カープの観戦と新型インフルエンザの感染について。
昨日は、医師会館での学会の後、大急ぎでカープに行きました。今期4回目の観戦です。
スタンドは真っ赤。でも、さすがに阪神戦。ビジター席は黄色に染まっています。
久々の観戦は、楽しかったけれど・・・。
ヒットもそれなりに出たけれど・・・。
8本のヒットで1点。あちらは9本で4点。どうしてこう攻撃がバラバラなのでしょう。監督の意図もさっぱり分からない。まあ、弱いチームというのはこういうものなのでしょうが。
大声を上げたり、バンザーイ!と言ったりカープの観戦は最高のストレス解消です。これで勝っていれば、もっと楽しかったでしょうが。
ところで、新型インフルエンザですが。私のところでも、「ワクチンをうった方がいいですか?」と聞かれる妊婦さんが増えました。うったほうがいいと思います。でも、まだワクチンなんて、できていないのです。いつから接種が始まるのか、まだめども立っていません。
新型インフルエンザについては、完全に厚生労働省の対応が間違ったと思います。初めは、「水際作戦」と言ってとても厳しく対応していたのに、途中から、すっかり手を抜いてしまいました。これまでのインフルエンザに比べて、あまり症状が変わらないと、安心してしまったようです。ほとんどの人は、早くにタミフルを投与すれば、症状も改善しますので。
その陰で、アットいう間に感染は広がってしまいました。それに、死亡する人も次々と出て来ました。もう、一月も前に医師会のブロック会で、「新型インフルエンザは広がっています。毎日一人か二人は来ています。」と、内科のドクターに聞いていました。
今、ワクチンの接種の優先順位を盛んに報道していますが、そんなのまだ先の話。製品ができてもいないのですから。この優先順位の報道で、まるでこれまでの不手際を隠そう、追求されないように、興味の矛先を捻じ曲げようとしているのではないか、そんな風に思います。自衛と言ってもなかなか難しいことです。せいぜい、症状が出たら、早く病院へ。タミフルは発症から48時間以内でないと効果がありません。
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ぜひ、覗いてみてください。
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コメント
私はクローン病で、イムラン(免疫抑制剤)を服用しているため、インフルエンザにかかると重症化しやすいから、良く手を洗うようにと指導されました。
インフルエンザから話がそれますが、失礼ながら今の医学はレベルが低すぎて、歯がゆく感じます。
クローン病も、自己免疫疾患らしいとの事ですが、何故もっと研究が進まないのかと思います。
完治しないのは仕方ないとしても、効果の低い治療法しかなく、政権交代を機に、政府には医学の進歩に徹底して力を注いでもらわないと困ります。
戦争についてですが、私は武道経験者で佐山サトルさん(プロレスのタイガーマスク)のファンです。
しかし、佐山さんが極右で、武士道復興だのと、変な思想活動を展開しているのには閉口します。
旧日本軍を否定されると、鬼のごとく豹変するのは有名で、佐山さんのホームページにも、日本文化情報チャンネル桜(?)だのが紹介されていますし、日本青年社とのつながりもあります。
さすがに、佐山さんの道場には通えません。田母神さんを肯定する人達って、どう言う頭の構造なのでしょうか?理解不能です。
投稿: けん | 2009年9月 7日 (月) 17時50分
ワクチン等、予防接種による副作用やタミフル服薬ゆえ?の死亡情報を聞くと、どちらを選択したら良いのか、悩みます。
医者によって意見が異なり、患者の立場で言えば、どの先生を信じれば良いのかとも。
人生50年と言われていたひと昔は、ガンになる前にこの世を全うしていた。
医療が発展して、長生き出来ても、未知なる病気は難病という形で次々現れてくるばかり。
病名は違うが、免疫関係(アトピーや膠原病)の疾患が急増したようにも感じる。
環境・食生活・ストレス等の乱れで、人体にも異変が起きているのでしょうね。
医師が力説する禁煙も大事だが、車の排気ガスの方を早く何とかしてほしい。
高速料金¥1000を利用するが為に、犠牲になった公共機関や地球温暖化も考えて欲しいのです。
投稿: 愛 | 2009年9月 8日 (火) 16時47分
けんさま
そうなのですね、クローン病、大変ですね。それぞれ難病といわれる病気は、世界中の研究者が頑張っているのですが。なかなか究明されません。特に日本は、あらゆる研究にまわされるお金がとても少なくて、大学の研究室はとても貧乏です。これも政治の課題ですね。私は、武道の経験者ではありませんが、武道家と政治思想の結びつきに違和感を覚えている一人です。こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2009年9月11日 (金) 08時27分
骨折にも負けず、お元気そうで。
中国新聞11日付(22)の広場にて、『副作用念頭に接種を』の意見収載あり。
私の知人は幼少時、兄弟のはしかが原因で聴覚障がい者に。
寿命がある限り、完璧な医療を期待するのは無理でしょうね。
いわゆる健康体?でいられるのも、運命なのかなぁと
想う今日この頃。
投稿: r s | 2009年9月11日 (金) 18時09分