりません。何しろ、タクシー代が安いのです。海雲台からホテルまで、遠方で50分乗り続けても、日本円で計算すると、1000円ちょっとで、本当に申し訳ないほどでした。
お土産などについて、もう少し後に、また、アップしますね。
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釜山についた日の夕飯はチャガルチ市場に行きました。釜山港は、東洋一の規模です。その一部は漁港で、ここ港周辺には、新鮮な魚介類がふんだんに売られています。
延々と並んでいるお店の中で、やはり前回にのきたときに素晴らしい食事をさせて下さったお店に行きました。ひらめ、あわび、サザエ、タコ、ズワイガニなどを買って、二階で料理をして頂きます。
日本では考えられないほどなんとも贅沢な食事でした。
この上に、ビール、お鍋と御飯、お野菜たちがついて、一人三千円弱でした。大満足です。
この後、外に出ると、人だかりがしています。何だろうと近づくと、一応荒い針金のような物で囲まれてはいるけれど、入り口が開いています。入ってみました。
なんと、魚介類のセリが開かれるところでした。
ぴちぴちとはねる、大量の、山盛りの魚がずらーっと並んで います。アンコウなんて、何百匹いたでしょうか。
そのうちにセリが始まり、次々と買われて行きます。その活気に本当に圧倒されました。いい物を見させていただきました。
その後、ぶらぶらと国際市場の方に歩いていくと、ロッテのスーパーマーケットがありました。
私はどこに行っても、マーケットやコンビニに行くのが大好きです。その地のものが、日本とは比べ物にならないほど安く売られています。買ったもの、そのうち、アップしますね。
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食べて、買って、しゃべって(?)、マッサージと、ぴっちり楽しみました。たった一泊二日でも、十分に充電できました。
今回は、夫だけでなく、姉の母娘と一緒でしたので、余計に楽しかったです。夫だけだと、彼とは波長が合いません。私は、せっかく来たのだから、あれもこれもしたい方なですが、彼はせっかくだからのんびりしようよ、というタイプ。
ですから、今回は彼はホテルでごろごろ、私たちは免税店、と、そんなことが出来ました。
ただ、悲しかったことが一つ。デジカメが壊れて二日めは写真が取れませんでした。先日の自転車に乗っているときの事故で、デジカメも飛び出して、へこんでいたのですが、なんとかだましだまし使っていました。が、ついに、よりによって海外で楽しんでいるときに写らなくなるなんて。携帯で写真を撮りましたが、いまいちです。残念。
写真は、着いてすぐの昼ごはんです。日本円で一人750円くらいで、こんなに出ます。後、シッケ(韓国風あまざけ)がでました。
また、買ってきたものなどの写真をアップしますね。そのためにもデジカメを買わなければ。まだセールをしていますよね。
さあ、今日からまた診療です。次の日曜日は性教協広島のセミナーが。次の日曜日は、金沢で全国大会です。その準備をしなければ。もうスライドは出来上がっていますが、話しの組み立て、時間内にしっかり入るように、そんな詰めをしなければなりません。頑張りましょう。
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あっという間でしたが、フルに充実して楽しみました。さらば釜山。ありがとう釜山。また会う日まで!
これから一路博多へ向かいます。
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泊まったホテルにはレストランに虎がいます。朝ご飯を食べていたら、ガラスをガリガリして、大迫力でした。
昨日来たのに、もう今日帰ります。帰ったらまた、食べたものなどアップしますね。
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昨年お風呂で滑って肋骨を折った温泉です。景色が素晴らしくて。垢すりをしてもらって、今海を見ながらのんびりしています。
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博多にいます。診療後新幹線でやって来ました。
ここのところ、とぎれとぎれのブログになっています。
2泊3日の旅に出るための準備でした。パソコンを持ち歩いていたのをやめようと。
iPadと携帯でブログに挑戦です。
でも、写真が一枚しか出せません。二枚、三枚と一つの記事で出すのがまだ出来ません。
先ほどの記事の続きです。ワンピースとピアスを買ったら、抽選券を二枚くださいました。
それで当たったのがこれらです。バームクーヘンが当たった時、カランカランと大当たりのカネを鳴らされて、すごく恥かしかったです。いつも外ればかりの私にしては上出来でした。
明日朝一番の高速艇、ビートルで釜山に行って来ます。
韓国でもIPadが使えるかどうか。楽しみです。もしダメなら携帯でブログをアップしますね。
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昨日は、午前中、病院に行きました。ここのところ、むち打ちがつらくて。後ろ頭、首、肩がつらくて。ドクターによると、この時期は、頚椎捻挫の患者さんには、つらい時期なのだそうです。雨が降る前、気圧が下がった時がつらいのだそうです。なるほど。人の話には聞いてはいましたが、自分がそうなってみると、本当に実感します。もう少し頑張ったら、梅雨が開けるので、そしたら、また調子がよくなりますからと、励まして頂きました。
午後からは、裁判所でした。その昔、私がまだ勤務医だった頃。他の産婦人科から緊急で紹介、搬送してこられた方のC型肝炎の裁判です。私は、原告でも被告でもなく、一人の証人でした。
28年前のこと。私には全く記憶がありません。私が手術したという、その病院でのカルテもありません。でも、その紹介元の医院のカルテのみ存在しています。それを見ると、確かに私がその方を受け入れています。
その方についての記憶がないので、一般論で、私はこうしたであろうということのみ、証言できます。その当時、フィブリノーゲンを使ったであろうか、どうか。
記憶はないれど、その当時の私の行動や、状況を思い出しながらの証言をしました。
しかし、きつかったです。当時のことをあれこれ聞かれても。当時の産婦人科は何床あったか、助産師や看護師は何人いたか、月にどれくらいお産があって、何人手術していたか、そのうち、輸血を要する人はどれくらいいたか、次々と尋ねられます。
私は、前の病院に一人で赴任し、産婦人科を作りました。患者さんは〇からの出発です。そこから、どんどんと患者さんも増え、ベットも増え、ドクターも増えて行きました。お産も、手術も増えました。救急指定病院ですので、夜昼かまわず救急車も飛び込んで来ました。
一週間、毎日手術をした日もありました。お産も月に80人あることもありました。その聞かれた時期がどの時期になるのか、私にははっきりとした記憶にありません。だから、とてもしんどかったです。
一つ分かったのは、若かった私は、ひどく頑張っていたのだと。そんなショック状態で命が危ない患者さんを、一人で勤務している病院になぜ受け入れることができたのでしょう。救急病院としての体制が出来ていたこともありますが。子育ての真っ最中に、こんな仕事をしていたのでは、それはくたびれるはずだわ、10年近くそこで働いて、ついに力尽きて開業をしたのが20年前になります。今、あれこれしていてよく体がもちますね、なんていわれても、あの勤務医時代に比べれば、天国です、と答えて来ました。それを改めて今回実感したのです。
考え考えしながら証言しましたけれど。ただ、少しでも、お気の毒な状況にある方のお役に立てられれば、と思います。
夜は、医師会のブロック会でした。私が開業している地域のドクターの集まりです。日ごろ産婦人科以外の方とはあまり付き合いがないのですが、この会は、様々な科のドクターがいらっしゃいます。新しい、私の知らない情報も沢山聞くことができます。それに、皆さん、とても優しくて、ほっとくつろげる会です。
瀬戸内海で83センチ、7キロの鯛を釣ったという先生がいました。映画が好きで、一番好きなイタリア映画のロケ地に行ったという先生もいました。
つんけんと、嫉妬混じりの攻撃をする人がいる会は、とても疲れます。でも、昨夜の会はゆっくり楽しく過ごすことが出来ました。
会場のリーガロイヤルの32階から見た、広島市の北側です。まだどんよりとした雲が厚くて、またいつ降り出すか分からないような空でした。
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よく降りますねえ。大雨による被害があちらこちらで起こっていること、被害にあわれた方々へお見舞い申し上げます。
私は、雨が降ると、後頭から、首から、肩にかけて、重くてつらいので、シップをはりながら仕事をしています。
そんな日々、大ドジをやらかしてしまいました。一昨日夜、小降りの内にと、やまとの湯へ。小ぶりでも、どうしても窓が曇ります。駐車場に車を止める前、線を確認するために、窓を開けて覗きました。傘なしで走って建物に入るのに、気を取られていたようです。窓がそのままになっていたようです。
お風呂に入っていると、凄まじい雷です。ピカアッ!! ガラガラ、ドッシャーン、ドーン、それにすごい風と雨がどーどーと音を立てます。コレはもう、大変。露天風呂にはもう入れません。内湯だけで過ごして、いざ帰ろうと。
駐車場内は、短時間の内に水没です。ジャブジャブと足首の上まで水の中です。そして。車に戻ってみると、「ああっ!! 」です。窓が全開です。中が当然ビショビショです。キャー、大変。あわててタオルであちこちふきましたが、運転席のシートがどっさり雨を吸っていました。タオルを敷いてすわりましたが、そんなもの何の役にもたたず、家に帰るまでに、背中からお尻から足まで、ビショビショです。着替えたばかりの下着や膝までのパンツ、上着、すべて洗濯機へ。そして、またまたシャワーを浴びなければなりませんでした。
よりによってあんな大雨の時に窓を開けたままにしておくなんて。お天気が回復しないので、まだ中は乾きません。しばらく乗るのには分厚いタオルをしいて座らなければなりません。情けないことです。こんなドジが重なると、そろそろ車の運転をいつまでするのか、考えなければと、思います。
昨日は、お昼時間に老人大学大学院OB会で講演でした。先週の反省を踏まえて、スライドも作り直して、より楽しく聞いていただけるように工夫しました。はじめから終わりまで笑って頂きました。雨の中、沢山の方が出席してくださいました。その向学心と、老人パワーに脱帽です。
夜は、イボイボネットフォーラム、ネット回線を使っての、尖形コンジローマの研究会。北海道から沖縄まで、沢山のドクター達の参加で楽しかったです。
その後は、法律事務所へ。今日、私は法廷に立ちます。その打ち合わせでした。28年も前のことを証言しなければなりません。全く覚えていないことなので、難しいことが沢山あります。覚えていない事は覚えていないと、ただ、誠実に、うそ偽りなく対応しようと思います。
いろいろとしんどいことです。
夜中に家に帰ると、夫がセブンイレブンの抽選でコレだけ当たった!!と見せてくれました。まあ、私がくじを引くときははずればっかりなのに。あなたが引いたほうがいいねえ。もうけたねえ。と、記念写真です。真ん中のは、裏返しで写真を撮ってしまいました。唐辛子味の裂けるチーズです。しんどい毎日ですが、いいこともあるものです。
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8・6ヒロシマー平和の夕べーの関連企画としての平和学習のご案内です。7日の被爆電車のご案内のチラシが出来ています。
10時半にヒロシマ駅正面(南口)噴水前に集合です。
そこから被爆電車に乗ります。電車内では、電車内被爆者で、今、ただ一人生き残っている人といわれています、米澤鐵志さんのお話しを聞きます。原爆ドーム前下車。
平和公園内・旧中島町付近を、福島和男さんの案内で歩きます。
昼食休憩後、13時から、15時半まで、平和記念資料館(東館)地下二階会議室2で講演を聞きます。
『消え去った爆心の町・人』 福島和男さん。
『被爆電車で語る原爆と戦争責任』 米澤鐵志さん
参加費は、電車乗車を含んで500円です。事前申し込みはいりませんが、乗車定員が65人です。先着順で締め切ります。昨年も、一杯になりましたので、どうぞ早めにいらっして下さい。
講演をして下さいますお二人のご案内をします。
米澤鐵志さん(電車内被爆者)
11歳のとき、ヒロシマで爆心地から約700メートル、満員の路面電車内で被爆。「母と一緒に閃光と爆風を浴びた。目にした惨状は忘れられない。」戦後、反戦・反核、被爆者運動に邁進。いま、小中高校生に被爆体験を語りつぐ。「原爆と戦争責任を生きている限り語りつづける。」
福島和男さん(『平和公園の下に幻の中島界隈、家族を捜して』を自費出版)
家は原爆ドームの対岸、爆心直下の中島本町にあった。中学2年だった「あの日」、早朝から己斐(広島市西部)の工場に動員。家にいた家族6人は全滅。70歳を過ぎてから、少しずつ話しはじめた。「一人でも多くの人に、戦争の恐ろしさ、愚かしさを知ってほしい。」
多くの方にお話しを聞いていただけますように。
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日度い雨の音で目が覚めたら、4時だった。もう眠れないままに、あれこれ考えていた。
先日の宝塚での中学生の放火事件にぎょっとした。
思春期の子が犯す犯罪は悲しい。大人がいやで、大人社会が汚くて揺れる時。その上、まだ思考回路が未熟で、想像力を発揮することも出来ない。自分がしようとしていること、その結果のその先を考えられない。
宝塚の中学校で「いのちの授業」に取組んでいる私にとって、今回の事件はことさら身にしみた。全12校の内、今、話を済ませた学校は4校。学校によって、2年生だけだったり、3年生だったり、全校生徒だったり、まちまちだけれど、すべての中学に行く予定でいる。
事件の学校は、次回、二学期になって行く予定であった。
私の話には、在日のお母さんの話も出てくる。私が出会ったお母さん。子宮癌の再発で痛くてつらくて、何回も自殺したいと思ったと。死ねば楽になれる、と。でも、そのたびに思うのは、子どもたちのことだったと。自分が死んだら、子どもたちがどんな思いをするか、人から何を言われるか、それを考えたら、死ねませんでした、と、私に涙で訴えられたこと。自分のいのちぎりぎりの所で考えるのは、やはり子どもたちのことだったと。ただし、この話は話を聞く中に、親が自死した生徒がいる場合はしない。
同時に、赤ちゃんが無事生まれたときの両親の反応、生み終えたばかりの母親の笑顔などについても、しっかり話す。生と死。それが同居するところが産婦人科であって、その中で私自身が体験したこと、感じたことを話す。
今回の事件を起こした少女の一人は外国籍だったとのこと。ああ、この話しをもう少し、ちょっと早くにあの子たちに聞いてもらいたかった。もちろん、私の話を聞いたら、みんなが即自分と他人の命を大切にするようになる、そんな甘いものではない。それはよく分かっている。ただ、こうしていろいろな人の生と死を聞いたなら、それを本気で伝えようとする大人に出会ったなら、何かしら思うことがあったはず。そう信じたい。
逆に。もしことの事件が、私の話しを聞いた生徒によって行われていたなら。そう考えると、ぞっとするものがある。
たちまち、次回のその学校での講演は、どうしよう、どう組み立てようか、残った生徒たちの心の傷をかき乱すようなことはしたくないけれど。でも、やっぱり本気で向き合いたい。今後の学校や教育委員会の取り組みと、その後の学校内での生徒たちの状況をみながら、考えていきましょう。
今日の昼時間にする予定だった帝王切開が、緊急に昨日の夜にすることになって、診療を終えると、即、かけつけた。お連れ合いと、お兄ちゃんと、ご夫婦の両親たち、6人の家族が集まって、ワイワイとにぎやかで、ほほえましかった。ご夫婦にとって、18年ぶりの赤ちゃん、それも女の子に恵まれて。さぞみんなにかわいがられて育つことでしょう。
宝塚の少女たち。そして、昨日みんなに歓声を持って迎えられたあかちゃん。それらが胸の中で交錯している。
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7月10日土曜日、お昼時間に「ひろしまアートパークかみやちょう」に行って来ました。多くの方の手作り作品や雑貨が並んでいます。広島プロク゜の方も多く出展なさっていて、お声をかけようかと思いながらも、お忙がしそうで。結局どなたともお話ししないままでした。初対面の方に話しかけるのは、勇気がいるものです。私は知っていても、向こうは知っていらっしゃらないかも、なんて思ってしまいます。
手作りのものはいいですね。いつか、私も、と思いながら、結局忙しさの中で他の人の作品を見て慰められています。
私が行ったのは二度目ですが。次々とお店や人が入れ替わりながら、8月の終わりまで開かれています。本通りのデオデオパソコン館の向かい、一階がローソンとパチンコ屋さんの建物の4階です。冷房がなくって暑い中、皆さんがんばっていらっしゃいました。
日曜日は、今度の8月6日のヒロシマ平和の夕べの実行委員会でした。今年は高史明さんの講演があるということで、とても大きな反響が届いています。今、高先生は講演に引っ張りだこだそうです。大変お忙しい中、私たちの講演会に来て いただくこと、大変うれしいことです。
関連行事、7日の被爆電車・平和学習のチラシも出来ましたので、また、アップしますね。
詳しくは、6月1日の私のプロク゜、ここですに、また、6月14日、15日にも書いていますので、ぜひ覗いてみてください。
私もいろいろと行事がつづきますが、一つずつ丁寧にこなして行きたいと思います。
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「センセ、聞いてももいい?」
「うん、いいよ、何を聞いてもいいよ。」
「あのね、お父さんのお友だちは、みんな同じことをしてないの?」
「うん?なに? 同じことって、〇〇チャンと同じことを? 自分の子どもにってこと?」
彼女は私の目をみながら、こくんとうなずいた。
「うん、しないよ。だれも子どもにはしないよ。だから、〇〇チャンのお父さんがいけない人だったってことなのよ。」
「あのね、みんながすることだと思ったの。みんな我慢しとる、だから、私も我慢しないといけないと思ったん。」
その前に初めて私のところに現れた彼女に、私は、
「あなたが悪いのじゃないのよ。いい? あなたが悪かったからこうなったのじゃない。そんなことをした大人が悪いのだからね。自分が悪かったって思っちゃいけないよ。」
「世の中にはね、けしからんことをする人がいるのよね。多くはないよ。ほとんどの大人はとてもいい人なんだけれど、でも、少しだけ、とてもよくないことをする人がいる。その人にあなたが会ってしまったんだね。かわいそうだったね。でもね、それはあなたのせいじゃないからね。」
そう言ったら、彼女は、ポロポロと涙を流しはじめ、やがて、わーん、わーんと大声で泣いた。
今回は、二度目の来院。「みんな我慢してると思った」と彼女が言ったとき、今度は私が泣けてきた。
幼い彼女にとって、どんなにしんどい事だったか。何年も何年も我慢し続け、ついにお母さんにSOSを求めた。それからの環境の変化は、きっと彼女は自分のせいだと思い続けていたに違いない。自分がお母さんに話したから、お父さんとお母さんが別れることになったと。
自分を攻め続けた彼女に、「あなたは悪くない」と言ったら、一気に緊張が解けたのだと、母親が言う。
「あのね、もう、あなたはいやな思いをしなくて済むからね。お母さんは、あなたを守ってくれたからね。お母さんも、あなたにそんなことをして来た人と、一緒にいたくなかったんよ。だから、お父さんとお母さんがわかれたのも、あなたの責任ではないからね。あなたは、もう、あんないやな思いをしなくていいのだから、気持ちが楽になっていいからね。」
男は、「なに、ほんの遊びだ」と言ったという。
まさかと思われるような性的虐待は、私たちの現場では珍しくない。それに、このような被害にあった彼女たち、その親たちの、立ち直りに向けてのカウンセリングなどのシステムは、全く出来ていない。相手が身内だから、加害者への罰則もなかなか難しいものがある。
こんな事件に出会うたびに、「子どもの権利条約」が批准されているにもかかわらず、全く具体化していないと思う。「子どもの権利条例」の成立に反対している人たちが思い浮かぶ。彼らは、今のままの法律やシステムで十分対応できると言う。とんでもない。十分であったなら、日々、繰り返されている子どもの虐待の報道は、一体何なの?と思う。それだけではない。報道されないところで、性的虐待も、起こり続け、少なからぬ子どもたちが苦しんでいる。
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今年も広島車いすダンスの公演「魂のパフォーマンス2010」が行われます。
私は、3年前にご縁が出来てから、いろいろとお付き合いをさせて頂いています。
広島車いすダンスくらぶのダンスは、障がいを持つ人と持たない人が、共にダンスを楽しみます。それは、素敵で感動的で、芸術の領域に達していると思います。
昨年は、数々のステージを国内と韓国釜山で行いました。今年は海外はやはり韓国の大邱(てぐ)で行われる予定です。
広島で行われる公演をぜひごらん下さい。これほど感動する舞台もめったにないと思います。連絡先は、チラシをクリックして頂くと大きくなりますので、そこに書かれています。私のクリニックでも、チケットを売っていますので、ご利用ください。
昨日は、お昼は帝王切開の手術。先日まで私のクリニックで経過を診ていた方が、どうしても逆子が治らなくっての帝王切開でした。元気な女の子が生まれて、一安心です。来週火曜日にも帝王切開の予定です。元気な命が生まれる手術は、また感動的で大好きです。
昨日の夜は、kei.先生のお花とお茶を楽しむレッスンでした。『7月 Seasons Garden-夏のみどり』。ウォーターマッシュルームを植えました。マッシュルームのようなかわいい葉っぱです。水が大好きで、一杯一杯水をいれても大丈夫な植物でそうです。もっと大きい鉢でしたら、水草のようにこの中にめだかをいれてもいいのだそう。鉢は、スペイン製の緑のガラスです。斜めになっていて面白いので、横から撮りました。白いのは、真っ白の貝殻です。デジカメのSDカードを入れ忘れて、携帯での撮影です。
忙しい毎日。こんな時間をむりやりにでも作ることで、少しの間でも、緑や花や土に触れることができて、ほっとします。
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昨日、三次の中学に行ったとき。会場は三階でした。階段を上がる途中、踊り場に写真と共に貼ってありました。
こんなのを見るとうれしくなります。
卒業生の活躍の数々の切り抜きも。そうなんですか。彼らはここの出身なのですか。生徒達の励みになりますねえ。と校長と話しました。
沢山の人とバスを仕立てて、応援に行くこともあるといわれました。
入り口には、こんなのが立ててあって、恐縮しました。そのお心使いがうれしかったです。
全体がとても暖かな雰囲気の学校で、生徒達も落ち着いていて、楽に話しをすることができました。暑い中、二時間もしんどかったでしょうが、よく聞いてくれて、本当に感謝です。私も、暖かい気持ちで帰ることが出来ました。
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昨日は、お昼時間、午後1時半から3時まで広島老人大学大学院OB会で講演をしました。夜は7時から9時まで広島市の「命の大切さを伝える教育推進プログラム」の会議でした。診療をはさんで、高齢者と思春期の双方への取り組みです。
老人大学大学院B会とは。老人大学を三年、大学院を二年終了したOBの方たちの会です。会場は、お年寄りでいっばいです。でも、これでは入りきらないので、来週もまた人の入れ替えで、同じことをします。二回に分けないと入らないほどの方たちの集まりです。
そのパワーに本当に圧倒されました。私の講演の前、パソコンの準備をしているうちに、次々と伝達事項が伝えられています。それは、平和公園のお掃除の予定、旅行の企画、そして芸能部門のお知らせなど。
老人大学は、65歳以上からの入学ですから、それから5年以上たった方たちです。昨日は、それも早くに院を卒業した方たち、なんか、平均80歳近くの方たちなのだそう。来週は、もう少しお若い方たちなのだそうです。
パートナーのいる方、いない方、いろいろですので、その双方に気配りした話を心がけました。笑い一杯にして。この時間というのは、お年寄りの多くは、お昼寝タイムなのだそうですが、ほぼ眠らないで聞いていただけたと思います。こんな話しを聞くのは初めてで、目からうろこだったと、言っていただけました。
ホルモンのお話し、子宮がん検診のお話し、パートナーとのコミュニケーション、優しい会話の交わし方、それから、「社会とつながりましょう」、政治を見つめましょう。怒りましょう、声を届けましょう。そんな話しです。時に最後の所では、変えるといいながら、さっぱり見えてこない、「後期高齢者医療」のからくりについて。それから、自分のためにお金を使いしまょう。お金を節約しないと「老後が心配だ」と言う方、「今がもう老後ですよ。」というと、会場中大笑いになりました。そんな話、満載にしました。来週は、昨日の話しをたたき台にまたスライドを作り変えてもっと充実させようと思います。
夜の会は、うーん、前途多難だなあ、と。文科省の指導要領の手引きがどっさり配られました。この中での教材作りとなると・・・。ボツボツと取組んでいきましょう。
今日は、午後三次の中学校での講演です。久々に県北にドライブです。
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本来なら、明日の8日、パク・ヨンハのコンサートが広島のアステールプラザ大ホールで開かれる予定だった。何とか行きたくてずいぶん前からチケットを捜したけれど、どうしても手に入らなかった。一枚くらい何とかならないかと思ってもダメだった。
それほど人気の彼だから、自殺の知らせに本当にびっくりした。
行きつけの韓国グッズの店、バスセンターのリーゼンさんに行くと、ショックだと、よれよれになった高齢の女性が来られて、泣きそうになっている。韓国語の教室に行っても、彼の自殺の話になる。先生の韓国芸能界の過酷な話しを聞いて、かわいそうにも思う。
でも、私は彼の自殺は、考えた挙句の覚悟を決めての死だとは到底思わない。疲れ切っての衝動的なもの。
これほどに人気のあるコンサートが続いていて。責任感の強い彼だったし。それに、親孝行で、彼が先に死んだらどれだけ親が悲しむかということも十分に知っていて。だから、自殺なんてしてはいけないとよーく分かっていて、それでも。人間、疲れ果てると、それらの理性が、ポッと抜け落ちてしまうことがある。
その上に彼は、お酒を飲んで泣いていたという。お酒が、みんな楽しいお酒とは限りない。訳も分からずに悲しくなってしまう、みんなの前でオンオンと泣く、泣き上戸の人もいる。
お酒の力で、とてつもなく悲しくて、絶望的になって、そしてすべての理性も飛んでしまって、衝動的に、というそんな死ではないかと私は思う。
人間、そんなこともある。生と死なんて正に一瞬のもの。彼自身が天国で自分で一番びっくりしているのでは、と思う。しまった、自分はまだ死ぬつもりはなかったのに、と。
それにしても、若い人の死は悲しい。
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私が家にいないとき、そして夫がいて、私の見たい番組があるとき。私は彼にビデオをとってもらうことを頼む。家のビデオは今式の高級な物なんかではなく、予約は無理だし。それにケーブルテレビだから、ケーブルテレビのチューナーとテレビとビデオが複雑につながっていて、ナンともわずらわしい。ビデオを見るときには、チューナーは切ってテレビをビデオ2にしなければらない。
しかも、先日チデジ対応にしてもらったら、もっと複雑になってしまって、ビデオを見るときとDVDを見る時とは、わざわざコードをつなぎ変えなければならなくなってしまった。
で、夫は、私がビデオを撮ってと頼むのをとても嫌がるようになった。めんどくさいのかと思ったら、なんかビデオを取る間、その番組をテレビに映しておかなければならなくて、自分が見たい番組が見られないかららしい。一旦自分が見た番組を、また私が帰ってから見るので、同じのを二回も見なければらなくて、それもいやなのだと分かった。
そして、今日、DVDが写らなくなってしまった。私は、韓国語の先生からいただいたDVDを見なければらなくて。それが写らなくなった。声は出るのだけれど、絵が写らない。あれこれやるうちに、夫が「君がビデオなんか見るからだ」と言い出した。その度にコードを抜き変えなければらなくて、だから、接触がおかしくなって、それでDVDが写らなくなったのだと。まあ、機会の故障が私のせいだなんて。
「私だって、見たい番組をビデオにとって見るくらいのことするわよ。私は、家にいない限り、見たいものが見れないなんて、そんなばかな。」「今時、ビデオを撮ったり見たりするのがけしからんなんて、そんなことをどうして言われんといけんのん」
「大体、何でもあなたは人のせいにするんだから。何でもうまくいかなくなったら、その原因は人のせいなんだから。」「そもそも、ビデオだ、DVDだっていちいち線をつなぎ変えんといけんみたいな、そんな作り方をしてもらったのがおかしいんじゃない。」
私は、あったまに来て、部屋に引き上げた。大体、家のDVDのプレイヤーは、夫がパチンコの景品でもらってきたものなのだから。どこ製か分からない怪しげな機械だ。それをテレビにつないでいる。録画は、古いビデオデッキで、テープに撮っている。画質なんて、もう最低。そんなのを使っているのがそもそも故障の原因だと思うのに。私が見たい番組を撮ってみるからいけないのだというような、そんな言われ方をするなんて。もう、情けない。
そしたら、さっき、夫が直ったよ、写るようになったよ。と言ってきた。私は、もういいと言って部屋にこもったままだ。しかもこの部屋は昨日からクーラーが故障していて、もうくっそ暑い。ああ、面白くない。
今日は、診療後は韓国語の教室なので。そごうの全国うまいもの展最終日、岩国寿司を買っておきました。焼きさば寿司との詰め合わせです。それとわかめと豆腐とえのきとたまねぎのお味噌汁、トマトのチーズ焼きと昨夜の残り物です。これを食べたときは、まだけんかはしていませんでした。
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昨晩のキムチ鍋です。そごうの全国うまいもの展に出品している大阪、鶴橋のお兄さんから教えて頂いた作り方でやってみました。
まず、ごま油でたまねぎと豚肉をしっかり炒めます。たまねぎがしんなりしたら、それに水を加え、かつおだしとヤンニョム味噌を加えると教えて頂いたのですが、私はかつおだしでなく、かつおぶしそのものを加えました。
ヤンニョム味噌は、そごうのそのお兄さんのところで買いました。コチジャンだと甘くなるとのこと。今までは私はコチジャンを使っていて、それはそれで好きなのですが、とにかく今回は教えられたままで、やってみようと。ヤンニョム味噌は、海鮮のダシなどが入った味噌です。いろいろなお料理にちょっと 加えると味にコクが出て、美味しいとのこと。ただ、唐辛子ですのでぴりぴりと辛くなります。味を見ながら味噌の量は加減します。
味が丁度になったら、そこに具を入れます。用意した具は、キムチ、これは以前私が作って冷蔵していたもの。材料が豊富でとても美味しいキムチだったのですが、もうこれでなくなってしまいました。とうふ、乾燥ホタテ、タラ、ねぎ、生しいたけ、じゃが豚(これもうまいもの展で買いました。)それに以前韓国で買った殻むきの銀杏をゆでて冷凍していたもの等です。
これらをぐつぐつ煮たら、おつゆは真っ赤になりました。何回かヤンニョム味噌やコチジャンも足したりして調整しました。なんとも美味しい鍋になりました。これに欠かせないのが何と言っても、御飯です。御飯をスプーンにすくって、そのままなべに漬けておつゆをスプーンにいれて一緒に食べます。
私はこれまで豚肉と一緒にキムチも炒めていたのですが、このままて゛も美味しいことが分かりました。代わりにたまねぎをいためましたが、たまねぎは甘みを増しますので、味にコクが出ます。
キムチ鍋を沢山食べて、今日は元気一杯です。今週と来週は、水曜日のお昼時間に広島老人大学大学院OB会で講演をします。「高齢の方への心と体のアドバイス」というタイトルです。すでにレジュメに変わるものは渡したのですが、今からスライド作りです。私は、老人大学に大学院があることも知りませんでした。それにOB会が活発に活動していらっしゃることも。
以前、「高齢の方の産婦人科医療」についてブログに書いたところ、とても大きな反響がありました。今回は、男性の方も含めて、少しでも快適に楽しく過ごしていただくために、体だけでなく、コミュニケーションの作り方などを含めてお話ししようと思います。
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今年も、がん啓発サポートキャンペーン・がんと向き合う24時チャリティイベントの、「リレー・フォー・ライフ in 広島」が開かれます。
昨年9月。急市民球場を借り切って行われたリレー・フォー・ライフは大きな感動を呼びました。終わるとすぐに「来年も」という声が沸き起こり、そのエネルギーて、結局今年も行うことになったと聞きました。
実行委員の方たちは大変な労力と思います。
『リレーフォーライフは、がんと闘う方々の勇気を称え/がん患者や家族、友人、支援者と共に交代で夜通しグラウンドを歩き続けることで/地域一丸となってがんと闘う連帯感を育み、がんで悩むことのない社会を実現するために/募金活動を行うチャリティ-イベントです。/収益金は日本対がん協会に寄付され、がん患者支援活動に役立てられます。』
今年は、9月19日と20日の連休に、女学院中学・高等学校のグラウンドを借り切って行われます。講演などは、室内を使うことができるとの事です。私も、女性の癌についての講演をしますが、他にも出来うる限りの協力をしたいと思います。
イベントは、単に役に立つだけでなく、コンサートやカープの選手のオークションなど、楽しい企画が一杯で、昨年も多いに楽しみました。抽選では、私は高価なカープの帽子が当たって喜びましたし。どうぞ、皆様もお子様連れで参加されますように。
実行委員会の中心の方たちも自らがん患者さんたちです。どうぞ、お体に障らないように、と願いながら協力したいと思います。また、プログラムが出来た時点など、第二弾、第三弾のお知らせをしますね。
このところ、サッカー漬けで寝不足です。今日、夜遅くマッサージから帰って、レセプトも一杯残っているのに、ドイツ・アルゼンチン戦では目が離せなくって。すごい試合でしたね。ドイツは強い!!これで優勝候補のブラジルもアルゼンチンも姿を消しました。
まだ動く時についアイタタタ、と声が出てしまいます。いつになったら、スムーズに動けるようになるのでしょう。
明日は久々のオフです。今日はキムチ鍋をしました。翌日が休みの日しか出来ないメニューです。とても美味しかったので、明日レシピを書きますね。
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子宮頸がんの予防ワクチンの接種の副作用は、接種後7日間の症状調査日記によると、国内の臨床試験612例と、海外のデータ7870例のほとんど似かよっています。最も多いのが局所の疼痛、発赤、腫脹。全身では、疲労感、筋痛、頭痛、胃腸症状、関節痛など。それに発疹5.7%。発熱5.6%。蕁麻疹2.6%でした。いずれも軽度で速やかに消失し、全身がとても重篤になるような副作用は見られていません。もしもそんなことがあったなら、許可されるはずもないし、またたとえ許可されても途中で取り消しとなるでしょう。また、副作用の出現で三回の接種が妨げられることはなかったと記載されています。
接種前には、必ず検温や問診、それにこれまでの病歴やアレルギー歴等を詳しく尋ねる問診表に記入して頂き、医師がチェックした上で、接種します。接種後も、必ず30分は待合室などに待機して頂き、もし何か変化があったときには、ずくに対応できる体制をとっておきます。
これらは、これまでの風疹や麻疹や、インフルエンザ等の予防接種よりも厳しく規定されています。それは、何よりも新しいワクチンだから、より慎重になるべきことだからでしょう。
実は、海外の副作用の記載の中に一例「失神」というのがあって、びっくりしました。これはナンなのだ!と。知りたいと思いました。そしたら、先日の研修会で、尊敬している癌のスペシャリストの教授の講演の中にありました。中学で集団接種をしているとき、立って順番を待ち、緊張して、立ったまま痛い注射をしたとたんに気を失ったというものでした。もちろん、意識はすぐに戻ったと。それ以来、注射は立ってではなく、座ってするようにということになったということでした。
私たちの場でも、採血をするだけで緊張して気分が悪くなる方が度々あります。それと同じだと分かって、ほっとしました。
いずれにしても、どんな医療やお薬にも副作用はつきものです。強い副作用が予想できる人には、決して打たないこと。また何かが起こったときには、それらに適切に対処すること、などが必要となります。それらの副作用があることで、ワクチン接種はすべきでないと言う人たちがいます。でも、私は、それでも、癌の予防のためには接種したほうがいいと、考えています。それは、さんざん癌で悲惨なことになる人たちを見ているからです。
昨日新大阪で買って帰った駅弁です。豪華な幕の内で、1300円。食べ切れませんでした。残りは冷蔵庫に入れておいて、今朝食べました。(本当はいけないらしいですが)
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子宮頸がんのワクチンは、HPVの中でも16番と18番の感染をブロックするものです。
子宮頸がんから検出されたHPVの型です。16、18が飛びぬけて多いのですが、中でも18番は腺癌になる確率が高く、注意を要します。腺癌は、がん検診で検出されにくく、また悪性度も高くて、進行も速く、放射線も効き難いなかなか厄介な病気です。(それぞれクリックすると大きくなります)
これは、HPV16や18に感染した人の前がん病変である高度異型性になる発生率のグラフです。
対象はKaiser Permanenteという健康プランに加入し、定期的に子宮頸がん検診を受診している16歳以上の女性20810人。1989年から1990年、122ヶ月間の追跡調査を行っています。子宮頸がん検診では細胞診と発がん性HPVの検出を行い、陽性の場合に16と18の有無を検討しています。
もうこれだけでも16番と18番のブロックをすることの意義を分かっていただけるかと思います。
でも、このワクチンに反対している人の中には日本人は16と18が少ないのだから、効かない、効かないものをしても意味がないという人もいます。それらの根拠となる文献をちゃんと出して欲しいのですが。では、このグラフを見てください。
これは、日本人子宮頸がん患者さんのHPV16/18の年齢別検出率です。若い人ほど検出率は高く、20~29歳では90%近くが16か18に感染して子宮頸がんになっています。
これだけでも、日本においても16と18のHPVをブロックするワクチンの意義が分かって頂けるかと思います。
さらに、このグラフです。日本の若い女性の婦人科領域の癌は、今や圧倒的に子宮頸がんが多いのです。
私たちは、この癌の多くを予防できるワクチンをせっかく手に入れたのだから。有効に使いたいと思います。
ワクチン+1年に1回の子宮頸がん検診でいつの日か子宮頸がんをなくすことが出来ると確信しています。
副作用についてですが。腕の筋肉に打ちますので、ほとんどの人が「痛い」と言います。それに発赤、腫脹。これが三大副作用で、全身に影響を及ぼすような重大な副作用は、日本の臨床試験でも見られていません。これらについて、次回もっと詳しく述べますね。
今日も日帰りで宝塚でした。三週連続で中学生に話すと、さすがにくたびれます。でも、やんちゃな中学生達も、必死で話す私に向き合って、必死で聞いてくれました。聞いてくれたのがうれしくて、気持ちよく帰って来ました。これでしばらく二学期まで宝塚には行きません。
朝出発して昼は中途半端な時間の移動で、ついお昼を食べ損ねます。講演が終わる頃には空腹で低血糖状態になるというのがわかったので、今日は新幹線の中でお弁当を買いました。お昼より少し早めに食べておきました。
小さいお弁当がありますかと聞くとハイッと出して下さったのが、これです。十穀米と麦御飯のおむすびといろいろのおかずです。飯タコも入っていましたよ。600円。実は、帰りには新大阪で夕飯用に二人分の駅弁を買いました。したがって今日は昼も夜も駅弁です。
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