« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »

和みカフェ、たこ焼き、IPad。

 昨日の日曜日、「なごみカフェはせがわ」さんの三周年のフェアに行きました。⑦パパさん御夫妻がお迎えに来て下さって往復楽に行かせていただきました。音♪さん、にしなやコーヒーの女社長さんも御一緒でワイワイと楽しかったです。音♪さんは麦ちゃんと一緒です。

2010_05300042「和みカフェ」は、これまでも大好きなところで、疲れたときに行っては、のんびりとさせて頂いていました。

 マダムはせがわさんの穏やかなお人柄にもすっかり引き付けられました。 今日は沢山の方が来られて、大盛況でした。外のテーブルで、ラマダカレー、コーヒー、それに名物のしょうがプリンなどをいただきました。そよそよと気持ちの言い風が吹く中で、緑やお花たちをみながら、のんびり。こんな時を過ごせることが、本当にうれしかったです。外では、また、沢山のワンちゃんたちと一緒でした。

2010_05300041  佐世保バーガーや千の麦のパン、それに沢山のポーチなどお土産も沢山買いました。

 帰りも⑦パパさんの車で楽に楽しく。家まで送っていただいて、人に運転してもらうのは、本当にいいものだと実感です。

 お世話になった皆様、本当にありがとうございました。帰って夕食に食べた佐世保バーガーもとても美味しかったです。

家に帰って、今度は姉の家に行き、家族で来ていた姉の孫達とたこ焼きパーティーです。これもワイワイと楽しく美味しく過ごしました。たこ焼きなんて、正直一人で作っても、全然面白くありません。やはり子どもたちや若い人たちとあれこれ話しながら焼き、食べるものだとつくづく思いました。

 さて、夕方5時からは、アキハバラ塾の河口さんにIPadの講習をして頂きました。私は、買ってすぐにIPadでブログを見たり書いたりしていますが、まだパソコンとつながないままでしたので、その初期の設定を教えてもらいながらやりました。これで、自由にアプリを入れたりできます。まあ、あまりアプリを購入することはないでしょうが。

 それより、まだココログでブログに写真を入れるのは無理なようです。あれこれためしましたが、入りません。ココログの設定の問題でしょう。写真を入れるときはしばらくまだパソコンでした方がよさそうです。それか、携帯ですね。でも、今、私は携帯ではなく、デジカメで写真を撮っているので、さあ、どうしましょう。ココログが早く対応してくれるのを待つしかないでしょうか。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (16) | トラックバック (0)

インフルエンザについて-研修から

 27日木曜日の夜、医師会館での研修会でした。インフルエンザの話と子宮頸がんのワクチン話の二題の講義を受けました。

 まず、ちょっと認識を新たにしたのは、世界的に流行した昨年の新型インフルエンザ、日本は世界中の中でもダントツにトップで、死亡率が低かったのだそうです。日本は計198人。10万人当たりの死亡率は0.15人。アメリカは死者が計12000人、10万人当たり3.96人であったそうです。カナダが1.32人、メキシコが1.05人。

 日本の死亡率が低かったのは、何よりも日本の最前線の医療の現場のおかげであると。今、日本では自由にインフルエンザの簡易キットが使えます。15分ほどですぐにA型、B型ともインフルエンザであるということが分かるようになりました。そして、インフルエンザであるということになれば、即、タミフルやリレンザというお薬を投与することで早くに症状を抑えることが出来たと。

 今回の成績で、世界では、積極的にインフルエンザの予防接種を受けること、早くにタミフルやリレンザを投与することと変わってきたとのことでした。

 また日本でも世界でもですが、ハイリスクは5才以下の子ども、特に2歳以下は重症化しやすいこと。それから高齢者、65歳以上は、新型インフルエンザの感染率は低いものの、死亡率がダントツに高い、それゆえハイリスクとなります。そして妊婦。それも特に妊娠の後期、第三期がもっとも入院のリスクが高く、4~7倍となるそうです。

 今、インフルエンザについては新しい薬が出来ていて、注射も、そして一回吸入すればそれでよしという画期的な吸入剤もすでに出来ているとのことです。

 また、ワクチンについては、今年は季節性と新型が一緒になったワクチンとなります。今年も、優先順位など、国が主導権を持って割り振りするのか否かについては、まだ分かりません。

 何か、新型インフルは、日本はとてもうまくいったといわれても、現場では、ピンと来ません。あのワクチンの規制はとても不自由でしたし、複数の医療機関へ予約した人に振り回されて。現場はとっても大変でした。途中で、もうワクチンの接種はやめようかと思ったぐらいです。

 それから、海外から買い付けた、多量のワクチン。もう少しで有効期限切れになります。国(当時の舛添大臣)は一体いくらのお金を使ったのでしょう。その期限切れの前に、今あるワクチンを接種して置くべきだと講師の先生は言われました。なるほど。このまま無駄にするのはあまりに勿体ない話しです。期限切れで捨てるくらいなら、無料か格安で分けて下さるなら、医療関係者や希望する人たちにうっておくのですが。

 子宮頚がんのワクチンについて。またいろいろと新しい知見が得られましたので、改めてお話ししますね。

2010_05300020 私のIPad、濃い真っ赤にしました。写真よりもう少しえんじがかっています。液晶表面にはちゃんと防護のフィルムも貼りました。しばらく私のおもちゃになるでしょう。明日、河口さんの講習を受けます。ずいぶんいろんなことができそうです。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (6) | トラックバック (0)

うまくいった!!

きゃあ、うまくできたみたいです。でもまだ写真をアップしたり、広島ブログのバナーを貼り付けたりが出来ません。しばらくお見苦しいこと、お許しくださいませ。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

IPadで書いています。

今日Ipadを買いました。今、そのIPadでblogを書いています。まだ全然慣れていないので、試行錯誤です。
私がこのIPadが欲しいと思ったのは、gameをしたいのでも、これで本を読みたいのでもありません。遠方に出かけるのに、いつもノートパソコンを持って行きます。小型パソコンは、軽いようでもでも他の荷物と一緒になると、けっこう重い物で、いつも夫からパソコンを置いて行けと怒られていました。
これからは、このIPadだと少しでも荷物が軽くなるだろうという、ただそれだけの理由です。
さあ、これでうまくアップできるでしょうか。
アキハバラ塾の河口さんにIPad教室を開いてくださいとお願いしたのですが、もしかすると、自力でできるかもしれません。そしたら、自分に拍手です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

休診日、ダラダラしてます。

 今日は木曜の休診日です。家でだらだらしています。どうも、気にかかっていた学会が終わって気が抜けた様です。それに、肩とクビが痛くて、コチコチでなんにもする気が起きません。

 私にとっては、最後に近い、貴重な休みのようなものです。6月に入ると、もうほとんど休みなく、講演に走り回ることになりそうです。スケジュールが一杯です。

 これではいけません。今日の夜には研修会があって、医師会館で勉強です。昼の内に、いろいろと遣り残していることをしに、クリニックに行こうと思っていたのですが。どうもだるくて。

 皆様に励まして頂いて、そうだ、私が弱気になることはないと思って。今回の事故でお世話になった病院に電話をして、肩や首が痛いので、マッサージとか、針とかに行ってもいいという指示書を書いて欲しいとドクターに頼んでみました。書くことはO.K.して頂いたので、病院に受診を兼ねて行こうとしたら、その用紙は治療院のほうにあるのだそうですね。そこに行って用紙をもらって病院に行って書いてもらわなければならないと。その用紙を保険会社に送って許可をもらうのだそうです。ずいぶん面倒なことです。

 そこまで根回しをして、保険会社の担当の人に電話をしました。毅然と。医師に指示書を書いてもらいますので、と。どうだ、これで文句はないだろう、という気持ちで。もちろん、口調は柔らかくです。で、すんなりと認めてもらいました。

 開業医というのは、悲しいものだなあ、と今回も思います。休業補償なんて、考えられません。これまでの数々の骨折の時も、手術を受けた時も、定期の休みを利用するだけで、ほとんど休むことが出来ません。自分の病気や体調不良で仕事を休むなんて、考えられません。勤務医なのなら、代わりのドクターがいるのでしょうが。一人で診療をしていると、事前から代診のドクターにお願いをしていた時だけです。緊急に休むと、たちまち病気で通ってきて下さる患者様たちに迷惑をかけてしまいます。

 それでは、今から治療院に行って用紙をもらって、病院に行こうと思います。その後でクリニックに行って雑用を済ませて、夜は研修会です。その後、夜遅くですが、時間があれば治療院に行って治療をして頂こうと思います。シャンとしなければ。

2010_05100006 もう以前のことですが。アップし損ねていたので。5月9日の母の日、「谷龍介母の日ディナーショー」に行きました。センチュリーホテル15周年記念特別企画でした。このところずっと日が合わなくって彼のイベントに参加できなくって、久々でした。久しぶりに参加すると、歌がもっともっとうまくなっていて、感動しました。やっぱり継続は力ですね。フラワーフェスティバルでも、彼のステージに沢山の方が集まって下さったそうで、ファンクラブの一員として、感謝です。素敵な歌と、リョウさんの楽しいマジックと、美味しいディナーと、大満足の母の日でした。

 


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

皆様、ありがとうございます。

 皆様、沢山のお見舞い、励ましのお言葉、本当にありがとうございます。おかげさまで、しょぼくれていた気持ちが、すっかり元気になりました。何とか早く回復するように、慎重になろうと思います。皆様に感謝いたします。

 体の方は変わらず、両方の肩がカチカチで頭が重いです。クビの後ろ正面は触ると痛みます。今、シップのいいのが出ていて、貼るととても気持ちがよくって救われます。

 あんまり肩が張っているので、マッサージでほぐしてもらいに行こうと思いましたが。私は知らなかったのですが、事故の保険では、柔道の整復士と接骨医のみが許されていて、マッサージや針は医師の指示書が必要だそうです。

「でも、医師がマッサージの指示書などを書いてくれますかねえ、アハハハ」と、保険会社の担当の男は感じ悪いこと!!人が痛い思いをしているのに、なぜそんなに笑えるの?と言いたくなるほどで、気分を害しました。保険を頼らないで、自分のお金で行こうと思います。

 昨夜、無事に学会の発表を終えました。重症の子宮内膜症の方の治療についてです。私の発表は、まあ、開業医の一人としてはそんなものだろうというような発表だったでしょう。いろいろな病院のドクター達の発表を聞いてとても勉強になりました。診療の傍らの準備、それに事故も加わって、疲れてしまって。友人達の二次会の誘いも断って家に帰るとすぐに眠ってしまいました。 

2010_05240003 パリに養子としていく予定の赤ちゃん。これまで生まれた産婦人科で育ててもらっていましたが、退院しました。これから手続きの終了、新しい両親に抱かれるまで、子育てのベテランの方に育てて頂きます。これまで、看護師さんたちにかわいがられて育っていた赤ちゃん。退院するとなって、看護師さんたちは涙ぐまれています。涙をぬぐって、記念の写真です。看護師さんが買ってくださった服を着ての退院です。病院の皆様、本当にありがとうございました。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (8) | トラックバック (0)

今度はクビッ!!

 すずめのことなんぞをのんびり書いて。すずめどころではなくって、まさか自分がこんなことになるなんて。

Photo 20トンものでっかいトレーラーに追突されました。西広島バイパスの終点、舟入の出口で、私は信号が赤で止まっていました。坂になっていて、重いトレーラーは止まりきらなかったようです。

 ドーンとすごい衝撃で、前に飛ばされました。何ごとがわからず「なにー、だめよー」と叫んでいたら、もう一回、ドーンです。本当に一体何が起こったのか分かりませんでした。

 私は乗用車に追突されたことがありますが、そんなものでなく、重いというか、強いというか、大変大きな衝撃でした。

病院に行ったり警察に行ったり、このくそ忙しい時に。時間が目一杯なのに。それに、頚が痛い、肩が痛い、頭が重い。頚をちょっと動かすと、ズキッと痛みが走ります。本当にもうっ。

 左肩が折れて、左手首が折れて、右手首が折れて、肋骨が折れて、左ひざの半月版の損傷で水がたまって。そして、まだ頚があったわ、みたいな今回です。

 こんなうっとおしいものをつけて診療は出来ません。第一、こんなのをつけてたら、100人患者さんがいたら、絶対に100回「どうしたのですか」、「実はね、」と説明をしなければならなくなります。だから、診療の時だけははずそうと思います。やれやれです。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (24) | トラックバック (0)

すずめがガラスにぶつかって

 古い話でごめんなさい。ゴールデンウィークの4日の夜、大分から福岡に移動。5日のビートルで釜山に行くためです。はじめは5日の朝早くに別府を出る予定でしたが、高速道路の渋滞情報で心配になって、前夜に博多まで行くことにしました。

 急でしたが、お気に入りの八百治博多ホテルに電話をすると、奇跡的に一部屋だけ空いているとのこと。キャンセルが出たらしくて、よかったです。

 ここは、天然温泉の大風呂があります。もともとお風呂やさんだったのがホテルにされたとのこと。博多駅にも近く、今博多に泊まるときは、もっぱらここを利用しています。二人で朝食付きで16000円ほどの、広くてゆったりした部屋でした。駐車場もホテルに続いてあり便利です。

2010_05060002 朝御飯です。バイキングですが、からし明太子がいくらでも食べられるのがうれしいし、温泉卵を卵かけ御飯にして食べました。この後は釜山につくまで何も食べられないので、しっかり食べました。

 さて、ここまでは前置きです。本当にお話ししたいのは、この先です。

 この朝御飯を、窓際に外に向けて作ってあるカウンターに夫と並んで、外を見ながら食べていました。外は道路で人々が忙しく歩いていますし、向かいのホテルの親父さんがのんびりと掃除をしたりしています。道路には、街路樹が並んでいます。

 と、突然、私の目の前にすずめが飛んできて、がつんと窓ガラスにぶつかったのです。アットいう間でした。はらはらと羽が散って、でもすずめは、すぐそばの街路樹に飛んで、木に止まりました。ガラスにはしみがついています。

 びっくりしました。すずめにはガラスが見えなかったのでしょうね。ガラスはピカピカに磨いてありましたので。あの羽の散り様と窓についたしみから、きっとすずめにとっては重症の傷を負ったことでしょう。

 私は、以前全日空ホテルのガラスに思いっきりぶつかって、そばにいた知らない男性に大声で笑われて、恥ずかしい思いをしたことがあります。すずめにとっては、それどころではなかったことでしょう。その後、あのすずめのことがずっと気になっています。

 下書きまでは何とかできた学会の準備、後スライドにするだけです。「子宮内膜症」についての報告です。この病気には本当に多くの女性が苦しんでいます。あらためてカルテを読みながら、私の患者さんたちの苦闘に、胸が痛い思いをしています。

 


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (5) | トラックバック (0)

学会の準備です。

 今度の火曜日の夜、小さな学会があります。その会で発表をすることになっています。たった7分なのですが、自分の慣れていない、純粋な学会ですので、準備が大変。ここのところ、患者さんのカルテを引っ張りだして、まとめたり、スライド作りをしたりしています。

 こうしてあらためて自分が診療でやってきたことを考え直してみるというのは、大切なことです。が、しんどいことでもあります。

 それに時間を取られていて、ごめんなさい。しっかりブログを書くことが出来ません。皆様のコメントもお返事がおくればせながら、になっています。すみません。これがすんだらまた少し楽になります。

 今日は、診療後スライド作りがすむまで家に帰りません、と、宣言しておきました。おそらく、朝方になるでしょう。家だと、どうにも仕事をする雰囲気ではなくって、ついだらだらしてしまいます。

Img119 ということで、先日の映画に続いてコンサートのお知らせです。30日、日曜日、県民文化センターでさまざまな国の人たちのコンサートがあります。この表だけだけでなく、裏にも記載されているのですが、日本から、タップダンスもあるそうで、楽しい会になりそうです。私も時間のある限り、参加したいと思っています。

 ご一緒しませんか。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (1) | トラックバック (0)

私が若かった頃。④私が彼と結婚しようと思った理由

 私が彼と結婚をしようと思ったのは・・・。まだ少し当時に絡む人がいて、あまりちゃんと書けません。他の人を傷つけるかも知れないので。

 でも、私にとって大切だったのは、「彼のそばにいると安心」ということだったのです。彼は、柔道や空手などの武道をしていますが、その武道は、決して私に向けられることはありません。私を守るためだったら使うかも知れないけれど。

「女を殴る男なんて、サイテー」という彼の言葉にどれだけほっとしたことでしょう。

 それまで私は殴られていました。今になって思うと、それはDVなのですが、当時はそんな言葉はももちろんなく、男は女を殴るものというそんな吹き込みがありました。暴力を振るうのは、怒らせるものが悪いからだと、そう思わされていました。その人の気に食わないことがあると、いつこぶしが飛んで来るか、警戒しなければなりませんでした。怖いと思うと、言いたいことも言えないし。私は、すっかり萎縮していました。そして、男と女の関係は、そんなものだと思い込んでいました。

 その人とはドロ沼の中でやっと分かれましたが、そんなときに知り合った彼のその言葉にびっくりしました。女を決して殴らない、そんな男性もいるのだと。私は殴られなくってすむのだと。

 今、私は若い人が暴力の被害にあっているのに接すると、何とか目を覚まして欲しいと思っています。あなたが暴力を振るわれるのは、あなたが悪いからではない、暴力を振るう人がいけないのだと気づいて欲しいと思っています。それが私の態度にも出るからでしょう。時にこのブログの中でも、男性から私の言葉に対しての批判があることがあります。

 以前、ブログにも書いたことがありますが、私の患者さんが、彼の暴力からやっとやっと逃れようとした時に、三人の子どもたちの目の前で、彼に刺し殺されてしまったという、そんな事件がありました。本当に無念で。

 その後の子どもたちが育つ中での苦労を見るにつけ、つくづく思うのです。

 男に一度でも殴られたら、誰かの力を借りてでも、上手に、殺されないように逃げなさい。そう言うのが私の持論になっています。世の中には、決して暴力を振るわない、そんな人たちもいるのですよと気づいて欲しい、そう思っています。

 暴力を振るわれている真っ盛りの少女達は、自分が悪いのだと思い込んでいます。そして、なかなか分かれられません。その気持ちがとってもよく分かるのですが。だからこそ、そうでない考え方もあるのだと揺さぶりたいと思います。

2010_05100012 久々のランチです。バスセンター、アクアの7階。源蔵の「くじらの竜田揚げ定食」です。昔、母がよくくじらの竜田揚げを作ってくれていました。玉ねぎをすりおろした物に漬けて、その後たれに漬けて、片栗粉であげてありました。全然臭みもなく、ほんのり甘味でとても美味しくて大好きでした。夫は、学生時代の学食で鯨ばかり食べて、二度と食べる気になれないといいます。だから、家では作れないので、ここで食べます。美味です。860円。少し高めですが、今鯨は高級品ですので、安いほうかも知れません。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

「星の国から孫二人」

 今日は、映画の上映会のお知らせを。

『星の国から孫二人~「自閉症児」の贈りもの~』

Img118  企画制作パオの作品です。監督は槙坪夛鶴子さん。6月19日(土)~7月2日(金)二週間のロードショーです。午前10:15~11:55までの一日一回上映。鷹野橋のサロンシネマです。料金は大人1000円。高校生以下、障がい者800円。お問い合わせは広島事務局の伊藤さん082-3327-3150。

 槙坪監督とは、もう25年の付き合いになります。初めての映画、「子どもたちへ」が1986年。次の「若人よ」が1987年。それから「地球っ子」1993年。「わたしが好き」1998年。これらはいずれも性教育に関連した映画です。その後2000年に「老親」。2003年「母のいる場所」。今回の「星の国から孫二人」は6年ぶりの作品になります。

 この中の「若人よ」は、私の「さらば悲しみの性」が原作となっています。「子どもたちへ」は全国2500か所以上の学校で、「若人よ」は1700か所、エイズがテーマの「地球っ子」が500ヵ所、「私が好き」が1000か所以上の学校で上映されています。性教育には欠かせない映画となりました。

 槙坪さんは、重度のリウマチを患い、何度も危篤状態にまでなりながら、本当に奇跡的に命をよみがえらせています。車椅子で監督のメガホンを握り続けるのは、彼女の映画への情熱、そして命ある者への愛でしょう。

 パオのホームページには「すべての映画を通して描くテーマは、いのち、愛、共生(きょうせい)です。」と書かれています。

 その彼女が今回は「自閉症」をテーマにしました。きっと暖かい映画になっていることと思います。一人でも多くの方がこの映画を見られますように。私も必ず見に行こうと思います。早めに行って、またご報告をしますね。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (5) | トラックバック (0)

フォアグラ・ガーリックトースト・鮭・キムチ鍋

 イ・ヒアさんのピアノコンサートの日。この日の晩御飯は、先日買っておいたフランスパンのガーリックトーストと、フォアグラのソテーと決めていました。そのためにバルサミコ酢も買っておいたし。

 朝、今日はフォアグラを焼くからね、と夫にも伝えておきました。お昼には、またそごうのワイン・チーズフェスタに行って、ガーリックトーストの追加も買っておきました。トーストを朝食べていて、足りなくなっていたからです。それと、小さなチョコレートフォンジユの鍋とチョコも。もしできたら、冷蔵庫にあるいちごでチョコフォンジュをデザートに、なんて。

 帰ったらすぐに缶詰のコーンでスープを作って、後はサラダ。そんな風に考えていたのです。ワクワクと。

 そして、家に帰ってみたら。鮭が焼いて食卓に置いてありました。塩焼きです。あれ?今日はフォアグラを焼くんだけど、と言ったら、ウン。だから、冷凍庫から冷蔵庫に移しておいたよ、と言います。鮭の塩焼きとフォアグラ、変だなあと思って台所に立つとレンジに鍋がかかっています。開けてみると、何か変。夫が「君の作ったキムチでキムチ鍋だよ。」と言いました。

 ええっ?ともうびっくりです。フォアグラとフランスパンのガーリックトーストと、鮭の塩焼きと、キムチ鍋。もう、むちゃくちゃです。「あわん!!」と言いました。そしたら、合わんかねえ、です。

 合わんよう、どうしてフォアグラにキムチ鍋なん。それに、キムチ鍋だったら、御飯でしょう。鮭だって。フランスパンにキムチ鍋でも合わんじゃない。

 私は情けなくなりました。このセンスのなさ!!

 じゃ、フォアグラはやめましょう。御飯でキムチ鍋と鮭を食べようよ。と切り替えです。御飯は冷凍していたのをチンして。キムチ鍋はそれはそれで美味しかったです。

 あれこれ手伝ってくれるのはいいけれど。でも、こんな時には、本当に何もしないでいてくれた方がよほど助かります。せっかく、何年かに一度のフォアグラなのだから。ちゃんと美味しく食べたいです。

 その後、娘から電話がありました。「フランスパン、めちゃめちゃ美味しかった。これまで食べたガーリックトーストの中でも最高。サクッとして、中はモチッで。」という連絡です。どうやって食べたの?と聞くと、ミネストローネを作って。フォアグラは?一度に食べたらもったいないから、また今度。今日はフランスパンだけ。本当に豪華でありがとうということでした。娘のセンスはすごくまともだと思いました。

2010_05190002 上がフランスパンのガーリックトーストです。もう切れ目が入っていてそこにたっぷりのガーリックバターがはさんであります。オーブントースターで焼くだけです。これとハーブバターのもあったのですが、それはもう売り切れていました。下の二つはチーズやさんのピザです。フランスパンは340円。ピザは500円。それぞれに消費税がつきました。ちなみにフォアグラは、二切れで1200円ほどでした。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

イ・ヒア ピアノコンサート

 シリーズは、またにして。今日は昨夜の感動を。「イ・ヒア ピアノコンサート」に行きました。

 もう素晴らしかったです。久々に素敵な音楽を聴きました。両方が二本ずつの指でどうしてこんな演奏が出来るのかと思うような感動の演奏でした。それに、自分で話しながらの演奏ですが、そのお話しも良かったし。弾き語りの歌も良かったし。お母さんの講演も。単にどんなに苦労をしたかという話しではなく、とってもユーモアがありました。

 コンサート全体が明るく楽しい場となりました。超満員の会場全体がたっぷりと楽しい時間を過ごしました。

 彼女の話は「今日もこうして皆様の前で演奏できるように見守って下さる神様に感謝します」から始まりました。お母様も彼女もクリスチャンなのですね。お母様の話の中にも「彼女が生まれたときに、神様が彼女を愛していると言ってくださいました。」という言葉がありました。やっぱり、こう前向きになれる宗教っていいなあと思いました。

 お母様によれば、二本の指でそれもそれぞれの指に関節が一つしかなく、だからお箸やペンが持てないと。それを持てるようにして欲しいと病院に行ったときに、まず病院がしたのは、知能検査だったと。そして、ドクターは顔が暗かったと。知的にも問題があるということでした。彼女は数の計算が全くできないということでした。そして、指の力をつけるために始めたピアノ。その楽譜は算数そのものだったと。2分の1音符、4分の1音符と、数字がずらりと並んでいると。彼女はその計算が出来ません。

 でも、私は彼女の話を聞いて、決して知的障害があるとは思いませんでした。話しは的確で、会場を見渡すこと、その雰囲気を読むことができ、それに合わせて話しがとてもウィットに富んでいて、楽しい話でした。ピアノは努力の賜物でしようが、同時にすべてにおいて天才だと思いました。

2010_05190001 私は彼女のC.D.とDVDを買ってサインをしてもらいました。その時に「歌もとっても素晴らしかったです。ありがとうございました。」とちゃんとハングルで言って、握手をしてもらいました。

 お母様は、「彼女は歌も歌いたいと言うけれど、私は歌わないほうがいいと思います。」と笑わせ、彼女はまた「次はさっきオモニが言っていた歌になります。」とまた笑わせたのです。でも、本当にその歌も素晴らしかったのだから。歌が終わったとき、会場は大拍手でした。その感動を伝えたかったのです。

 会場では、多くの知ってる人に声をかけていただきました。中でも、途中まで私が診察をしていたもう予定日の妊婦さんがとても大きなおなかで来ていらっして会うことが出来ました。また、一月半前に赤ちゃんを産んだばかり、今養子縁組を手続き中の赤ちゃんに会いに行ったときに病院で偶然あった彼女も来ていて、声をかけてもらいました。それに、沢山の朝鮮学校の中学、高校生達も。高校の授業料無償化が朝鮮高校だけはずされて、その署名をそごうの前で呼びかけていた、その制服で来ていました。イ・ヒアさんは、制服がとてもかわいいですね。と語りの中で言っていました。

 久々に素晴らしいときを過ごすことができ、私もすべての皆様に感謝です。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

私が若かった頃。③彼が結婚をしようと思った事。

 その頃、ある夜、たしか「六花」という地下にある喫茶店で待ち合わせをしていました。流れ川の夜遅くまで開いている喫茶店です。遅い時間。彼は、同僚とお酒を飲んだ後でした。私と会って少ししてトイレに立ちました。

 ところがいつまで立ってもトイレから出て来ません。どうもおかしい。まさかトイレで寝ているのでは、と思ってトイレに行って見ました。トイレは男女別ではありませんでした。トイレに入ってみると、びっくりです。(ここから先、食事前の方は読まないで!!)

 私はその時の光景をまざまざと覚えています。入ってすぐのドアの右に手洗いがあります。何と、彼はその手洗いの中に嘔吐していたのです。当然、詰まってしまって水は流れません。吐くのはトイレの便器の中にすべきものを。手を洗うところでなんて!!

 彼は、そこに呆然と立ちすくんでいました。

 どうしよう!このままにしておくことは出来ません。トイレの中を見渡しても何もありません。仕方がありません。私は決心して、手洗いの中に手を入れ、たまっているのを手で救いました。そして、離れている便器の中に持って行って捨てました。それを何回も繰り返して。やっときれいになった時、水も流れて、手洗いの中がきれいになりました。便器の中も難なく流れました。やれやれです。

 とっさのことでしたが、その時に頭をぐるぐると巡ったのは、「さっきまで食べ物だった。その食べ物が体の中に入っただけ。胃に入ったものが出てきただけ。汚いものではないわ。」そう考えて手を突っ込んだのでした。

 後で人から聞いたのですが。彼はその時に私と結婚しようと思ったのだそうです。全然ロマンチックではありません。もっとムードがあって素敵な光景の中で結婚なんて考えるものではないかと思うのですが。ゲロで結婚だなんてねえ、てな物です。

2010_05160004 2010_05160003 今、そごうの9階で「ワインとチーズ展」が開かれています。16日日曜日、性教育の会議の後、友人達と食事。その後、この会場に行って見ました。沢山のワインやチーズ、試食もたっぷりです。丁度、ワインの講習会が開かれる、参加費無料という案内があったので、友人達と参加しまた。講師のまん前の一番前の真ん中に三人が陣取ってお話しを聞きました。講師はソムリエの清岡正芳さん。薀蓄があって楽しいお話です。白赤それぞれ二つずつ、計四種類のワインの試飲をしました。それぞれのワインの違い、熟成のたるの違い、確かに香りや味も違いもよく分かりましたし、美味しかったです。でも、一時間の講習の終わりには、顔が真っ赤になって酔っ払ってしまいました。ガーリックバターのフランスパンやチーズやフォアグラなどを買いました。ふらふらする足でそのまま黒ねこやまとに行ってクールで娘にも送りました。相変わらず貧乏な娘には大ご馳走になるでしょう。

 


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (5) | トラックバック (0)

私が若かった頃。②お風呂場に隠れていたら。

 河野と付き合っていて、大分仲良くなった頃、毎日のように会っていました。河野が当直の夜は会社に行き、遅くまで社でおしゃべりをしていました。会社の記者室の奥に当直室があり、そこで当直の人は寝泊りをしていました。

 その夜、当直室でおしゃべりをしていたら、社の人が会社に入って来ました。社は市の中心地に近く、皆さん仕事の後は、よくお酒を飲みに行っていらっしたようです。ひとしきりお酒を飲んで、そして直接家に帰らないで、会社に寄られたようです。

 別に悪いことをしているわけではないけれど、やはり当直室に女がいるのはまずいと思いました。河野もそう思ったようです。その畳の当直室には、お風呂場が続いてありました。河野は、「お風呂に隠れてて。」と言いました。私は、そっとお風呂場に行き、しゃがんで隠れていました。

 河野が会社の人としゃべっているのが聞こえます。そのうち、酔っ払ったその人は、何と「今から風呂に入る。」と言ったのです。私はびっくりして「どうしよう」と、硬くなりました。どきどきしながらじっとしていました。河野が「〇〇さん、そんなに酒飲んでお風呂に入ったら良くないですよ。もう、このまま帰った方がいいですよ。」と言っています。しばらくあれこれやり取りをした後、やがてその方は帰っていかれたようで静かになりました。

 本当に私は怖かったのです。もし、あのままその人がやはりお風呂に入ると入ってきたら。そして、私が隠れているのを見たら、一体どうなっていたのでしょう。そう考えただけでぞっとしました。それからはもう当直室に行くのはやめました。40年経った今でも、あの緊張した思いは忘れません。若い頃の他愛のない思い出です。

2010_05150018  私は記念切手を買うのが趣味です。今、上海万博の記念切手を売っています。万博にはナンの興味もありませんが、記念切手はキティーちゃんです。50円のと80円の、どちらもとてもかわいいです。使う気になりません。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

私が若かった頃。①犬のぬいぐるみを捨てられません。

 その昔、私がまだ若かった頃。私は医学部の学生で、河野は新人の新聞記者で付き合い始めてまだ間もない頃。

 その頃、白島に「みほ」という喫茶店がありました。そこでいつも待ち合わせをしては、だべっていました。私は牛田に住んでいて、河野は白島で、会社もその近くにありました。

 その日、私はお金を持っていませんでした。財布を忘れたのか、本当になかったのか、覚えていません。でも、そんなことはよくあること。貧乏学生でしたから。学費は親に出してもらってはいても、一切のお小遣いは自分でバイトをして出していましたから。私が河野と付き合うようになったのも、食べ物で釣られたような所もありました。

 その日。お金はなくっても、河野が出してくれるだろうと思ったこともありました。コーヒーを飲んで待っていましたが、なかなか遅いようです。そのうち、おなかがすいて、ハムエッグを頼みました。それを食べても、まだ河野は来ません。

 新聞社ですから、事件があればなにもかも放り出して駆けつけなければならない、そんな仕事のことは分かっていても。でも、電話の一本もかかりません。電話がかかったら、お金がないことも言えるのに。携帯電話なんてない頃の昔の話です。

 そして、とうとう11時の閉店の時間になってしまったのです。私は、食い逃げするしかなくなってしまいました。どうしよう。情けないし、すっぽかされて腹も立つし。泣きたい思いで、決心しまた。

 喫茶店のマスターに「ごめんなさい。私はお金を持っていません。」と頭を下げました。本当に恥ずかしくて、泣きそうでした。そしたら、おじさんが「いいよ、いいよ。また今度でいいよ。それより、帰るのにお金がいるじゃろう。貸してあげるから。これでタクシーに乗りなさい。」とお金を出されました。本当に行き着けのお店で良かった!です。これが知らないお店だったら、どうなっていたことでしょう。

 私は、そんなとんでもない、大丈夫ですと固くお断りをしてお店を出ました。とぼとぼと歩いていると、後ろから大きな声で「電話よー、電話がかかっとるよー」と喫茶店のおじさんの声です。引き返して電話に出ると、河野が「ごめん、今から行くから。」といいます。もう5分早ければ恥ずかしい思いをしなくてすんだのに、もう、遅すぎるのです。私は、「もういい。私は帰るから。来なくていい。」と電話を切りました。お金のことは何も言わないで。そして、半泣きで夜道を歩いて家に帰りました。

2010_05150015jpg その夜遅ーくに河野が家にやって来ました。細く開けたドアからぬっと出されたのが、このぬいぐるみです。1メートルもある大きな犬です。

 以来40年。この犬は家に居続けています。枕になったり、抱き枕になったり、上に座ってテレビを見たり。子どもが生まれると、子どもたちもこの上に乗っかって育ちました。

 ずいぶん古くなりましたが、いまだに私はこの犬を捨てられません。顔から火が出るほどのあの恥ずかしかった思いと共に、我が家に存在しています。

 ええ、次の日、私はお金を払いに「みほ」に行きましたよ。ついてきた彼は初めて事を知ってびっくりしていました。

 そんな私の青春の日々、今さらではありますが、エピソードをちょっと綴っておきたいと思います。

 


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | トラックバック (0)

赤ちゃん、タイ料理、アウトレットのケーキなど。

 一昨日の木曜日、養子に行く赤ちゃんをそのまま預かって下さっている医院に赤ちゃんに会いに言って来ました。ナースの方たちが、お家からおもちゃを持って来たり、時間がある限り抱っこしたりかわいがって育てて下さっています。

 赤ちゃんは、しっかりミルクを飲んで大きくなっています。もう新生児に着せる服が小さくなってきているので、服を買って行きました。赤ちゃんの服を買いに行くのは久々です。あれこれ選んで三枚買いました。

Photo  持っていったのを着せてみると丁度の大きさです。ふと見ると、胸にPARISやBonjourなどと書いてあってびっくりです。ひよこがかわいくて、字は何が書いてあるのか分からないままに買ったものなのですが、あまりの偶然に本当にびっくりしました。この子はパリに行きます。

 養子縁組の手続きは時間がかかります。国内の特別養子縁組は一年以上かかりますが、この場合は養父母に育ててもらいながら待てばいいのです。が、国際間の場合は、国外に出る手続きに時間がかかるので、そうも行きません。いつまでも産院においてもらうことも出来ないので、次の場を設定しなければなりません。昨日からそれで動いています。一人の赤ちゃんに幸せになってもらうのに、多くの方々の助けが必要です。

 丁度昨日、実母の少女が一ヶ月健診にやって来ました。産んだ後、泣いて泣いて、でも手放すことを決心した彼女です。今後、早く立ち直って、新たな生活をしっかり生きて欲しいと思います。そんな話を彼女ともしました。

 一昨日、友人と話があって会うことになりました。約束の場所は廿日市モーツアルト。全然知りませんでした。海に面して、工場に併設されているカフェです。隣はピンクのカルビーの工場。カルビーの工場が宇品からここに移っていることも知りませんでした。

2010_05150005 2010_05150006 大きなガラスから海が見えて、明るくきれいなカフェです。私はタイ料理を頼みました。タイ人の方が調理をしています。ミンチや目玉焼きを御飯にまぜていただきます。ココナツミルクたっぷりのトムヤムクンもとても美味しかったです。やみ付きになりそう。他にはピザやパスタ等と共に、そばなどの日本料理のランチもあります。

ここは、工場からのアウトレット、規格外のケーキやシュークリーム、クッキーなどが安く売られています。ちょっとクリームがへこんだとか、いちごが少し横を向いたとか、そんなケーキですので、全然かまいません。私は、アウトレットの果物の乗ったケーキも食べました。料理もケーキも美味しかった!!です。

 帰ろうとしたら、一人の方に声をかけられました。ここで働いている方です。5年前に帝王切開をした方でした。びっくり。向こうも、こんな遠くに私が現れて御飯を食べているのに、びっくりしたそうです。長く医者をしていると、あちこちで声をかけられます。うれしいことです。が、同時に、どこにでも人の目があることを意識しなければなりません。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

私もお参りをしてみました。

 陰暦の3月21日、普段は平日のことが多いのだそうだけれど、今年はゴールデンウィークの5月4日。この日、弘法大師の仏像を家々は飾るのだと。そして、その家は、赤い布を出しておくのだそうです。そしたら、そこに近所の方たちがお参りに来て、お賽銭、子どもは今は大方10円、大人は100円のことが多いのだそうですが、それを置くのだと。そしたら、「お参りして下さってありがとうございます。」と言って、お菓子などをお渡しするのだそうです。そのお菓子などをそれぞれのお家が150人分、300人分と用意をするのです。

 とりわけ子どもたちは、この日、大きな袋を持って、家から家へとお菓子をいただいて回るのだそうです。まるでハローウィンです。近所の人だけでなく、どなたが来てもありがたいことなのだそうで、知らない方も結構来るのだそうです。

 母は、この日のために自分用にはポテトフライの袋のお菓子とジュースを150人分用意したということだったのです。

 家は浄土真宗で、弘法大師の像など、あるのだろうかと不思議でした。夫もそう母に聞きました。そしたら、この日は宗派に関係なく、どこもそうするのだと。母は、まるでグリコのおまけのような、小さなかわいい弘法大師が修行している像を持っていました。

 夫は、そこで生まれ育ったのだけれど、そうして家を回ってお菓子をもらった覚えはないといいます。でも、おせったい用のお菓子、吹き寄せは大好きでよく食べていたのだそうで、だから昔からそのような風習はあったのてしょう。

 そして、その四日、母は早くから巻き寿司を作って、お店のおこぼ様にお供えをしました。私は義兄にたけのこ掘りにつれて行ってもらいました。その帰り、義兄の家の近くで、人がぞろぞろと集まっているところがありました。よく見ると、赤いのぼりが立ててあります。

 ああ、これだ!と思った私は車を止めて見ました。ここには、とてもりっぱな像が安置してありました。お寺ではないのですが、その像専用の建物が建てられています。

2010_05040029 「あのう、写真を取らせていただいてもよろしいでしょうか。」と尋ねると、「どうぞどうぞ、でも私の顔なんか撮るとカメラが壊れるかもしれんよ。」と座っているおじさんが言い、みんなでにぎやかに笑われました。

 写真の後、私も百円のお賽銭を入れますと、お菓子とジュースを下さいました。なんだか申し訳ないのでせめてもと、後ろに下がって般若心経を唱えました。

 母のお店に行くと、人が小さな像に気づかないで通り過ぎて行くと。お菓子とジュースが余ったからと、私たちに沢山下さいました。

 河野と結婚して35年になりますが、本当にこんな行事、初めて知りました。昔の私だったら、形骸化したお参りなんて、と反発したかもしれませんが、今はそれなりに自分も楽しんでみようかという気になります。それにしても、浄土真宗が多い土地柄で、他宗のこんな行事が脈々と続いているということが、不思議でもあります。

 


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「おこぼさま」「おせったい」

 この度のゴールデンウイーク、二日の当番医が済むとすぐに大分の河野の実家に帰る予定でいたとき、義母から夫に「帰らなくていい」と電話があったと聞きました。いつも「いつ帰るのか」と楽しみにした電話があるのに、今回は逆なのでびっくり。

 理由は「母が忙しい」ということだそう。

 母は昔から小さなお菓子屋さんをしています。86歳になる今も、ほとんど毎日お店を開けて、アイスクリームを買いに来る子どもたちや学生さんたちや、地域の人たちと会話をしています。中には、座り込んで、母の出すお茶とお菓子をいただいて長居をする人もいます。それが母の元気の源でもあります。頭は、全くぼけていません。計算もとてもシャンとしています。

 そのお店をしていることが母の元気の源だとも思います。

 今年は、そのお店に大量のお菓子の注文があったとの事。その用意が大変だから、御飯を作ったり出来ないというのです。

 夫は、「そんなことは言わないで。大変なのなら、早く行ってそれを手伝うから。」と言ったそうです。何でも、2000個のお菓子を仕入れて、皆さんに売らなければならないのだそうです。それも、いろいろと注文が異なるお菓子です。

 何なのでしょうね。どうして突然にそんなに沢山のお菓子を。

 夫の実家は、大分県の中でも特別に昔からの因習をそのまま引き継いでいる地域だと、結婚した後から知りました。ゴールデンウィークというと、子どもの日。この地域では、男の子が生まれた家は、初節句をします。それも、私が広島の地で知っているのとは、スケールが違います。地域の人たちを招いて、会席料理をご馳走します。それも、引き出物つき。父が健在の頃は、あっちのお家、こっちのお家と回っては、お酒を飲み、ときには血を吐くほどだったのです。女の子が生まれたときは初節句が三月三日になります。

 私たちの息子が生まれた後に知って、本当にびっくりしたものです。まず、お宮参り。それから初節句。そして一歳のお誕生日、と一年に三回も同じことをするのだと。それが地域の付き合いだと。

 まあ、風習の中で生きてきた人たちですから、無碍にすることも出来ず、でも、それが本当に嫌で若い頃は、悩んだものです。

 初節句でお菓子を注文されるにしては、二千個ってすごくない?といぶかりながらも、急ぎ車を飛ばして行ったものです。

 そして、ついて初めて知りました。「おせったい」なのだと。私がきょとんとしていたら、「おこぼさま」だと。そのためのお菓子の注文だったと。そして、我が家用にも150人分用意していると。さっぱり分かりません。

 よく聞いたら、「おこぼさま」は弘法大師のこと。その修行をされるのに、接待をするのだと。いつも陰暦の3月21日がその日に当たるが、今年はそれがちょうどゴールデンウィークの5月4日なのだそうです。(この話し、続きます)

2010_05040018  そのおせったい用のお菓子、「ふきよせ」です。私は食べたことがありませんでした。この地域だけのお菓子なのでしょうか。他に「めがね菓子」と言うのも、おせったい用にあるのだそうです。丸くめがねみたいなクッキーのようなお菓子なのだそうですが、やはり私は食べたことがありません。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (4) | トラックバック (0)

イ・ヒア ピアノコンサート

 5月18日(火)19時から韓国のイ・ヒアさんのピアノコンサートが開かれます。私は韓国語の李先生からそのチケットを分けて頂きました。

Img117 日本でも24時間テレビなどに出演しているので知ってる方も多いかと思います。でも、私は知らなくって。ただ、普通のピアノコンサートと思っていたのです。でも、何気なくチラシを見ていて、うん?と目がテンになりました。チラシがクリックすると大きくなりますので、ぜひ見てみてください。

 チラシの裏から。「1985年7月ソウル生まれ。先天性の障害により、両腕の指が二本ずつしかなく、膝下の足がない。指の力を鍛えるため、5歳よりピアノを始める。7歳で学生音楽コンクールにおいて、最優秀賞を受賞。一日十時間に及ぶ練習は、彼女には過酷な戦いであった。」

 さらにネットでいろいろと検索をし、動画を見て聞いて、本当に驚きました。彼女には知的障害もあるらしい。ピアノのペダルはどうするのだろうと思ったけれど、これは膝で踏むようにピアノに工夫をするようです。演奏はすごいものです。二本ずつ、計四本の指でどうしてこんな演奏が出来るのでしょう。

 うーん、これはすごい。何としてもコンサートに行かなくてはと思いました。コンサートでは、お母さんのトークコーナーもあるようです。ここまで来るのに、本人もお母さんもどんなに大変な努力をされたのかと思いました。

 ただね、私自身、障がい者・児に出会うことが多い昨今、普通に地道に日常生活を送っている方たちの努力も見ています。

 単に障害がいを持っている人の演奏を、ものめずらしく見るように行くのではなく、美しい音楽を聴きに行こう、そう思っています。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東方神起、T.O.P。たけのこを重曹で茹でる。

そうそう、釜山で残念だったことのもう一つ。それは、街から東方神起がすっかり消えていたこと。昨年10月には免税店の大きな写真の前で一緒に写真を撮ったりしたのに。どこにも東方神起がいません。代わりに、BIGBANGです。あの、アイリスのT.O.Pを中心として、街中はあっちにもこっちにもBIGBANGの写真です。それはそれでカッコいいのてすが。でも、さびしい!東方神起の復活はもうないのでしょうか。

 T.P.Oですが。あの人気者の歌手がドラマであのような殺し屋になるという、ちょっと日本では考えられないようなキャスティング、面白いですねえ。だって日本でスマップの誰かが、あんな冷たーい雰囲気の殺し屋になるなんて考えられないでしょう。今も、彼がある女の子を殺したシーンが(ずっと先の話なので詳しくは話しませんが)目に焼きついていて、ぞっとするのです。カッコいいけれど、こわいのです。

以上で釜山についてはおしまいです。

 その前、大分でたけのこ掘りに行って。二本しか掘れなかったのですが。すぐそばでおじさんが掘ったたけのこを売っていました。その日に掘ったばかりの三本で500円。それをどさっと買って帰りました。クリニックのスタッフへのお土産です。南端のたけのこと言って、とても甘くて美味しいと定評があるのだそうです。

 米ぬかがありませんので、薬局で重曹を買ってきて、みんなに分けました。たけのこの重曹での茹で方です。昨年も重曹で茹でて、とてもよかったのですが、自己流だったので、さらに福岡の兄に教えてもらいました。重曹は薬局で売っています。胸焼け用でとても安いものです。

1.たけのこ二本で重曹はカレーを食べるスプーンで一杯くらい。

2.皮は先を斜めに切って、さらにたてに切れ目を入れる。

3.茹でて、湯が茶色になると終了。なかなか茶色にならなければ、もう一度重曹を足して茹がく。

4.重曹の場合はゆでたら、茹で汁につけておかないで、すぐにあげて、皮をむいて水につける。すぐに調理可能です。

ぬかで茹がくよりもとても簡単です。

 さて、私も茹でて、一気に料理しようとクリニックから帰ったら、もうたけのこが裸になって半分に切って水に漬かっています。「あれえ?もう湯でたの?」と聞くと、いや、まだだよ。今から、と夫が言います。ええっ?皮、むいているじゃん。どうして?と聞くと、彼もどうして?とキョトンとしています。「ええっ?たけのこは皮ごと茹でるんよ。」と言うと、彼はびっくりしています。

 まあ情けない。毎年毎年、私がせっせと茹でているのを一体何を見てたのでしょうと情けなくなりました。今さらどうしようもないので、皮をむいたままのを茹でました。裸のたけのこでも水があくで茶色くなります。

2010_05100013  でも、皮に含まれている風味がないので、気が抜けたようなたけのこになりました。本当にがっかりです。鳥肉と一緒に炊きました。醤油と砂糖とみりんと水で炊いて、後でたっぷりのかつお節をまぶしました。それなりに美味しかったのですが。風味不足はどうしようもありませんでした。これに木の芽かさや豆の緑があるといいのですが、冷蔵庫にはなかったので、このままです。ちなみに、スタッフは言ったとおりにもちろん皮ごと茹でてとても美味しかったそうです。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (6) | トラックバック (0)

釜山で残念だったことと買ったもの。

 5月6日の釜山の雨の写真の正面に写っている、三つの背の高いピルの左の屋上には、緑の十字と共に「釜山メディカルセンター」と書いてあります。そのビルも、隣も隣もそれから背の低い建物も、全部開業医が入っているようです。ちょうど釜山ロッテホテルの私の部屋から正面に見えました。

 そこの11階にウンベク医師の漢方クリニックと書いてありました。ああ、ここだ。ここにあった、行ってみようよと夫に言いました。

 ウンベク先生には、昨年9月にお会いしています。車椅子ダンスの付き添いで行ったときに、韓日親善協会の李先生がされている、釜山の韓国人と日本人の友好の会を開いてくださいました。その会に私も招かれて行ってお話しをさせて頂きました。釜山の領事館の人たちや日本語学校の方、大学の先生や警察官、商社マン、それにドクター達、お若い人もいろいろな職種の方たちでした。その中にいらっしていたのがウンベク先生です。

 韓国では、漢方医は西洋医以上に信頼されていますし、大学に入るのも難しいそうです。先生は、いろいろな漢方治療をなさっているのですが、中でも、女性のダイエットやアンチエジング、それに何と言っても、特に男性の薄毛の悩みも治療できるとおっしゃいました。夫を連れてきたら、治療して下さいますか?とたずねたら、治療します、と。効果があります。といわれたのです。

 自分がはげる何て、思いもしなかったと嘆く夫を連れて行きたいと密かに思っていたのです。さあ、行きましょうといったら、夫が渋ります。今回だけ、単発で治療しても仕様がないといいます。しようがないかどうか行ってみないと分からないじゃない、行くだけ行ってみようよ、というのですが、どうにも動きません。

 私はこの際、見学もしてみたかったのですが。それから、そのビルの右の右のビルの何階かには、美容整形が入っているようです。電気の宣伝が流れています。それにボトックスというにもありました。例の、ボツリヌス菌を皮膚に注射して、しわを取るというか、寄らないようにする方法です。「私は、それに行ってみたい。あなたは頭の治療をして、私はしわ取りの治療をするのはどう?行ってみたい。」と何度も言ったのですが、どうにも夫が動きませんでした。ああ、残念。

 それから、初日の夕方、まだ焼肉を食べる前のことです。ロッテホテルには、常設の劇場があります。そこで「JAMP!」をやっています。前回も行きたかったのてすが、スケジュールが無理でした。それに行こう!と、説得しました。劇と言っても、ストーリーは結構単純で、それよりも体を使って、アクロバットの連続のような、とても感動的な劇だと聞いていました。以前、ソウルで「ナンタ」を見たことがあります。言葉は通じなくとも、とても面白かったのです。

 6時の開演に間にあうように行ったら、何と、5時からやっていました。次は8時からだと。平日は6時なのですが、5月の5日は韓国も子どもの日の祝日で、特別の二回公演だったのです。ああ、残念。8時には、出かけているので間に会いそうもなく、結局見ることが出来ませんでした。

 短い時間ですし、観光はもう以前色々と行っていたので、特にここにという予定もなく行ったのですが。結局行ったのは、ホテルの近くの街と、国際市場とデパートの地下と、大きなスーパーe-martと免税店などです。

 しかし、本当に夫と行くと、面白くないです。姉と一緒のほうがはるかに活動的に動けます。免税店でも、私について歩いて、もういいだろう、とばかり言います。うるさくてたまりません。ついに、「一人で部屋に帰っておいて、私一人で歩くから。」と言いました。でも、なんか、韓国で主婦の失踪事件があって「一人にしておくとあぶない」と言います。

 カジノにもちょこっと行ったのですが、これも夫がぴったりそばにいて、もうこれでいいだろう、もう帰ろうとばかり言います。私は勝つつもりでいるのに、もう、お金がもったいないとばかり言って、結局負けているところで帰ったので、損をしました。

 夫は、のんびりすればいいと言いますが、のんびりするために釜山まで来るなんて、勿体ないことです。私は、せっかく来たのだから、目一杯動きたかったのですが。

 まあ、それでも韓国のエネルギーにいっぱい触れましたし、いろいろと食べたし、楽しく過ごすことが出来ました。

2010_05090013 釜山で買ったものです。e-martでノート、表紙にハングルの文字がおしゃれに書いてあります。もうすぐ韓国語のノートが一杯になるので、次用です。それにコチジャンのチューブ。薬局には二件行きました。漢方の湿布を沢山買いました。あと、免税店でBBクリームやお土産用にハンドクリーム、セブンイレブンでハッカ飴、露店で靴下を沢山。これ以外にも、お土産用に韓国の人形がついたボールペンや唐辛子のチョコレート、ガムなども買いました。安い物ばかりです。今回は監視の目があったので、免税店で買いたいと思ったビトンのショルダーバッグやバーバリーの春のコートなどは結局パスしました。また、いつかにします。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (6) | トラックバック (0)

釜山での食事、オコゲのおかゆの作り方です。

 けさ目が覚めたら、おなかの痛みはほとんどなく、治った感じがしました。診療はとても忙しくて、午前中の診療が終わったのが三時過ぎていましたが、それでも、全く空腹感はなくって、やはりまだ本調子ではない様です。おそるおそるにゅうめんを食べましたが、たまにきゅっと痛くなるくらいで済みました。もう大丈夫でしょう。私のおなかはたくましいものだわ、と思います。

 さて、数少ない釜山での食事。二日めの朝は、前夜市場の屋台で買ったさつま芋のお菓子で済ませました。焼き菓子で中にお芋の餡が入ったいました。それと部屋にあるコーヒーです。

 そしてお昼。ホテルの近くに壁に大きく「身土不二」と書いてある食堂がありました。前に行った時から気になっていたところです。そこに恐る恐る入ってみました。ほとんど日本語が通じる人はいません。広いお店に客は一組のみ。でも、私たちの後、ゾクゾクと人が入ってきて、みるみる一杯になりました。ほぼすべてが近くで働く人たち。どうやら、近所で人気のあるお店の様です。

 メニューには日本語が小さくついていました。夫は太刀魚の焼き魚定食。私はケジャン、かにのしょうゆ漬けの定食を頼みました。例によって、またまた机の上に一杯の食べ物が並びます。真ん中には味噌チゲが火にかけられ、ぐつぐつと言い始めました。

2010_05060014 やかんも運ばれていました。夫がお茶の入った湯のみにやかんからお茶を注いだと思ったら、あっと言います。お茶じゃない、と。何かと蓋をとって覗いたら、なんだかだし汁のようです。でも、どうするのか分かりません。

 これは何?どうするのですかと聞いたら、石焼の御飯、それは御飯と小豆ともっと大きい煮豆にするマメと一緒に炊いた御飯なのですが、を右にある器に入れてからやかんの湯をいれて食べろと身振りで教えてくれました。

 ああ、そうなんだ、お茶漬けみたいにして食べるんだ、とそうしていたら、別の店員さんが立ち止まって困った顔で見ています。これ?こうして食べるのでしょう?と言ったら、首を振ります。そして、いきなり夫の手のスプーンを取って、夫の御飯を器に移します。石焼の中のほとんどの御飯を器に移した後、石釜の方にだし汁を入れました。そして、店員さんは「オコゲ、オコゲ」と言いました。また器に蓋をして、しばらくすると、石釜にこびりついていたおこげも全部ふやふやになって、立派にオコゲのおかゆになっていました。焼き塩をいれて食べたら、それはもう、香ばしくて、とっても美味しかったです。私は何回も10回以上韓国に行っていますが、こんなオコゲのおかゆを食べたのははじめてです。

 ケジャンもトロリして美味しいし、チゲも、何のだしなのでしょうか、香ばしいし。大満足の食事でした。最後には、シッケ、米の入った甘酒が出ました。私のが15000ウォン、夫のが25000ウォン、二人合わせて40000ウォン、3700円くらいでした。韓国では、太刀魚は高級魚で高い様です。私にしてみれば、渡り蟹の方が高いように思うのですが。

 明日ももう一度、釜山のことを書きますね。

 


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

釜山でなぜ焼肉になったのかのお話し。

 無事一泊二日の釜山の旅を終えて、昨夜福岡から車で一目散。広島に帰って参りました。今日は、連休明けの診療の一日。元気に終了と行きたいところですが。

 今朝、おなかが痛くて目が覚めました。痛いだけでなく、なんとも気分が悪い、何だろうと思ったら、その正体は吐き気でした。うーん、うーんと七転八倒。まあ、釜山で食べまくった、そのバチが当たったのでしょうね。

 で、いつもは朝起きてブログを書いていたのが、今日ばかりは出来ませんでした。一日中、痛むおなかを抱えて、診療のつらかったこと。何回トイレに通ったことでしょう。丈夫な事この上ない私の体ですが、今回ばっかりは参った!です。今日は朝はお茶だけ。昼はバナナ一本とポカリスエット半分。夜はおかゆと梅干しです。このきゅーっと来るおなかの痛みはホント、どうしてなのでしょう。私はきっと食べすぎだと思っています。

 ということで。釜山で焼肉を食べなければならなくなったお話しです。昨年釜山に行ったときに伝統茶を飲ませてくれるお店で、乾燥ナツメのスライスしたお菓子を買って帰りました。ポリポリと食べるとても美味しいお菓子です。今回是非それを買って帰りたいと思いました。そのお菓子は、他のどんなに大きなスーパーマーケットでも、百貨店でもありません。そのお店でないとないのです。そこに行くのに、そのお店の前にあった焼肉屋さんのパンフレット、地図付きのを持っていました。その焼肉屋さんを目安に行けばいいと思って。

 ホテルからタクシーに乗る前にボーイさんにこの地図で運転手さんは分かるだろうか、と相談したのです。そしたら、ボーイさんはタクシーの運転手さんにそのパンフレットを渡し、そこに電話をして尋ねろ、というのです。まずい、と止める間もなく、運転手さんは焼き肉やさんに電話をして、行き方を尋ねていました。

 私は、一生懸命運転手さんに話しました。私が行きたいのは、そこではなく、別のお店なのだと。だから、そのお店が見えるところに来たら、車を止めて欲しいと。今から考えたら、行きたいのは、そのお店の向かい側、韓国語では「アッペ」と言います。そこのお店「カゲ」に行きたいと言えば良かった、と。でも、本当に私の貧しい語学力ではとっさには出ません。

 でも、何とか運転手さんにはわかってもらえたと思ったのです。

 で、見覚えのあるお店が見えたとき。ここでいいです、ここで止めてと言いました。だって、焼肉屋さんの前に女性が立っているのが見えたのです。きっと迎えに出ているのでしよう。そして、そこでタクシーを降りて、まずいまずいといいながら、反対方向に歩いていきました。そしたら、その女性が走って追いかけてきたのです。そっちじゃない、こっちですよ、と。そこで観念しました。チャガルチ市場のお魚を諦めて、焼肉に変更です。

2010_05060007 焼肉はそれはおいしかったです。例によってテーブルいっぱいの沢山のおかず。この後まだ御飯にキムチ三つ、味噌チゲ、梨などが出ました。渡り蟹のコチジャン付け、ケジャンもおかずとして出ましたよ。

 ここで焼肉を食べている間に、結局その伝統茶のお店は閉まってしまいました。なので、ナツメのお菓子は買えませんでした。本当に何のことやら、です。

 明日は、ホテルの近くの食堂での昼ごはんのことを書きますね。こんなに唐辛子を一気に沢山食べたので、おなかがびっくりしたのかも知れません。

 それにしても、ああ、もう、おなかが痛い!!のです。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (6) | トラックバック (0)

釜山にいます。雨です。

2010_05060010  釜山にいます。雨が降っています。写真はホテルの窓からです。釜山市内が雨で霞んでいます。

 福岡から高速艇ビートルで三時間、あっという間に釜山に来ました。特に何の用があるわけでもありません。昨年二回来た釜山がとっても楽しかったので、また来たくなりました。とっいっても一泊二日。ほんの少しの滞在です。

 今回は、旅行社には一切お願いをせず、全部自分でやってみました。インターネットで高速艇の予約、安いのを見つけました。往復で一人15000円です。ロッテホテルもネットで安く取れました。それから、お風呂、あかすりなどのお店もホテルへの送り迎えつきで、予約をしておきました。

 言葉も通訳、ガイドさんなしで腕試しです。今のところ何とかなっていますが。特にお風呂は、サウナ、よもぎ蒸し、あかすり、顔のパック、シャンプー、足マッサージなどとても丁寧にやってもらって気持ち良かったです。マッサージ室では夫と一緒になりました。彼も気持ちよかったのでしょう。マッサージをしてもらいながら大いびきです。

2010_05060005 ついてすぐにおなかぺこぺこで、おわびのおかゆを食べました。昨年美味しかったホテルのそばの食堂です。とても美味しいのですが、昨年より値上がりしていて10000ウォン、約900円です。

 夜はチャガルチ市場でお魚を食べようとしたのですが・・・。ちょっとした手違いで焼肉を食べる羽目になってしまいました。美味しい焼肉なのでよかったのですが。夕飯は一回しか食べられないので、ちょっと残念です。

 代わりに今日の昼は海鮮にしようと話しています。雨なので、近くでショッピングで過ごすことにします。手違いのことなど、また、お話ししますね。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (6) | トラックバック (0)

やはり今年は気候が変です。

2010_05040016 2010_05040017  ゴールデンウィークに別府の我が家に帰ったときには、いつもなら庭のみかん、スイーティとレモンの花が満開です。でも、今年はスィーティーもレモンもつぼみのままです。

 それに、さくらんぼ、実は沢山ついていますが、これもまだ熟れていません。

2010_05040032 名前も分からないような鳥が沢山来ます。ちょっと実をつついて、まだだめだと思うのか、次々と次の実に移って行きます。実はボロボロです。いつもなら、この時期、沢山の実を収穫して帰るのですが、今年は諦めました。

 昨日、義兄にたけのこ掘りに連れて行ってもらいました。義母の実家の山です。いつも沢山のたけのこが収穫できるのに、今年はほとんどいのししに食べられてダメなのだそうです。一本でも二本でも取れればということで行ったのですが。本当に猪が食べています。

2010_05040022 とても深く穴を掘って、上手に皮をむいて実だけを食べています。あちこちに食べ散らかした皮が残っています。私たちの収穫は二本のみ。

 今年はやはり気候がおかしい。寒さが続いて、猪も食べるものが不足して、ここらあたりまで降りてくるのだろうとの兄の分析です。

 でも、山の中を歩いて、グリーンの酸素をいっぱい吸ってすっかり気分良くなりました。

2010_05040024 昨日夕方大分を出発して、今福岡です。今から船に乗ります。また、ご報告をしますね。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

お墓参りと帽子作りです。 

 昨日は、まず義姉の家に行ってお土産を渡し、其れから実家、本家にご挨拶、そしてお墓参りです。河野の実家のお墓はこの山を上がって行ったところにあります。山道を行くと、ものすごくでかい杉の木があります。その杉に守られるようにお墓があります。

2010_050400042010_05040006 杉の根っこからは、三本の幹がまっすぐに上に向かっています。一体、樹齢何年なのか、横に出ていた太い枝を切り落とされていて、そこにむき出しになっている年輪を数えようとしたのですが、半分も行かないうちにギブアップです。おそらく 千年近く経っているでしよう。

2010_05040012 2010_05040010 杉の反対側には古いお墓がそのままにあります。昔は土葬だった由、昔から人が杉の木の下で眠っているのです。そのお墓にも向かって、手を合わせました。

 昨日の夜は、母を迎えに行って我が家に来てもらいました。お肉を炒めたり、アサリの味噌汁を作ったりで、食事をしてもらい、御風呂に入ってもらいました。母にとっては、息子である夫と、近所の人たちのことをお話するのが何より楽しいことなのだと思います。

 二人の会話をききながら、私は編み物です。一旦始めると寝るのも惜しんでせっせと編みました。

2010_05040020 夏の帽子が出来上がりました。糸はエコアンダリアで、麦わらのように硬いので指が痛くなって困りました。模様がありますが、細編みと鎖だけで編んでいます。本当は全体が白の帽子に紺のベルトとリボンをつけるつもりだったのですが、白の糸を間違えて違う色のを持ってきてしまって。結局こうなりました。本当に自分はおっちょこちょいなのか、ボケなのか、情けなくなります。

 これができあがったので、後は本を読みます。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

大分、別府の我が家です。

 昨日の当番医、休日救急当番医としては40人もの患者さんで一日中忙しくしました。幸い、大きな病院に転送しなければならないほどの重症の方がいなかったので、たんたんと終えることが出来ました。

 さて、私のゴールデンウィークがはじまりました。当番医を終えるとすぐに出発、ずっと車を走らせて、大分・別府の我が家に来ました。夜だったためなのか、全く渋滞はなく、スムーズに来ることができました。

2010_05020001 休憩は一箇所だけ。美東のサービスエリア。ここで休憩件食事です。美祢牛彩丼定食です。たっぷりの牛肉と地の野菜が美味しかったです。ちょうど二割引きということで一人1200円で食べることが出来ました。

 後はひたすら運転ですが、九州の道路は、西側は高速が完全に整備されているのに、東側はさっぱりです。そういえば、新幹線も西ですね。余り好きな人ではないけれど、宮崎の知事が懸命に言っているのは、納得できるものがあります。

 1000円と言っても、途中まで。後は高速というか、自動車専用道が途切れとぎれですので、小刻みにお金がかかります。

 一人で運転し続けて、家に帰るとやはりくたびれていました。連休にそなえて、編み物を再開するための準備、それに紀伊国屋で読みたいと思っていた本をあれこれ買ってきたのですが、本を3ページ読んだところで眠っていました。

 今から、河野の実家に行きます。一人暮らしの義母です。短い時間、少しでも親孝行をと思っているのですが・・・。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (1) | トラックバック (0)

「私と性教育」(26)最終回・全国大会の新聞の発行など。

 全国大会での課題は、会場の設定や沢山の人々の宿泊、希望の研修の仕分けなどと共に、問題は毎日沢山作らなければならない日報の作成です。ミニコミの小さな新聞みたいなもの。それをどんどんと発行します。

 はじめにはまず「ようこそ広島へ」という歓迎の新聞を作る、これはあらかじめ作っておけばよろしいのですが、舟入高校の演劇がすめば、即その写真と共に内容、感想などを載せたものを発行します。

 実行委員会の広い部屋の隅に新聞発行の場を作りました。高速の印刷機を二台レンタルで設置しました。事務局の専従に来ていただいていたTさんの息子さん、東京の大学生ですが、夏休み中で、助っ人としてきてくれました。彼は、まだそれほど普及していなかったデジカメを駆使し、記事の割付などの編集を一手に引き受けてくれて、大助かりでした。日報の発行の担当になったものはみんなパソコンを駆使できる人たちでした。

 問題は、記事です。一つ一つの模擬授業や分科会は優しいことなのですが、記念講演やトーク&トーク(シンポジウム)の内容のまとめが問題でした。だれかが、じっと話しを聞いて、其の内容をまとめなければなりません。その役は、私の連れ合いの河野にしてもらいました。永年の新聞記者の経験はさすがだと思いました。あの分かりにくい記念講演を見事にまとめた文章になっていました。

 新聞は、三日間で計50部。それぞれ二千枚ずつ、総計10万枚発行され皆さんに持って帰っていただきました。

 ところで、プリンスホテル。このような大人数の長い研修会を引き受けて下さり、大変でした。何度も何度もホテルとの打ち合わせを行いましたが、それは見事な機動力でした。それも、1700人もの人たちでぎっしり満員の会場を、それから二時間後には、食事会場に大転換しなければなりません。食事は大人数のバイキング。それが済むと、即、翌日のための研修会場に。仕切りをしていくつかの会場にし、椅子を並べたり。

 また、朝ごはんはレストラン総動員で何とかなっても、これまた大変な数のお昼のお弁当。これは、駅弁でも頼もうかとおもっ他のですが、ちゃんとしますということで、ホテルにお任せしました。素敵なメニューでちゃんと人数分作ってくださいました。聞くところでは、客室の一部屋をガンガンに冷房を効かせ、部屋ごと冷蔵庫にして対応したということでした。ひたすら感謝感謝でした。

 海の見えるロケーションも素晴らしく、参加者の中にはすっかりファンになって、今度は家族連れでここに止まったということも何人かに聞きました。

 今でも話せば尽きることのない様々なエピソードでいっぱいの三日間でしたが、結果的には本当に大成功でした。

 実は、このとき、河野と一緒にプリンスホテルに泊り込んで現地実行委員長としてあれこれ忙しくしたのですが。その後、なんと私が市長と一緒に泊まったなどと、とんでもない悪質な文章が捏造され、市内にまかれました。まあ、本当にびっくり仰天でしたが、これは許せないことで、それが名誉毀損で告訴、実行犯たちの逮捕、起訴、有罪判決、首謀者の実刑へとつながっていきます。

 性教育については、まだまだお話ししなければならないことが沢山あります。特に、別の名誉毀損の裁判のことなどもちゃんとお話ししなければ、と思っています。が、一応これでシリーズは中断とし、そのうちにまた再開したいと思います。私のコレまでの戦いの一部をお話しさせて頂いたかと思います。長い間ありがとうございました。

2010_05010003 ゴールデンウイークですね。私は今日は一日中当番医です。昨日仕事から帰り道、フラワーフェスティバルの花の塔が出来上がっていました。今年は鳩なのですね。フラワー大好きですが、今年はその間広島脱出です。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

「私と性教育」(25)性教協全国大会大成功。

 2002年第21回全国夏期セミナー・性教協全国大会は8月8日から三日間、プリンスホテルを借り切って行いました。

 瀬戸内海に面した、抜群のロケーション、宿泊やすべての講座が一つの場所で出来るという、大変恵まれた環境の中で、広島サークルのメンバーが全力で取り組みました。会場の借り代も宿泊費も出来るだけ安くして頂くために、旅行社は入れないで、自力ですることとしました。特に大変だったのは、宿泊の方の組み合わせです。プリンスホテルはほとんどがツイン、ダブルなどの部屋でシングルはほんの少しだけ。中にはファミリータイプの四人部屋もあります。

 複数で、相部屋希望で申し込んで下さる方はいいのですが、単独で申し込まれた方の部屋わり、組み合わせを作るのが、本当に大変でした。出来るだけ同じ県の方同士で、または近くの県で、もちろん性別もありますし。まるでカルタ取りのようにして組み合わせを作りましたが、男女一組ずつ、北海道と九州という組み合わせが出来てしまいました。でも、それも結果的には喜ばれたと思います。

 参加者は1700人という、本当に大盛況、大成功で終えることが出来ました。

 全体会のアトラクションは、舟入高校演劇部の創作劇「サン(太陽)」大国の核実験により、何の罪もない人々の命が奪われ、故郷を追われていく・・・という高校生たちが自らの感性で作り上げた創作劇。

 記念講演は映画監督の大林宣彦さん。「明日へのメッセージー愛、性そして教育へ」。

 トーク&トークは広島の牧師「私たちの性と生を語る会・広島」代表の大月純子さん、保健師で「神様がくれたHIV」の著者の北山翔子さん、作家「ある性転換者の幸福論」などの著者、トランスセクシャルの立場から当時戸籍訂正申し立てをしていた虎井まさ衛さん・司会は立教大学の浅井春夫先生。

 2日めは、午前中3時間17の模擬授業と4つのティーチイン。午後も3時間2つのビギナー講座と8つの分科会。参加者は午前午後一つずつの参加をして頂きます。その希望の調整がまた大変。プリンスホテルのすべての部屋、レストランの個室やチャペルまで総動員して教室を作りました。

 3日目は、理論講座。私の「十大の受診者から 性教育への提言」と村瀬幸浩先生の「性の自己決定力を育てるとは」の二つの講座。

 などなど参加者の方たちには、しっかり学習して頂くことが出来たと思います。その裏話など、まだ続きます。

2010_04300005 はい、世の中はゴールデンウィーク突入だそうで。テレビでニュースがにぎやかです。私は冴えない話。今日の土曜日は夜まで仕事。明日の2日、日曜日はなんと当番医です。昨年も真ん中の5月5日が当番医。今年もまたゴールデンウイークに当たってしまっています。毎年こんなのでは不公平だ、と思っても、変わって下さる人なんていやしません。

 昨日のランチです。行き着けの「酒呑童子」の日替わりです。メインは海老のかき揚げと酢豚。美味です。これで700円は安いし。いろいろと浮気をしても、やっぱりここが一番と思います。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »