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産婦人科医という仕事

 先週の火曜日も、そして今日の火曜日も、お昼時間には手術に行きました。午前中の診療を終えると大急ぎで何かをかっ込んで、飛んで出ます。タクシーを飛ばして後輩の産婦人科に行きます。私は病棟を持たない宿無しなので、私の患者さんで入院を要する人は、後輩のところに入院させてもらいます。

 今日の手術はとても難しいものでした。力もいるし、時間もかかって、すんだら、腰とひざの裏がコチコチです。足を一歩も動かすこともなく、はじめから終わりまで同じ姿勢でじっと立ってしますので。でも、ちゃんと手術が出来て、良かった良かったです。これで彼女も元気になるでしょう。

2009_12150021  ちょうど今日、その産婦人科で私のクリニックの一番若いナースが赤ちゃんを産みました。彼女は11月の20日まで、大きなおなかで頑張って働きました。そして、一月も経たないうちに、今日の出産。手術を終えて控え室に行くと、その続きの授乳室で、生まれたばかりの赤ちゃんを、もう授乳の訓練をしています。かわいい!良かったね、頑張ったね、わたしもうれしいよ。で、パチリです。

 彼女は半年くらい休んだら、またクリニックで働くといってくれています。それまで、しっかり育児をして下さい。また出て来るのを待ってるよ。

 帰ろうとしたら、先週手術をした人が出口で待っていました。先生、ありがとう。先生に会いたかったよ。と、抱きついてきました。今度は、あなたも、あかちゃんを産みにここに来ようね、とハグしました。

 タクシーに乗ってクリニックに帰りながら、やっぱり産婦人科医という仕事は、うれしいものなのかもしれない、と感じていました。ここのところ、経営などでしんどいと感じることが多かったのです。でも、もう少し続けてもいいかも、と思っていました。


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ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

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コメント

大変な仕事であっても、喜ばしい事があると、やりがいを感じるでしょうね。
先生、クリニックをやめるなんてまだ言わないで下さいね。

投稿: けん | 2009年12月15日 (火) 23時08分

先生のお仕事は、ほとんに大変だと思います。
私も、1年に2~3度、お世話になっていますが、
いつも、患者さんはいっぱいで、でも、先生は、いつも笑顔で、診てくださいます。先生の病院に行き始めたころは、体調が悪くて、つらかったんですが、「大丈夫よ、心配しなくていいよ。」って言ってくださった言葉で、どんなに安心できたことか、そして、元気になれました。

投稿: ym | 2009年12月16日 (水) 14時32分

河野先生、はじめまして。こんにちは。

婦人科ですが、先週からお世話になっています。
初診時、お昼になっても患者さんが切れず、先生おひとりでは大変そう。と感じました。
以前から先生のブログも拝見しており、お忙しい中での更新にも驚いています。
色々とご無理されているとは思いますが、まだまだ続けて頂きたいと切望します。
先週に比べ冷え込んできましたね。どうぞご自愛くださいませ。

投稿: KY | 2009年12月16日 (水) 16時46分

おめでとうございます。
ついこないだは大きなお腹でしたね。無事出産ですね。
お仕事は、もう体が無理と感じられるまで頑張ってください。
先生だから頼る人も多いようですからね。
それと先生の意思を継ぐような人の育成もですね。
実際の医療現場からの言葉だからこそ、強く伝わるものもあると思います。
先生の書かれたり話されている現実を、時々見かけますからね。
足腰立たなくなったら、いつでも車椅子を押しますよ。(笑)

投稿: やんじ | 2009年12月17日 (木) 17時10分

先生、お仕事たいへんですね、お疲れ様です。
産婦人科は赤ちゃんが生まれる科でもあり、でも命が消えることもあり、なんだか不思議ですね。そう思っている今日この頃です。
赤ちゃんの誕生、とても幸せになりました。
おめでとうございます。そしてありがとうございます。
私はこの春から幼稚園で教諭をしています。子どもたちと向き合って、時に良い子も悪いことをして荒れている子も「よく生まれてきたね~」と抱きしめます。するとほとんどが恥ずかしがりながらぎゅ~と身を任せて力を抜いてくれます。力が入りすぎてるのを時に抜いてあげないと・・・。私もまだまだですが・・・。
付き合ってる人はいませんが、いつか結婚して出来るだけ多く子供を授かりたいと思ってます。
薬を飲んでいるので元気な赤ちゃん授かるかチョッと体調が不安なのですが、でも私でも愛して愛されていいでしょう・・・そして赤ちゃん生んでも・・・ね!?先生。出来たら自然に産みたいな~そのためには自分も人も体を大切にして、磨かないと・・・。
またお邪魔します。
いつもブログ楽しみにしています。
あっ、3歳児の男の子ががお友だちの女の子にパンツ脱いで見せて・・・と言っていて。どうしてよいか分かりませんでした。
いろいろ書いてすみません。
応援しています。

投稿: ほのか | 2009年12月17日 (木) 18時42分

 今月は予定の手術の方が多くて、
週2回は手術しています。
そんなときはお産も多く、私としてはめずらしく
連日お赤ちゃんも取り上げています。
何が起こるかわからないお産は緊張しますが、
元気な産声と家族の笑顔を見ると
こちらも嬉しくなります。

産婦人科はつらくとも喜びの多い仕事です。
今年は産婦人科医をめざす研修医も増えたそうです。
医者のやりがいはお金でも楽な仕事でもなく、
患者さんの笑顔ですよね。
そしてたまに先生をはじめ、同じ志を持つ仲間と
楽しく飲んだり、歌を歌ったりkaraoke
語り合うことができれば、また頑張れます。

来年もよろしくお願いいたします。heart

投稿: ワタナベ | 2009年12月18日 (金) 07時01分

けんさま
ありがとうございます。まだ、もう少しは続けますが・・・。

投稿: こうのみよこ | 2009年12月22日 (火) 11時00分

ymさま
ありがとうございます。患者さんのそんな言葉に励まされて、今日までやって来ました。感謝です。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2009年12月22日 (火) 11時01分

KYさま
ええ、どこの産婦人科も忙しいのに加えて、結構経営難で、青息吐息の状態です。もし、私のクリニックにかかっていらしゃるのなら、来られたときにそっと教えて下さいね。コメント、ありがとうございます。励まされます。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2009年12月22日 (火) 11時04分

やんじさま
わあ、体が限界までがんばれと?うーん、少しゆとりを持ってやめて、いろいろと楽しみたいと考えているのですよね。やだ、車椅子になるまで仕事だなんて。それよりも、仲間達と一緒に旅行に行ったりしませんか。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2009年12月24日 (木) 20時16分

ほのかさま
ちいさな子相手のお仕事、大変ですね。えと、幼児期からの性教育について、このブログでも、しっかり書いています。性器は大人になったときに赤ちゃんがうまれるとても大切なところ。いつもパンツをはいて守っておこうね。パンツはね、お風呂に入るときとトイレに行くときだけぬいでもいいけど、後は、脱がないのよ。と、しっかり教えてあげて下さい。見せてといった男の子のも、大切なところなのだから、人のをみたり、見せたりしないのよ。としっかり教えて下さいね。できれば、私のブログ、さかのぼって読んでいただくと、書いていますので。「家庭での性教育」は2008年5月28日からシリーズで書いています。お仕事、頑張って下さいね。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2009年12月24日 (木) 20時26分

ワタナベ先生
先生は、子育てをしながらだから、体がきついこともおありでしょう。私も昔を思い出します。でも、そんなしんどいのも、振り返ってみれば、ほんの一時です。もちろん、患者さんに喜んでもらえる、とてもやりがいのある仕事ですよね。それに、産婦人科会に新しい風を入れるのも、私たちの役目だとも思っています。頑張りましょう!!

投稿: こうのみよこ | 2009年12月24日 (木) 20時31分

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