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子宮頸がん予防ワクチンはいつまで接種できるのか。

 子宮頸がんの予防ワクチンの公費負担が多くの場合「小学6年生か中学生」に集中しています。子宮頸がんは性交で感染する発がん性HPV(ひとパピローマウィルス)によって起こります。だから、「性交のないうちに」した方が効果的だからということなのですね。

 でも、ではすでに性交のある人、または性交によりHPVに感染している人は、もうこのワクチンの接種は出来ないのかという質問がよくあります。

 いいえ、そうではありません。HPVに感染したからすぐに癌になるというのではありません。80%の女性が一生の内一度は発がん性HPVに感染するといわれています。でも、その感染したウィルスの多くは排出されるのです。繰り返しウイルスに感染することにより癌化していくのです。ですから、すでに感染した人でも、それ以後の感染をブロックするという意味で意義があります。

 年齢としては、45歳くらいまでは積極的にこのワクチンの接種を推奨したほうがいいということになっています。

 すでに癌になった人の癌の治療薬ではありませんが、でも、がん検診に引っかかった人、精密検査で前がん状態である「異形成」の人には、特に積極的にこのワクチンの接種をお勧めしています。これ以上の感染と癌化を防ぐために。

 「性交」により感染する病気だからといって、子宮頸がんになった人が、その人の行動に問題があったわけではありません。子宮頸がんにかかった多くの人が家庭の主婦であり、子どもの親であるのです。パートナーがもしこのウィルスを持っていたなら、繰り返しそのウィルスが入ってきてしまいます。

 事実ではない、まちがった情報でコメントを寄せてきた方があります。その内容がまちがっているので掲載はしませんでしたが。「医療費の優先性」の問題だとして、「性交でHIVに罹った人の医療費は保険が使えないのに、若い女性のセックスが原因であることになぜ公費を使うのか」というのがありました。

 まず、HIVの感染について、どんな感染の仕方であっても保険は使えます。その上、HIVにより体調をくずした方は「内臓の障害者」として認定し、医療費がかからないようにという制度ももうずいぶん前から出来ています。「性交により感染した病気」STD、性感染症で保険が使えない病気はありません。

 それと、HPVは若い女性の感染を防ぐのではなく、「若いうちに予防接種をしておく」ことで「一生」の感染を防ぐのですね。

 あまり繰り返し言うことではないかも知れませんが。「前妻が子宮頸がん、再婚した妻も子宮頸がん、別に子どもが一人いて、その子を産んだ女性も子宮頸がん」という例があります。このような女性たちは、「行動に問題があったから、子宮頸がんに罹った」ということではありませんね。

 次回、ワクチン接種の副作用についてお話します。

2010_06290002 中区大手町三丁目、平和大通りのホテルサンルートの裏にある「おっくん堂」に行きました。「まぜ麺」と大きく書いた赤いのれんがかかっているお店です。

 まぜ麺。つけ麺ではなくスープのかかった和風冷麺です。温泉卵が乗っていて、それをかき混ぜて頂きました。

 一緒にカウンターに座っていた若い女性たちみんなが「炊き込みご飯ハーフ」(100円)を頼んでいました。

2010_06290003 ふと見ると、皆さんその炊き込み御飯を麺を食べた後のスープに入れてまぜまぜし、スプーンで食べています。

 その人たちが帰った後、お店の方に聞いてみました。そしたら、そうして食べると雑炊みたいで美味しいということでしたので、早速まねです。

 はい、とっても美味しかったです。まぜ麺並650円と御飯100円で計750円でした。


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子宮頸がん予防ワクチン公費助成状況

Img133

これは、子宮頸がんの予防ワクチンの公費助成状況の一覧です。アットいう間に121か所にも広がっていたのでびっくりしました。

 以前言ったように、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア等多くの国々で公費で接種が行われています。

 日本では、国としての負担は全くありません。一回大体1万5千円プラス消費税、それを3回して完成という物ですので、なかなか高価で、個人負担となると大変です。

 小さな自治体だと、対象になる人も少ないので、予算が組みやすいのかも知れません。でも、注目は東京都です。東京都では、今、杉並区、渋谷区、江戸川区、日の出町が助成を決めています。それに加えて、東京都が「助成を決めた自治体に対して半額を助成する」と決めたのです。これにより、半額は区や市が、半額は都が負担することとなりました。今、多くの区で助成が検討されています。

 山梨県も、県が半額を負担することを決めたため、県内すべての市町村で助成をすることになりました。すごいなあ、と思います。

 それに比べて、広島県、山口県は「ゼロ」とさびしい限りです。

 癌は、どんながんでも予防できるといいと思います。肺がんも肝臓がんもすい臓がんも乳がんも卵巣がんも、すべての癌が予防できるとなったら、どんなにいいかと思います。今、せっかく癌を予防できるワクチンができたのだから。

 それを接種することにより、個人の福利だけでなく、医療費も削減することが出来るという計算も出来ています。だからこそ、多くの国々が公費で接種するのですね。

 しかし、せっかく予防できるワクチンが出来たというのに、よく分からない理由で反対をする人がいます。また、もっと知りたいという疑問を持っている方もあります。それらについて、次回述べますね。

2010_06270001 そごうを背にしてデオデオ本店の右側を県民文化センターの方に入って最初の道を右に入ったところ、私が度々行っている「御嘉家」や「G線」やもうちょっと先に「酒呑童子」などがある通りなのですが。その御嘉家の前にラーメンやさんが出来ました。鍋焼きラーメン「ひさし」です。鍋焼きうどん大好き人間にとって、無視できません。

 お昼メニューは、同じ値段で御飯がついた定食になるのだそう。ラーメンに御飯はいりませんと言うと、御飯はサラダかアイスクリームに変えられるというので、喜んでアイスにしました。鉄鍋に入ったラーメンが運ばれて来ました。チャーシューとろとろ、ゆで卵もグーです。面白いことに、大根おろしがどさっと乗っています。とんこつのスープに混ぜるとよく合います。とっても美味しいのですが・・・。何しろ運ばれてきたときの臭いが強烈!!とんこつの臭いですね。食べ始めると、気にならなくなるのですが、でも、はじめは本当にくさいのです。この臭い、ナンとかならないかしら。お味はとってもいい。美味しいです。また食べに行きたいけれど、少々覚悟がいります。750円でした。


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ヘルペスの研修会から

 広島に帰っております。昨日ヘルペスの研修会でさらに確信したことを少し記録しておきますね。

 性器ヘルペスは、ウイルスの感染で起こります。初めて感染したときの症状は、大変重症になることが多く、つらいものです。皆さん涙を流して来られます。口内炎のような潰瘍が性器に沢山出来ますので、尿もシャワーもとても痛いですし、高熱を伴う人も少なくありません。

 さらに厄介なのは、一旦この性器ヘルペスを発症すると、何回でも再発してしまうということです。再発は、初発よりは軽いことが多いのですが、でも精神的にダメージを受けてしまいます。

 そこで、ヘルペスの再発予防療法が2006年より許可されています。毎日一錠ずつお薬を飲み続けるというものです。これにより、体内にいるウィルスを減らし、再発を防ぎます。とても有効な方法で、何より患者さんの再発するのではないか、人にうつしてしまうのではないか、というような精神負担を除いてくれます。

 昨日の研修でよく分かったこと。それは、軟膏で治療をしてはいけないということです。ヘルペスウィルスは、神経に取り着いています。それが表面に出てくるだけですので、表面だけの治療法、軟膏は根本的な治療にならず、それどころか、耐性ウイルスを作る恐れがあります。あくまでも「内服」による治療をしなければならないということです。

 それと、再発抑制療法をしているときの妊娠の問題もかなり話されました。ヘルペスの薬は、妊娠、胎児に悪影響は与えないということです。妊婦さんにも使っていいということでしたので、一応ほっとしました。むやみに使いはしませんが、使っていて妊娠した場合には、心配しないように自信を持ってお話することが出来ます。

 薬の影響よりも、ウイルスそのものの胎児に対する影響を考えるべきと思います。ウイルスは胎盤を通ってしまいますので、胎児のヘルペスウィルスの感染の方が心配です。ヘルペスと妊娠出産は、実際産婦人科の現場ではよくあることですので、とても参考になりました。

2010_06270006 帰りの飛行機は、何年ぶりかでプレミアム席でした。食事が出ました。恵比寿にあるフランス料理店「ドゥロアンス」のお弁当です。小さな料理がこまごまと入っていました。

コーンパンケーキ・チーズロールサンド・グラハムスティック・チキンコンフィとイベリコハム 色とりどりの野菜添え・トマトの中に入ったラタトゥーユ・ひき肉とポテトのグラタン・ボワローで巻いたホタテとカニのムース・ムール貝のコロッケ・サーモンのリエットを詰めたシュー・チコリーコーヒーのババロア(ノンカフェ) 計653kcal。みなさんワインを飲みながら食べていましたが、私は「黒ウーロン茶」と後でコーヒーにしました。一つ一つメニューと比べながら戴きましたがやはり美味でした。これからもめったにプレミアム席には乗りませんが、どんなサービスを受けるのか、覗いて見るには興味ある体験でした。


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無事東京です。

無事東京についています。娘たちと食事をしてホテルに入りました。

朝から何度も飛行情況を覗いていましたが、全て飛んでいるようで、びっくりです。広島空港は、何か、無線で着陸を誘導する装置が出来て、あまり欠航しなくなったとは聞いていましたが、どしゃ降りの中をよく飛び立ったと思います。

でもやっぱり揺れました。揺れると怖いものです。もう、どうしたらいいのかわからなくなります。持って来た本を開いて一生懸命に読みました。そしたらだんだんと気持ちも楽になりました。

東京は小雨です。

明日は朝早くからヘルペスの研修会です。

特に性器ヘルペスは一旦かかると何ども再発するのがつらい病気です。今、再発抑制療法と言う治療法が出来て、だいぶ患者さまも楽になっています。私のクリニックでも沢山の患者さまにその治療をしています。が、まだわからない事も多々あります。明日はそのあたりの研修をしっかりして帰りますね。

パソコンでなく、IPadだけを持って来ました。荷物が軽くて助かりました。でもまだ私は写真のアップが出来ません。どなたか教えてください!!

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雨です。飛行機は飛ぶのでしょうか。

 雨ですね。予報では今日は雷も鳴って荒れるだろうと言っています。憂鬱です。私は今日は夜飛行機に乗らなければなりません。飛ぶのでしょうか。広島空港は、以前はよく欠航していたけれど、今はどうなのでしょう。早くから欠航が決まっていれば新幹線に変えるのだけれど、飛行場まで行って欠航といわれたのでは、どうしようもありません。

 以前、そんなことがありました。朝東京でのテレビ出演がありました。飛行場で欠航だといわれました。新幹線の最終はとうに出てしまっています。途方にくれるも何も、どうしよう!!で、とっさに車を三原駅に走らせました。そこで、ブルートレインに飛び乗って朝東京駅へ着き、事なきを得ました。ブルトレがほとんどなくなってしまった今では、そんなことも出来なくなりました。

 もし飛行機が無事飛んだとしても、揺れるでしょうねえ。それも憂鬱です。

 これも以前のことです。台風で、この後の便から欠航、これだけは何とか飛ぶでしょう、というのに乗ったことがあります。どうしても東京で、ある先生会わなければなりませんでした。その約束を反故にすると、今度はいつアポイントメントを取れるか分かりません。必死でした。飛ぶことが分かったときには、本当にほっとしたのですが。

 それはそれは揺れました。飛び立つときにもうまるでジェットコースターです。体がぼんぼんと浮き上がります。もうどうしよう、と思ったとき、後ろから、子どもの笑い声が聞こえました。「あはははっ、キャッキャッ!」と。そう、遊園地の乗り物の感覚で楽しんで大声で笑っています。

 それで本当に救われました。そうだわ、楽しめばいいのだわ、と。ここで私が怖がっていたって仕方がない、どうせ同じことなのなら、楽しんだほうがいいや、と。

 あのときの子どもの笑い声は、ずっと耳に残っています。飛行機が揺れるたびにそれを思い出して、心を落ち着けています。

 今日は無事にとびますように。

2010_06250020  昨日のランチです。紙屋町、電車道に面した紙屋町ビル、一階にJTBや絹谷画廊が入っているビルの地下にランチ喫茶「ミモザ」があります。昨日はメインが海老ギョウザでした。御飯と味噌汁、豊富な野菜に小鉢が沢山。750円です。はじめて行きましたがグッドです。目立たないのでこれまで知らなかったのですが。まだまだ知らないお店が沢山ありますねえ。そうそう、アフターコーヒーは200円。おしゃれで立派なカップで出して下さいました。


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話すときに心がけていること。

 昨日も、宝塚の中学校で話をしました。今回は全校生徒530人余りです。暑い中、中学生に話しをするのは、なかなか大変です。半端なことでは聞いてくれません。こちらは、少しでも彼らの心に残るように、必死で話します。

 そんなときに一つ私が心がけていることがあります。

 それは、「当事者」がここにいるかも知れないということです。つらい体験をした子がいるかも知れません。親が自殺した子がいるかもしれません。もしも私の話しを聞いて、その子がつらい思いをするようなことがないように、それを常に心がけなければならないということです。

 時々、性教育に取組み始めた人が、(それは、昔の私もそうだったのですが)「人工中絶」を殺人と決めつけて、絶対にしてはならないこと、と話す人がいます。まるで「命を大切にすることは中絶をさせないこと」のように捉えている人です。そんな人は、その話しを聞く生徒の中に、すでに中絶を受けている子がいるかも知れないという視点が抜け落ちています。

 私は、すでにそんな子がいたとしても、その子がまた立ち直って強く生きていけるように、そう考えて話しをします。

 それから、生徒の中には、色々と体について悩んでいる子がいるかも、親の虐待にあっている子がいるかも、それから、まさに妊娠したのではないか、と悩んでいる子がいるかもしれません。その子たちが話しを聞くことによって却って怯えてしまうことになってもいけません。

 時々、話していて、ああこの子はつらいのだなあ、と思う子がいます。その行動で分かるのです。話を聞くことが苦痛な子。聞きたくはあるけれど、でももつらい、そんな心が見えます。大勢生徒がいても、何か分かる子がいるのです。

いつもそんなことを気にかけながら話をしています。

2010_06240023 昨日の帰り、宝塚の駅の歩道橋から見た夕焼けです。


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今日も宝塚です。

2010_06230004jpg  今日は宝塚の中学生に話しに行きます。日帰りですので、このバッグで行こうと思います。

 先日、本通りの「にしむら」の二階で「アフガン支援」のバザーが行われていました。細かい刺繍が裏表ともびっしりしてあって一目ぼれで買いました。蓋になるファスナーもつけてありますし、まちもしっかりありますので、少々の荷物は入ります。中東のどこかの国で作られたのでしょう。どんな人が刺繍をさしたのかなあと思いを馳せながら眺めていましたが、今日デビューです。

 今日も暑くなりそうです。生徒さんたち大丈夫かなあ、ちゃんと床に座るかなあと少々心配しています。

 昨夜、古い友人達と食事会というか、飲み会というか、おしゃべり会でした。計6人。久しぶりに話しが弾みました。これまでいろいろと選挙にも関わってきた人たちですので、話はどうしても今の政治情勢になります。メンバーの中には、今も会社の組合で連合の選挙の応援をしている人もいます。すでにその世界から離れている人もいます。みんな今の民主党の状況を嘆くことしきりです。

 私も今度の選挙は、比例区は決まっているけれど、選挙区は一体誰に投票したらいいのか、悩みます。もしかしたら、比例区だけ入れに行くということになるかもしれません。

 ところで、会食は平和大通りに面した「玉の井」でした。個室タイプの居酒屋で、次々と来るお料理は美味しく従業員もきびきびして、いいお店でした。

Photo このお店の中には足湯があります。友人とズボンを捲り上げて、ポチャポチャとお遊びです。足だけ出なく、中につかりたくなります。面白いお店でした。


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スペシャルオリンピックス日本・広島自転車競技大会

Img132  プログラムの表紙だけをアップしますが、7月4日、県立中央森林公園で「スペシャルオリンピックス日本・広島自転車競技会」が開かれます。県内は元より、静岡や熊本などの地区からも参加者があります。

 スペシャルオリンピックについて少しお話しさせて下さい。オリンピックやパラリンピックはもういわずもがなですが。

スペシャルオリンピックス日本の公式サイトからの引用です。

「1968年、故ケネディ大統領の妹ユニス・シュライバーは、当時スポーツを楽しむ機会が少なかった知的発達障害のある人たちにスポーツを通じ社会参加を応援する「スペシャルオリンピックス」を設立。

ユニスは活動を通じ、知的発達障害のある人たちの可能性を実現し、彼らに対する社会の否定的な固定観念や差別的態度を変えるため、その生涯を捧げました。彼女が生涯貫いた信念は、40年たった今、確実に社会を変える動きとして世界に広がっています。」

 日本でも、さまざまな地域でいろいろな競技に取組まれていますが。このたび広島では、自転車競技が開催されます。私の昔からの患者さんと、その息子さんが作業所に通う一方、熱心にこの競技に取り組まれています。プログラムから引用します。

●目的

・知的発達障害のある人たちが、日常的にスポーツトレーニングを取組んできたその成果   の発表の場である競技大会を提供

・ボランティアスタッフの大会運営の習得及びボランタリズムの啓発

・知的発達障害のある人たちへの理解促進と認知向上

・この競技大会を通じてSONの公認競技に自転車競技が加わったことを、全国に呼びかけ自転車競技の面白さを広める

・知的発達障害のある人たちが日頃から安全に自転車を乗りこなし、自ら地域に出向き、行動範囲を広げ、社会の一員になれるよう自転車の素晴らしさを伝える。

●広島での今回の競技は250メートル、500メートル、1000メートルのすべてタイムトライアルです。第2戦は熊本競輪場でトラックレースが、そして第3戦は岩国米軍基地内でロードレース/クリテリウムが行われる予定です。

●問い合わせ先・実行委員長のソートン・フランクさん082-888-4471です。

多くの方がボランティアや応援に行かれるといいですね。お天気にも恵まれますように。


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はぐとキス。性教協の例会から。

 先日の性教協の例会で、ある方が人と会話をしたことを話していました。その中で、自分自身のことを話されていました。

 その人は、夫婦のどちらかが先に出勤するときには必ずはぐをして、キスをして、そうして出かけるのだと。へエーっと思いました。

 そしたら、別の参加者、男性なのですが、自分も出かけるときには、必ず彼女とはぐをしてキスをすると言われました。

 お二人とも、私とほぼ同じ年代です。

 私は、本当にびっくりで、そして自由に討論するときに発言しました。びっくりした、と。

 私は、わずらわしいのだと。私が出かける時に行ってきますというと、夫もついて出てきます。そして、私がエレベーターに乗って外に行くのを見送って、さらに上から見ています。だから、私は外に出て自転車をこぎながら上を見て、手を振ります。そうしないと、上から見ているのを無視するようで悪いから。夫も手を振ります。

 それがわずらわしいのです。で、「もういいから。行ってきますと言ったら、そのまま家にいてよ、出てこなくていいよ」と言いました。じゃあそうすると言っていたのが、私が事故にあってから、また復活したのです。心配するのは分かるけれど、上から見ているとそれで事故にならないというわけでもないし、とそう思っていた所だったのです。

 うーん、結婚して何十年も経って、それでもはぐとキスか、と。私がわずらわしいと言ったので、みんな大笑いです。

 今もはぐとキスをしている男性は、一度彼女が交通事故に会ったこともあると。朝分かれた後、何が起こるか分からない、これで会えるのは最後になるかも知れない、そしたら、会った最後にはちゃんと抱き合ってキスをしたとそうしておきたいのだと言いました。だから、私がびっくりした、ショックだったといったことに逆にびっくりしたのだそうです。

 そうねえ、人生、いつ何が起こるかわからない、それはそう。私は夫と仲良しです。でも今さらはぐだのキスだの、そんな気にはなれないなあ、と苦笑しました。そもそも行ってらっしゃいのはぐなんて、結婚以来、一度もしたことがありませんもの。それをずっと続けている友人達に拍手です。

2010_06120003 先日の柳井に行った帰りに寄り道した「いろり」で山賊弁当を買いました。それを翌日のお昼に食べたのですが、とても食べきれず、半分冷凍庫で眠っています。以前は山賊弁当の牛の串は一本ではなかったかしら。それが三本も入っていて、鶏の山賊焼きもなんて、一度にはとても食べ切れません。久しぶりですが、本当に美味しいですね。おむすびも鶏も牛も漬物も。


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性教協の例会から。

 昨日は、性教協の例会でした。参加者がそれぞれ自分自身の話、職場での性や性教育に関しての出来事などを語りました。

 皆さんから、胸を打つ話しを聞きました。

 重症の精神障がい者施設に勤務する人からは、トイレや生理の手当てを教えることの困難さを聞きました。決して机上のきれいごとではすまない、でも諦めてはならない、大変な取り組みでした。このような実践を続けている人たちには頭が下がります。

 学校現場では、人権意識の啓発に逆行する具体的な話を聞きました。でも、その中で、男女差ではなく、「個」を大切にする取り組みを頑張っている先生の存在に拍手です。

 別の小学校の先生からは、生徒がとても厳しい家庭環境にあって、それがゆえに学校に来られない状況になってしまっている、その生徒への取り組みの話しを聞きました。その背景には、高校生の兄弟の妊娠や出産が絡んでいることも。

 高校の先生からは、生徒の妊娠に絡む、ぞっとするような具体的な話を聞きました。やはり相談に乗ってあげる教師は、医療現場の具体的な情報をもたなければ、と思います。生徒をどこの病院に連れて行くかは、その生徒の体や将来にとても大きく影響するということを改めて学びました。また、その生徒が自分自身を振り返って、自分のどこがいけなかったのか、彼の行動をどう思うのか、先生にあてて手紙を書いてくれた、その手紙も披露されました。彼女の思いをしっかりと受け止めて、立ち直りに向けてサポートしている先生の実践にも頭が下がりました。

 さらに、別の小学校の先生から、生徒が性的な虐待にあっていることが分かり、その取り組みを話されました。家族関係に絡む難しい出来事ですが、これから彼女の将来に向けて、長い取り組が必要です。保護者と共に先生方のサポートが大切になるでしよう。この少女については、私もかかわっています。保護者と連携をとりながら、見守りたいと思います。

 私は、その日のために作ったスライドを使いながら、最近の中・高校生の妊娠や病気の現状や取り組みについて話をしました。

 様々な仲間達がそれぞれの現場で絶えることなく活動をつづけている、その具体的な話しを聴いて、本当に感銘をうけました。

 でも、何より私がびっくりしたことがあります。長くなりますので、それについては、次回書きくことにします。ぜひ、続けて読んでくださいね。

 その会の後、クリニックにこもって、性教協全国大会夏期セミナーのスライド作りをしました。そのスライドを印刷して、レジュメとしてもらいます。私は、1時間10分ほどの理論講座を受け持ちます。理論講座は7年ぶりです。レジュメの提出の締め切りが来ていました。集中すること5時間で出来上がりました。それを今朝見直し、修正をしてメールに添付して送りました。大仕事が終了です。これで講演当日を心置きなく迎えることが出来ます。ほっとしました。

2010_06190001  一昨日、土曜日のお昼は姉と本通りの大戸屋に行きました。私は定食ではなく、単品を組み合わせました。少なめ御飯と味噌汁と生卵(卵かけ御飯にしました)。それにミニの鶏の黒酢あんかけです。これで660円。美味しかったです。

 ところで、ランチについて、コメントを寄せてきた人がいます。私のランチ、時々1000円もするのを食べていると。やはり医者は金持ちだ。一般のサラリーマンはそんなのはとても食べられない。弱者の味方のような顔をして、言うこととすることが矛盾している、と。私は、めったに1000円もするものは食べないけれど、でもそれでも、もうじき40年、働きに働き続けた私が、たまに1000円のランチを食べたって、文句を言われる筋合いはないわ、と思います。こんなことに目くじらを立てるなんて、よほどかわいそうな立場の人なのでしょうか。そうなのなら、来て下されば、お昼をご馳走するのだけれどなあ、と思いました。


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「星の国から孫ふたり」上映が始まりました。

 先日もお知らせしたのですが。「星の国から孫ふたりー自閉症児のおくりもの」昨日から上映されています。今日は槙坪夛鶴子監督の舞台挨拶があります。一日一回10時15分から7月2日まで、サロンシネマでのロードショーです。私も今日行きたかったけれど。今日は、性教協の例会があるので行くことが出来ません。残念。

 今日の例会は、参加者がそれぞれ、性や性教育についての思いや取り組みなどを発表します。私は、ここ最近あった対応がとても困難であった若い患者さんのことを発表したいと思います。それで、皆さんの意見を聞いて、今後の参考にしたいと思っています。

 そのために昨夜からスライドを作っています。作りながら、とても悔しい思いをしています。幼い子への大人からの性暴力や性的なDVは絶えることがありません。このブログで不特定多数の方に公にすることは出来ませんが、私のクリニックはまるで修羅場です。世の中にはそんな大人がいるということ、そしてその被害から自分を守るためにどうしたらいいのかということも子どもたちには伝えなければならない事だと思っています。

2010_06190003_2  むしむしと暑いですね。昨日帰りに本通りの西村呉服店でふと目について即買ったワンピースです。袖のない部屋着が欲しいと思っていました。

 メイドインインドです。様々なインド綿の小さな生地を、パッチワークといっても、ミシンで継ぎ合わせたものです。上半身は肩も含めてやわらかなゴムでギャザーが入っていますので、ブラジャーなしで大丈夫です。色の組み合わせの違う三枚ある中でこれを選びました。キラキラとした金糸や銀糸も所どころに入っています。

 家に帰ってすぐに着ました。素肌に綿がさらさらととても気持ちよくてすっかり気にいって、やまとの湯にもこれで行きました。インド製はお安いですね。これでなんと1050円。手間を考えると、申し訳ない気がします。


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事故その後です。

2010_06180001  こんなものを頂きました。あはは、歯が笑ってる!!写真ではちょっと分かりにくいけれど、透明で金箔をはさんだ歯です。「Keep Smiling」と書いてあります。お手紙と一緒に送ってくださいました。このごろの立て続けの事故のお見舞いということで。早速お守りとして携帯に付けました。

 ヨボG先生、ありがとうございます。大切にします。これを見て、難しい顔からいつもニコニコするように心がけますね。感謝です。  

 皆様にご心配をおかけした事故二つのその後です。

 昨日、初めの追突の運送会社の保険会社からお電話がありました。車の修理の請求書が来たので、直接修理工場にお金を支払いたい。ついては、示談書をつくるので、それにサインを、ということでした。それは、全部の示談ですか?体も?と聞くと、いえ、車だけの示談です、と言うことでしたので、「はい、分かりました。サインします。ところで、修理費はいくらでしたか?」と聞きました。「24万何千円か」でした。「わあ、結構かかりましたねえ、バンパーを変えたからでしょうねえ」と言うと、「ええ、バンパーは高いですから」ということでした。私の体の一部のようになっているお気に入りの大切な車です。修理してつぎはぎしながらでも、大事に使いたいと思います。

 むち打ちは、まだ頭と首の後ろから肩にかけて重くてつらいのですが、なかなかリハビリにもマッサージにもいけません。これもそろそろ終了にしなければならないのでしょうが、いつを区切りしたらいいのか、またドクターと相談してみます。

2010_06180003 アハハ、これはナーンダ。お見苦しい物を失礼します。

 私のボコンと腫れた膝です。一週間前の自転車で車にはねられたときの打ち身です。全体が黒だった内出血が大分色が引いて黄色くなって来ました。一部赤黒いのが残っています。

 昨日、病院に一週間ぶりに行きました。膝の上が痛くて、そして特に上側の腫れが引きません。痛いのは上なのに、内出血はどうして下なのでしょうか、と聞くと、血が下がったのでしょう、ということでした。上の腫れがボヨボヨしているので針を刺されました。

18ゲージ、ピンク針のぶっといのです。でも、何も抜けませんでした。腫れてるだけなのでしょうねえということでした。

 それと、左の手首の捻挫の小指側の腱がまだ痛くて、仕事に差し障ります。産婦人科の診察は、左手をよく使います。特に、膣鏡を広げるときには左手の力が要ります。その時にズキッと来ます。いちいち痛いと言ってはおれません。仕方がありません。でも、手首が回らなかったのが、それはずいぶん楽になって来ました。

 新たにシップをもらいました。それにしても、シップと言うのは、よく効きますねえ。シンシンとして、とても気持ちがよくって痛みが引きます。

 車の運転手さんから、昨日電話がかかって来ました。お怪我はいかがですか、と。ええ、大分痛みは引いてきました、とお答えしました。心配なのでしょうが、ただ忙しい診療の最中に電話をしてくるのはカンベンよ、と思います。今度電話がかかってきたら、そう言いましょう。

 二つの事故とも、本当にこの程度ですんでよかったと思います。一つ間違えれば、もっとひどいことになっていたかも、とぞっとします。でも、まだあの真っ黒い車が大きく迫ってきたあのときの姿が頭に浮かんでは怖い!と身震いします。

 その時の自転車には乗れません。壊れたのですが、修理もする気になりません。保険会社は、修理をといわれますが、もう、ぼろ自転車ですからいいです。では、廃車にするのであれば原価償却をしてお払いしますといわれたのですが、減価償却をするとただになってしまいます。六段切り替えのそれなりの自転車でしたが、もう長く乗っているので。だから、保障もいりませんと言いました。家には、もう一台ぼろ自転車があるので、それに乗っています。

 まあ、忙しくしている間に徐々に体もいえていくのでしょう。これ以上、何も起こりませんように、慎重に、慎重に行動しています。休みがないので、御祓いにはまだ行けていません。行くまで何も起こりませんように。


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昨日は宝塚三昧。

 昨夜遅く、最終の新幹線で帰って来ました。宝塚三昧の一日でした。

 朝10時から市内の中学で講演です。このごろ、生徒は床に座らせて欲しいと依頼しているのですが、今回は椅子に座ってすることにしたと。ああ、これで何回も講演は中断するなあ、と憂鬱になりました。

 椅子に座らせて上げたいと先生は思われるのはいわば当然なのでしょう。でも、特にこの暑さの中で二時間も椅子に座っているのはとてもつらいのです。机があれば、それに手を置いたり、寄りかかったりも出来ますが、椅子だけだと、何人もの生徒が気分が悪くなります。そのたびに講演は中断します。床に座っていればそれはありません。ただ、そうすると隣をつっついたり、おしゃべりしたり、騒ぎやすくなることはあります。が、隣と間をしっかり取ることである程度防ぐことが出来ます。でも、何よりも、講演です。飽きさせないように、しっかり話せば、そのうち生徒は引き込まれてくるものです。

 案の定、大変でした。気分が悪くなったら、早めに床に座りなさいと言ったのですが、そしたら、それでガタガタと大きな音がします。まあ、なかなか大変な中をなんとか聞かせたいと必死でした。私も汗びっしょりです。朝ホテルでシャワーを浴びたのですが、全く無意味なほどに体中汗だらけでした。

 すんだ後、せっかくなので・・・。宝塚大劇場に行きました。木曜日は二回公演の日で、午後三時から六時までの公演があります。当日券はゆうゆう買うことができました。二階席の真ん中の一番前。開演までに時間があるのでレストランに入りました。

2010_06170001 レビューランチ1200円です。メインはポテトにチキンが乗っていて全体が船の形です。(船の意味が実際公演を見て分かりました。)パンは食べないで持って帰りました。

 公演は写真に撮ることが出来ないので、残念なのですが、それは素敵でした。

「TRAFALGAR トラファルガーーネルソン、その愛と奇跡ー」18世紀後半、フランス・スペインなどが制海権を掌握し、ナポレオンが活躍していた時代、イギリスのホレイショ・ネルソン海軍提督の波乱に満ちた半生の物語です。

 舞台は激しく転回し、息もつかせないほどに次々と激動します。その中、友人の妻と愛に落ち、その悲しい愛の物語も織り込まれます。この私でも、胸が切なくなりました。

 その後のレビューも、まあ素敵できれいで。男役のカッコいいこと!! 延々と、私の母の時代も、女性の心を捉え続けてきた宝塚歌劇団の魅力に、すっかりどっぷりはまりました。

 私は宝塚の舞台を見たのは三回目です。チャンスがあれば、と思います。これからも宝塚に講演に通い続けますが、これからずっと午後の講演なので、舞台は見ることが出来ません。いつか、また!!と思っています。

 講演の後、中川智子市長と会って電車に乗り、武田尾温泉の紅葉館に行きました。そこで、話をしながら食事をしました。お互い、積もる話が一杯。中川は、市民のための市政を本当によく頑張っていて、感心しました。

 食事の後、ざぶんと温泉につかりました。ラドンの源泉かけ流し、川のせせらぎが聞こえて、とても素敵な温泉なのに、時間がなくって残念。ここもいつか時間をとってゆっくり来たいところです。ここの素敵な食事はしっかり写真を撮って来ましたので、またアップしますね。(食事はもちろん割り勘です。念のために!)


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宝塚にいます。IPad。スジョンガ。

 宝塚にいます。宝塚の中学生達にお話しをします。すでに一校で講演をしていますが、これからのの11校、すべての中学でお話しします。これから当分宝塚通いをします。

 まだココログの写真アップ機能が回復せず、ずっと混雑しています、と出ます。午前二時でも今朝6寺でもそうです。アップしたい写真が沢山あるのに、情けないことです。いつか回復したらまとめてアップしますね。

 ところで、新幹線の中でのIPad、快適に使えました。広島駅を出発してしばらくは、長いトンネルの中は圏外になりましたが、岡山県をの東側を通るころから、トンネルも大丈夫になりました。ずっとアンテナが5本たったままで使い続けることが出来ました。新神戸の前後の長いトンネルでも大丈夫でした。

 新大阪から普通の列車に乗ると、周りはみんな携帯を見ているので、そこで大きなパッドを出すのは、ちっょと恥ずかしかったです。

 写真のアップのことがあるので、ノートパソコンと両方持って来ました。新幹線の中で両方を比較してみました。やはりトンネルが多い新幹線の中ではパソコンはほとんど無理です。

 これからは、もう少しIPadを使いこなして、これだけで出かけるようにします。そしたら、荷物が少なくて楽です。

2010_06140002 先日買った沖縄の黒糖、それと以前京都の韓国料理屋さんで買ったシナモンの皮、しょうがの薄切りで水正果(スジョンガ)を作りました。できあがってから、ずっととっておいた干し柿を入れました。大きな鍋一杯作って、クリニックのスタッフや韓国語の教室の皆様におすそ分けです。

 氷とふやけた干し柿をコップに入れてスジョンガをそそぎました。好評でした。もう干し柿があまりないので、豪華には無理ですが、干し柿のないスジョンガなら出来ます。ただ、煮ればいいのですから。また作って冷やして、夏の飲み物にすると体にもいいでしょう。2010_06140003_2 2010_06140005

ああ、写真がアップできました。24時間ぶりです。良かった良かった!!でも、空間が何か変ですが。

日韓親善協会の写真も試みてみます。


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日韓親善協会「会員の夕べ」

昨日のお昼、手術は無事終了しました。一キロもある大ききな筋腫がちゃんと取れて、小さな普通の子宮が残りました。良かった!!

ですが、左手が痛い!!筋腫を持ち上げたり、糸を結んだりするのに、手首が回転するのだと改めて感じました。まだ回転がダメです。だから、車の運転も、ハンドルの回転がとてもつらかったのですが。何はともあれ、無事すんでほっとしました。

 診療後は、日韓親善協会の「会員の夕べ」に行きました。

 五時から、金容雲檀国大学校特別教授の講演がありました。「金容雲の伝言ーこれからの100年ー」。金容雲先生は、1927年生まれ。韓国を代表する数学者にして日韓の文化比較の大御所です。

2010_06160006  私は診療があって講演には参加できませんでした。二部の懇親会からの参加です。韓国併合100年の今年、こういう話しは本当に聞きたいのですが。残念でした。でも、金先生の著書を買いました。「日本語の正体」。戦前に日本での生活経験があり、この本は日本語でかかれています。これを丁寧に読もうと思います。

 懇親会はホテルの料理に加えて、韓国のオモニたちの手作りのトッポッキやサムケタンなどの韓国料理も並んで、美味しく、かつ楽しく過ごしました。

2010_06160001  びっくりしたのは、今広島で公演している劇団四季の「マンマミーア」、これに韓国の俳優さんたち5人の方が出演していらっしゃるということでした。韓国でもオーディションがあって今55人の韓国人が団員なのだそうです。若くて素敵な方たちを見て、やっぱりマンマミーアに行こうという気になりました。

 韓国と日本の関係。私は韓国が好きでせっせと行っていますが。韓国の美味しい食べ物、物の安さ、お風呂が面白い、そして韓国人の優しさなどにすっかりはまっていても。2010_06160003 それだけではいけない、韓国に対して日本が行ってきた、長い歴史をちゃんと総括しなければ、と、その思いがぬぐえません。今年の夏、8.6.もそれがテーマになります。自分なりにしっかりと考えて総括しておきたいと思います。


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8.6.関連企画のご案内です。

8.6.の関連企画のご案内です。

 8月5日には、原水禁山口の主催で、上関・祝島現地交流ツアーがあります。毎年、全国から多くの方が参加するというこの企画、私もうらやましくて、いつかは行きたいと思っていたのですが。今年は、その5日が木曜日の休診日です。もう、堂々と参加できます。

 広島駅から大型の貸切バスで行くのです。そして原発建設予定地を見て回ったり、地元の方が作ってくださるご馳走のランチをいただいたり、そして漁師さんたちが出して下さる船で釣りをします。毎年、この豊かな海で、タイなどの結構な魚を釣って、持って帰るのだと。

 参加費は7000円。事前申し込みがいります。もしこのブログで行こうと思った方は、私のコメント蘭に申し込んで下さい。アップはしませんが、ご連絡をしますので、必ずアドレスも書いておいてくださいね。

 それから、7日の被爆電車・平和学習。昨年も被爆電車には大阪や東京の中学生など沢山の方が参加してくださって、一杯になってしまいました。電車で広島駅から原爆ドームまで行きます。その後平和公園の碑めぐり・原爆前の中島町の案内をしていただき、そして資料館東館地下二階で語り部の話を聞きます。

 話して下さるのは、電車内被爆者の米澤鐵志さんと、福島和男さん(『平和公園の下に眠る幻の中島界隈 原爆家族を捜して』を自費出版)のお二人です。参加費は電車もお話しを聞くのも合わせて500円です。事前の申し込みは要りません。当日、10時半出発ですので、それまでにJR広島駅南口噴水前に集合して下さい。電車が一杯になると締め切りますので、少し早めのいらっしていただいた方がいいと思います。

 6日当日のリレートークをして下さる池田精子さんと知花昌一さんのご案内はまた日を改めて行いますね。

2010_06140006  昨日のお昼は、病院に行ったり警察に行ったり大忙しでした。

 お昼御飯です。急ぐときは讃岐のにゅうめんにしていますが、夏になってそうめんに変わりました。620円。にゅうめんは580円でしたが、そうめんになると少し高めです。缶詰のみかんも美味しいです。つけたれは醤油が辛すぎです。氷を入れて薄めて頂きました。

 今日のお昼は手術が入っています。大変大きい筋腫の方です。手首が痛いのがどうなりますか。でも、頑張ってします。


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「8.6.ひろしま平和の夕べの」さらなるご案内です。

以前お知らせした「8.6.平和集会」。ここにその記事があります。

86613  昨日は、事務局や呼びかけ人の方たちの打ち合わせがありました。集会がより具体的になって楽しみです。先日のお知らせに加えて、もう少し追加をしますね。

 以前にお話ししましたように、今年の平和講演は作家の高史明さんにして頂きます。

高さんは4月には「高史明の言葉 いのちは自分のものではない」を上梓され、さらに6月には「月愛三昧-親鸞に聞く」を上梓されました。

Photo この本の帯の裏には本文の一部が紹介されています。「死にたいってーーー、君のどこが言っているんだい。ここかい?」と。/私はとっさに、頭に手をやりました。/女の子はこくりとうなずきます。/「君が死ねば、手も足もぜんぶ死ぬんだよね。/手に相談してみたかい?ーーー」/きょとんとしています。/「手だけじゃない。足にも了解してもらわなくっちゃ。」/その子は、いっそう当惑して、ため息をつきました。」

 本文の一部です。「世界には等しく円い地球に生きながら、貧しい国の人たちがいる一方、富める国に生きる人たちがいるのでした。/その富める国に生きる人たちの喜びが、田圃の泥んこを知っている国の人たちの喜びと、どこかで交流するようになったら、いまよりいっそう明るい地球の日々が甦ってくるに違いありません。/戦争はいつの時代にあっても、人間の地獄にほかなりません。しかも、戦争でもっとも深く傷つくのは、いつの時代でも、一般の人々です。/人間の歴史の近代に新しく誕生した「国家」とは、人間中心、自分中心の世界だったのでした。・・・・」

 さらに、原子爆弾、ヒロシマの慰霊碑の言葉、世界の戦争犠牲者はいよいよ深く生者の不安を案じていると考えられること、また、昨年の広島市の平和記念式典での「平和への誓い(こども宣言)も引用されています。

 この本を読んで、私は「ああ、この高史明さんの話を聞くことができる」と、もうそれだけでも舞い上がってしまいそうです。

 昨日は、全国の方々にチラシの発送作業もしました。本当に沢山の方々にこの集会に来ていただけたら、と願っています。明日も、もう少しこの集会のご案内をしますね。

(写真は、会議を終えて、簡単に懇親会をしているところです。正面、呼びかけ人の横はぎ智恵さん、中村周六さん、秋田明大さんです。)


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謝るということ。

 事故の翌日、昨日のこと。車を運転していた人がお菓子を持ってクリニックに来られました。

「すみませんでした。ごめんなさい。お怪我はいかがでしょうか。痛いでしょうね。お仕事にさしさわりますね。足も歩くのも痛いでしょうね。本当にすみません。しっかりなおして下さいね。」

 それは丁寧に謝罪されました。

 私は、はい、分かりました。と対応しました。

 人間、どんな人でも失敗はありうると思っています。謝られれば、それはもう許さないということはありません。

 ただ、そう対応したけれど、私はまだ気持ちはすっきりしません。胸には面白くない思いが重く存在しています。

 それは、事故の直後のことです。自転車で倒れている私に飛んで来られたのは、歩いていた歩行者でした。救急車を呼びましょう。いえ、救急車は要りません。それより、警察を呼んで下さいと私は倒れたままで言いました。痛いのと、足が自転車に絡まって、なかなか起きられません。私の荷物は手編みのかごに入れて、自転車の前の荷物入れにすっぽり入れていたのですが、IPadやお財布など路上に散らばってしまいました。それらを拾い集めて下さったのも、歩行者の方たちです。警察には、平和公園の守衛さんが電話をして下さいました。

 場所は、国際会議場の前、平和大通りの側道で、観光バスなどが平和公園に入るときに綱を緩めて通す守衛さんがいる建物のまん前です。そこの横断歩道です。私は職場に向かうために、その横断歩道を通って平和公園に入ろうとしていました。そこに車が左から来てぶつかったのです。

 運転手さんは、気が動転していたのでしょうか、それは分かりません。ずいぶん時間が経って降りてこられました。そして、私に、大丈夫ですか。と言いました。大丈夫なわけないでしょう、と言いました。救急車を呼びましょうというのには、いりません。じゃ、病院に行きましょう。お金は私が持ちますから、といわれました。

 そんなときに悲しいかな、私の頭に浮かぶのは、私の患者さんたちです。救急車にしろ、直接にしろ、病院に行ったりしたら、どれだけ時間がかかることか、病院には後で行くとしても、とりあえずは仕事に行かなければ、患者さんが待っている、とそれしかありませんでした。病院にはお昼休みに行きましょうと思っていました。

 運転手さんは、ひたすら、大丈夫ですか、と、それだけを繰り返しています。

 そして、私が耳を疑ったのは、警察の現場検証の時に、「この人が急に飛び出してきたから」と、と言ったのです。私はびっくりしました。横断歩道は、路地でもなく、見通しのいい、直線の道路です。邪魔するものはなにもありません。それも、私は車にとって右側から来ていますので、急に飛び出したわけではありません。それも、私の自転車はゆっくりです。そしたら、車のフロントガラスの右の枠に隠れていて、私が見えなかったと言いました。急に目の前に私がいたと言い張ります。

 夜でもなく、雨でも霧でもなく、車二台分の幅の横断歩道が枠に隠れて見えないとしたら、それは欠陥車だと思いました。

 そして、私には、結局ごめんなさいも、すみませんも、一切の謝罪の言葉がなかったのです。ひたすら、私の責任、車の構造の問題、それに横断歩道だから、ブレーキを踏んでいたといいます。でも、私に歩道上でぶつかっています。

 後で聞くと、その運転していた女性は、火災保険の代理店をしている人で、事故に詳しい人だそうです。

 でも、横断歩道上の事故は、すべて車側に責任があるということは分かっているはずですが。私が聞いたのは、言い訳ばかりでした。黙って聞いていましたが、私はすっかり気分を害しました。

 私はその時にごめんなさい、すみません、ともし彼女が言っていいたら、すぐにいいよいいよ、誰でもありうることだから、というそんな気持ちになれたと思うのです。気が動転していたにしても、車で歩行者や自転車をはねたら、運転手としては、自然に出る言葉だと思うのです。

 いつか、聞いたことがあります。事故を起こしたら、絶対に謝ってはいけない、その時の言葉が後でどう利用されるかわからないから、と。今もそうなのでしょうか。でも、人として、当然の「ごめんなさい」がいえないとしたら、ずいぶん寂しいことだと思います。

 そういえば、追突されたトレーラーの運転手さん、「救急車を呼びましょうか」と言われたときに顔を見ただけです。やっぱりその時にはすみませんもごめんなさいもありませんでした。翌日、すみませんでした、と、電話があっただけです。

 そんな事故直後のことがあったから、ころりと態度を変えて、ひたすら謝罪の言葉を言う彼女に何かすっきりしません。夫は、それは保険会社の人に言われたのだろう、横断歩道上の事故は車に百パーセント責任がある、こうなったら、ちゃんと謝罪をして、少しでも印象をよくしておきなさいと。きっとそうだよ、と。まあ、寂しい話しです。

 皆様、またまた沢山のお見舞いのコメントありがとうございます。恥ずかしい限りです。私はシップと痛み止めで大丈夫です。打ったところを触るとまだ飛び上がるほど痛いけれど、触らなければ大丈夫です。一杯仕事が入っているので、休めません。ということは、ちゃんと仕事ができる状態だということでもあります。本当にこれ以上の大事にならなくてまだ良かった、と思っています。毎度お騒がせをして、本当にすみません。感謝しています。


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今度は、、、。

あんまり情けないので、ブログには書くまいと思ったのですが、、、。恥ずかしくて書けはしないと思ったのですが、、、。あまりにあちこちが痛くて、眠れないままにうんうんと寝返りばかり打っていて。もう眠るのはやめて、ブログでも書いて気持ちを落ち着けようと思いました。今、夜中の二時過ぎです。

 昨日自転車で出勤の途中、横断歩道で車に跳ねられました。

 警察に提出する診断書は「両膝打撲、両肘擦過傷、左手首捻挫。全治二週間を要する」というものでした。でも、整形のドクターには見せられないけれど、自転車で転倒ですから、足の付け根や太ももにも打ち身のあざが出来ています。全身、特に左膝と左手首が痛くて。手首は腫れていて、回りません。

 横断歩道ですので、車が全面的に悪いはずです。ただ、私にはまっすぐ直進して来る車が止まるだろうという思い込みがありました。反省しなければなりません。いくら車が悪いと言っても、こんなに痛い思いをするのは、損以外の何ものでもありません。

 それにしても。赤信号で止まっていたのに、トラックに追突されたり、横断歩道を渡っているのに車に当てられたり。

 娘は、「誰かにのろわれているに違いない」と言います。どこか、ちゃんとしたところで御祓いをしてもらわないといけない。」と。今、ネットで「うらみをはらすわら人形」なんて、恋愛を成就するブレスレットと同じ欄に売られていたりするのだから。だれかがそれを買ってるのでは、なんていいます。そうねえ、私を恨んでいる人は結構いるだろうからねえ、と言いましたが。

 まさか、そんなものは信じないけれど、でも、ここの所、私は異常です。もうどうしたらいいのか分かりません。どこかいい御祓いのところがあれば教えて下さい。

 これからボルタレンを飲んで寝てみます。


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柳井で講演でした。

 昨日は、山口県柳井市の柳井学園高校での講演でした。車がまだ代車で、遠出は嫌だなあと、会社に電話をしてみたら、出来上がっているとのこと。夕方に家に持ってくるとのことでしたが、自分から取りに行きました。会社まで代車で行ってそこで乗り換えです。

 やはり永年乗っている自分の車だとほっとします。乗り心地も何にも変わっていないのでうれしかったです。往復ともハングルを聞きながらの運転です。

 もうすっかり夏です。体育館一杯の生徒さんたちに話していると、暑くて汗びっしょりです。これから全く休みなしに講演が入っていますが、だんだん暑さは厳しくなるでしょう。頑張らなくっては。

 生徒さんたちは男性も女性もよく聞きました。話し終えた後、生徒会長の男性がお礼の言葉を述べてくれました。「今朝、クラスで先生から「性と生を考える」というタイトルで講演があると聞いたとき、男の僕は引いてしまいました。」から始まって、「でも、先生の話に引き込まれて聞きました。女性の大変さも分かったし、それからいつか僕も恋愛を経て、家庭を築くと思います。今日の話を忘れないで、素敵な家庭を作りたいと思います。」というような内容のことを言ってくれました。とてもうれしかったので、思わず握手をして、ありがとう、と言いました。

2010_06110002  講演の後、久々の柳井ですので、白壁の街並みを少し歩きました。

 こんな素敵なカフェがありましたので、入ってケーキセットをいただきました。手作りのチーズケーキとレモンティーです。午前中に家を出て、そのまま学校に行き、講演をしたので、昼ごはんを食べ損ねてしまっていました。空腹が癒されてほっとしました。

2010_06110008 「きららしらかべの町やない店」に入ってみました。素敵なストーンや民芸品が沢山あって、とても楽しいおみせでした。お土産にそこのオリジナルの「しらかべサイダー」を買いました。山口産のみかんが入っています。

 サイダーは夫も私も好物です。

2010_06110007 玖珂インターから高速に乗る前に「山賊」に寄り道です。山賊は何年ぶりでしょうか。相変わらず派手ですね。

 そこで「山賊弁当」と夫へのおみやげでおはぎを一つ買いました。

 講演のついでにチョコチョコ見て回ったのですが、やはり一人では面白くありませんね。だれかと楽しみを共有しながらでないと。結局買うだけ買って、家路に急ぎました。


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外国で医療を受けた場合の続きです。

提出すべき書類は「診療内容明細書」と「領収明細書」です。患者さんは、病院発行の領収書や診断書をもらっていましたが、それではなく、規定の種類に改めて記載して戴かなければなりませんでした。

 韓国では、二つの病院にかかっています。はじめの救急病院とそこから転送された大学病院です。その二つでそれぞれ証明をしてもらうのです。すでに帰国しているので、病院に直接尋ねていくことはなかなか困難です。

 そこで、そういう書類を送るので証明をして欲しい旨、電話をしました。英語で何とかなるかと思ったら、さっぱりでした。私の貧しいハングルでは、もっとさっぱりでした。

 そこで、私の韓国語の先生にクリッニクに来て戴いて、電話をしてもらいました。丁寧に説明をしてもらって、一軒目の病院では、何とか、「ではとにかく書類を送ってみてください」ということまで約束できました。

 ところが、大学病院では、担当がどんどん替わって、そのたびにゼロから説明しなければなりませんでした。五人も六人も代わって、でも、結局趣旨がよく分からないというか、前例がないのでとなって、いい返事がもらえませんでした。

 そこで、韓国語の李先生が日韓親善協会広島の代表の方に頼んで下さって、その方から韓国の韓日親善協会に連絡をして下さり、その代表の釜山の医師、李先生に書類を送ることになりました。書類をそろえ、お手紙を書いて、送りました。

 釜山では、韓日親善協会の方たちが勢力的に動いて下さり、二つの病院での証明を取ってくださいました。それを送っていただいて、今度はその翻訳です。書類は英語で書いていただいています。問題は、領収をこちらの規定の書類ではドルで書くようになっていました。支払いはウォンでしていますが、それを病院ではそれぞれの項目をドルに換算して書いて下さっています。

 最初の領収はウォンで、今回の領収はドルで、項目もそれぞれ違うし、そのつじつまあわせが大変でした。英語の翻訳と、ハングルの翻訳と。それに、事情説明のための文章。これは私が同行していたものとして書きました。国保の審査をする方たちに分かってもらうために、これは必須だと思いました。

 何日も何ヶ月もかかって、やっとそれらを一昨日に提出することが出来ました。もっとも窓口でもずいぶん確かめられることがあって時間はかかりましたが、結果的に受理していただきました。

 これからまだ審査があって、いくら返ってくるかが決まります。

 すべてが終わって思いました。今回は、韓国という近い国で、それも向こうの国で動いて下さる方があって、沢山の方の協力があって初めて申請をすることが出来ました。

 もしこれが見知らぬ国で、たとえばヨーロッパの言葉も通じない国で知っている人もいない国だったら、どうだっただろうかと思います。帰国する前にしっかり書いたものを戴いて帰ったとしても、決まった様式に書いてもらわなければならないとしたら、とても出来ないことです。まだその国にいるうち、医療を受ける最後の時にファックスででも日本から書類を送ってもらって、それに記録をしてもらうこと。そうすれば後は日本で何とかなるでしょう。

 まだこんな制度があるということすらほとんど知られていません。知ったとしても、どうしたらいいのか、取組んでみて初めて分かったことが沢山ありました。せっかくの制度ですので、多くの方が利用できるといいですね。なお、この申請は医療を受けて二年以内にすることとなっています。


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外国で医療を受けた場合、お金が返ってきます。

 昨日のお昼、これまで取組んでいた大きなことが終って、今、ほっとしています。このことについて、皆様にも知っていただいた方がいいと思いますので、個人情報に触れない範囲でお知らせしますね。

 外国で医療を受けたときの医療費の支払いについてです。以下、「Wikipedia」から一部引用します。

「『外国で病気やけがで医療機関を受診する場合 [編集]』

 外国では日本の健康保険は使えないが、外国でけがや病気になって現地の医療機関を受診した場合、国外で支払った医療費について、帰国してから加入している健保組織に請求することのできる海外療養費という制度がある。

 ただし、手続きには診療内容明細書(診療の内容、病名・病状等が記載された医師の証明書)と領収明細書(内訳が記載された医療機関発行の領収書)、およびこれの和訳文が必要となる上、健康保険から支給される金額は日本での同様の病気やけがの医療費(標準額)と支給決定日の外国為替換算率を基準に算定されるため、外国でかかった医療費が高額な場合は健康保険から戻される割合が低いことがある。

 また、救急車代(外国では基本的に救急車は有料)などは対象にならないことや、一時的に医療費を立替払いする必要が生じるため、海外旅行傷害保険を契約(クレジットカードによっては標準でセットされていることも多い)しておくと、医療費の請求を保険会社に回すことができ、主要国では現地での日本語によるサポートが受けられることが多い。海外旅行傷害保険から医療費が保険金の形で降りても、健康保険の海外療養費の支給額が減額されることはないとのこと。」

 要するに、外国で医療を受けた場合、日本の健康保険で、支払いした医療費の自己負担分の3割りを引いた7割りが支給されるということなのです。でも、これは日本での医療費に換算されての金額ですので、払った金額のまるまる7割りが返ってくるということではありません。また、海外旅行に行くときに自分で入った旅行保険やカードについている保障等で支払いを受けた場合でも、この制度は適応されます。

 恥ずかしながら、私は医師でありがらこんな制度があるということを知りませんでした。以前姉がソウルで怪我をしてインチョン空港の医療室で縫合などの治療を受けた時にも健康保険には何の請求もしませんでした。

 このたび、この請求に取り組みました。昨年の9月、広島車椅子ダンスクラブが韓国で公演をした際、メンバーのお一人が病院で医療を受けなけれなりませんでした。緊急の事態で医療費は高額に上りました。

 でも、韓国は医療費が安くて、10割りの支払いでも、まだ助かりました。これがアメリカででもでしたら、本当に大変だったことでしょう。

 それでも、韓国でも10割りの支払いは、何十万円にもなります。患者さんは国民健康保険に入っていらっしゃいました。国保は各行政単位で市役所や区役所に担当が設置されています。そこでこの制度についての説明書や、提出するべき書類をくれます。その書類を提出します。

 と簡単に言っても、これは大変な作業でした。また、明日に続きを書きますね。

2010_05300004

5月の終わりの金曜日、Kei.先生の教室でばらの花の生け方を習いました。細長い、口も狭い花器に生ける方法です。

前のチューリップの時と同じように、葉も一緒の水の中に入れて、留めに使いました。


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韓国ドラマ「名家」に見る政治。

 YMCAでの韓国語講座、ここに来てクラスメート達も増え、現在4人の生徒で一緒に勉強しています。私以外は皆さん、若い人たちです。私のクラスは下から二番目で、途中から入ってきた若い人たちは、大学で単位をとった人とか、YMCAではない他の教室で習っていた人とか、ある程度力のある人たちです。若い人は記憶力も優れ、どんどんと追いついてこられます。

 私は若い人たちに負けないようについて行くのが精一杯。でも、宿題もちゃんとやって休まないように頑張ると、ここに来て、ぐっと力がついてきたように思います。韓国ドラマを見ても、会話がずいぶん分かるようになって来ました。

 さて、宿題には、教科書、プリントに加えて、韓国ドラマを見ることも課せられます。先生からドラマのDVDを借りて持って帰ります。

 昨日は「名家」という新しいドラマをいただいて帰りました。とりあえず九話ぶんです。少しずつでも頑張ってみないと、次の教室までに見切れません。昨夜もやまとの湯から帰って、遅くから一話だけ見ました。見初めて5分でもうはまりました。

 韓国の慶州にある一族のお話です。300年以上、13代に渡って善をなしつつ富を築いた世界でも珍しい一族だと。

 その一族には、彼ら独自の教えが守られ続けてきました。

1. 皆が飢えないように心を配ること。

2. 凶作の時に土地を買わないこと。

3. 嫁は嫁いで3年間は木綿の服を着ること。

4. 客を手厚くもてなすこと。

5. 余分な財は世のために使うこと。

6. 進士以上の役職につかぬこと。(地方の長まで。中央の高級官僚などにはならないこと)

 一話では、おじいさんが孫に厳しくこの「教え」を教えます。どんな人でも、平等に大切にしなければならないと。清の攻撃から逃れてきた多くの人たちに大量にお粥を作って炊き出しをします。

 まだ幼い孫は、冷たい川に足をつけて渡らなければならない難民の人たちのために、子どもたちを使って川に「飛び石」を作ります。それを見て、おじいさんはひどく怒ります。孫は、なぜ自分が叱られなければならないのか分かりません。難民の人のためにしたことなのに、と。

 おじいさんは、川の中に浸かって「飛び石」のための石を運んだ人たちのことが分かっているのか、と。それを知るために、冷たい川に足をつけて一時間立っておきなさいと。川に立ち続けた孫は、初めて彼らのつらさを身をもって知ります。

 今、政治の世界が騒がしい。私も組閣をテレビから目が離せず見続けています。でも、政治を司る人たちにこのドラマを見て欲しいとつくづくそう思いました。

 リストラされて住むところもない、満足に食べることも出来ない人たちのことを分かっていますか。病気になってもお金がなくって病院にかかることが出来ない人たちのこと。大学を出ても職がない若い人たちのこと。フルタイムでこき使われているのに、派遣で身分の保障もいつまでもされない人たちのこと、幼い子どもとの生活のために、昼も夜も働き続けて、体を壊した母子家庭のお母さんのこと、などなど。

 これからも、政界を見ながら、ドラマも見続けましょう。

 


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さようなら、けん玉姉さん。

  今朝(もう昨日ですが)やんじさんから電話をいただいて、けん玉姉さんが亡くなったことを知りました。驚いて彼女のブログ、愛のつるし一回転飛行機を開いてみました。

 私は、昨日、どうにも彼女のことが気になって、胸騒ぎがして、ブログにお見舞のコメントをしたばかりだったのです。その私のコメントの次にもうお悔やみのコメントが載っていました。虫の知らせだったのですね。

 彼女はけん玉四段の腕前です。彼女のブログには、けん玉を指導している子どもたちのことがよく書かれていました。それに、「児童ポルノ法」の改悪に反対の運動をしていました。国民の権利の侵害になると、とても大切なことを教えてもらいました。

 私の出版記念パーティーには、けん玉の腕前を披露してくれたし、その時にも児童ポルノ法の話をみんなの前でしっかり話してくれました。私たちの性教育の例会にも参加してくれました。

 その後、彼女は患者として私の前に現れました。乳がんになったと。それも進行していると、震えていました。私は、とてもびっくりしましたが、でも、「なったものは仕方がない。なったならなったで、治療をしようよ。今は医療が色々と進んでいるし、効く薬もずいぶん出てきているのから。自分でここが一番自分に向いているという病院を選んでね、治療をしてね」という話しをしました。彼女の話から、とても進行していて、一筋縄ではいかないということは分かりましたが。

 その後、乳がん患者の会、私が信頼している浜中先生代表の「のぞみの会」にも入り、とても前向きに治療をしていました。それに、仕事もけん玉も児童ポルノ法の運動も。昨年9月のリレーフォーライフでも、けん玉を披露したり、指導したり、楽しそうに過ごしていました。

 ブログには、あまりの病気の厳しさに、時には弱気になる事もありました。当然です。

 でも、とても大切なメッセージも残して下さいました。4月18日のブログの中に「Will-乳がんとたたかう女医小倉恒子の日記」のブログが紹介されています。これを読んで、また胸が詰まる思いがしました。本当に大切な人が次々と亡くなってしまいます。

 彼女が私たちに残してくれたものは、決して小さくありません。今、心からありがとうと伝えたいと思います。まだ高校生の息子さんも、きっとお母さんの頑張る姿を胸に、これからを生きていかれることと思います。ご冥福をお祈りします。合掌。

 


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ダイエットぞうすい、ムチウチ、ミニうちわ。

2010_06060002 黒木瞳さんのディナーショーで感銘を受け、よし、やせようと決心して。でも、今はまだ運動は出来ません。追突のムチウチと左ひざの痛みがつらくて、無理は出来ません。ここは食べることを工夫するしかありません。

 そんなとき、木曜日の新聞の広告を見て、金曜日に電話で頼んだら、もう今朝来ました。フリーズドライのぞうすいです。「野沢菜わさび」とか、「鯛みそぞうすい」とか、かにや鮭など6種類が5つずつ入っています。米と寒天で出来ていて、一つが約35カロリー。お湯をかけて2分で食べられます。

 さあ、これをどう使うか、です。夜御飯をこれだけにすると私には理想なのでしょうが。夫がいるのに、それは出来ません。彼は、胃がなくって朝・昼はほとんど食べられません。夜に途中で寝そべったりして、ダラダラと時間をかけて食べます。それなりのものを食べないと、彼は生きられません。

 忙しい昼はこれだけにする。でも、これだけを続けるとストレスがたまるでしょうから、たまには出かけるとして、なんて考えています。

 ウォーキングを再開したくて、うずうずしています。傷が癒えたら、と楽しみに待ちます。

 ムチウチですが。後頚、後頭、肩が重くて、どんよりとした痛みがつらくて。病院のリハビリとマッサージに行っていますが、時間の関係で、それほど頻回には行かれません。特に病院は私の仕事の時間帯しか開いていませんので、とても難しいのです。マッサージは、午前一時までやっているところですので、助かります。

 保険会社はとてもしぶりますが、もし「私は仕事を休みますので休業の補償をして下さい」と言ったなら、マッサージどころではない高額になります。と、そのことが分かっているのでしょうか。保険会社というのは、出したくないのが基本の姿勢なのでしょうが、どうもこの会社の担当の人には悪意を感じて、本当にカンジワルーです。私は被害者なのに、まるで私が悪いかのような錯覚をしそうです。

 車は修理のために今代車です。慣れない代車で事故をおこさないように、そろりそろりの運転です。

2010_06060001 とうかさんでお参りをしてきました。神社の下で300円で参拝記念を買いました。袋に小さなうちわが入っています。それと、袋に番号がうってあって、景品をいただけます。一つは「まい箸」、ちゃんと箸をいれる袋もついています。一つはお菓子でした。

 私は小さなものが好きです。この小さなうちわで顔をあおぎながら診療をしていると、患者さんがにこにこと笑います。かわいくって手放せません。


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ACのCM「これでいいのだ」

 昨日は、とてもしんどい患者さんがやって来ました。しんどいって、患者さんではなく、私が。私たちの仕事は、どんな人が来ようとも、決して診療拒否は出来ません。若いときのように大ゲンもできません。

「もう二度と来ないで下さい」と言えたら、どんなに楽か、と思っても、それは出来ません。いつも笑顔で対応していると、その分、こちらにストレスが来ます。昨日もその人が帰った後、ずっとその人のことが頭に媚りついて、その時のやり取りを何千回と頭の中で繰り返しています。

 この仕事に着いて38年、どれだけ続けても、やはり心無い人の言葉には傷つきもします。

 寝ていてもそのやり取りがずっと続いていて、早くに目が覚めてしまいます。

 そんな今朝、早くテレビをつけていたら、公共広告機構のCMが流れました。

「うまくいかないときやつらいことがやってきたとき、『これでいいのだ』赤塚不二夫さんの言葉をつぶやいてごらん。そうすれば、世界は案外、笑いかけてくれるから。あなたの人生は一度きりのもの。あなたの人生はあなただけのもの。どうか、あなたの人生を大事に生きてほしい。あなたはあなたでいいのだ。」

あれえ、私に向かって言っている!!と思いました。

私は、もう何100回と、こんな思いになることがありました。その時には、ただ、じっと耐えること。耐えていれば、そのうち、だんだんと心の傷がいえていきます。というより、次の問題が起こってそれ所ではなくなる、というのが本音でしょうか。仕事を続けるということは、こんな思いを耐えて行くということでもあるのでしょう。

さて、その患者さんが来る前、昨日のお昼に行った大九州展。

2010_06040001 時間がない中、急いで買った物です。すでに一番買いたかったソンバーユ、馬油は買っています。その中でもヒノキのバーユが好きで使っているのですが、丁度なくなりそうなので、真っ先に買いました。それとバーユのシャンプーの詰め替え用。

 昨日買ったものは、沖縄の島唐辛子と島ラー油、黒糖と生モズクです。

島唐からしは、小さな唐辛子が泡盛に漬けてあります。ラー油はゴマやにんにくやいろいろなものが混ぜてあります。どう使い分けますか、と聞くと、「唐がらしは激辛、ラー油はピリ辛」といわれました。その場で生モズクに島唐がらしをかけて試食させて下さったのですが、それは美味しい。そして辛い。気に入って買いました。夕食に早速ほうれん草のおひたしにかけてみると、うーん、辛い、でもおいしい、でしたよ。

 黒糖は、スペアリブを煮る時などいろいろに使えます。1050円で800グラム、どっさりです。これと以前買っている桂皮(ニッケの皮)としょうがを入れて韓国の飲み物スジョンガ(水正菓)を作るつもりです。

 沖縄の生モズクは、こりこりとしてコこれまで食べたことのない食感でした。

 あと、大村寿司を買って夕飯に食べました。さば寿司と巻き寿司、サイコーでした。


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「性教協広島サークル夏期セミナー」のご案内です。

私のブログは、あれこれ分裂しているなあと思いながら。私の活動のメインである性教育のセミナーのご案内です。

 毎年恒例の夏期セミナー、今回は第23回となります。性教協の仲間たちとの年5回の例会、そしてセミナー、その活動も23年目となりました。正に継続は力なり。何があっても、とにかく続けること。めげないでこつこつと続けて来ました。

Img128 Img129 今回は、私が性教協の全国大会で理論講座の一つを受け持ちます。その内容を広島の皆様にもお話しします。

 それと、仲間の城さんの講座。城さんは小学校の教師です。彼の実践や現場での話しを聞くたびに、いつも彼に習う生徒も親も幸せだなあと思います。一人ひとりの生徒を本当に大切にしています。その彼の「気持ちを伝えるえよう~わたしもあなたもOKのコミュニケーションを~」という、実際に子どもたちにした授業を模擬授業して頂きます。

 私もクリニックにやってくる若い人たちと話していて、本当に若者達の会話力が落ちていると実感します。コミュニケーション力をつけるというのは、性教育の大切な課題のひとつです。その実際の授業は子育てをしている方にも、即お役に立つことと思います。

 そして、メインは下西さや子さんの講義です。下西さんは、このブログでも度々取り上げている子どもへの暴力防止プログラム「CAP広島」を1995年に立ち上げ、その理事長を勤めています。彼女たちの活動もまた、この15年、やはりこつこつと継続しています。また、下西さんは、少年院の相談役を勤め、子どもの虐待にも詳しい方です。

 久しぶりに下西さんの話を聞くことができると、今からワクワクしています。

 多くの方に参加していただきたくご案内します。チラシはクリックすると大きくなります。詳しくごらん下さいませ。


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黒木瞳ディナーショーでした。

 昨日は、診療後「黒木瞳ディナーショー」に行きました。

2010_06020004宝塚デビューから30年。相変わらずきれいでかわいくて、素敵で、夢のひと時を過ごすことが出来ました。

 49歳だそうですが、そのエネルギーには圧倒されました。次々と素敵なドレスに着替え、歌とダンス。一緒に踊り歌う若い男性二人はびっしょり汗をかいています。黒き瞳さんは、ハアハアと息を切らしてはいても、完璧に踊ります。

そのサービス精神にも圧倒されました。完璧なプロポーション。日々の努力なのでしょう。

 私は深く反省しました。私がする診療も講演も、日々、努力して精一杯やっているか、体を鍛えているか。私は、明日から体をきたえながら、ダイエットをしようと思った次第です。

2010_06020001 2010_06020002  お料理もそれは美味しかったです。前菜とデザートだけアップしますね。メニューは、前菜は「海の幸と初夏の野菜のゼリー寄せにイクラとクリーミーな野菜のムースを添えて トマトのヴィネグレットと共に」デザートは「フルーツのカクテにヒアルロン酸ゼリーを添えて、キャラメル風味のチーズケーキとチョコレート、蒲刈の藻塩風味のアイスクリームとピスタチオソースのアンサンブル」そのほかに帆立貝とキノコのパイ包み焼きや冷製アスパラガスのスープや牛フィレ肉などです。

 こんなのを食べて、よし、ダイエットをするぞ、と思うのもおかしな話だけれど。パワーを一杯いただいて、今日からの頑張りにつながります。

 私、よくディナーショーには行くのですが。今回の黒木ひとみさんのは、最高でしたね。何回も行っている美川憲一は別格として、松田聖子も良かったけれど。意外とがっかりだったのが、三〇明〇さん、サイテーだったのがセレブといわれている〇姉妹。自分たちの紐のようなパンティーをプレゼントだなんて。当たった年配の女性が「息子に上げます」何て言って笑わせていたけれど。語りなど感動もなく、何にも残りませんでした。

 そうそう、黒木瞳さんのディナーショーではいろいろとお土産がありました。ハウスの製品や花王のなど、彼女がコマーシャルをしている会社からのプレゼントとと、何より、彼女の赤ちゃんの時から今に至るまでの写真がアルバムになったもの、ファンの方にはこたえられないでしょう、というものがありました。これを見ると、子どもの時から美少女です。 


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子宮頸がんのワクチンはいつまでうってもいいのか。

 先日の研修のことを遅ればせながら。子宮頚癌のワクチンのお話しでした。これまでも度々ワクチンにいてこのブログでも書いていますが。もう少し新しいことがわかりましたので。

 報道などで知られているように、このワクチンは、性行動が始まる前、出来れば小学校高学年や中学生の早いうちにうつと効果的であるといわれています。また、ほぼ終生免疫ですので、今完成しておけばずっと大丈夫。イギリス、オーストラリア、カナダなど、多くの先進国では学校で集団接種をしています。

 この接種する時期なのですが。早いほうがいいとは分かっています。が、では、いつまで接種してもいいのか、という問題です。特に、子宮頸がんの原因のHPVにすでに感染している人はどうなのかということです。

 感染している人でも、接種して害はないとは言われていました。ところが、これまでもすでに感染している人でも、接種することにより、どうもウィルスの働きをストップさせるのではないかということを聞いていました。だから、がん検診に引っかかって、精密検査を受けている人、すでに円錐切除などの処置を受けている人に積極的にワクチンの接種を勧めている医療機関もあります。

 ただ、これはすでに癌になっている方の治療薬ではありません。

 子宮頸がんは、発がん性のHPVに繰り返し感染することで癌になっていきます。感染したから、即癌になるものではありません。一旦細胞診に引っかかって精密検査を要しても、経過をみながら検査を続けていくうちに、細胞診も正常になることはよくあります。だから、急いで治療をしなければならないものではありません。

 その経過観察をしている人でも、ワクチンを接種することによって、それ以降の感染を防ぎますので、有効であるということでした。

 すでに感染している人でも、「害はない」ではなく、もっと積極的に「それ以上の感染を防ぐために、接種したほうがいい」と確信を持つことが出来ました。

 一旦引っかかって、定期的に経過を診ている人は、やはり内心はつらいのです。特に、結婚している人は、夫からのHPVの感染に寄って検診に引っかかった、だからこれからの夫との性生活を続けることに抵抗を感じる人もいます。

 このワクチンは、10歳から何歳までてもうっていいということです。高価ですが、今後癌の発症が心配な方には、お勧めしようと思います。

さて、そごうでの毎年恒例の九州物産展が始まりました。そう、私の大好きなカキ氷の「しろくま」もやって来ました。

2010_06010001 昨日、ランチに食べたのは、とんこつラーメンとギョーザのセット。セットで700円。とても美味しかったです。スープがなんともいえない濃くがあって、塩分も辛すぎ、本当に美味でした。ただ、ギョーザも食べたので、「しろくま」はやめておきました。また改めて食べに行きます。

 宮崎の「肉巻き」おにぎり、ぜひ買いたかったのですが、長蛇の列であきらめました。ラーメンでいい加減並んで、またそのために並ぶのは、限られた昼休みには無理でした。ソンバーユのバーユを買いました。一年前に買ったヒノキのバーユが好きで使っていますが、丁度なくなりそうだったので、良かったです。それと、バーユのシャンプーの詰め替え用のも買いました。お兄さんが顔を覚えてくれていたのがうれしかったです。


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クリニックのベランダのお花たちです。

はじめての携帯での写真付きの投稿です。これができるようになるとIpadとの組み合わせで出張先でも大丈夫でしょう。うまく行きますように。

20100601165923_2 やっぱりうまくいきませんでした!!

まだ練習をしなければなりません。修正ついでに、ベランダは、高い塀に囲まれています。同じ場所の日照は一日に一時間もないでしょうか。でも、元気に咲いてくれています。

 台の上の一番手前のピンクのお花は昨年の誕生月にそごうでいただいたもの。次の赤はなでしこなのですがそれと、台の向こうの端っこの二つのパンジーは、昨年ノフラワーフェステイバルの最後、花の塔の花を土砂降りの中でずぶぬれになって戴いたもの。台の下の向こうには、毎年律儀に咲き続けるシンビジウムやアマリリスたちです。アマリリスは、ここ10年、時期がくればずっと咲いてくれます。その向こうには、これも何年も咲いた芍薬があったのてすが、もう花は終わってしまいました。

 ささやかな空間で、目を楽しませてくれています。

ああ、これらが携帯やIPadでできたら・・・。この修正は、パソコンでしました。いましばらく使いこなせるようになるまでは、両方を使いながらになるでしょう。お見苦しくてすみません。

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「8.6ヒロシマ平和の夕べ」のお知らせです。

 昨年の8月6日、YMCAホールで行った「平和の夕べ」、今年も開催ことになりました。昨年の仲間達と集まっては、準備をしています。今年、2010年の呼びかけ人は秋田明大(今、自動車整備工) 原伸幸(百姓や会、長崎被爆二世) 立川久美子(スペイン・バルオーナー) 中村周六(浄土真宗本願寺僧侶 釈等正) 横はぎ智恵(ハンドインハンド広島代表)の方々です。

Img125 Img126 そのチラシが出来上がりました。表、裏ともクリックすると大きくなります。ぜひ見てください。

 昨年私がした平和講演は、今年は作家の高史明さんにお願いしました。高さんは「ヒロシマの継承と連帯を考える」のテーマでお話しして下さいます。

 今年は被爆65周年。韓国併合100年という節目の年になります。

 高史明さんのことは、このブログにも以前書いたことがあります。あの「ぼくは12歳ー岡真史詩集」を出版された方です。チラシの紹介を転載します。

「1932年、山口県下関市生まれの在日朝鮮人二世。本名金天三(キムサンチョム)。上京し、さまざまな職業につきながら、政治活動に参加。71年、長編小説『夜がときの歩みを暗くするとき』(筑摩書房)で作家デビュー。74年、生い立ちを綴った『生きることの意味』を発表。岡百合子夫人との間のひとり息子である真史くんが12歳で自死。深い悲しみを契機に一層親鸞に親しむ。76年、遺稿詩集『ぼくは12歳-岡真史詩集』を妻とともに出版。75年に日本児童文学者協会賞、93年に第27回仏教伝道文化賞を受賞。現代世界の闇と向き合い、未来への不安、無力感、喪失感と闘う21世紀の若者にやさしく語りかけている。最新の著書は4月に『高史明の言葉ーいのちは自分のものではない』(求龍堂)、6月に『月愛三昧ー親鸞に聞く』(大月書店)。」

 司会は私が。そしてリレートークは広島県被団協副理事長の池田精子さん、沖縄・読谷村議員、反戦地主の知花昌一さんなどが行います。

 さらに関連企画として、8月5日には、上関・祝い島現地交流ツアー」を行います。8月7日には被爆電車・平和学習があります。この被爆電車は昨年も大人気で、電車が一杯になりました。今年はさらに充実させて、電車に乗った後、平和資料館東館地下会議室(いつも修学旅行生が被爆者の語り部を聞く部屋です)で、電車内被爆者の米澤鐵志さんと、福島和男さん(『平和公園の下に眠る幻の中島界隈 原爆家族を捜して』を自費出版)のお話しを聞きます。

とても充実した内容になって、ワクワクしています。と同時に、私も司会という重責を担いますので、勉強しなければなりません。また時々ご案内をしますね。


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