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「私と性教育」⑩NHK特集「少女達の産婦人科診察室」

 皆様のおかげで、1111111アクセス達成しました。ありがとうございました。ひとえに私のつたない文を読んでくださる皆様方のおかげです。これからも、ボツボツと続けてまいります。どうぞよろしくお願いします。

 ところで、1111111番目のアクセスをして下さった方、どうぞ、コメントにご連絡を下さいませ。まだ連絡がないということは、1000000番目と同じように、気づかれなかったのかも知れませんね。ちょっとがっかりしています。もし、躊躇していらっしゃるのでしたら、遠慮は要りませんし、こうのみよこがそれだけ喜びます。プレゼントを用意しています。どうぞ、遠慮なくご連絡くださいませ。

 さて、シリーズです。

 産婦人科の診察室や病棟にテレビカメラが入るということは、とても難しいことです。どうしたらいいのか、NHKの方たちと共に考えました。患者さんの姿は絶対に写して欲しくありませんし、モザイクを入れるというのも困ります。第一、患者さんにカメラを向けるということ自体が問題なのです。いろいろと考えた末に、カメラを固定しておいていただく。出来るだけ目立たないように、箱に中に入れて。そこからレンズだけ、私たちドクターに向いています。

 そして、患者さんには、そこからカメラで撮影をしていること。しかし、患者さんは一切写らない、私たちだけしか写っていないこと。声も私たちの声のみで、患者さんのはすべて消しますから、と事前にすべての方に説明をし、了解を得ました。実際撮影してみると、私たちの声と表情だけで、すべての事態が浮かび上がります。説明も何もいりません。それだけで十分でした。医師は三人の時です。それぞれの診察が撮影されました。

 もう一つ、その撮影と同時に、私たちの診察室に来られた患者さんの内、年齢が10代だった人が1000人になっていました。その統計を取る作業もしました。それは、「初診時10代の患者さん1000人の統計」として、思春期学会で発表をすることにしました。診察室と、その統計と、それから私の講演と。講演は、ちょうどその期間に予定が入っていた京都と千葉の高校で、それから広島の小学校で保護者にしたのが撮影されました。それらを取り入れた、それなりに重いルポになりました。

 何しろ全国放送、それも日曜のゴールデンタイムの「NHK特集」です。あらかじめ各新聞のテレビ蘭で紹介もされていましたし、放映されると大評判になりました。新聞の投書欄には、この番組を見た人たちの投書が延々と続きました。

 それは、私があらかじめ心配したとおりのことだったのです。「今時の若い女がふしだらな」というありがちな批判が圧倒的でした。男性に対しての批判はなく、女性ばかりか責められる、その構図そのものだったのです。

2010_04080035 植物公園では、ゼラニウム展をしていました。これまで私はもっぱら赤のゼラニウムばかり見ていたのですが、ずいぶんいろいろな種類があるものです。本当にきれいでした。 

 


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

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コメント

河野先生こんばんは!
前回のワクチン接種の時、娘に素敵なプレゼントをどうもありがとうございました。尊敬する大好きな先生からで大感激でした!直筆書籍に続き我が家の家宝にします。
今回のアクセスなんと『1111112』でした。あ"ーーー惜しい・・・残念ですぅ!!また今度狙います(笑)
前シリーズ涙ながらに読ませていただきました。とても重たい命についてのテーマでも人それぞれいろんな考えがあるものだとちょっとびっくりもしました。
普通は医師なら医学(治療)の事だけで良いのかも知れないけど、河野先生は本当に患者の気持ちになって一緒に考えてくださるので私も何度救われたことか・・・。先生に『大丈夫』と言ってもらえてどんなに心強かったか・・・。アドバイスも嬉しかったです。こんなに親身になってくださる先生は居ないと思います。娘と共に先生の患者でいられる事を誇りに思います。

投稿: 親子でファン | 2010年4月14日 (水) 01時46分

初めまして。別のブログからこちらを知りました。
毎日読んでいたので、1111111は狙っていたのですが残念1111113でした。(笑)
河野先生のこのブログは内容が重い(重要と言う意味)と思うのですが、アクセス数が凄いですね。
本当にびっくりです!
わたしの娘は医者になるためにアメリカの大学で学んでいます。
娘にもこちらのブログを紹介しなくっちゃと思っています。

投稿: kanaha | 2010年4月14日 (水) 14時47分

こんにちは、ほぼ毎日、読ましていただいています。
いきなり本題ですが、民主党政権下での性教育は、どうなるのかと、関心をを持っていたのですが、昨夜13日(深夜)のNHKラジオ第2で高校教育講座(保健)だと思いますが、ちゃんとした性教育講座をやっていました。―避妊についての話でしたが、性交という言葉も使ってましたし、何と「ピル」についての言及までありました。―まともな内容のものでした―
NHK独自の判断とも思われませんが、文科省が舵を切ったのでしょうか?山谷えり子一派の影響力はもう消えたんでしょうか?
河野さんがNHKの放送をご存じ無いかも―と―参考になるかなと思い―コメントを書きました。
遠く高知から応援してます。
私のブログは過激なので、読まなくてもいいで(笑)

投稿: mi9chael | 2010年4月14日 (水) 17時35分

ふしだらなと思う人の心も、ふしだらでしょうね。
責任は男女の両方にあるでしょうが、結果を身をもって負わされるのは女性ですね。男性は精神的なものだけだから知らないと言えばそれ済んじゃいますね。
風俗関係の仕事をしていても人としてまともな女性は沢山います。その反面立派な身なりをしていても人として問題を感じる人は多いです
ね。
残念ながらその番組は観ていませんが、番組を観てどう思うかは、その人自身の人間性に左右されるのでしょうね。

投稿: やんじ | 2010年4月14日 (水) 19時09分

親子でファンさま
ああ!残念!素敵なプレゼントを用意していたのですが。結局どなたからも連絡がなかったのです。もう当分キリ番はないでしょうね。がっかりです。高校生、頑張っていますか?こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2010年4月21日 (水) 07時56分

kanshaさま
ありがとうございます。アメリカの大学でお勉強ですか。本当に大変でしょうね。どうぞ、素敵なドクターになって頂きますように。コメントいただいて感謝です。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2010年4月21日 (水) 07時59分

mi9chaelさま
 ありがとうございます。高校講座はよく聞くのですが、その番組は逃していました。ありがとうございます。まだ高校はいいのですが、中学がどうなのかですね。近々教科書を取り寄せます。多分、変わっていないと思います。文科省、教育委員会、絶望的ですもの。ブログ、読みました。面白いです。これからも覗きます。お返事遅くなってすみませんでした。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2010年4月21日 (水) 08時02分

やんじさま
うーん、作り方がそうだったということでしょう。人々は、報道されると、そのままに受け止めますからね。せっかく協力したのに、とても残念でした。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2010年4月21日 (水) 08時04分

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