「何か変だ」⑦長寿医療制度(後期高齢者医療制度)。
クリニックにこんな文書が来ました。
すでに私のクリニックでも、「後期高齢者医療保険証」を持った方の来院はずいぶん増えました。保健の請求がとても煩雑です。その制度の改正に伴って、保健の請求も変えなければなりません。
私がうん?と思ったのは、その文書のタイトルです。
「長寿医療制度(後期高齢者医療制度)制度改正の周知について」「住所移動(転入)に伴う長寿医療(後期高齢者医療)制度加入手続き中の方への対応について(依頼)」など四ページの文書です。。その差出人は「広島県後期高齢者医療広域連合長(業務課 事業管理係)」だったり、「広島県後期高齢者医療広域連合事務局長」だったり。
後期高齢者医療制度は名前が悪い、これから長寿医療制度と名前を変えたほうがいいのではないか、と、時の総理福田さんが言ったのは知っているけれど。いつから「長寿医療制度(後期高齢者医療制度)」と括弧付きで呼ぶようになったのでしょうか。長寿医療制度にしたとしても、常に括弧付きで後期高齢者医療制度というのがセットされていると、ナンのことやら、とおかしくなります。しかも、差し出す側は長寿など言わないで、前からのままの「後期高齢者医療広域連合」なのです。
取り繕うことにもなりません。
しかも、改正の中身というのが、とっても分かりにくくて、何回も読み直して、やっとナンとか分かってきました。一部負担割合が「3割」の方で次のすべてに該当する方は負担割合が「3割」から「1割」に変更されるというものです。
①現在の一部負担割合が「3割」の方
②同一世帯内に長寿医療制度の被保険者が本人だけの方
③同一世帯内に70歳から74歳の世帯員(被保険者を除く)がいる方
④被保険者を含めた70歳以上全員の収入が520万円未満の方
このすべてに当てはまる人は、申請(基準収入額適用申請)をすれば、減額してもらえるということです。
さて、このような制度の変更はどのようにして情宣されたのでしょうか。私が該当するのでは、と、ご本人に分かるように知らされているのでしょうか。それに、みずから申請した人のみ減額をしてあげるというきわめて不親切な変更です。
しかも、なぜこのような人のみ、3割りから1割りにするのかという、根拠も全然分かりません。もしかして、前期高齢者の人は2割り負担にするという、もう決まっていることなのですが、それを実行するための布石なのでしょうか。
後期高齢者医療保険の人はみんな1割負担だというのでなく、1割りの人、3割の人と、このような差をつけるから、きわめて複雑になっています。
でも、このようにちまちまと変更をしたとしても、年齢で保険を区切るという、きわめてお年寄りに失礼な制度は、着々と浸透しつつあります。国民の怒りも、静まってしまったのでしょうか。いえ、多くの人が不愉快な思いをしているのでしょうが、マスコミが飽きてしまったのでしょうか。やっぱり何だか変です。
今日は、友人のひさまつ産婦人科の開業20周年記念パーティーでした。ついこの間開業披露だったのに。そのときには、まだお父様もお元気で出席者に挨拶もされたのですが。この20年の間にお父様もなくなって、でも88歳になるお母様はお元気で出席されていました。ご挨拶をすると、まあ、久しぶりですね、と、頭もとてもしっかりしていらっしゃいました。一口に20年と言っても、いろいろと苦労も御ありだったでしょう。私なんかと違って、ずっとお産もやり続けているのですから。私のお祝いの言葉は、彼を支え続けた奥様に向けてのこととしました。
途中、ドアから突然飛び込んできたのは、何と原田真二!!うれしいサプライズでした。
目の前で彼のライブです。歌もトークも良かったですよお。今年はピースチャリティライブは、ヒロシマと東京だけでなく、長崎でもすることになったそうです。ヒロシマでのコンサートには、行こうと思いました。

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