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私的平和考⑫「はだしのゲン」英語版出版激励会

 被爆者のこの壮絶な体験と、核廃絶への思いをだれがどう受け継ぎ、行動すべきなのか、ずっと考えている。被爆者は、いつかは必ずこの世からいなくなってしまう。

 広島平和文化センターが頑張って被爆者の証言を記録に残している。それをも、誰がどう使うのか、これから課題である。今は、とにかく記録を残すこと。さんざん話しを聞いて来ている私でも、I さんの証言に衝撃をうけた。体験した者にしか語れないことがある。それを残すことは必要である。

 貴重な体験を漫画という手段で世に知らしめてくれた中沢啓二さん。その英語版が完成した。彼の体験は、様々な、とくに核保有国の言葉に翻訳され、世界中に広がっている。

 英語版の完成を記念して、出版激励会が開かれる。

   英語版全10巻出版記念
      『世界に飛びたて はだしのゲン』出版激励会 ご案内

 謹啓 初夏の候 皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
 さて、この度「はだしのゲン」の英語版全10巻を完成にこぎつけました。
 オバマ米国大統領の「核兵器のない世界」宣言は、核兵器廃絶に向けて大きな希望の灯りです。しかし、まだ課題も多く「はだしのゲン」の活躍は残念ながらまだまだ必要です。
 プロジェクト・ゲンの「はだしのゲン」多言語化・翻訳は15年で18ケ国に達しました。
英語版全の完成を機に、原作者の中沢啓治さんや各国の翻訳者、ゲンのフアンの方々と
一堂に集って、いま一度「はだしのゲン」が世界を駆け巡って平和のメッセージを伝えるようにエールを交歓する会を行います。つきましては、是非ご出席頂き『世界に飛びたつ はだしのゲン』をご激励頂きますようにご案内申し上げます。

  
 2009年6月

なお、オバマ大統領と娘さんに贈る「英語版 ゲン」に添えるゲン入り色紙に寄せ書きをします。 

                     記


   英語版全10巻出版記念『世界に飛びたて はだしのゲン』出版激励会

 日時:7月26日(日)11時30分~14時30分  

 会費:大人 4000円 小・中・高校生 1500円

 場所:広島メルパルク(広島そごう西隣) 広島市中区基町6-36(082-222-8501)

 主催:プロジェクト・ゲン<代表:浅妻南海江 金沢市在住>

 呼びかけ人: 広島平和文化センター理事長 スティーブン・リーパー  中国放送顧問              佐々木 典明   河野産婦人科クリニック院長 河野 美代子    広島映画センター  社長 牛尾 英隆

 事 務 局:〒730-0853 広島市中区堺町1-2-9 貴志ビルF1 広島映画センター内
 『世界に飛びたて はだしのゲン』激励事務局 082-293-2229 E-mail : info@h-eigacenter.co.jp

すでに夏休みに入っている日曜日です。お子様とご一緒に参加されませんか。中沢啓二さんは、いつも笑顔の素敵なおじ様です。参加希望の方は、このブログにコメントください。アップしたくない方は、その旨を書いていただければ、非公開とします。そのときは、必ずメールアドレスを書いておいてくださいね。

 これをお知らせしようとしていた昨日の中国新聞に、なんとあの田母神氏の講演会のことが載っていました。この中沢啓二さんの激励会と同じ会場で、しかも8月6日の広島で、講演をすると。その記事を読んでからずっとくらーい気持ちになっています。明日はそれについて書きます。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

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コメント

子供のとき、学級文庫にある唯一の漫画が「はだしのげん」でした。漫画が好きだった私は全巻読みましたが、こわいような、気分が悪いような気持ちになったのを覚えています。
私の子供のときには、毎年夏に学校から反戦映画を観に連れて行かされました。友達の中には「見ると夜中にうなされるの」とずる休みする子もいました。
見たくない気持ちと、真実を知りたい気持ちが入り混じっています。先日は沖縄の集団自決のテレビ番組を見ました。硫黄島の映画も見ました。知らなくてはいけない気がします。知って何かをしなくてはいけない気がします。でも、何かをどうすればいいのかが分からないんです。まだ自分の中で固まっていないんでしょうね。

投稿: トントンまま | 2009年6月24日 (水) 09時59分

トントンままさま
ご無沙汰しています。そうなのですか。小学校は広島ではないですよね。そこにも「ゲン」があったのですか。うれしいことです。今、若者の中にも戦争に賛成する人、核兵器を持つべきだというものが沢山育っています。今、私たちにできることは、子どもたちに戦争はしてはいけないこと、人の命を大切にすることなどをしっかり教えることでしょうね。お子様たちに「はだしのゲン」を読んでもらって、そして激励会にいらっしゃいませんか。 こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2009年6月25日 (木) 11時35分

私の実家は和歌山県です。
激励会は日曜日なので無理なんです。
ほかの日ならはせ参じたのですが・・・ 申し訳ありません。
8月6日の田母神氏の講演会は、そこに参加する議員の顔をチェックしたいですね。本当にそう思います。二枚舌もはなはだしい。
先生がリストをアップしてくださいますか?

投稿: トントンまま | 2009年6月25日 (木) 12時28分

河野先生、こんにちは。

広島の小学校では、たぶん今でも図書室にはだいたいの学校で「はだしのゲン」はあると思います。
この間、小学生が読んでいたのを見ました。

私も子どものころ、読みました。
まんがですけど、でもそれまでは知らなかった、
「こんなにもむごい場面(光景)があったのだ」ということを思い知るには十分でした。
大人になってから、長崎の原爆資料館に行きました。
細かい内容は忘れたのですが、原爆が落ちた直後のありのままの悲惨な写真がたくさんテレビの画面で紹介されていました。
今までだって原爆が落ちたのは本当のことだって知っていたけど、その時の衝撃はものすごいものでした。

やはり「本当のこと」の訴える力はすごいです。

小学校2年生ぐらいの時、それまで私は広島の原爆資料館には行ったことがなくて、初めてテレビで資料館の展示内容について見た時、その晩は怖くてなかなか眠れなかったし、夢に「黒い爪」が出てきてうなされました。幼な心に衝撃だったのだと思います。

「はだしのゲン」、少しでのたくさんの世界中の人に読んでもらいたいですね。

投稿: 迷い人@広島っ子 | 2009年6月26日 (金) 00時25分

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