すべての人に新型インフルエンザのワクチン接種が出来ます。
昨日、診療中にスタッフの一人が「健康な成人にもインフルエンザのワクチンが接種できるようになったとテレビで言っていた」と言いました。ええっ?なにも知らない。本当?何か知らせでも来ているかな?と事務室に聞いてみても何もないと。で、県に聞きました。そしたら、19日から接種可能だとのお返事。
「ええっ?何も知らなかったわ。どうやって広報されましたか?」と聞いたら、「マスコミを使って。それと、医師会を通じて広報するよう、依頼しました。」とのお返事でした。マスコミを通じて、なんて。だって、これまでは、散々「優先接種者以外には接種しないように」と厳しく言われてきて、とにかく待って、待って。やっと、誰にでも接種できるようになったことは知らなかったなんて。医師会からも何も言って来ません。
一昨日、保育所に勤めている患者さんに「まだですか。早く打ちたいのだけれど。」と聞かれて、そう遅くはならないと思うけれど、でも、許可が出ないと打てないものだから。待ってね。と答えていたのです。ああ、しまった。知っていたら、その日にうつことができたのに。
て゜も、やっとです。これですべての希望する方に接種できるようになりました。感染が下火になった今になって、です。
下火になったといっても、まだ広島市内でも一週間に千人を超える方が感染しています。それも、成人に多いようです。私のクリニックでも、A型インフル陽性の方がまだボツボツと出ています。昨日は、肺炎になって入院したという人もいました。やっぱりワクチンはうっていたほうがいいと思います。今なら、国産のワクチンが接種できます。
昨夜も義弟の病院に行きました。妹が疲れて、家に帰って寝るというので。そばに誰もいないのは寂しいかもと思って、そんな夜は行くことにしています。病室に行ってみたら、妹がいました。家で寝ようと思ったら、電話がかかってきて「すぐ来てくれ」と義弟に言われたのだと。疲れた顔をしています。妹が来て安心したのか、義弟はすうすうと寝ています。妹は病室では一睡も出来ないといいます。そう、狭い部屋で、細くて硬い長椅子で寝るのは、難しいでしょう。眠れなくても少しでも横になって体を休めるようにと言って帰りました。付き添って寝る人用に、せめてソファベットでもあれば、と思います。
昨日のランチです。久々に「G線」でめんたいこと鮭の焼き飯です。明太子のつぶつぶと卵がたっぷりです。これに定番のアイスクリームとコーヒーがついて598円。やっぱり安いなあ、と思います。
考えてみれば、家での御飯について、あまり載せていません、そこで。昨夜はタラの卵とじ汁です。具はタラ、豆腐、しいたけ、長ネギ、みつばなど。それとハムのソテー、みょうがときゅうりとミニトマトの酢味噌和えです。
寒い日は、どうしても鍋か、豚汁、かす汁、牡蠣汁などの汁ものがメインになります。それにハムが焼き魚や煮魚に変わります。もう、子どももいない年寄りの二人だけですから、家での御飯はこんなものです。時々焼肉が食べたいなあ、と思うことがあります。焼肉は、昨年夏にソウルに行ったときに食べて以来、食べていません。
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コメント
河野先生、付き添い用ベッドもない病室では、大変ですね。もし引き続き入院治療を希望されるのであれば(近いうちの退院を希望されるのでなければ)緩和ケア病棟へ転院を希望される、というのも一案と思います。基本的に緩和ケア病棟では家族が付き添うことが可能な病室になっていますので。御家族が疲れて倒れてしまったのでは何にもなりませんから・・・。
インフルエンザですが、医師会からも県からも特に連絡ありませんでしたね、いまだに。
小生は県の新型インフルエンザ専門家会議のメンバーだったので、現在でもいろいろ情報に目を配っています。19日から希望者全員への接種開始、という情報も、当日朝の当院ブログに書いています。もしよろしければ当院ブログをちょこちょこ御覧になってください。できるだけすみやかな情報提供を心がけておりますので。
新型インフルエンザ関連では、今後は輸入ワクチンの話題が少し出ますが、基本的にはもう新規話題は終わりですね。
投稿: 緩和ケア医 | 2010年1月22日 (金) 09時19分
緩和ケア医さま
ありがとうございました。その節は大変お世話になりました。あれ以来、あれよあれよと状態が悪くなりました。今の病院は、実は、「緩和ケア病棟」だと前の病院から紹介されて入院した物です。でも、K病院の緩和ケア病室とえらい違いです。弟は、我慢強い人で、自己主張をしない人です。それが裏目に出ています。本当にかわいそうで。でも、もうすぐ終わります。ありがとうございました。こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2010年1月24日 (日) 22時53分