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釜山の旅二日めです。

2009_11040002_2  釜山の二日め、朝ごはんのレストランに面した庭になんとトラがいました。夜行性のトラが、のっそりと小屋から出てきて、行ったり来たり、あくびをしたり岩によじ登ったり大サービスです。

 二日めは盛りだくさんです。事前に何の計画も立てられなかったのですが、着いてすぐにガイドさんが何をしたいか、どこに行きたいか、何を食べたいか、すべて希望を行ってください、と言ってくださいました。

一番行きたかったのは、「冬のソナタ」の最後の、ちゅんさんが建てた「不可能の家」。これがある島がとてもきれいで、家の中にも入れるのだそうで。行きたかったけれど、そこに行くには、朝出発して帰るのが午後4時ごろになるということで、諦めました。それは、またの機会にすることにしました。

 まずおふろです。朝一番にお風呂だなんて、お風呂は夜と思っていたのですが、一日の計画をこなすには、これがいいとのこと。それに、行ってみて分かりました。丘の上にあるこのお風呂は、とってもきれいで、かつ景色がすばらしい。全面大きな窓で、海が広がっています。浴室では写真が取れませんので、その上の階のくつろぎ部屋から撮りました。

2009_11040005 とっても気持ちのいいそれも温泉です。ここでみんなあかすりやマッサージをしてもらいました。顔のマッサージ、きゅうりのパック、体はあかすりのあと、牛乳の全身パック、その後は緑茶と蜂蜜のパック。全身が甘いにおいになりました。シャンプーもしてもらいました。顔もからだもつるつるです。

その後は、貸し出しの短パンとシャツを着て、一階上に行っていろいなサウナです。韓国特有の釜汗幕や漢方のサウナ、寝る部屋やインターネット部屋、それにレストランやカフェ。広い床に座ってみんなでパッピンスを食べました。

2009_11040003 大きなカキ氷。これで5000ウォン、約400円です。みんなでたべても食べ切れません。

お風呂も、これだけの設備で、入浴代は衣服やタオルの貸し出しも含めて7900ウォン、約650円です。

本当に、のんびり、命の洗濯をしました。でも、実は私は、ヒノキのお風呂で足を滑らせて、ぼっちゃーんと転んだのです。まあ、湯の中なので、たいしたことにはならないのですが、段で腰の上をしこたま打ちました。後で紫の内出血をしていました。肋骨がどうかなっているかも知れません。歩いても、車の振動でも、痛みが響きます。

 それはいのですが、その湯船に浸かっていたおばあさんが、すっごく心配して、あれこれしゃべってくれます。で、私は、「私は日本人です。韓国語はよく分かりません」ともちろん、韓国語で言いました。そしたら、おばあさんが、私の顔をまじまじと見て、ちょっと間を空けて、そして、日本語で教えて下さいました。(お年の方は皆さん、日本語をしゃべられます。これも胸が痛むことです。)その湯船にはすべるので気をつけるように、と、しっかり書いてあります。そんなの、ハングルなので分かりません。そもそも私たち以外誰も日本人はいないところですので、日本語でなんて書いてありません。私が転んだおかけで、みんなに「ここはすべるよ。気をつけて」と注意することができたので、ありがたいと思いなさい、と、負け惜しみです。

 お風呂のあとはお昼御飯です。私たちの希望で「サムケタン」のおいしいお店につれて行ってもらいました。地元の人たちが次々と来る、人気のあるお店です。

2009_11040011                   2009_11040012_2                    

鶏一羽の中にたっぷりのもち米、高麗にんじん、なつめ、クリなどが入ってこってり、それは美味しいサムケタンでした。それに、壁にずらりと並んだ焼酎が見事で見とれてしまいました。

まだまだ二日めの盛り沢山が続きます。そうそう、腰の打撲は、薬局に行って漢方のシップを買いました。とてもよく効きます。韓国の薬局は色々なお薬が安く変えます。これまで、湿疹の塗り薬や鎮痛剤、バンドエイド(一箱50円弱です)等を買いました。シップは、六枚入って200円弱でした。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

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コメント

先生、大丈夫ですか?骨折が治ったばかりなのに、痛いこと続きですね。大したことがなければ良いのですが。
植民地支配の大罪が我が国にはあります。「慰安婦」は塹壕で(それも戦闘中と聞いた気がします)、地面の上で相手をさせられたそうです。
我が国の兵士は何をしていたことやら。どうせもうすぐ死ぬのだからと、「遊ぶ」のに目の色を変えていたとか。情けない話です。
ひめゆり部隊の方に聞いたところでは、「慰安婦は仕事だったから良い」「未来志向で、いつまでも過去にこだわらない」とおっしゃっていましたが、果たしてそれで良いのでしょうか。
仕事?未来志向?韓国政府も未来志向と良いますが、納得出来ません。
それはともかく、先生も災難続きですがお体大事になさって下さい。

投稿: けん | 2009年11月 7日 (土) 11時34分

けんさま
一番いけないのは、日本政府です。あの戦争の総括がいまだにできていません。それに、今になって自虐史観なんて出てくるようでは。アジアの国の人たちに申し訳ないことです。私たちは後ろめたいばかりです。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2009年11月11日 (水) 08時33分

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