タバコを吸った夢を見た。
おかしな夢を見ました。私がタバコを吸っています。そして、「ああ、しまった。私はどうして吸ってしまったのだろう。せっかくやめたのに。うっかり吸ってしまったわ。ま、いいか、またやめればいいんだから。コレっきりにしよう。」そう気を取り直したのに。ご丁寧に、また吸っているのです。「わあ、また吸った。どうして吸ってしまうのかしら。」と嘆いています。
目がさめて苦笑しました。もう、タバコをやめて9年になります。ヘビースモーカーだった私が、七転八倒、本当に苦労してやめました。あの苦しさを思えば、二度と吸おうとは思いません。せっかくやめたのだから。またやめるのにあんな苦労をしなければならないのだったら、もうたまらないから、だから吸おうとは思いません。
それなのに夢を見ました。やめるときには、本当にシビアな夢を見ました。毎晩のように。あそこにタバコの自動販売機がある、それなのに、ガラスのドアが閉まっていて、そこにいけない、何とかして中にはいれないか、と、あせっている夢。もっと惨めなのは、道にしけもく(吸った後のタバコです。)それが落ちています。どうしよう、拾おうか、人が見ていないのなら、拾いたいのだけれど、と躊躇する夢。もっとも多いのは、今回のように、吸ってしまって、後悔する夢でした。
もう、やめて9年にもなるのに、まだそんな夢を見るなんて。一体どうしたのかと考えました。思い当たることがあります。
先日の大阪での家族計画協会の研修会。そこで一通り講義がすんだあと、参加者との質疑応答がありました。その時にタバコの害についての質問がありました。低用量ピルは、タバコと相性がよくありません。35歳以上でタバコを一日15本以上吸う人は、低用量ピルは飲めません。だから、禁煙を勧めます。
タバコは、あらゆる健康によくありません。肺がんだけではありません。吸わないにこしたことはありません。でもね、私たち避妊教育を勧めている産婦人科医がよく使う写真があります。双子の姉妹の一方がタバコを吸って、一方が吸わなかっ場合、こんなに容姿が違うのだという、有名な写真です。

これが、あたかも実物のように使われて、そして、禁煙を勧める材料になっています。でも、コレは、実物ではありません。特殊メイクでシュミレーションした、作り物なのです。作り物の写真を見せて、タバコを吸うと、こんなになるよ、と脅しのように使われています。
私は、こういう脅しがいやなのです。タバコの健康への害は、ちゃんとしっかり教えて、吸わないように教育すべきだとは思うのですが。女性の容姿、それも作り物で脅すのがいやなのです。容姿の条件はい色々とあります。日のあたる戸外で働く人は、どうしても紫外線の影響で、肌が痛みがちですし。病気の人もいますし、化粧品で手入れできない人もいます。
だから、私は、その場で、私はもう禁煙したけれど、以前はヘビースモーカーだったこと。でも私は、同じ年齢の人に比べて、肌が汚いとは思わないし、ふけてるとも思わない、こんなの個人差だと思う。こんな写真を使って脅すのは、とてもいやだ、と発言したのです。
そのことがずっと引っかかっていました。どんな手段を使ってでも、禁煙教育はすべきだというのにも、一理あります。私のあの発言はよかったのだろうか、と悩んでいました。
それが、もろに夢になったのでしょうか。いやな夢を見てしまって、改めて禁煙することの心の負担をも感じました。そんな思いをするのなら、やっぱり最初っから吸わなければよかったのです。それが正論ですね。

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コメント
貴方もそんな夢を見ますか。私もタバコをやめて7年半ですが、たまにタバコを吸っている夢を見ます。何か取り返しの付かない事をしてしまったような気になり、悔やんでいるのです。まあ、夢でよかったと言うわけです。起きている時は全く意識しないのに不思議です。
投稿: 球体 | 2010年2月10日 (水) 01時15分
平成10年12月24日が最後の煙草ですから、11年ちょっと経ちます。
16歳から吸い始め><;管理職になってからは1日100本は吸っていたのですが、
強い意志で止めたのではなく「なんとなく止めた方がいいかな」と思った。
「吸いたくなった時に長い吸いカケを灰皿から探す姿」が嫌で
吸いたくなったら直ぐにすえるよう「新品にラーク」を絶えず胸ポケットに入れていました。
途中吸いたくなったとき「今回は我慢して、もう1回吸いたくなったら封を開けよう」と思いながら1月が経ったので
もう大丈夫かなと思って後輩にラークを上げてました。
あれから何キロ太ったか><;
「Drはストレスってすごいんだな」と思ったのは、私の知る数人の喫煙者の女医さん、「医者になって吸い始めました」だって。トホホですよね。
投稿: ⑦パパ | 2010年2月10日 (水) 13時23分
⑦パパさんの
「あれから何キロ太ったか」にまったく同感です(とほほ)
私は妊娠中吸いたくなかったのと,
出産後,吸いたくならなかったのとで
ヒッジョーにラクにやめられました。
もともと,一日に多くて10本程度でしたし,
吸うというよりもふかすというか,
まあ,はた迷惑な気分転換スイッチだった訳です。
やめる時も,「タバコ,やめるぞ!」という決意もなく,
ただタバコを「買うのを」やめようという軽い気持ちでした。
ほしくなったら,誰かからもらえばいいやと,
これまたはた迷惑な禁煙生活スタートでした。
ゆるゆるなスタートでしたが,
以来タバコと縁のない生活が続いています。
で,体重は出産時のままです(涙)
タバコは「吸う」というより「煙を吐き出す」方が
心にいいのかな・・なんて思いました。
いま,タバコを吸いたいとは思わないのですが,
心の中のもやもやを,煙にのせて全部吐きだしてしまいたいという願望はあります。
タバコは百害あって一利無しといいますが,
ため息の代わりに,少しずつ思いを吐きだしていたのか,
タバコ時代にうつになったことはありません。
これ,一利?
ストレス満載の副流煙かぁ・・・。
どこまでいってもやっぱりはた迷惑ですよね(笑)
投稿: Hoch | 2010年2月11日 (木) 15時31分
球体さま
そうなのです。まだそんな夢を見るのです。あと、試験の勉強が出来ていないのに、もう試験が始まる夢。それから、演劇をやってたものだから、せりふを覚えていないのに、もう幕が上がる、とか。そんな夢見ます。禁煙ってよほど心に負担がかかることなのでしょうね。コメントありがとうございました。こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2010年2月11日 (木) 16時32分
⑦パパさま
そんなに楽にやめられたのですか。私、そんなの信じられないくらい、大変な思いをしてやっとやめたものだから。太る、コレは、本当にそう。それから、やめたとたんに次々と病気をしました。こんなことなのなら、やめなければ良かったと内科のドクターに言って苦笑されました。ダイエット、効果ありませんか?こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2010年2月11日 (木) 16時35分
Hochさま
やはり私もタバコはストレス解消になっていたと思います。だから、私は喫煙者に寛容で、強く禁煙を迫ることはしないのです。良くないことは分かっているのですが・・・。いつかランチしませんか。こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2010年2月11日 (木) 16時37分
私もタバコやめて7年。
あれからどれだけ太ったことか。
今、タバコ吸ったら少しはやせる?と、とんでもないことを思ってしまいました。
投稿: ツユマメ | 2010年2月14日 (日) 13時59分
ツユマメさま
私も、時々そう思います。本当に何キロ増えたか。ぞっとしています。こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2010年2月18日 (木) 03時54分