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佐賀での出来事②ストップ!プルサーマル人文字フェスタ

 佐賀の会場に着いたとき、隣接の広場に沢山の人がいました。何でしょう?とたずねると、「プルサーマルの反対の集会が開かれているのです。」と教えてくださいました。

 ええ?それは気になる。出来れば私も参加したいほどだと思って。少し早く会場に着いていたので、時間がありました。で、会に行ってみました。

 私は無自覚で、知りませんでした。プルサーマル、人が人為的に作りだしたものの中で、最悪の毒とされるプルトニウムと劣化ウランを混ぜたもの、それがフランスを出発して日本に向かっている、そのために様々な国がとても警戒をしているという話は知っていました。

 でも、なかなかその受け入れ先がないと思っていました。それが、ここ、佐賀の玄海原発が受け入れ、もうすぐプルサーマルが玄海に到着し、今秋から試運転が始まるという、とても緊迫した事態となっていました。

 沢山の人が集まっていました。ここで人文字も作るのだと。そして、昔だったらデモなのでしょうが、今日はパレードをするのだと知りました。気になって、写真を撮ったり、チラシや資料をいただいたりしましたが、何せ、私は私の講演をちゃんとしなければなりません。

 そしたら、講演のすぐ前に、一人の女性が尋ねてきてくださいました。高校の先輩のFです、と。びっくりしました。私は高校時代はそれほど親しく話したことはありませんが、とても優秀な方で、憧れの先輩でもありました。そして、私が医学部の学生の時、医学部のある教室の助手として入られ、私たちの実習の指導をしてくださいました。その方がほぼ40年ぶりに目の前にいらっしたのです。私は佐賀にいらっしゃるということも知りませんでした。

 そして、そのプルサーマルの集会にきていると、と。力を貸して!!といわれます。子どもたちにこんなもの残してはいけないと。昔はおとなしい方でしたが、とても情熱を持って一生懸命語られました。もうすぐプルサーマルが来てしまう、と。住民投票を求めて沢山の署名を集めても、県議会が即否決をしてしまったのだそうです。

 国の安全宣言はっいったい何を根拠にしているのでしょう。原発では様々な事故が起こっています。スリーマイル島、チェルノブイリ、こんな大事故でなくとも、日本でももんじゅなど数々の事故は本当に沢山起こっています。

 プルトニウムは再利用するといいますが、再利用されるのは10%にもならない、ほとんどは核のごみとなります。それも地下深くに埋めるとされていますが、埋められるようになるまでに温度を冷やさなければなりません。それが冷えるのに、何と百年かかるのです。そして、その後数万年、管理しつづけなければなりません。それまで放射能を出し続けます。

 ひどい毒性でどこの国もこれを燃やしてエネルギーにするなどということはいないのに、日本だけがこの危険なものに手を出そうとしています。日本は、この核爆弾の元になるプルトニウムを大量に持つ国として、IAEAに厳重に監視されています。北朝鮮のことをあれこれいいますが、それ以上に日本が警戒されているということなのです。

 エネルギーの問題は、太陽光や風や波や地熱などの自然のものの利用をするという方向に、もっと真剣にとりくまなければ、と思います。

 講演の途中、映画の上映をしているときに行ってみたら、皆さん、人文字を作り始めていました。

2009_05110018 空にはヘリコプターです。空から見るとすごい人文字です。(これをぜひクリックしてみてください。)

先輩は、行ったり来たりしながら、私の講演も聴いてくださいました。とても大切なことを教えてくださって感謝です。

 私もヒロシマの地で、原発や核の問題を本気で考え、行動しなければ、と思いました。

それから、講演を聞きに来てくださった人の中に、私が昔取り上げた人がいることも、感想文を読んで知りました。ヒロシマでなく、佐賀の地にそんな人がいるなんて。感激です。

明日は、佐賀の食べ物のことを書きます。 


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

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コメント

こんばんは。この間先生の講義を受けた広島文教女子大学の生徒です。
今さっきこの間の感想文を書き終え、気が向いたのでコメントさせていただくことにしました。
佐賀のプルサーマルの話は少し知っていましたが、そんなに深刻な話だと言うことを先生のブログを見て初めて知りました。
私は長崎県出身であり、かつ広島で生活をしている人間である以上やはり戦争や核兵器に関する話などにはとても敏感になります。また将来小学校の先生を目指しており、平和なことがどれだけ大事なことかを伝えていかなければいけない立場にもなります。だからこそしっかり自分が理解しないといけないと思っています。また私には小学校の先生になるという夢とは別に学校に行けないこどもたちのために学校を建てて学校に行かせてあげたいという夢があります。金八先生の作者さんは金八先生を通して得たお金で学校を建てていらっしゃいます。学校を建てたいと思うのは子供は誰もが教育を受ける権利があると考えるからです。
先生の講義を受けて性教育についても子供にちゃんと正しい知識を与えてあげないといけないと感じました。
まだ大学生である以上今は自分のからだを守っていくことが大きな課題ではありますが、性教育のこともちゃんと指導できる先生を目指していこうと思います。
先生がブログに書かれたコメントはいくら遅くなったとしても必ず返す!!と断言しておられたのでこれからも何か悩みができたときは相談できるのだとわかりほっとしています。
ブログ見るだけでもいろんなところに出張講演していらっしゃるようで忙しそうなのが伝わってくるようです。お体には気をつけて下さいね。頑張って下さい。では失礼します。

投稿: 文教生 | 2009年5月12日 (火) 02時25分

文教生さま
とても素晴らしいコメント有難うございます。プルトニウムは、その半減期(放射能レベルが半分になる)が二万四千年。もし、玄海で事故が起こると、佐賀県も福岡も全滅といわれます。とても怖いことをしようとしています。やはり国民の一人ひとりがもっと事実を知って行動しないといけませんね。文教生さまの将来を期待します。コメント有難うございます。何かあったら、また書き込んでくださいね。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2009年5月12日 (火) 21時03分

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