トントンで耳が上がりました。

以前、少しだけここに書いたことがあります。そこの小さな子供たちが私の誕生日にハッピバースデーと歌ってくれたことを。

　島本整体トントンのことです。以前から、院長のブログを面白いなあと思ってみていました。私は医師ですので、何でも科学的に物を考えるようになっています。でも、そこに書かれてあるのは、何とも不思議な世界で、「ふうん」とか「へえっ」とでも、本当なのだろうなあ、そんなことがあるのだろうか、とかそんな風に思って見ていました。

　私もこの年になると体のいろいろなところにガタが出てきます。昔からそうだったのですが、ここのところ、右の腰というか、股関節、大腿骨の付け根のところにずっと痛みがありました。どうも、ここが亜脱臼なのではないか、という思いがずっとありました。いつかちゃんと診てもらわなければなあ、年とって動けなくなるといやだからなあ、という思いでした。

　それに、外反母趾、とくに左がひどくて、親指がしびれています。こんな時、トントンの院長のブログで、外反母趾は治ります、というのを読んで、そうなのかしら、本当に?でも、治れば儲け、みたいな思いで予約の電話を入れたのです。

　全身をざっと診てもらった後、トントンと叩いてもらいました。その叩く、骨を矯正する、骨のゆがみを直すというのも、いったいどんな方法なのか、見たことも聞いたこともないので、ちょっとこわくもあり、でも、興味もあって。強引に叩くのかと思ったら、ゴムの槌で軽くとても気持ちよくトントンと響きます。ほとんどは寝てしますので、心地よくって眠ってしまいそうです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

以後、私は三回行きました。私の姿を見て、夫も行くようになりました。

　結果は。右の腰の痛みはなくなりました。外反母趾の親指のしびれもなくなりました。それに、一番びっくりしたのは。私の耳は右が下がっていました。生まれつきです。だから、眼鏡をかけると右が下がって、ゆがんでしまうのです。眼鏡やさんで眼鏡の調整してもらっても限界がありました。

　それが、一回だけで、右の耳が上がったのです。左右がそろいました。写真はその耳を上げてもらっているところです。あれっ?と信じられませんでした。でも、事実はそうなので。まあ、どうして?という思いです。

　それから、私は生まれつき斜頚で、頚というか頭が右に傾いていました。写真を撮るとき、意識して首をまっすぐにしないと、こてっと傾いた写真になってしまうのです。左に傾けるのは、頚がつっぱってなかなか難しかったのです。それも一回で治ってしまいました。

　私は今も不思議です。そんなことがあるのだろうか、という思いは消えません。でも、本当にそうなったのだから、これは信じないわけには行きません。

　ただ、やはりまた言いますが「私は医者なので」何でも、すべてトントンで治るなんていいません。が、ただ、この世の中には私には分からないこともまだまだあると。それらをすべて否定するのではなく、謙虚に、素直に、見たり経験したりするのも必要なことなのかも、と思っています。

　夫は、私の顔がスキッとしたのを見て、自分の顔のゆがみを治してもらいたいとせっせと行っています。生まれつきの持って生まれた顔なのだから、それは無理よ、と私は言うのですが。でも、柔道で傷めた腰の痛みや肩の重みが治ったと喜んでいます。

コスモス薬局のＨＰの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。