「星の国から孫二人」
今日は、映画の上映会のお知らせを。
『星の国から孫二人~「自閉症児」の贈りもの~』
企画制作パオの作品です。監督は槙坪夛鶴子さん。6月19日(土)~7月2日(金)二週間のロードショーです。午前10:15~11:55までの一日一回上映。鷹野橋のサロンシネマです。料金は大人1000円。高校生以下、障がい者800円。お問い合わせは広島事務局の伊藤さん082-3327-3150。
槙坪監督とは、もう25年の付き合いになります。初めての映画、「子どもたちへ」が1986年。次の「若人よ」が1987年。それから「地球っ子」1993年。「わたしが好き」1998年。これらはいずれも性教育に関連した映画です。その後2000年に「老親」。2003年「母のいる場所」。今回の「星の国から孫二人」は6年ぶりの作品になります。
この中の「若人よ」は、私の「さらば悲しみの性」が原作となっています。「子どもたちへ」は全国2500か所以上の学校で、「若人よ」は1700か所、エイズがテーマの「地球っ子」が500ヵ所、「私が好き」が1000か所以上の学校で上映されています。性教育には欠かせない映画となりました。
槙坪さんは、重度のリウマチを患い、何度も危篤状態にまでなりながら、本当に奇跡的に命をよみがえらせています。車椅子で監督のメガホンを握り続けるのは、彼女の映画への情熱、そして命ある者への愛でしょう。
パオのホームページには「すべての映画を通して描くテーマは、いのち、愛、共生(きょうせい)です。」と書かれています。
その彼女が今回は「自閉症」をテーマにしました。きっと暖かい映画になっていることと思います。一人でも多くの方がこの映画を見られますように。私も必ず見に行こうと思います。早めに行って、またご報告をしますね。
コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。
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コメント
GERO話、アップしましたw
投稿: ⑦パパ | 2010年5月21日 (金) 14時42分
先生、こんにちは。
情報ありがとうございます。
この映画も予定をこじ開けてでも観に行きたいと思います。
また私のブログでも告知させていただきたいと思います。
投稿: Meg-ing | 2010年5月21日 (金) 16時13分
ひとりでも多くの人がこうした映画などをきっかけにして
自閉症スペクトラムについて関心を持って下さいますように。
傷つき続ける当事者、傷つき続ける家族が少しでも減りますように。
少数派の感じ方を理解しようとしてくれる人が少しでも増えますように。
投稿: Hoch | 2010年5月21日 (金) 23時24分
ご無沙汰しておりますm(__)m
毎日楽しみに拝読しております。
事故、大変でいらっしゃいましたね…。
早い回復をお祈りしております。
この映画、今大阪で上映されているようですね。
すごく観たい!と思ったのですが、残念ながらスケジュールがあいません(T.T)
きっとまた見られる機会が巡ってくると信じつつ、10年ぶりに社会復帰し、バタバタしながらも充実した毎日を過ごしています(^_^)
投稿: うさこ | 2010年5月25日 (火) 20時13分
河野先生、素敵な映画の紹介をありがとうございました。
ちょっとだけ情報を知っていましたが詳しく知らなかったので、とても参考になります。
時間を作って見に行きたいと思います。
私は最近、「ぼくはうみがみたくなりました」という映画を見ました。自閉症の青年が主人公の映画です。映画館ではやっていませんが、各地で上映会が開かれています。広島県では、今後、熊野町や呉市で上映が計画されているようです。
もし、関心がおありのようだったら、
http://bokuumihiroshima.web.fc2.com/
のホームページをご覧になってみられたらいいかもしれません。
私は気に入りました。
投稿: 迷い人@広島っ子 | 2010年5月25日 (火) 20時29分