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日本の中絶が減っている・出産も減っている。

 昨日は、大阪で朝から夕方まで一日中セミナーでした。日本家族計画協会主催の「指導者のための避妊と性感染症予防セミナー」です。これまで東京、函館、仙台、名古屋、沖縄、高知、福岡で行われ、今回の大阪が最後でした。

 はじめに、家族計画協会の北村邦夫氏が「調査結果から読み解く日本人の性意識・性行動」について、次に私が「日本で一番受けたい授業~避妊~」を、そして岡山の上村茂仁氏が「日本で一番受けたい授業~性感染症~」の講義をし、それからまたまとめ・討議を一時間余りかけて行いまた。

 定員150人の会場に250人もの人が来て、超満員。

机がないままの受講はしんどいことだったでしょう。でも、私たちにとっては沢山の方に来て戴いてとてもうれしいことでした。

2010_01300009_2 講演の中で、いくつか勉強になったことがありますので、そのご報告を。まず、北村先生の講義から。パワーポイントで映されたのをデジカメで撮ったので、見にくいかと思いますが。

 日本の人工妊娠中絶は毎年減っています。が、中絶だけでなく、出生も減っているのです。ということは、妊娠そのものが減っているということになります。もしも、避妊が確実に行われるようになって、中絶が減っているのなら、出生数は反比例して増えなければならないのだけれど。両方減っているのです。実は、セックスレスの割合も増えていて、人々がセックスをしなくなっているというデータから、性交の減少→妊娠の減少ということが一番に考えられるのです。さらに、各年代別の中絶率を見てみるとこんなグラフになります。

2010_013000142010_01300017 10代の妊娠の中絶率が高いのはうなづけますが、実は、40を超えると、うんと中絶率が 高くなります。

これを見るだけでも、避妊は、若い人だけの問題ではなく、あらゆる年代の人たち、閉経するまで確実になされなければならないということが分かっていただけるかと思います。

 私の講義は、事例でいきましたが、15歳から45歳まで。中学生、高校生、大学生、社会人、主婦、結婚している人、していない人、離婚している人、本当にあらゆる年代の、様々な職業の人たちでした。私の話からも、女性が主体性を持って避妊をしなければならないということが分かっていただけたかと思います。本当に、どうして男性達は本気で避妊を考えないのでしょうか、女性がそれを受け入れてしまうのでしょうか。もう、いい加減、男性任せではだめなのだと、自分できっちり避妊や妊娠を考えなければならないということを伝えたいと思います。

 明日は、上村先生の話から、少しご報告をしたいと思います。

 今、宝塚にいます。今後の性教育について、打ち合わせなどに来ています。また、そのご報告もしますね。


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大阪に来ています。

 今、大阪に来ています。診療を終えてすぐに新幹線でやって来ました。明日、家族計画協会のセミナーの講師をします。普段、診療のある日は講演は入れないのですが、このセミナーだけは、どうしても土曜日が動きません。全国あちこちであるのですが、私は今年は大阪と東京の受け持ちです。

 私の役目は「日本で一番受けたい授業ー避妊ー」です。岡山の上村先生が「性感染症」を受け持ちます。

 私は、昨日と今日の新幹線の中で、スライドを作りました。スライドは一旦作ってテキストにしてあるのですが、今回はまた作り直しました。

 せっかく多くの方に有料で来ていただくのですから、インパクトのある授業をしたい、ずっとそう考えて来ました。理論や統計はもういい。それはテキストを見ていただければ、いろいろな講師のすばらしいデータが並んでいます。それらをなぞるだけの講義は無駄だと思っています。

 今回、私は12月から今月までの二ヶ月間、私のクリニックで起こった「しんどい妊娠をした人」のレポートをしようと思いました。そう思ってカルテを見てみました。15歳から45歳まで。とてもしんどい人が並んでいます。なぜそうなったのか、その分析をしてみると、本当に驚くほどいろいろなバラエティに富んだケースが並びます。お一人づつの教訓が見えてきます。

 事例を挙げること。それは一歩間違えると個人情報の漏洩につながりかねません。そうならないように気をつけながら、スライドを作りました。それらを元に講演をします。具体的に知ることで、身近な問題として捉えていただきたい。どこかの知らない世界で起こっていることではなくって。特に教育現場の方たちには、実感を持って捉えていただきたいのです。

 こんな実態をみようとしないから、「避妊を教えてはいけない」みたいなことがいえるのでしょう。

 明日の講義を受けに来る方たちには、大きなお土産を持って帰っていただくように。頑張って話そうと思います。

 クリニックの診療は、後輩の四方先生が引き受けてくださいます。彼女には、全面的に信頼を置いています。

 そうそう、今日のお昼、整形外科でまた膝の水を抜いてもらって、そしてヒアルロン酸の注射をしてもらいました。まだパンパンに腫れて、座ることが出来ません。荷物を持っての駅の階段の上り下りがとても応えます。もう、覚悟を決めていますので、ギャーギャーと騒がずに、静かに抜いてもらいましたよ。少しえらくなりました。


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「死」を覚悟するということ。

 今日は木曜日の休診日です。一人、クリニックに来ています。

 義弟のすべてが終わりました。お通夜は私は出られませんでしたが、お葬式とそのあとはずっと参加することが出来ました。でも、改めて、やっぱり若い人の死はつらいと思いました。お葬式はともかく、あの火葬場での出来事、儀式、これはつらいです。釜の中に一人入れられて、ガチャンと戸が閉まる時、それから何と言っても、お骨拾い。つらいです。残された者は、どうしてもこれらをやり遂げなければならないとは分かっていても、それでもしんどいです。

 次々と体に起こる異変を本当に何とかしたいと思いながら、徐々に死の覚悟を決めて行った彼のことを思うだけで涙です。

 彼は、遺影と書いた写真を残していました。どうみても、どこかの写真屋さんで撮っています。それも、最近の服を着ていますので、病気が悪くなって写したものに間違いありません。家族も誰も一体いつどこで写したものなのか、分からないのです。本当に穏やかないい笑顔をしています。どんな覚悟でこの写真を撮ったのでしょう。

 それから、火葬場で待っているときに妹から聞きました。二週間前に、主治医に手紙を書いたのだと。自分ではもう字が書けないので、代筆をしてくれと、妹に書かせたのだと。「私はもう死が近いと思います。最後は、モルヒネを使って下さい。私の父も最後はモルヒネで逝きました。」という内容なのだと。それに、サインは自分でして、実印を持ってこさせてそれを押して、主治医に渡したのだそうです。

 でも、それよりも後、彼は私に〇〇病院に移ることはでないだろうか、と言ったのです。私はそれはとても無理だと思ったけれど、聞いてみましょうね、と答えました。

 主治医はモルヒネをどんどん使われました。それでも、彼は亡くなる二日前までトイレには自分で行きました。細くなった足でよろよろしながらも。

 残された者にとって、考えてもとても悔しいことが次々とありました。本人にとっては、私たち以上に、どんなに無念だっただろうかと思います。それでも、彼は、全く愚痴をこぼしませんでした。それらの出来事も、運命と受け入れたのでしょうか。

 彼は、よく泣きました。私が行っても泣く。やさしい看護師さんが来られただけでも、涙でした。疲れ切った妹が「今日は家に帰るね」と言っても泣きました。そして、すぐに携帯で「来てくれ」と呼び戻していました。覚悟をしても、彼にとってさびしく、悲しいことであったことには違いありません。

 「死を覚悟するということはどういうことなのだろう」それを考えただけでも、私には、途方もない思いです。どうやって自分の死を受け入れたらいいのか。

 でも、一方で、今、「死」は覚悟しなくっても、むこうからやってきて、連れて行ってくれるのだから。自分で何もしなくってもいいのだから。だから、覚悟なんかしなくってもいいのでは、とも考えています。

 残された者は、これからも生きていかなくてはなりません。遠方の方たちもみんな帰られて、アットいう間にひとり暮らしとなった妹には、まだしなければならないことが沢山あります。役場などでの手続きや、銀行での名義書き換えや、それは沢山のことがあります。それらをこなすことで、一人暮らしの寂しさや、人を失った悲しさも徐々に癒えて行くでしょう。それまで側面からそっと支えていこうと思います。

 


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最後の無言電話。

 今日、義弟のお通夜、明日がお葬式です。でも、私はお通夜には出られません。

 私は、めったに夜の講演などないのに、今日に限ってシンポジウムのシンポジストとしての役が入っています。医師対象の更年期の治療についてです。時間が重なって、どうにもなりません。お葬式は、明日の午後だけ後輩の女医さんが診療に来てくださいます。ありがたいことです。一人でやっている開業医は、こんなとき、本当に途方に暮れることがあります。

 義弟は症状が重くなって、緩和ケア病棟に入っても、親しい友人達には、何も言わないように、と妹に言っていました。忘年会、新年会などの誘いが次々とあっても、全部不義理でした。

 亡くなるその日、一番の友人から、弟の携帯にメールが入りました。「何か変」というタイトルです。連絡が取れませんね、何かあったのですか、と。これまでとてもきちんとしていた弟への連絡がつかないことを不審に思い、かつ、仲間の一人が退職される、その送別会のお誘いでした。

 妹から、妻です、といって返事をしようか、とも考えたけれど、連絡はしないように、との弟の言葉が引っかかって、そのままにしていたのです。

 そして、亡くなって、お通夜とお葬式が決まってから、妹は真っ先にその友人に電話を入れました。そしたら、その方がすぐに飛んで来られたのだそうです。そうして、実は、亡くなった日、弟から、無言の電話がかかったのだといわれました。携帯ですから、だれからの電話か分かります。その方に電話をして、でも、何もいえなかったようです。

 本当にびっくりしました。あの状況で、どうやって電話をしたのでしょう。その日は、もう、家族に対しても、声も出ませんでした。やっと友人に電話をした、でも、声は出ない、何を言いたかったのでしょう。さようならでしょうか、来て欲しいだったのでしょうか。いずれにしても、最後の力を振り絞って、電話をしたのでしょう。その電話で、その方は、何かが起こっていると分かったのだそうです。電話をしたということが、彼の最後のメッセージだったのでしょう、そう思います。その方が、お葬式では弔辞を読んでくださいます。

 妹は、血圧が200にもなってダウンしています。緊急に薬を飲ませ、休ませています。私たち姉妹、私の夫、それに妹夫婦の子どもたちで、妹の代わりに義弟に付き添ってます。今日は、義弟の家族達や私たちの兄弟が遠方からから沢山来られる予定です。

 これから、スケジュールがいっぱいいっぱいです。シンポジウムのスライドはつくりましたが、まだ講演の内容を吟味していません。今日、診療をしながら、そのあたりを頑張ろうと思います。

 このブログは、ほとんど更新できないと思います。すみません。

 


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病院からです。

 弟の命が消えようとしています。必死で生きるための呼吸をしています。血圧も、酸素濃度も下がっています。

 とても几帳面な人で、手帳にぎっしり友人や親戚の名簿がかかれており、それに◎がつけてあります。何かあったときには、そこに連絡をするように、と。

 ノートには、病気について調べたことが沢山書かれています。沢山の本や新聞の切り抜きが一緒にかばんに入っています。何とかして生きたいと一生懸命でした。

 一方で、覚悟をしていたのでしょうか。先日、ふるさとから駆けつけてきた親、兄弟の一人づつに、大粒の涙を流しながら、「さようなら」と握手をしました。

 人はみな、いつかは死ぬ。それが分かっていても、やはりかわいそうで、悲しく、くやしいことです。私たちに出来ることは何もありません。ただ、静かに、息が止まるのを見守るだけです。

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島根ふるさとフェアでランチです。

 今日は年一回のお楽しみの日。毎年男子駅伝の前日はNHKの下に行って、ご当地のいろいろをお昼ごはんとして戴いていたのです。かに汁とか、地鶏の炭焼きとか、そば飯だとか、じゃがバタとか。一生懸命に食べます。

 でも、昨年は、同時に行われている「島根フェア」にいきました。そこでのかに汁、おむすびなどもなかなかでした。舞台では神楽もやっているし。

 さあ、今年はどっちに行く?どうしようかと考えながらの診療です。でも、朝の診療が終わってみれば、午後二時過ぎています。これでは、もうNHKではだめだわね、ほとんど売り切れだわ、島根じゃね。と、急いで自転車で旧市民球場の裏、ハノーバー庭園へ行きました。

2010_01230003 沢山の屋台がある中で、具沢山のおこわ、やはりすごい具沢山の豚汁、それにサザエのつぼ焼きを買って、お昼御飯です。机と椅子もちゃんとゲットして。とっても美味しかったですよ。全部300円、サザエは姉と一個ずつで、今日のお昼代は750円なりです。

 やはり人気は島根和牛の串などのお肉、それと出雲そばですね。それらのどこにも行列が出来ていました。お肉がとっても美味しそうで、食べたかったのですが、時間がなくって並ぶことが出来ませんでした。

Img102  昔、父が健在の頃、父を連れて島根フェアに行くと、父が喜んで、どのお店でも「あんたは、島根か。わしも島根じゃ。」と声をかけるので、進まないで困ったことがありました。父のふるさとは島根、母のふるさとは・・生まれは福井、でも、小さい頃に島根に移っているので、やはり母にとっても島根がふるさとでしょう。両親のお墓も出雲だし。だからでしょうか、島根というと、私も懐かしいのです。

時間があれば、明日にもゆっくり行って神楽も見たいところですが、残念。明日は朝から性教育の研究会です。駅伝も見れない、残念!!小さなテレビを持って行こうかしら。


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膝に注射!こわっ!!でした。

今日のお昼時間、やっと整形外科に行きました。前から行きたかったのてすが、なかなか時間がなくって。

 左ひざが良くなりません。と言うか、歩くのが痛い、曲げるのも痛い、自転車をこぐのもつらい、どんどんひどくなってしまいました。ずっと前、一昨年の5月、自転車で転倒して、左手首を骨折したとき、左ひざも強打してました。ひざの上が膨れて、ぶよぶよしていました。中に少し固まった部分もあって、きっと出血だわ、と思っていたのですが。そのまま膨れたのは良くならないままでした。

 それが悪化したのだと思います。レントゲンを撮って、診察をしてもらって。水がたまって熱を持っている、膝の炎症です。軟骨が痛んでいる、多分半月版が損傷しているでしょう、とのことでした。で、どうすればいいのですか?には、「ひざにヒアルロン酸を注射します。」とのこと。

 私は、それを一番恐れていたのです。ひざに注射だなんて。注射は元々好きではありませんが、膝にうつなんて、怖い、怖いです。考えただけでも、身がすくむ思いで。

 でも、それが一番早道なのだそうです。
「ヒアルロン酸を飲むのはどうなのですか?それでは注射の代わりになりませんか?」と聞いたら、それは腸で分解されるので意味がありません、とのことでした。あれえ、です。夫が、ヒアルロン酸を飲め飲めというので、しぶしぶ飲んではいたのですが。無駄なことでした。

 で、結局注射をしてもらうことにしました。でも、怖くて。看護師さんに「ちょっと、怖い。手を握っておいて、」と言うと、手をしっかり握ってくれて「大丈夫ですよ」と優しく言ってくださいました。痛みそのものはたいしたことはないのですが、針が立つということがこわいのです。出てきた液はきれいな透明でした。濁っていません。そして、ヒアルロン酸を入れてもらいました。

 この怖いのを、週一回、全部で五回するのだそうです。後はシップをして、そして、大腿の筋力を作る体操です。

 午後、夕方近く、もう痛みは引いてきました。完全ではありませんが、ずいぶん軽くなりました。たいしたものです。コレなら、後四回、我慢して注射をしてもらおうと思います。

 それにしても、ドクターが、私が怖がるのを面白がって。「怖いものなんて、何もない人のように思っていたけど、こんなものが怖いなんて。認識を変えないといけん。」だそうです。恥ずかしい。

 


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すべての人に新型インフルエンザのワクチン接種が出来ます。

 昨日、診療中にスタッフの一人が「健康な成人にもインフルエンザのワクチンが接種できるようになったとテレビで言っていた」と言いました。ええっ?なにも知らない。本当?何か知らせでも来ているかな?と事務室に聞いてみても何もないと。で、県に聞きました。そしたら、19日から接種可能だとのお返事。

「ええっ?何も知らなかったわ。どうやって広報されましたか?」と聞いたら、「マスコミを使って。それと、医師会を通じて広報するよう、依頼しました。」とのお返事でした。マスコミを通じて、なんて。だって、これまでは、散々「優先接種者以外には接種しないように」と厳しく言われてきて、とにかく待って、待って。やっと、誰にでも接種できるようになったことは知らなかったなんて。医師会からも何も言って来ません。

 一昨日、保育所に勤めている患者さんに「まだですか。早く打ちたいのだけれど。」と聞かれて、そう遅くはならないと思うけれど、でも、許可が出ないと打てないものだから。待ってね。と答えていたのです。ああ、しまった。知っていたら、その日にうつことができたのに。

 て゜も、やっとです。これですべての希望する方に接種できるようになりました。感染が下火になった今になって、です。

 下火になったといっても、まだ広島市内でも一週間に千人を超える方が感染しています。それも、成人に多いようです。私のクリニックでも、A型インフル陽性の方がまだボツボツと出ています。昨日は、肺炎になって入院したという人もいました。やっぱりワクチンはうっていたほうがいいと思います。今なら、国産のワクチンが接種できます。

 昨夜も義弟の病院に行きました。妹が疲れて、家に帰って寝るというので。そばに誰もいないのは寂しいかもと思って、そんな夜は行くことにしています。病室に行ってみたら、妹がいました。家で寝ようと思ったら、電話がかかってきて「すぐ来てくれ」と義弟に言われたのだと。疲れた顔をしています。妹が来て安心したのか、義弟はすうすうと寝ています。妹は病室では一睡も出来ないといいます。そう、狭い部屋で、細くて硬い長椅子で寝るのは、難しいでしょう。眠れなくても少しでも横になって体を休めるようにと言って帰りました。付き添って寝る人用に、せめてソファベットでもあれば、と思います。

2010_01200001  昨日のランチです。久々に「G線」でめんたいこと鮭の焼き飯です。明太子のつぶつぶと卵がたっぷりです。これに定番のアイスクリームとコーヒーがついて598円。やっぱり安いなあ、と思います。

 考えてみれば、家での御飯について、あまり載せていません、そこで。昨夜はタラの卵とじ汁です。具はタラ、豆腐、しいたけ、長ネギ、みつばなど。それとハムのソテー、みょうがときゅうりとミニトマトの酢味噌和えです。

2010_01200002  寒い日は、どうしても鍋か、豚汁、かす汁、牡蠣汁などの汁ものがメインになります。それにハムが焼き魚や煮魚に変わります。もう、子どももいない年寄りの二人だけですから、家での御飯はこんなものです。時々焼肉が食べたいなあ、と思うことがあります。焼肉は、昨年夏にソウルに行ったときに食べて以来、食べていません。


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ついに封印を解きました。

 昨年末、⑦パパさん主催の忘年会で音♪さんの手作りのすんごい素敵なバッグを見せてもらいました。この記事です。材料は、東急ハンズで買った端革だと。とっても素敵で、帰りにふらりとハンズに寄って、私も買ってしまったのですよ。端革を。クロコ模様の牛革いろいろな色です。何をするということもなく。何の目的もなく、ただ、素敵だと。音♪さんは、手作りの天才です。食べ物も、本作りも、小物作りも。音♪さんのまねなんて出来るわけもないのに。

2010_01190003  それをどうしようかとずっと考えていました。「手縫いで作る革のかばん」の本や革手縫い工具の基本セットも買っていました。私には、音さんのようなミシンもないし。手縫いをするしかありません。それ以来、頭の片隅にどうしよう、何を作ろう、早く作りたい、何でもいいから作ろうか、とぐるぐると巡っていて。

 いろいろと考えていたけれど、結局、私は編み物だと、原点に戻ろうと思いました。頭の中で、いろいろと設計をして、そしてついに作り始めました。編み物に革を部分使いすることにして。

 編み物もしばらく封印していました。いろいろとすべきことが沢山あって。編み物をすると、それらをしないで編み物ばっかりしそうで。寝るのも惜しんで作ってしまいそうで。でも、もう我慢できない!!私は作る!!と。ためていた毛糸をいろいろとひっくり返して、結局緑っぽいモールの糸で編みはじめました。行き当たりバッタリの自己流です。

 さあ、何日かかるか分かりませんが、こつこつと丁寧に作るつもりです。あまりのめりこまないで。すべきことはちゃんとしながら・・・?コレには自信がありませんが・・・。出来上がったら見てくださいね。


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韓国語の検定試験。

2010_01190002  今日は、休み明けはじめての韓国語の講座でした。先生からこんな物を渡されました。韓国語の検定試験の案内と願書です。今年の四月にあります。もう、願書の受付が始まっています。

 うーん、頭を抱えました。出来の悪い私に何か目標を持たせて、叱咤激励しようとされているのか、それとも、本当にもう試験を受けてもいいほどの力がついていると考えられたのか。過去問をしてみると、とてもむずかしくて。語彙・文法・書き取り(これには作文もあります。)聞きとり・読解などあらゆる分野に渡っています。全然自信がありません。

 この年になると、本当に記憶力が低下してしまって。何回同じ単語の辞書を引くことか、そのたびに情けなくなります。何回も繰り返すうちに、やっとのことで覚えるということの繰り返しです。昔だったら、一回で、スカッと覚えていたものを。

  さて、どうしましょう。これから三ヶ月、猛烈に勉強をして受けてみるか、それともまたの機会にして下さい、と先生にお願いするか。来週の講義までに考えてくるように、とのことでした。それまでもう少し悩みましょう。

2010_01190001  今日もお昼にはそごうの中華街展です。あんかけチャーハン945円です。普通のあんかけです。周りは、みなさん「ふかひれあんかけチャーハン」の1890円のを食べています。私は、そこまで豪華なのは食べられません。ふかひれはなくとも、とてもおいしいチャーハンでした。中華街展もあと一日で終わりです。さびしいです。

 


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二冊の本です。

2010_01170002  以前からお願いしていた本がやっと手に入りました。ペ・ヨンジュン氏の「韓国の美をたどる旅」です。ヨン様が韓国を巡り、その自然、建物、生活、食べ物、美術、伝統など様々な「美」を紹介する本です。とてもどっしりした本です。なかなか手に入りづらかったのですが、ヨン様のファンクラブの方が手配して、手に入れてくださいました。

 写真と文章で上品に韓国が紹介されています。これを読んだなら、これからまたいくつもりの韓国旅行が、ずっと充実した旅になるでしょう。

2010_01170001 何回も、十数回韓国に行っていても、この本を読むと、私の知らないことだらけです。ボツボツと楽しみながら読むつもりです。

 実は、昨日から「命」を考える学習会に参加しています。

 教科書は作家「高史明」さんの「親鸞論集Ⅰいのちの声が聞こえますか」です。とてもつらい本です。高先生のお子様が12歳で自死してしまった、その彼の詩集「ぼくは12歳」から沢山の詩が引用されています。身震いするほど、つらい本です。私たち日本人が一体、過去に韓国に対して何をして来たのか、それをも鋭く問われます。

2010_01170003 読んでいて、本当にびっくりしたのは、息子さんと最後の会話を交わしたとき、12歳の彼が漱石の「こころ」を読んでいたのだということでした。

 実は、私の娘も12歳の時に「こころ」を読んでいました。その時、私は「怖い」と思いました。敏感で、ガラスのような子でした。この子は、ちゃんと大人になれるのだろうか、いつか自殺してしまうのではないか、そんな恐れをいつも持っていました。私は、高校時代に「こころ」を読み、感動した覚えがあります。それを娘は小学生で読んでいる。怖いと思ったその思いは鮮烈に覚えています。

 私は俗っぽい人間だから。高尚なことを言い聞かすことは出来ません。ただ、いつも機会あるごとに「何かあったら助けるよ。」と言い続けていました。「これからあなたが生きていくときにね、一杯しんどいことがあるよ。お友だちのこととか、進路のこととか、どうしたらいいのか分からなくなって、自殺したくなる事だってあるかも知れない、その時にはね、ここに相談相手がいるからね。あなたが困ったときには、何があっても助けてあげたいと思う。どうしたらいいかわからないときには、どうしたらいいか、一緒に考えてあげることができると思う。ここに相談相手がいると、コレだけは忘れないでね。」と言い続けました。そんなことしか言えませんでした。それを娘がどう受け止めていたのか、それは分かりません。ただ、私はいつも子どもの自殺が怖かったのです。

 あまりに賢くて、深く人生を考えていた息子さん。12才で自死するなんて、本人も、そして親御さんも、どんなにかしんどいことであったか、想像を絶します。

 私たちは、高史明さんの講演会を企画しようとしています。もっともっと彼の本を読んで、しっかり準備をしたいと思います。とてもしんどいことではあります。が、そうすることが、高さんに対しての礼儀だと思っています。


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新型インフルエンザ、増加に転じています。

 新型インフルエンザの感染は減っていると報道されていますが、ここに来て、また増加に転じています。広島市医師会では、全患者さんの発生をファックスで報告するようになっています。当院でも、インフルエンザテストで陽性が出た患者さんについては、すべて報告しています。そして、週に一回ずつ医師会検査センターインフォメーション週報感染症情報として報告されてきます。

 それによると、先週、1月4日から10日までの一週間に広島市医師会に報告があったA型インフルエンザの発生は1274ででした。その前の一週間では、908でしたので40%もの増加です。一番多いのが20代の412です。4歳未満が159(先週より67%増加)。5~9歳までが121(同70%増加)。10~14歳までが59(55%増加)。15~19歳が117(65%増加)と、子ども達、若い人たちに最も増えています。まだまだ油断なりません。

 今日からセンター試験ですね。広島では、やっと14日から中・高校生にもワクチンの接種が可能になりました。ワクチン接種から免疫を獲得するには3週間かかることを考えると、遅いですね。もっと早くに接種してあげるべきなのですが。

 今、私のクリニックで患者さんや妊婦さんからよく聞くのが、「夫がインフルエンザに罹った」というものです。健康な大人の方たちには、いつになったら接種が可能になるのでしょうか。どうも、後手後手になっていると思うのですが。

2010_01150001 昨日のお昼ごはん、40分しかないところ、大急ぎで中華街展に行ってきました。広東焼きそばです。スープとざーさいがついて840円。日ごろのランチに比べると高めですが、さすが、美味しかったです。

 昨夜も義弟の病院に行きました。とても厳しい状況で、いつどんなことが起こるかわかりません。本当にかわいそうで。

このブログも更新できないことがあるかも知れません。皆様のブログ、なかなか訪問できないのが続いています。すみません。


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レモンタイムさんに行きました。今頃初詣も。

 今日(すみません、もう昨日ですが。寝ないうちは私はまだ今日の続きですので)は木曜の休診日。二月から、また怒涛のごとく講演が入っていますが、今はまだひまです。

 とても行きたかったレモンタイムさんに行きました。昨日13日から初売りで沢山の福袋が出ると、ブログで読んでいました。とてもうらやましくて。いいなあ、せめて、11日か、14日に初売りならいけるのにと。でも、二日めでも何かあるかも、と行ったのです。

2010_01140002 相変わらず素敵な手作りの品が沢山。あれこれゆっくり見させていただきました。私の前にお客様がお一人。話していると、よく知っているドクターの妹さんでした。びっくりです。

 買ったのはこんなもの。Ryoさんのプードルファーマフラーは、本当に気持ちよくって暖かくて、三つ買いました。黒が一つとキャメルを二つ。黒は、今日の夜、連れ合いの看病で病院に泊まる妹に渡しました。キャメルは私用と一つは娘に贈ります。この触感は、絶対に娘も喜ぶ自信があります。

2010_01140005 それから、chocolaさんのセットはカードケース、小ぶりのマフラー、リネンの布はいろいろに使えそうです。革の長めのペンダントには金の雪の結晶がついています。カードケース、たちまちレモンタイムさんのポイントカードが行方不明で今日出すことが出来ませんでした。これからは、コレに入れて持ち歩くことにします。

 昨日だけかと思ったら、今日も抽選をさせて頂けました。ファーとチェックのマフラーの間にあるのが景品です。スイーツの模様のと☆の模様のテープが二本、それから手編みの蝶々。コレらも私の手作り帽子に使えます。

 かわいいものを買ってうれしくて、家に帰ってもずっと眺めています。本当はもっと欲しいものが沢山ありました。でも、今月はサイパンなどで散在してしまったので、金欠です。またの機会に沢山買うことにします。

 その後。実は左のひざを痛めています。座るのが難しくて。今日、久々にリンパマッサージに行こうと思ったのですが、予約が一杯で入りませんでした。残念。そこで、今年はまだ初詣に行っていないので、急遽思いついて宮島に行きました。

2010_01140003 宮島に渡る前に宮島口の「田の久」でお好み焼きを食べました。ここのお好み焼きは一番だと思っています。すべて鉄板で食べられるのが何よりです。昨年4月以来、ここで食べていません。ここまで来たら食べない手はありません。私の定番のうどん肉玉いか天ねぎかけなのですが、ここのはねぎは全部にかかっています。だから、トッピングはいか天だけ。それにゴマがかかっています。本当に美味しかったです。やっぱりここのが一番だと思いました。

 厳島神社では、すべてのお賽銭箱にお賽銭を入れ、拝みました。義弟の病気のことと、私の子ども達が幸せになりますように、と。神社を出たところの大きな不動明王には、ろうそくとお線香を供え、真言を三回唱えました。

 帰り道は五重の塔のところからトンネルを通って、坂本菓子舗に寄りました。ここのお父さんは、昔、広島二中の生徒さんで、父の教え子さんでした。昨年白血病で亡くなりました。食道癌などいろいろ癌をした挙句の白血病です。亡くなる直前に、やっと原爆症の認定が降りたのだと今日聞きました。

 ここの手焼きのもみじ饅頭は最高に美味しいし、さらにさくらアンと栗のモンブランのもみじ饅頭を創作して好評です。さくらともみじ、栗ともみじのコラボが面白いだけでなく、とっても美味です。モンブランとお茶を戴いて、お土産を買って帰りました。

 今日はレモンタイムさんに行けたし、何より気になっていた初詣が出来て、ほっとしました。夜は、義弟のお見舞いです。妹も大変です。少しでも手伝いが出来るといいのですが。でも病人の立場では、連れ合いがいてくれるのが何よりでしょう。私では、代わりになりません。


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横浜・中華街展で食べて買って。

 そごう広島店で「横浜・中華街展」が開かれています。そんな催し物があれば、とにかく行く。時間が少ししかなくっても行くのが私の信条なのです。

2010_01130001  昼時間、50分しかないけれど、行きました。このイベントは、試食が豊富です。何でも食べさせてくれます。遠慮なしに戴いて。

 そして、お昼御飯はあらかじめチラシで吟味していました。「重慶飯店」で飲茶です。大人用はシュウマイ二個、海老餃子二個、ちまきと大きな肉まん一個ずつ、それにざーさいと杏仁豆腐で、945円です。肉まんの大きいこと。特にシュウマイとちまきが美味しかったです。それだけでおなかが一杯になって、大きな肉まんは食べられないで持って帰りました。夜、家でチンしてたべましたが、やはり美味しい。特に、パンの部分がとても美味しいのです。何か味付けの工夫があるのでしょう。

 他にも茶屋でふかひれのあんかけの焼きそばやチャーハンなどを食べられますが、高価です。2000円近い値段では、お昼ごはんにはちょっと食べられません。

2010_01130002 沢山のお店がある中に、韓国料理のお店もありました。中華街の中に韓国料理のお店があるのですか?と聞くと、そうなのだと、許可を得て開かせてもらっているのだとのことでした。

 韓国人の女性が二人、トッポッキやチャプチェ、それにうれしいことにキンパ、豚足などを作って売っています。キンパを買いました。「私、少し韓国語が分かるよ。キンパ、アジュー、チョアエヨ」(海苔巻き、とってもすきです)と言ったら、お姉さんがチャプチェをおまけしてくれました。夕飯に食べました。韓国の海苔巻きはまた、日本の海苔巻きと違った美味しさがあって大好きです。

 まだ魅力的なものが沢山あるのですが、何しろ時間がなかったので。また、もう一度行きたいところです。

2010_01130003  また、中華街展と同じフロアで、「食品ギフト解体セール」と「食品お買い得市」をしていました。ハムなどのお歳暮用の製品を沢山売っていました。安い!解体しないままのコーヒーや、缶詰やジュースや高級スープなどの詰め合わせは全部半額です。

 私は、これらを買いました。かにみそを白い御飯に乗っけて、のりを巻いて食べたい!楽しみです。


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やまとの湯にて。

 寒いですね。雪が舞っています。今、やまとの湯から戻って来ました。帰り、私の車にもうっすらと雪が覆っていました。明日の朝は、少しはつもるかもしれません。

 やまとの湯では、風呂仲間ができています。いつもお互い同じ時間に来るので、いつの間にか顔なじみになりました。彼女は、いつも背中からお湯が流れるところに座ってうとうとと居眠りをしています。

 私は、すのこで寝ます。露天風呂のある外にすのこが敷いてあって、寝転べるようになっています。夏の夜そこでそよそよと風に吹かれながら、裸で寝るのが最高に気持ちよくって、私の一番の楽しみになっていました。

 それがずっと続いて、冬になってもそれが楽しみなのです。サウナと露天風呂でしっかり温まった後、裸ですのこに寝ます。夏は、そこは結構人気があって、いっぱいのことがあリます。そんなときには、露天風呂から狙っていて、空くとすぐに行って場所をとります。さすがに冬の今は、そこに寝る人はほとんどいません。いつも誰もいません。

 冷たいすのこに寝て、おなかにタオルをかけて目をつむります。今日などは、雪が顔にかかってきて、冷たくて、それがとても気持ちよいのです。ほんの少しの間うとうととします。長時間は無理。すぐに寒くなって、目が覚めます。そしたら、また露天風呂に入ります。これがまた、冷えた体に気持ちよくって。

 そして思うのです。「体が気持ちよいというのは、とっても幸せなことなのだ」と。気持ちよいことを罪悪視してはいけないと。

 お互い別の場所で居眠りをしていた友人と、露天風呂に一緒につかりました。気持ちいいねえ、といいながら。「今日は、何時から仕事にいくの?と聞くと、「いつも四時。」と答えました。今から帰って寝るの?「ウン。すぐにはなかなか寝れないけれど。一時間半か二時間くらい寝て、四時に起きて仕事よ。一番寒いときに仕事。」と。彼女はビルの掃除をしています。とても働き者です。朝から夜遅くまで働いて、一日の終わりにお風呂に来るのが何よりの楽しみなのです。いつも寝不足なので、お風呂で居眠りも無理ありません。えらいねえ、よく働くねえ、私は、感心ばかりしています。

 お風呂から上がると、夫は、彼女のお連れ合いと話しをしながら待っていました。男同士もすっかり友人になっているようです。彼らは、私たちよりももっと多くの人達と仲間になって、誰々さんがしばらく来ないけれど、病気かなとか、どなたかが転居されるので送別会をしようとか、そんな仲になっています。住んでる場所も職業も年齢も、まったく異なる者同士がお風呂という場だけでつくるつながりです。面白いものです。


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女子大生の殺人事件に思う。

 浜田の女子大生の殺人事件、全く解決の兆しがみられないようです。

 昨年、暮れも押し迫って、例の作木のカヌー公園で合宿をしたときの話しです。そのうちの一人、牛を飼っている人がいます。合宿でみんなが寝ても、朝早く起き出して、牛の世話をして戻ってこられました。さりげなく。生き物を飼うということは、全く手抜きができず、大変なことだと思いました。

 その彼の話。ある日、警察の方が尋ねてきたと。そして、牛肉は食べるかと聞かれたと。ええ、牛肉は大好きで、よく食べると答えたと。そしたら、自分が飼っている牛も、自分で解体して食べるのか、と聞かれたと。「何を言うんか、あんた、自分が飼っている牛が死ぬということは、牛飼いにとって、大変なことで。いろいろと大変なことがあるんじゃ。それを自分で食うなんてことができるわけがない」と答えたのだと。

 「ああ、〇〇さん、疑われている。」と私は言いました。「そうなんよ。わしは全然そんなこと、思いもせんがったんじゃが。後で人にそういわれて、びっくりしたんじゃ。」わあ、牛を飼っている、それだけで、そんな人も捜査の対象にするの?大変じゃねえ。

 余りに壮絶な事件で、犯人は医療に関係のある者、と報道されたこともありました。それが、牛を解体する、そんな仕事の人にまで、それも、ただ、飼っているというそれだけで、そんな目が向けられるという、この事件の困難さを思いました。

carbiさんのブログを読んで、本当に大変だな、と思いました。もしも、何ヶ月も前のアリバイが分からなかったら、その人は一体、どんなことになるのでしょう。その地域の人たち、千人もの学生たち、彼のように、さまざまな職業の人たち、多くの方たちが、そのような思いをされているのでしょう。単に情報収集というだけでなく、その人に疑いをもちながら話しを聞くという、そんな状況に不愉快な思いをする人も沢山いるでしょう。

 警察の方たちも、本当に大変なことでしょう。でも、こんなひどい事件、早く解決しないと、怖くて。その地域の人たちだけでなく、みんなが警戒しないと。女子高校生が、進学をするのに親元から離れるのは嫌だという雰囲気にもなっていると聞きました。

 それにしても、つくづく思うのです。あの、大学・寮に行く道、あまりに暗くて、寂しいところです。こんな事件が起きて、初めて街灯をつけるという、こんな後手には、県の責任が問われることだと思います。

 明るければいいというものではないかも知れません。千葉大学の女子大生の事件を考えても、田舎だから、寂しいところだから、事件が起きたと、単純にはいえません。でも。これまでも、多くの学生達が、あの道を通って帰るのを怖いと思っていた事と思います。

 私が学生の頃、クラブやバイトで遅くなるとき、いつも父がバス停まで向かえに来てくれていました。住宅地の、決して寂しいところではありませんでしたが、それでも親の娘への思いはそうだったということなのでしょう。

 治安がいいといわれてきた日本も、決して油断ならない国になりました。都会ではありますが、一人暮らす娘の事を考えると、私もやっぱり平静ではいられません。


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娘が帰っていきました。

 今日(もう昨日でした)、娘が東京に帰っていきました。

 一年半ぶりの帰省。友だちに会ったり、念願のトントンに行ったり、ご馳走を食べたり・・・。

2010_01070004  トントンで施術して頂いているのを撮るのは嫌だというので、手だけです。全身の調整をして頂いたのですが、これは終わりの頃、手首の調整をして頂いている所です。ぼこぼこだった足がすっとして、お話しいただいたことが全部心に入ったといいます。でも、大きなパンツをはくように、といわれたのには、本当に参っていました。

 食事は、めったに牛肉など食べることがないというので、すき焼き、次の日はその残りに追加して牡蠣もいれて、すき焼き。次の日は牡蠣の土手鍋。次は姉の家に呼ばれて、キムチ鍋。鍋ばっかりになって、外食は一回、家族でイタリアンに。一回は友人達とお好み焼きでした。そのたびにお餅も入れて食べましたので、大分太ったのではないでしょうか。

 最後の二日は、家の中の大掃除をしていきました。私も、年末に指紋がツルツルになるほど拭き掃除をしたのですが、まだまだ十分でなく、娘が強引に「掃除をしよう」と引っ張ります。年明けの忙しい診療を終えての家事は、最低限にしたいところでしたが、仕方がなく、年末の続きです。かなりのものを捨てて、大分すっきりしましたが、まだ終了ではありません。後は、娘が私に宿題として残していきました。ああ、しんど。

 それから、いろいろと引っ張り出した中に、昔の写真がありました。見ているうちに、私たちの新婚旅行の写真がありました。ペアルックで写真に写っているのを見て、娘は大笑いです。よほどおかしかったのか、シャメに撮っていきました。お兄ちゃんにも送ってあげようなんていっています。私は、子ども達の写真の整理をして、アルバムをちゃんと作ること、それも宿題になりました。ああ、しんど。

 結局、パソコンを開くゆとりもなく、ブログの更新もしないままとなってしまいました。

 この連休はどこかに遊びにでも行きたいところですが、そうもいきません。することが一杯あります。でも、今日の午後には、久しぶりに坂の「シーレ」のお風呂に入って来ました。あかすりもして頂いて、韓国に行った気分です。これでこの連休のリゾート気分は終わりです。明日はクリニックに行っていろいろと残している仕事をします。


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新型インフルエンザ情報です。

 今日、医師会からまた新型インフルエンザ情報が届きました。

Img101 12月28日から1月3日までの一週間に広島市内でインフルエンザA型に罹った人の数は908人と、ぐっと減ってその前の一週間の半分となりました。しかし、ここに来て、20代の人の感染が全体の34%と、増えています。小学校、中学校の生徒中心から、大人に移ってきているということでしょう。集団感染から、個人個人の感染へ、ということともいえます。まだまだ油断ならないと思います。

 そして、ワクチンですが、1月14日から、中学生、高校生、65歳以上の方への接種も可能になりました。

 早くしないと、もう多くの生徒が感染してしまった後に、やっとワクチンの接種が許されるという、間の抜けたことになってしまいそうです。特に、まだ感染していなくて、受験を控えている人は、早く接種しておいたほうがよさそうです。これまで感染を防ぐことが出来て、肝心の受験の時に感染して、高熱ということになってしまったら、とてもかわいそうです。

 もう、ワクチンは十分にあります。それに、私のところのように、予約しておいて、結局接種に来なかった方たちの、余ってしまっている、妊婦用の、保存剤の入っていないシリンジのワクチンですが。それは、予約している妊婦用に取っておいて、そのあまりは、優先順位の、妊婦さんでない人にも使ってもいいと、今日の知らせにありました。これで、やれやれ、ほっとしています。

 当方で取り寄せたワクチンが余ってしまうのではないか、と心配でした。だって、これまで、シリンジのは、妊婦さん用に、ということで、妊婦以外の人には打たないように、と指示されていました。でも、一才未満の子を育てている両親の、とくに授乳中の方にも、この保存剤の入っていない、妊婦用のを打たせて欲しい、と許可を願い出て、使わせてもらっていました。それでも余りそうで心配だったのです。

 感染が下火になって、やっと多くの人たちに接種してもいいということになってしまっています。まだ一般の人には打てないのですが、ここまで来ると、もう希望する人、どなたにも打ってもよろしい、と、早くそういう指示が出て欲しいと思います。そうでないと、ワクチンが余ってしまいます。

 とりあえず、中学生、高校生、65歳以上の方、いらっしゃれば接種可能です。いつでも、どうぞ、来てください。予約はいりません。

2010_01010013 韓国でも台湾でもそうでしたが、日本以外のところでは、クリスマスがすんでも、まだクリスマスの装飾がそのまま飾られています。これらは、サイパンの繁華街、中心地、なんと「ガラパン」というおかしな名前の地域に飾られていたクリスマスツリーです。小学生達が、廃品を使って、エコのツリーを作って、そのコンテストをしていました。廃品とは思えないほど、なかなかよく工夫して作られて、きれいでした。

 


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サイパンで③植物園と戦争の跡

 熱帯植物園の広い園内はとてもよく整備されています。そんなに沢山の方が働いているようには思えない、数人だと思うのですが、草もきれいにしてあるし、花も樹木も、果物も、とてもきれいです。

2010_01010026 2010_01010035 様々な種類の生姜の花や、八重咲きのブーゲンビリアなど、めずらしい草木を沢山見せて頂きました。

 途中、やしの実を割って、やしのジュースを飲み、実を食べさせてもらいました。ジュースは天然のままでも甘くておいしいし、実はお醤油をつけて食べます。ミル貝やいかのお刺身の味がして、これもとても美味しかったです。

2010_010100372010_01010041 一通りの見学を終えた後、レストランで南洋の果物を食べました。一人前9ドルで、 珍しい見たこともない果物も含め、たらふく戴きました。中でも、とげだらけのジャックフルーツは、とてもくさくて、でも娘の表現では「べっこう飴」の味がする美味しい果物です。

 実は、この植物園の半分は、ジャングルそのままになっています。それは、アメリカにより、開発を禁止された地域です。そこは、第二次世界大戦の日本軍とアメリカ軍との、谷深くにお互い突き落とすなどの激しい戦闘があった場所です。そのままにしておくという方針のため、今もそこには、日本軍人のヘルメットや、食器や日の丸、遺骨などが残ったままなのだそうです。山根さんがそんな話しをして下さいました。

2010_01010042 2009年12月31日、最後の日の夕日です。ジャングル奥深く、絶望的な状況の中で、高いところの海を見ながら、多くの兵隊さんたちが「この海は日本に続いている」と思いを馳せたのではないでしょうか。

 そんなこと考えると、胸が詰まります。今回は余りに滞在が短く、「ばんざい岬」などを訪ねることが出来ませんでした。

 いつか、もう一度、この静かな島に行き、そのあたりを自分なりに検証しなければ、と思っています。


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サイパンで②海・植物

 サイパンの海はエメラルドグリーンで、本当にきれいです。さんご礁ですので、砂浜の砂は、さらさらと真っ白です。海岸の人も少なくて、とてものんびり出来ます。

 アメリカ領ではありますが、ハワイやグアムのように米軍の基地もなく、とても静かな落ち着いた島。というか、田舎です。産業も余りなく、観光が主な収入源といえます。

2010_01010022  島には沢山のやしの木があり、下にはごろごろと実が転    がっています。木陰に車を止めていると、やしの実が落ちてきて、車が壊れる恐れがあると聞きました。

 食べることができるやしの実が勿体ない、と私は言いました。そしたら、それを加工しようにも、インフラがまだ整備されていなくて、工場を作ることが出来ないといわれました。島では、停電なんてしょっちゅうなのだと。本当にもったいないことです。

2010_01010021  ホテルも緑豊かです。海と緑が一番心を癒してくれます。

 島で働いているのは、ほとんど現地の人。マッサージの人は中国人がほとんどですが、日本人はほとんど見かけませんでした。でも、お店の人などは、片言の日本語をしゃべってくれます。

 滞在二日め、サイパンの熱帯植物園に行きました。山をどんどん登って行き、海が高いところに見える、ジャングルの一部を拓いて作られています。

2010_01010025 2010_01010032 広い園内は、遊園地みたいにこんな車に乗って案内して下さいます。案内は、日本人の山根さんという、静岡出身の日本人でした。所々車を降りて、やしの実に注意しながら、奥まで入っていきます。山根さんは、とても薀蓄があって、植物のことだけでなく、サイパンのこと、歴史や政治のことなどいろいろと詳しく話して下さいました。

 次回、ここでのことなどまだ話が続きます。もう少しお付き合いくださいませ。

 


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サイパンで。①入国が大変。

 今日から、診療開始。やはり長い休みの後だけに、かなりの患者さんが来られて、忙しく働きました。

 ここから、少し休み中に行ったサイパンのことを書きます。

 サイパンは、1521年、マゼランが来て以来、スペイン領、ドイツ領、そして日本による委任統治領を経て、今はアメリカ自治州北マリアナ諸島です。自治が認められてはいますが、昨年11月から、入国がとても厳しくなったとのことでした。もっとも、いろいろとテロの恐れがあるためだとは思いますが、サイパンに行ってそこの方に聞くと、それだけでなく、外国人労働者のビザの取り上げなど厳しい環境になっているということでした。

 まず驚いたのが、日本の出国の時。出国審査も荷物検査も全部済んで、いざ飛行機に乗ろうと通路をあるいているところで、ストップです。全員、ボディチェックと手荷物も開けられました。もろ体を触られたのは初めてです。

 サイパンに着いて、今度は、入国審査が長い行列。韓国などのアジアで慣れている身には、余りに長い待ち時間です。一人づつ、写真と五本の指の指紋を取られます。それでも、以前のハワイでは手際よかったのが、まだそれらが始まって間がなく、慣れていないのだそうで、とてもゆっくりです。

 そして、もっと大変。私は、指紋、顔写真も取られた後、「こちらに来てください」といわれ、別の場所につれていかれてしまったのです。びっくりした夫がついてこようとすると、来るな、と。私一人です。そして、パソコンでなにやら通信をしています。

ピストルを持っている人に「英語はしゃべれるか」と聞かれたので、「少しは」と答えました。

「一体、何なのですか。何が起こったのですか。」と聞くと、「何でもないから、気にしないで、座っているように」としか言いません。ひとしきり通信をした後、今度はまた、別の場所につれてかれました。そしてまた、指紋をとられました。また長いこと通信をしています。果て、何が起こったのか、私はテロリストと間違われているのか、いろいろと沸き起こります。ふと手を見ると、何と私の指の指紋は特に右がほとんど消えているのです。びっくりしました。

 私、出かける直前までトイレや、窓ガラスや、部屋のドアや、床など、せっせと拭き掃除をしていました。マイペットやまけん石鹸などを使って。それも素手で。そのためなのか、指紋がつるつるです。コレは、わざと指紋を消していると思われたのか、と心配になりました。

 結局長い時間を費やして、やっと放免されました。理由は分かりません。みんな心配顔で待ちくたびれていました。いやあ、本当に銃を持っている人に囲まれるのは、こわいものです。

 帰りも、靴は脱がされるしで、本当に厳しいものでした。夫は、もうアメリカ圏には行かないといいます。娘などは、それだけ厳しくされたほうが帰って安心できていいといいます。

2010_01010012 サイパンでの話し、まだまだ色々とあります。楽しいけれど、考えることも沢山ありましたので。


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広島に戻って来ました。

 皆様、すっかりご無沙汰しております。昨夜遅く、午前二時近くに広島に帰って参りました。家族そろってのんびりといいたいところですが、あたふたと、パソコンを開く時間も全くなく過ごしていました。

 大分と福岡で、日ごろご無沙汰している人たち、夫の家族や私の兄弟などいろいろな人に会うことが出来ました。

2010_01010052 父が亡くなったときに植えたレモンが今年は沢山の実をつけ、きれいに色づいていました。これを収穫し、⑦パパさまに分けてもらったミラクルフルーツを味わってもらいました。ミラクルフルーツは、レモンもですが、大分に沢山できるカボス、コレがとっても美味しくなります。面白いと皆さんに喜ばれました。⑦パパさまありがとうございました。

 大分といえば、ダンゴ汁、この前宇佐高校に行ったときにも姉と食べたのですが、今回も。別府国際観光港のレストランで、ダンゴ汁とアジの塩焼きを食べました。

2010_010200062010_01020007 アジは関アジと同じですが、上がる港がちがうので、関アジとはいえません。とっても大きくて、美味でした。アジの向こうに付け合せてあるのは、タコの天ぷらです。タコの薄切りをあらかじめ味付けして、天ぷらにしてありました。ダンゴ汁には、大きな麩が入っていました。それに、ちょっとおせちがつけてあったりして、心遣いがうれしいお店です。港の食堂とは言え、なかなかのお店です。

 そうそう、いっそ食べ物ネタで。広島から大分に向かう途中、下松のSAで買い物をしようとしたら、ちょうど餅まきをするところでした。何十年ぶりの餅まきでしょう。

2010_01020001 沢山の人が群がる中で、私は頑張りましたね。一度など、おじさんとぶつかってひっくり返ったりしながら。これが戦利品です。紅白のお餅がセットになったのを私が6個。後のお餅一個とお菓子の包んだの2個が息子が取ったものです。後の者は取れませんでした。

 母のみっともないほどの頑張りぶりは、どうだ!と胸を張りました。

 今日は、沢山の雑用と保険のレセプトをしに、クリニックに来ています。 明日からまた診療に追われそうです。

 
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皆様、あけましておめでとうございます。

 皆様、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 私は今、大分、別府にいます。今朝はやく、8時に広島空港に戻って来ました。そのまま、別府の我が家にみんなで来ました。南国から、一気に雪で真っ白の空港に降り立ったときには、本当に震え上がりました。置いておいた車は、雪と氷でガチガチです。マイナス3度でした。サイパンでは、24度だったのです。

 サイパンでのことは、またボツボツとお知らせしたいと思います。ハワイやグアムより田舎で素朴なところ。第二次世界大戦で大変な戦いがあり、多くの日本人が犠牲になったところ。今は島全体が観光を産業として、人々はのんびりゆったり暮らしているところです。私たちももう少しのんびりといれればよかったのですが、変則三泊四日がせいぜいです。

 何としてでも別府までやっと来ないといけません。河野の母が一人です。一人でのお正月はかわいそうです。

2010_01010056 久々に河野の実家に大人数が集まって、母の手料理をご馳走になりました。わいわいとにぎやかに話も弾みます。息子達は、三日にここから東京に戻ります。娘は、もう少し私たちと一緒にいる予定です。おばあちゃんと会うのは、息子は四年ぶり、娘も三年ぶりです。

 母も喜んで下さって無理をしてでも会いに来て良かったと思いました。本当を言えば、もっと早く帰って、お正月の準備のお手伝いをすべきだったのでしょうが。

帰りの飛行機から見た月食です。

2010_01010050 ちょっと前に見たらきれいな満月だったのに、それから二時間くらい経ったときに飛行機の窓から外を見ると、月の左下が不自然に欠けていて、びっくりしました。空は真っ暗だったのですが、ガラス越しに写真に撮ると、空も明るく写ってしまっています。

 一日で大移動をしたので、今日の早くまでサイパンにいたのが何だか信じられないような感覚です。

 明日は、今さらですがおせちを作って母に来てもらいます。昨夜はほとんど寝ていないので、今日は早めに休みます。


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