韓国ドラマ「悲しみよ・さようなら」と「アイリス」について
シリーズは、プリンスホテルでの性教協全国大会をちょっと後回しにして。今日は、韓国ドラマについて。
ずっと楽しみに見ていたLaLaテレビでの「悲しみよ、さようなら」。全60回、28日で終了しました。珍しく悪役がほとんど出てこない、家族の絆をしっかり描いたドラマ、良かったです。終わってしまって、なんだか気が抜けました。
入れ替わるようにTBSで始まったイ・ビョンホンの「アイリス」。28日が二回目の放送でしたが、すぐにはまりましたね。イ・ビョンホンもいいけど、何より引かれたのが、キム・テヒ。なんともきれいで、笑顔がかわいくて、ちょっと勝気そうな表情が何ともいえません。本当に素敵な女優さんです。ほれぼれしながら見ています。
2回見たら、もうたまらなく次が見たくなって。実は、10回分のDVDを手に入れていたのを引っ張り出しました。そして、29日の朝5時半までかかって10話全部見ました。ああ、早く次が見たい、と、今もそわそわしています。
私は、韓国ドラマは吹き替えはいやで、韓国語の音と字幕で見ています。私の持っているDVDは韓国で放送されたそのままです。28日にTBSで放送されたのは、所どころ切って短くしてあります。特に、秋田での二人のラブシーン、とっても素敵なのに、日本ではほとんどカットですね。別に全裸ではないし、とっても素敵なシーンなのに、カットされるのは残念です。
それと、アイリスは、北と南の分断された厳しい状況の中での両方の情報員(?)のドラマですが、一方的にどちらかが一方的に悪者というのでない描き方も好感がもてます。
以前韓国に行ったときに国境を尋ねるツアーに参加しました。板門店ではなく、別の国境なのですが、その厳しいチェックに体が硬くなりました。国境地帯に近づくと、バスに、大きな銃を持った兵隊さんが入ってきて、胸に持ったパスポートと顔を一人ひとり点検されました。
国境の一箇所の写真です。沢山の人の思いがここに書かれています。家族と離れ離れになった皆さんの思いはやはり統一。いつの日か統一されて自由に会えるようになりますようにというその切実な願いがいっぱい書かれていて、胸を打たれました。
やはり今も戦争状態にある両国で、この写真からもっと国境近くに入っていった所では、軍隊の兵隊さんが厳しい表情で警備していますし、塹壕も掘ってあります。その中にも入らせていただきました。河のすぐ向こうには、北朝鮮の建物が見えます。山はほとんどが禿山、木がありません。貧しい生活で、木はほとんど暖房用に燃してしまっているとのことです。
そんな緊張状態にある北と南ですので、このドラマのようなこともありうること。でも、韓国では、日本のように北朝鮮を悪く言う人たちに会ったことがありません。全く日本と雰囲気が異なります。考えてみれば、私たちだって、日本の真ん中に線を引かれ、東京にいる私の子どもたちとは異なる国になって、自由に会うことも出来なくなったなら。何とかしてまた自由に行き来できるようになりますように、と願うはずです。
そんなことを考えながら、アイリスを見ました。それにしても、これから先も早く見たい、何とかしなくっちゃ、です。

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