8.6.の司会のために、仏教の勉強です。
8月6日まで後一週間です。もう何回もお知らせしていているように、この日、私たちはヒロシマ平和の夕べ」を開きます。そこで私は司会を務めることになっています。
この会には、今年は、高史明さんに講演をして頂きます。今年は、韓国併合100周年。被爆65年でもあります。
高史明さんのことは、本でしか知りません。それも、亡くなった息子さんの「ぼくは12歳」でしかほとんど知りませんでした。ところが、知れば知るほど、高さんはすごい人でした。とくに仏教の造詣が深く、本を読んでも、私には本当に分からない世界が展開されています。
昨日、そんな私を心配されたのでしょう。司会者として、もっとちゃんと知らなければと思われたのだと思います。浄土真宗のお坊さんが来て、私に講義をして下さいました。
高さんの新刊「月愛三昧 親鸞に聞く」や、梅原猛氏の「誤解された歎異抄」「法然の悲しみ」などの本から、抜粋してコピーしたものを持参して、三時間、びっちり講義をして頂きました。私は、真言宗の勉強は少ししたことはありますが、歎異抄となると、本当に難解でした。
いかにも付け焼刃ですが、でも、もう少しの間、これからももっと勉強をして、恥ずかしくない司会をしたいと思います。もちろん、宗教の集会ではありません。ただ、話をして下さるかたの背景をちょっとでも知って、深みのある司会ができれば、と思うだけです。
そして、高さんの本を読むほどに、8.6.の講演会が楽しみで。できるだけ沢山の方に聞いていただきたいと、そう願っています。
なお、当日は、耳の不自由な方のために手話通訳をして頂きます。どうぞ、耳の不自由な方がいらっしたら、心配しないで来てほしい旨、お伝えくださればうれしいです。
先日、宝塚の中川智子市長が会議のために広島に来られました。広島で縁のある人たちが集まって会食をしました。(もちろん、会費制です) お刺身が食べたいという市長のリクエストで、「日本海庄屋」です。新鮮な海の幸がどっさり。しかも安い。好きなお店の一つです。
中川市長からは、市長になって大変な毎日の奮闘振りを、たっぷり聞くことができました。私は中学生に話すために度々宝塚に行き、市長と一緒に電車に乗ったり道を歩いたりという機会が何回かあります。その度に、どこにいても、「市長さん」と市民の方たちに声をかけられています。彼女の奮闘を市民の方たちが好感を持って見つめているということが、よく分かります。
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コメント
高史明さんのことは私も余り覚えていないのですがたしか彼の本を読んで歎異抄を知ったのだと思います。
今でも歎異抄は何度読んでも難解ですが私は殆んど人の訳した本から宗教について学習します。
歎異抄は五木寛之氏、般若心経は柳澤桂子氏と言う風にです。夫は自分なりに宗教について勉強を始めていて私はいつも「死」について勉強していないと指摘されます。正しい死についても学習は必要ですね。
すみませんが8・6のヒロシマ平和の夕べについて再掲して頂くと嬉しいです。きちんとメモを取っていなかったのでブログを探したのですが見つからずお願いしようと思っていました。リンクでも結構です。
よろしくお願いいたします。
投稿: 初ちゃん | 2010年7月30日 (金) 14時06分
記事とは関係ないのですが。
愛のつるし一回転飛行機が復活したのをご存知ですか?
投稿: やんじ | 2010年7月31日 (土) 06時08分