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新型インフルエンザのワクチンが遅い!

 昨日は、島根県の邑智町に行って来ました。先週行った石見中学と今回の瑞穂中学と羽須美中学で町内のすべての中学生に話すことができました。

 石見中学では、新型インフルエンザでいま一年生が学年閉鎖、今度は二年生が多分今日から閉鎖にしなければならないでしょう、ということでした。それも、あるクラブ活動の生徒を中心だそうです。一週間ずれていたら、私の話ができないところで、危ないことでした。

 瑞穂中と羽須美中ではまだ新型インフルエンザの感染は出ていないとのことでした。でも、来週には修学旅行で沖縄に行くそうで、どうぞ、それまで出ないように、とのことでした。

 私のクリニックでも、やっと一昨日遅ればせながら新型のワクチンが届き、職員に接種することができました。また県の指示が出たなら、妊婦さんから接種を開始します。でも、いつになるのでしょう。

 季節性は、例年のごとく50人分取り寄せましたが、昨年と違い、あっという間に予約で一杯になってしまいました。予約をした方がどんどんと接種に来ています。追加の注文をしようとしたら、今在庫切れだそうです。今週中におそらく、もう少し入るでしょうから、そしたらうちにも分けて下さるということでした。

 本当に、新型の広がり具合は凄まじいものがあります。やっぱり子どもたち、若い人たちは、免疫がないのだとあらためて実感します。日本は、もっと早くにワクチンを作るべきだったと、これも改めて実感します。物がないと対処のしようがありません。本当に遅い!のです。このままだと、みんながかかった後で、やっと若い人たちへもワクチンの接種をということになるでしょう。

 中国は、いち早くワクチンをつくりはじめ、国内だけでなく、輸出までできるように、沢山作ることができています。それも、日本と異なり、2200人もの治験を終えて論文も発表していると。国によっては、ちゃんとできてるのですね。それは作成する力の違いではなく、国によっての行政の違い、ということだけです。なんだかねえ、と思ってしまいます。

 さて、近いうちに「小学校での性教育の実践」のシリーズを書きます。今、性風俗やデートDVの広がりなど、人と人との心の交流、コミュニケーションの貧しさを実感することが多くあります。早くから、人間関係も含めた性教育の実践が必要なのです。

 私はこのブログで、家庭での性教育についてもシリーズで書いてきました。小学校での優れた実践も紹介して来ました。指導要領が変わって、なかなか実践することがむずかしくなった学校教育ですが、また、とっても楽しい実践を教えてもらいましたので、そのご紹介をしたいと思っています。どうぞ、楽しみにしてください。

久しぶりにお昼ごはんです。

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 私のクリニックのすぐ近くに昔からある喫茶店「G線」です。学生時代には何回か来たことがありますが、それっきりでした。 懐かしいな、と思って見るだけだったのです。ところが、ここのお昼が大人気だと。本当にうかつでした。今では少なくなった昔風の喫茶店です。店内は、昔そのままの椅子で、オペラが流れています。名前も「G線上のアリア」から取っています。

 私はうなぎどんぶりです。ふっくらとしたうなぎはおいしくて満足です。私のお膳の向こうにチラッと見えるのが、姉が頼んだピリ辛のナポリタンのパスタです。びっくりしたのは、食事の後の飲み物、ホットコーヒーを頼みました。そしたら、ちゃんとサイホンで入れた本格的なコーヒーとアイスクリームがついてきました。卓上でコーヒーを入れてくださいます。もちろん、美味しいコーヒーです。これで800円。いいの?といいたいくらい、お安いランチです。本当にすぐそばにいて、いったい、何をしていたの?と言いたくなりました。メニューも豊富ですので、しばらく通おうと思います。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

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