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女子大生の殺人事件に思う。

 浜田の女子大生の殺人事件、全く解決の兆しがみられないようです。

 昨年、暮れも押し迫って、例の作木のカヌー公園で合宿をしたときの話しです。そのうちの一人、牛を飼っている人がいます。合宿でみんなが寝ても、朝早く起き出して、牛の世話をして戻ってこられました。さりげなく。生き物を飼うということは、全く手抜きができず、大変なことだと思いました。

 その彼の話。ある日、警察の方が尋ねてきたと。そして、牛肉は食べるかと聞かれたと。ええ、牛肉は大好きで、よく食べると答えたと。そしたら、自分が飼っている牛も、自分で解体して食べるのか、と聞かれたと。「何を言うんか、あんた、自分が飼っている牛が死ぬということは、牛飼いにとって、大変なことで。いろいろと大変なことがあるんじゃ。それを自分で食うなんてことができるわけがない」と答えたのだと。

 「ああ、〇〇さん、疑われている。」と私は言いました。「そうなんよ。わしは全然そんなこと、思いもせんがったんじゃが。後で人にそういわれて、びっくりしたんじゃ。」わあ、牛を飼っている、それだけで、そんな人も捜査の対象にするの?大変じゃねえ。

 余りに壮絶な事件で、犯人は医療に関係のある者、と報道されたこともありました。それが、牛を解体する、そんな仕事の人にまで、それも、ただ、飼っているというそれだけで、そんな目が向けられるという、この事件の困難さを思いました。

carbiさんのブログを読んで、本当に大変だな、と思いました。もしも、何ヶ月も前のアリバイが分からなかったら、その人は一体、どんなことになるのでしょう。その地域の人たち、千人もの学生たち、彼のように、さまざまな職業の人たち、多くの方たちが、そのような思いをされているのでしょう。単に情報収集というだけでなく、その人に疑いをもちながら話しを聞くという、そんな状況に不愉快な思いをする人も沢山いるでしょう。

 警察の方たちも、本当に大変なことでしょう。でも、こんなひどい事件、早く解決しないと、怖くて。その地域の人たちだけでなく、みんなが警戒しないと。女子高校生が、進学をするのに親元から離れるのは嫌だという雰囲気にもなっていると聞きました。

 それにしても、つくづく思うのです。あの、大学・寮に行く道、あまりに暗くて、寂しいところです。こんな事件が起きて、初めて街灯をつけるという、こんな後手には、県の責任が問われることだと思います。

 明るければいいというものではないかも知れません。千葉大学の女子大生の事件を考えても、田舎だから、寂しいところだから、事件が起きたと、単純にはいえません。でも。これまでも、多くの学生達が、あの道を通って帰るのを怖いと思っていた事と思います。

 私が学生の頃、クラブやバイトで遅くなるとき、いつも父がバス停まで向かえに来てくれていました。住宅地の、決して寂しいところではありませんでしたが、それでも親の娘への思いはそうだったということなのでしょう。

 治安がいいといわれてきた日本も、決して油断ならない国になりました。都会ではありますが、一人暮らす娘の事を考えると、私もやっぱり平静ではいられません。


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