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東京で「鳥一羽」を食べました。

2009_10250007 東京のホテルにいます。ロビーに真っ赤なアマリリスがダイナミックに飾ってありました。思わず足を止めて見入りました。

 昨夜の内に東京に来ました。毎年楽しみにしている広島フードフェスティバルに今年は行くことができませんでした。ああ、残念!私の韓国語の李先生、今年も粉だらけになってチヂミを焼いていらっしゃるかなあ、トッポギのあの甘辛いの、美味しくできているかなあ、などとぼんやり感じながら来たら、娘が予約していたところが韓国料理やさんでした。赤坂のなんと、「まいうKOREA」という変な名前のお店です。着くのが遅いので、遅くまでやっているお店でないと、という限られた中で、ネットで選んでいました。

2009_10250003  そこは、「ダックハンマリ」の専門店です。ダックハンマリ、車を運転しながらいつも聞きながしている韓国語のスピードラーニング、そこに「鳥一羽」という料理が出てきます。どんなのだろうと思っていたのですが、まさにそれでした。大きなお鍋に鳥が一羽、どーんと運ばれて来ました。

 ぐつぐつとしてきたら、店長が大きなはさみで鍋の中で鳥を切っていきます。みるみるうちに一羽が見事に裁かれました。そしたら、二回に分けて、キムチの浅漬けやいろいろなお野菜がほうり込まれました。

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しっかり煮えたら、鍋の向こうに写っているたれ、少しすっぱめのに唐辛子と黄色のからしを好みで溶いてそれにつけて食べます。はじめに白菜を一口食べてびっくり。それはそれは美味しかったです。これまで食べたことのないお味、コショーがしっかり効いて、これまでの韓国料理とは全くイメージが異なったお味です。そのおいしさに、うーん、うーんとうなりながら食べました。御飯を一人前、スープにつけて食べたり、最後には麺を煮込んで食べました。

2009_10250006 ワタリ蟹のコチジャン漬け、身がとろとろです。美味しいけれど、カラーイ。おまけに緑の唐辛子が散らばっています。その唐辛子を恐る恐るかじってあわてて吐き出しました。それでも口中、頭までしびれるほどの辛さでした。

 働く方も、他のお客さんも皆さん韓国語でしたので、全く本場の味そのもののお店なのでしょう。韓国料理を満喫して、本当に満足です。

今日は、お昼から会議兼研修会です。相変わらず片頭痛の発作が起こり続けています。今朝も、目が見えるようになるのをじっと待って起き上がりました。鎮痛剤が離せません。思い荷物を持って歩くのもよくないのかも知れません。夜広島に帰ります。


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ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

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コメント

突然こんな形でコメントして申し訳ございません。
先生の著書拝見いたしました。
実は私は約半年前に中絶手術を受けました。それからどうしても立ち直ることが出来ず、そうしていたところ、先生の本と出会い私の力になってくれるのではないかと思い拝見いたしました。
私ごとですが、現在大学4年になります。私は看護大学に所属しており、命の大切さや避妊の大切さは分かっている「つもり」でした。妊娠したときの相手は34歳でした。彼から食事の誘いを受けるという感じで、まだ、恋人関係でもなく、食事に行った後に私の家まで送ってもらい、その後彼はどうしても帰らず私は彼の「お茶を飲んで帰る」「私の信用を失いたくないから何もしない」という言葉を信じてしまい彼を家に入れてしまいました。私は、それまで男性と交際したこともなく勿論彼が初めてでした。私は家に入れても断れるという安易な考えがありました。肉体関係になったときに、「避妊をして」とは言えず彼を許したことが本当に情けないと今でも思っています。その後も連絡を取っている関係が続いていたのですが、妊娠が分かり、彼に会い妊娠を告げました。私自身は、まだ学生で彼とも恋人関係でもない状態では生めないという考えに揺るぎはありませんでした。彼も、やはり今の状況を考えると中絶が正しい選択であるという答えでした。妊娠中、精神的に不安定な状態の私に彼は、「一緒に乗り越えていこう」といってくれ私もそういってくれる彼を信じていました。しかし妊娠していると私自身が生みたい気持ちも出てきて彼に、「環境が整っていたならやっぱり生みたい気持ちもある」ということを言っても、彼は何も言ってくれずそのまま中絶という道を選ぶ結果となりました。中絶の日も一緒にいてくれたり、そういう彼を見ていて私は一度は命を授かったからこそ彼と向き合って、2人で乗り越えていきたい、将来のことも考えて欲しいと思っていました。中絶後、私はそういう言葉を言ってくれない彼に、どうして私に対して肉体関係をもったのか、後これからのことを話すと彼は、「これがあったからもう2人は幸せになれないと思う。俺は今まで段階を踏んで女性と付き合うということをしてこなかった。だからあの時は、そういう気分だった」といってこれからのことを考えてくれてる様子はありませんでした。その後彼と会うのは難しい関係になり、私は彼が一切信じられなくなり、独身というのも嘘ではないか、何かを隠しているのではないかと思い、メールできくと「いい加減にして欲しい。そうやって言われもないことを言われるのは本当に許せない。もうメールしないで」というのを最後に、彼に何度メールしても電話してもでてもらうことは一切なくなりました。音信不通の状態です。
私は本当に情けないですが、中絶して初めて赤ちゃんを諦めたことを後悔しました。赤ちゃんを見るたびに私はなんて事をしてしまったんだ、私が頑張って生めばよかったという思いが強くなります。彼に対してもいい子でいず、生みたいと強く言えばよかったと後悔の毎日です。私は世間から自業自得だと言われても仕方ないと思っています。恋人関係でもない人と肉体関係をもって、相手に少しでも助けて欲しいと思ってしまう私が間違っていると言われることも分かっています。けれど中絶という傷を私一人で背負うにはあまりにも重く、そういう時、先生の本と出会いました。先生の「人の痛みが分かる人間になって欲しい、それが、命を葬ってしまった胎児への何よりの償いになる」という言葉に救われました。私自身4月からは医療者となる身です。少しでも人の痛みに共感できる、より添える人になろう、これが私が赤ちゃんから教えてもらったことだと思っています。
まだ、一人では背負うには自分に負けてしう日々が続いていますが、頑張っていきたいと思っています。先生の本に出会え、よかったです。
長い文章にお付き合いくださってありがとうございました。

投稿: ミニ | 2009年10月25日 (日) 17時26分

河野先生、パワフルな先生のご活躍にはいつも元気をいただいていますが、くれぐれもご無理なさらないでください。お帰りなる時だけでも宅配便でご自宅に荷物を送られてはいかがですか。手が自由になるだけでも楽です。

投稿: ペア | 2009年10月25日 (日) 21時14分

ミニさま
つらい体験を話して下さってありがとうございます。本当に大変でしたね。でも、そんなさえない男が、さえない人だったということがわかっただけでも良かった、そう思います。今、日本には、そんな男たちが沢山育っています。全く、もう。「これがあったからもう二人は幸せになれないと思う」なんて、一体何なのでしょうね!自分の反省のかけらもない人。とてもしんどい思いをしたけれど、とても勉強になったと。そう思いましょうね。世の中には、こんなくずのような男ばかりではありません。もっと素敵な人にいつかは出会うこともあると思います。勉強、それからお仕事、頑張って下さいね。私にとってあなたのお手紙は、とても力付けられるものでした。ありがとう。お返事遅くなってごめんなさい。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2009年10月29日 (木) 11時04分

ペアさま
ありがとうございます。ええ、そうするようにします。ただ、できるだけ荷物は減らそうとするのですが、いるものばかりなもので。お忙しい盛りでしょうね。そんな中、コメントありがとうございます。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2009年10月29日 (木) 11時06分

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