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子宮頸がんのワクチンはいつまでうってもいいのか。

 先日の研修のことを遅ればせながら。子宮頚癌のワクチンのお話しでした。これまでも度々ワクチンにいてこのブログでも書いていますが。もう少し新しいことがわかりましたので。

 報道などで知られているように、このワクチンは、性行動が始まる前、出来れば小学校高学年や中学生の早いうちにうつと効果的であるといわれています。また、ほぼ終生免疫ですので、今完成しておけばずっと大丈夫。イギリス、オーストラリア、カナダなど、多くの先進国では学校で集団接種をしています。

 この接種する時期なのですが。早いほうがいいとは分かっています。が、では、いつまで接種してもいいのか、という問題です。特に、子宮頸がんの原因のHPVにすでに感染している人はどうなのかということです。

 感染している人でも、接種して害はないとは言われていました。ところが、これまでもすでに感染している人でも、接種することにより、どうもウィルスの働きをストップさせるのではないかということを聞いていました。だから、がん検診に引っかかって、精密検査を受けている人、すでに円錐切除などの処置を受けている人に積極的にワクチンの接種を勧めている医療機関もあります。

 ただ、これはすでに癌になっている方の治療薬ではありません。

 子宮頸がんは、発がん性のHPVに繰り返し感染することで癌になっていきます。感染したから、即癌になるものではありません。一旦細胞診に引っかかって精密検査を要しても、経過をみながら検査を続けていくうちに、細胞診も正常になることはよくあります。だから、急いで治療をしなければならないものではありません。

 その経過観察をしている人でも、ワクチンを接種することによって、それ以降の感染を防ぎますので、有効であるということでした。

 すでに感染している人でも、「害はない」ではなく、もっと積極的に「それ以上の感染を防ぐために、接種したほうがいい」と確信を持つことが出来ました。

 一旦引っかかって、定期的に経過を診ている人は、やはり内心はつらいのです。特に、結婚している人は、夫からのHPVの感染に寄って検診に引っかかった、だからこれからの夫との性生活を続けることに抵抗を感じる人もいます。

 このワクチンは、10歳から何歳までてもうっていいということです。高価ですが、今後癌の発症が心配な方には、お勧めしようと思います。

さて、そごうでの毎年恒例の九州物産展が始まりました。そう、私の大好きなカキ氷の「しろくま」もやって来ました。

2010_06010001 昨日、ランチに食べたのは、とんこつラーメンとギョーザのセット。セットで700円。とても美味しかったです。スープがなんともいえない濃くがあって、塩分も辛すぎ、本当に美味でした。ただ、ギョーザも食べたので、「しろくま」はやめておきました。また改めて食べに行きます。

 宮崎の「肉巻き」おにぎり、ぜひ買いたかったのですが、長蛇の列であきらめました。ラーメンでいい加減並んで、またそのために並ぶのは、限られた昼休みには無理でした。ソンバーユのバーユを買いました。一年前に買ったヒノキのバーユが好きで使っていますが、丁度なくなりそうだったので、良かったです。それと、バーユのシャンプーの詰め替え用のも買いました。お兄さんが顔を覚えてくれていたのがうれしかったです。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

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コメント

黒木さんとはちょっと違うけど、あのプレイス東京代表の池上千寿子さんが、広島で講演されます。タイトルは「若年層のHIV/エイズの予防について―他人事から自分のことへの気づき」6月5日、パルコ前の広島丸善ビルのホールです。http://aids-chushi.or.jp/data/pdf/00000116.pdf

投稿: 高田 昇 | 2010年6月 3日 (木) 22時42分

こんにちは。いつも楽しく読ませていただいています。子宮けいがんの話題には関心があって、つい毎回コメントしてしまいます。

私のところにもやっと子宮けいがん検診のクーポンが来ましたので、ぜひ早いうちに受診したいと思っています。

今回話題になっていたHPVのワクチンですが、「HPVに感染・治癒を繰り返すと子宮けいがんになる可能性がある」「HPVに感染していない時にワクチンを打てば、今後HPVに感染しない」ということでしょうか?

とすれば、「これまでに性行為の経験があっても、治癒している時にワクチンを打てばそれ以降HPVに感染しない」「従って、子宮けいがんのリスクは(性行為の経験が少なければ少ないほど)かなり軽減できる」と考えていいのでしょうか?

今ワクチンを打とうか迷っているのですが、まず先に今HPVに感染中か検査したり、治癒を待って接種した方がいいのでしょうか?

投稿: ゆきこ | 2010年6月 6日 (日) 13時03分

高田昇先生
お知らせありがとうございました。私は土曜日は一日中診療でいけませんでした。池上さんに久しぶりに会いたかったのに、残念。お話し、よかったですか?
こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2010年6月 7日 (月) 01時25分

ゆきこさま
私の説明が悪かったですね。いいえ、性交の経験があっても、たとえ発がん性のHPVに感染していても、いつでもうっていいのですよ。今感染していないか検査することもありませんし、ましてウイルスを治療すると言っても、治療できないのです。前がん状態になったら、円錐切除などで治療をするということで、それはウィルスをなくす治療ではないのです。若い人は、ウィルスに感染しても、結構排出するのです。でも、繰り返し感染することで癌化するということなのですね。だから、たとえ今感染していても、ワクチンを打つことで、ここから先の感染をストップさせますので、うったほうがいいということなのです。ぜひ早いうちに接種しておいてください。高価なのがつらいところですが。また分からないことがあれば連絡して下さいね。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2010年6月 7日 (月) 01時31分

今、話題の子ども手当について。ただお金を配るだけの政治的にも無策を露呈するようなやり方だと批判的な私ですが、使い道についてのアンケートを見ていたら、「中学生の娘に子宮頚がんワクチンを接種させる。」という回答があって・・・・。妙に納得してしまいました。いつか無料化して希望者全員に接種できるようになればいいですね。
それを実現するのが政治ですよね。無節操なばらまきはいりません。

投稿: えこ | 2010年6月 7日 (月) 12時21分

子宮けいがんワクチンについてですが、私のインターネットで得た情報では、既に感染している人にうっても効果が無い上にウィルスを増殖させるらしいのです。私は感染している可能性があるのにワクチンを1回うってしまい、落ち込んでいました。こうのみよこさんの情報が本当なら安心ですが、いったいどちらが正しいのですか?

投稿: 伊藤真理 | 2010年10月16日 (土) 12時52分

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