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渡邊智子医師の性教育⑥2回目の授業の終わり

 そう。おたまじゃくしみたいに泳ぐんだよ。(みんなで泳ぐ真似をする)受精
すると細胞は分裂してどんどん増えて、段々みんなに成長していきます。
受精してから2ヶ月もたつと、2センチくらいになって頭と体の大きさが同じ、
ドラえもんみたいになります。(ここからは写真と超音波の写真を見せる)
3ヶ月になると手足もはっきりしてきます。
 子どもたち:かわいい!

 これは赤ちゃんが指しゃぶりをしているところです。赤ちゃんはただお腹の
中で浮いている訳ではありません。ちゃんと生まれてからおっぱいが吸えるよ
うに練習しています。
 そして10ヶ月がたつと生まれてきます。
 このクラスには双子のお友達がいましたね。
 子どもたち:○○くん!

○○くんはもうひとりの兄弟と似ていますか?
子どもたち:あまり似ていない

性別が違ったり、顔が違う双子さんは、2つの違う卵子が受精したものです。
顔が同じ双子さんは同じ卵子が2つになって育ったものです。例えばお笑いのザ・たっちとか。
 最初はみんな同じような卵からはじまるのに、なぜ別々の顔、性格、性別になるのかな。それは細胞の中にある、DNAという遺伝子に、みんな違う設計図が入っているからだよ。(DNAを見せる)
 子どもたち:すごい、設計図があるんだ。
       階段みたい
       スパイダーマンみたいだね

 その設計図に沿ってみんな違うひとりひとりになったんだよ。それでは今日の勉強はここまでにしましょう。

     第2回性教育終了

{感想}
 まず、授業とは関係ありませんが、ちょっとした手違いで私は30分も早く
学校に到着してしまいました。3年1組をのぞくと丁度歌の練習をしていました。
私の顔を見るとみんなが手招きをして歌の輪に入れてくれて、みんなで手をつないで、隣で男の子たちは自分で考えた振り付けで踊り、授業の前から温かい気持ちになりました。我が子だけではなく、みんなのこの笑顔がずっと続くことを願わずにはいられませんでした。
 しかし、これほどまでにみんなが自分はどうやって生まれてきたのかを知りたいとは、正直驚きました。今回受精までをお話しましたが、実際の場面は馬の絵以外は見せていません。なのでまだ把握していないお子さんもいることでしょう。でも3年生でかなり理論的な言葉を理解することがわかりました。
また反対に嘘であっても専門家の言うことならそうなのかなと考えたり、知ることに少し躊躇が見られたとも感じました。夢と現実が交差するそんな年齢なんだなあと思いました。それだけに私は大人として、子どもたちの疑問を正面から受け留め、応えていかなければと感じました。

 今回子どもたちから感想文をいただきましたが、ほとんどの子どもが受精する精子の飛び出す絵本が気持ち悪かったと書いていたので、精子の名誉にかけて汚名挽回しなければと思います。しかし、どのように受精するかという事実を知ったことに関して、嫌悪する発言はありませんでした。「ずっと知りたかったので、わかって良かった。」「教えてもらってためになった」「いろいろなことがわかってうれしかった」と書いてくれました。

 もう1回、6月6日にT先生から時間をいただきました。次回は受精後、男の子と女の子に別れていき、生まれてから大人になっていく体と月経のはじまりについて学習したいと思います。(プールが始まる前に終わらせたいので)そこで一区切りになります。それ以降は必要があったとき、また考えたいと思います。よろしくお願いいたします。

以下河野です。

こうして受精をしっかり学んだ後、いよいよ3回目の授業で初経や精通を学びます。実は、今の文科省のカリキュラムだと、ここまでのところをすっ飛ばして、初経教育になってしまうのです。月経という現象だけの説明になってしまって、なぜこんなものがあるの?という疑問に答えらなくなってしまいます。次回3回目の授業です。


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