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「何か変だ」④妊婦健診の補助がばらばらです。

明日4月1日から、新年度。様々新しくなるのでしょうが。ここのところ、少々職場では混乱しています。

 妊婦健診の補助がこれまでの5回から14回に増えます。補助券が新たに、または追加で交付されるのですね。ところが、これが行政単位でばらばらなのです。健診にこられた妊婦さんに、4月1日から追加を受け取りに行ってください、と言っていたのですが、これは広島市の場合でした。ほかの市や町はいろいろだったのです。

 受付の人に調べてもらいました。まず、補助の額が違います。

 広島市は、妊娠初期16000円。中期後期用8000円が二枚。その他、6000円のが11枚。計98000円の補助となります。4月1日以降に、母子手帳を交付された保健センターに追加を受けとりに行きます。

 その他の市町村は5300円の券が14枚。初期の検査用に9560円の券が一枚。計87120円の補助となります。

 これまでに発行された券が使用できるのは、広島市、呉市、竹原市、尾道市、福山市、府中市、廿日市市、江田島市、海田町、安芸太田町、北広島町、世羅町、神石高原町。これ以外のところではこれまでに発行された券は使えません。

 新券の交付の仕方ですが、これが大変。みんなばらばらです。廿日市市、東広島市、府中町は4月1日現在の週数を計算し、使用可能な枚数が送られてきます。三次市、海田町、北広島町、江田島町は申請書が発送されます。それを持って保健センターや役場に行って、新たに交付してもらいます。

 要するに、このような補助は、国、厚生労働省と国会で、14回に増やすと決議はされましたが、すべて国のお金でするのではありません。半分だけ国の費用で。もう半分は、各自治体に任されます。地方交付税の中からやりくりするのですね。だから、各自治体によって対応がまちまちだし、そのかかるお金もバカになりません。金額もばらばらにならざるを得ないのでしょう。

 広島県は、市を除いて補助の金額は統一されていますが、その内容は、うーん、です。広島市はすべての健診に超音波検査が入っていますが、県では、超音波検査は23週までに2回、24週から35週までに1回、36週以降に1回とされています。もっとも、医師が必要と認める場合には、何の検査をしてもいいことになっていますので、超音波が禁止される訳ではありません。はみ出した部分は私費で補填するということになるのでしょう。でも、何か、妊婦健診と言うと、超音波が不可欠のように思っていましたので、この様に書かれると、どうも違和感があります。

 私のところでは、いろいろな地域からこられる方が結構多いので、その居住地によって補助の違いをちゃんと計算し、説明しなければなりません。もちろん丁寧にします。でも、金額の違いを突っ込まれたら、どうしよう。それは、市や町の方針だから、と言うしかありませんが。ちょっと言うほうも納得しづらいです。

2009_03300005 昨日、私のクリニックの向かいの県民文化センターであったキルト展に行きました。素晴らしい大作が沢山で、本当に感動しました。一年、二年がかりで作られるのでしょう。これほど感動したのは、久しぶりです。こんなのに比べると、私の編み物なんて、ちょろい物です。作品の写真撮影はダメだったのですが、入り口からの雰囲気の撮影だけ許可して頂きました。入ってすぐ右側には、平安時代、十二単のお姫様が沢山。キルトでこんなのが出来るなんて、びっくりです。美しい幾何学模様も、安芸の国をテーマのものも、みんなみんなすっばらしかったです。

 


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「何か変だ」③「バンキシャ」の取材について。

 東京から帰って来ました。往復新幹線。それに、東京駅とホテルとの間を歩いただけ。今日は避妊教育ネットワークの集まりでした。その集まりのあるホテルに泊まったので、結局その間だけを歩き、どこにも寄りませんでした。行きも帰りも夜の新幹線は、何にも面白いことがありません。富士山などの景色も、サクラの一本も見えません。それに、ずっと隣にも人が座っていて、窮屈なことこの上なしです。飛行機のように揺れないので怖くはないけれど、でも、本当に疲れます。次回はまた飛行機にしよう、なんて考えています。

 会では、全国から避妊教育、性教育にかかわっている産婦人科医40人余りが集まりました。みんな手弁当です。皆さんの近況報告を聞いて、本当に困難な状況の中でも若い人たちが頑張っていることがよく分かりました。頼もしいことです。現場では、みんな孤独ですので、こうして時々集まって励ましあって、力をもらって、また現場に散っていきます。いろいろな課題や取り組みについても、様々な意見を聞くことが出来て、勉強になりました。

 さて、シリーズに戻ります。日本テレビの「バンキシャ」のことです。その番組で、事実ではない証言者の証言を放送したと。それが虚偽であったことが判明して社長の辞職にも発展しました。けっこう力の入った取材をしていて、人気のある報道番組でした。実は、この番組から取材を受けたことがあります。

 例の「14才の母」のドラマが放送された頃です。番組で若年の妊娠、出産を取り上げたいということで、全国の産婦人科で、若年の妊娠した人を探していました。昔から、私の場では、良くこのような取材があります。

 でも、このようなケースは、プライバシーにかかわってとてもデリケートです。若年の妊娠は常にありますが、テレビカメラの前でいろいろとしゃべるのも、とても難しいことです。中学生の妊婦の何人かに話しをし、保護者にも話しをし、了解を得た人のみに話しをしてもらいました。

 しかし、その後で、私は、私も彼女も知らないところで、もちろん了解も得ないで、彼女の隠し撮りをしていたことを知りました。クリニックの外にもカメラが待機していたなんて、知りませんでした。冗談じゃない。なぜ産婦人科から出るところなど、撮らなければならないのか、まるで犯罪者を隠し撮りするみたいな扱いではないか。そんなところでカメラを回すことなど、了解していない、と私は怒りました。

 私の患者さんが隠し撮りをされる、それは耐えられないことでした。その強引な取材態度は、何かあらかじめ決められたあらすじがあり、それに私たちから提供された材料を当てはめようとしているに過ぎないと思いました。

 結局、私のところでの取材は一切なかったことにしてほしい、と、申し入れをしました。すべてのフィルムを廃棄してもらうようにと言い、たぶんそうしてもらったと思います。

 今回のことを聞いて、私はさもありなん、と思いました。あの強引さからは、謙虚に対象から学ぶという姿勢は見えません。私たち医師は患者さんから学び、教師は生徒から学ぶというその姿勢が必要だと思っています。私たちだけでなく、これまでこの強引さで取材の対象とされ、涙した人だっているのではないかと思います。

 言うまでもなく、取材の内容は何重にも検証されなければなりません。私たちだって、このブログを書くことでも、決してうそは書かないように、という最大の注意を払います。こんどのことで、一気に信用を失ったあの「番記者」は、これからどうするのでしょうね。

2009_03200014 kei.先生と弟子の発表会花展での私の作品、フレームです。お花をいれるところが細い試験管なので、花材を入れるのがいっぱいいっぱいです。初め、紅白のガーベラを入れたいと思ったのですが、ガーベラは茎が太くて、二本入りませんでした。で、結局こうなりました。

 
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寒い中お花見でした。「はだしのゲン」の中沢さんも一緒です。

 東京のホテルにいます。いや、しんどかったです。診療を終えて今日は新幹線で来ました。どうも、春先の風の強い中での飛行機は苦手です。揺れるのは、怖いのです。まして、あんな成田での飛行機がひっくり返って炎上した映像を何回も見ると、いやになります。

 そこで新幹線にしたのですが。何よりも足がだるいし。四時間もじっとしているのは、さすがに疲れます。一応、本や編み物は持ってきて、あれこれしましたが。明日も新幹線で帰らなければならないと思うと、うんざりです。飛行機とどっちがいいのか、一長一短です

 今日のお昼、まだまだ寒い、サクラも二部咲きのような平和公園の川沿いでお花見でした。とっても寒かったです。大人数で、くっつくようにして話しをしました。久しぶりにお会いする方たちとの会話は楽しかったです。

 「はだしのゲン」の中沢啓二さんと一緒に写真を撮らせてもらいました。はだしのゲンは、今、世界中の言葉に翻訳されています。核保有国18か国のうち、17ヶ国語だそうです。世界中の人たちがこの漫画を読んでくださると、また核の状況も違ってくるだろうと思います。この写真、ブログに載せること、中沢さんも、中沢さんの奥様も了解してくださいました。私の宝物の一枚になります。

2009_03280012 2009_03280015                      

シリーズでもう少し書きたいことがあります。明日、広島に帰るまでに何とか書きたいと思っています。

 せっかく東京に来て、会の後に少し時間があるので、誰かと御飯でも食べて帰ろうと思ったのに、誰にも振られてしまいました。息子も娘も用事があってダメなのだそうです。友人何人かに声をかけても、ことごとくダメでした。さえないことです。


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「何か変だ」②小沢さんの秘書の逮捕と与党の強気について。

 昨日の続きです。そのレセプトのオンライン化は、一見、事務処理が簡素化され、合理的な方法とも思える。どこの世界でも、電算化は当然のことであり、その世界の流れに比して当然のようにも思える。

 しかし、そのデータを厚労省に送るということを聞いて、うん?となる。厚労省がそのデータから、たとえば病気別の報酬の平均値や最低値、最高値などをだし、さらに高値の請求に対し、無条件に切って来るということが起こるのではないか。などと、厚労省に利用される可能性がある、といわれると、あらためて、うーん、となる。セキュリティーの問題などを考えると、とても怖い。

 いま、その電子化に反対して、神奈川やほかの地域で取り下げを求めて、集団訴訟が提訴されている。国会でも、民主党を中心に追求がされ、そのためにこれの実施は一旦先送りにされようとしていた。

 ところが、先日のブロック会で、医師会の幹部の方の発言にびっくりした。その先送りされようとしていたのが、小沢さんがあんなことになったので、与党が、少々反対があっても、強引にでもやった方がいいとなっている、と。だから、先送りになるかどうかはまだ不明、と。

 ああ、そうなのか、小沢さんの秘書が逮捕されたというのは、こんな風に捉えられているのか、と。これで、民主党はがたがたになる、政権交代からものがれられそうだ、だから、今、引かないでことを勧めてもよさそうだ、と。

 少し前に、厚労大臣は人気がある、麻生さんにかわる、選挙の顔になれる総理の候補だといわれてこれもびっりしたのだが。なぜ人気があるのか、分からない。やるやるといっても、年金の問題は何も解決されていない。後期高齢者医療についても、見直しをするといいながら、なにも見えてこない。医療の崩壊はますます進んで行くばかりだ。

 そんな中で、小沢さんの件は、与党をとても喜ばせ、元気づけているようだ。具体的な政策の実行の場でも、こうして影響があるのだと聞いて、あらためてそうなのかと思う。

 政治資金規正法は、完全にまやかしだ。それに引っかかって法の裁きを受けるかどうかは、「なんでも辛口」の舛井紘さんのコメントにあるように、「ねずみ取り」でしかない。一番引っかかるべきなのは、圧倒的に自民党だ。医師連盟のようにやり方が巧妙であって引っかからないでいるに過ぎない。小沢さんだって、民主党のあの大所帯を今のやり方で引っ張っていこうとすると、大金かかかるであろう。さもありなんと思う。

 選挙ひとつだって、完全に無党派で個人でやろうとすると、大金がかかって、これは大変だもの。政党助成金ももらえるわけではないし。党の人は、この助成金がある上に、もっといろいろと党からお金の給付があるのでしょう。今回の事件は、結局は、金、金、金の政治なのだとあらためて思い知らされた。

 それにしても、小沢さんは、あの会見で、そのまま「辞める」と言うべきだった。そのほうが、ウンと民主党にとって良かっただろうに。空気が読めないのだなあ、とあらためて感じた次第だ。

2009_03200013 kei.先生と弟子の発表会花展の私の作品、もうひとつのビデマイアです。薄い緑のカーネーションベースで、赤は、地球上の紛争地帯を表わしたつもりです。


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「何か変だ」①小沢さんの秘書の逮捕、起訴について。

 このたびの小沢一郎さんの秘書の逮捕、起訴について。

 私は医師会員だ。だから、医師会費を払う。と言うか、医師会から自動的に引き落としをされる。県医師会費は毎月19000円。それに市医師会費、中区医師会費、さらに委託徴収としてブロック会費、産婦人科医会費などなど。

 さらに、毎年6月に医師連盟の会費として21000円が自動的に徴収、引き落とされる。1000円が県医師連盟の会費、20000円が日本医師連盟の会費だそうだ。昨日医師会のブロック会が開かれた。そこに医師会の幹部の人がいたので、これについてたずねた。いつ、いくら徴収されて、その会計報告はどうなっているのか、と。彼が教えてくれたのは、全然間違っていた。

 実は、確認のために、先ほど県医師会に問い合わせて正確なことが分かった。医師会の幹部でも、こんなことは、ちゃんと把握していないということだ。私も、ただ、漫然とお金を引き去られるに任せていたということだ。

 医師連盟は、以前は医師政治連盟と言っていた。いつから医師連盟となったのだろう。それも知らなかった。日本医師連盟の会長は日本医師会長だ。県医師連盟の会長は県医師会長だ。引き落としなどの事務手続きも、医師会の職員がする。要するに、医師会と医師連盟は表裏一体である。

 医師連盟は、そうして集めたお金で自民党に多額の寄付をしてきた。また選挙では、推薦する候補者に多額の寄付をし、てこ入れをしてきた。 私がこれまで延々と収めてきたお金も、自民党にながれ、たとえ会員である私が選挙に立候補をしても、一円の寄付もない。それどころか、対立候補である自民党の方に寄付されたのだろう。何のこっちゃ。結果的に、私のお金は対立候補の応援になっていたということだ。

 医師会からの寄付は違法で、医師連盟からの寄付は適法となる。でも、医師連盟からの寄付は、医師会からの寄付だと誰もが知っている。

 西松建設のOBが代表で作った政治団体からの寄付を、その政治団体の名前でそのまま記載した。それが虚偽記載とされる。医師会と、医師連盟の場合と何が違うのだろう。このあたりが小沢さんが続投を表明されたその根拠となっているのだと思う。

 私は、別に民主党の党員でもないし、支持者でもない。でも、今回の逮捕劇は何か変だ。ところで、昨日の会で変なことを聞いた。今、厚労省は医師や病院の保険の請求、レセプトはオンライン化を進めている。今、私のところでもそれに備えて、電算化、フロッピーで提出している。これがもう少しすると、フロッピーではなく、オンラインで提出となる。

 小沢さんの秘書の逮捕とそのオンライン化についての話しだ。長くなったので、また、次回に。この「何か変だ」は短いシリーズになりそうです。

2009_03200012 先日、3月21日、22日のkei.先生と弟子の発表会花展「呼応するこころ」に提出した私の作品のひとつです。ビデマイアです。地球を外から見ています。


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映画「ご縁玉 パリから大分へ」上映会のご案内です。

 昨日書いた山田泉さんとパリから来たチェリストエリック・マリアの心の交流を描いた映画「ご縁玉 パリから大分へ」がヒロシマでも上映されます。

Img036 Img037 Img038                                      

 これは、チェリスト、エリック・マリアが主人公の映画です。ベトナム戦争の孤児で、養子縁組でフランスに引き取られ、チェリストとなった彼が、山田泉さんと出会い、自分探しの旅に出ます。大分で泉さんと再会した彼は、泉さんの案内で、また様々な人たちと出会います。

 私は試写でこの映画を見ました。山田泉という人の生き様や命の授業が描かれているわけではありません。美しいチェロの音色、美しい風景。そして、人々との心の交流。ひとつの完成されたやさしい映画です。

 多くの人に見ていただきたい映画ですので、ご案内致します。


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「山田泉さんを偲ぶ会」に参加しました。

昨日、「山田泉さんを偲ぶ会」に行って来ました。あらためて、山田泉さんのすごさと亡くなってしまった無念を噛み締めました。150人もの人たちが集まり、話される人たちのエピソードに笑い、涙しました。

 とても書ききれませんが、少し話されたエピソードから。彼女は学外からいろいろな人を招き、生徒に授業をしてもらいました。脳性麻痺で、わずかに動く足で書く書道家の方。ホスピスで残りわずかの人生を充実して生きている人。ハンセン氏病で楓風園で生活をしている方。村山元総理は、自分の中学生の時の話をしてくださったそうです。

 ほんと、おかしかったのは、彼女に密着取材をしていたNHKのスタッフの中に在日韓国人の人がいて、彼女はその人に中学生への授業をさせたのですって。当然、固辞する彼をくどき落として。その人も頭をかきかきですが、彼女に強引に迫られて、断りきれなかったと。でも、それを通して、自分がなにか積極的になれたような気がすると語っていらっしゃいました。

2009_03220003 そのNHKの番組の映像からです。彼女はその中で、以前、中学生にホスピスで余命いくばくしかない人が中学生に話しをされ、そして亡くなっていったそのエピソードを話します。そして、君たちが「余命三ヶ月」と言われたら、何をするか、と問いかけます。中学生たちは、考えた末、あれこれ答えを出します。

で、彼女は言います。「私は、今、あなたたちのように答えることは出来ません。いろいろと迷っています。悩んでいます。いっぱい泣きました。私は弱い人間です。でも、残りの人生を精一杯生きたいと、それだけはいえます。」と語ります。この直後彼女は退職を決意しました。

2009_03220008 校外から来て命の授業をして下さった人へ手話を使いながらお礼の歌を歌う中学生たち。この両横には、この中にいる生徒で今、大学生で教師を目指している一人と、専門学校で臨床工学士を目指している一人がやはり手話を披露してくれています。泉さんは、こんな指導もしていたのですね。この映像は、その卒業生たちが披露したものです。

退職した後、あちらこちらから命の授業の声がかかり、行った先で白血病の少女に出会います。

2009_03220009 その少女ひなのちゃんは、当時小学5年生。つらい治療から二年ぶりに学校に復帰したばかりでした。彼女は泉さんの授業を受けて決意し、自分自身の病気についてクラスの友達に語ります。これは、JNNのドキュメントとして放送され、大きな反響を呼びました。そのひなのちゃんは、もう中学生になります。

泉さんを招いた性教育仲間の先生と一緒に登場したひなのちゃんは、泉さんの死が悲しくて、一人で沢山泣きました。でも、これから頑張って山田泉先生の分も生きようと2009_03220011 思います。そして、看護師になって苦しんでいる人たちの力になりたいと思います。頑張ります。と、涙ながらに語りました。右から泉さんの写真が見守っています。

中学時代に泉さんのいる保健室でいつも寝ていた少女は、拒食症となり、大学を途中で諦めなければならなかったと。でも、彼女は、その後東京でフランス料理とフランス料理のケーキを学び、パテシェとなりました。卒業後もいつも相談に乗ってもらっていた泉さんの50才の誕生日ケーキを作って登場しました。ケーキの周りには、チョコレートで2009_03220014 作った人が取り囲んでいます。泉さんのお連れ合いの真一さんと息子さんの二人でろうそくの灯を消されました。泉さんは50才を目前にしてなくなったのです。若い。余りに若い死です。ケーキは会の後でみんなで戴きました。とても美味しい、素晴らしいケーキでした。

 ご家族からは、彼女が病院の医師にもう春のサクラは見られないといわれ、泣いた翌日に家族一人ひとりに遺言がテープで吹き込まれていたと、そのお連れ合い宛の遺言が披露されました。残して行く人へのその暖かいメッセージに、みんなまた泣きました。

最後には、彼女の映像共に、彼女が作った歌、「生きようよ」をみんなで歌いました。

 私は1994年、まだ彼女がとても元気で、病気になるなんて考えられもしないころからのお付き合いを話しました。今も、彼女が亡くなったのが本当に残念で。でも、彼女が精一杯生きたことは、多くの方たちの中に行き続けるでしょう。私自身も、やはりがんばらなければ、自分の楽しみばかりを追求したのではいけないと、あらためて自分をいましめながら帰りました。

 ところで、行きのフェリー、ひどい春の風で、揺れました。私はこれまでどんな船でも大丈夫だったのに、酔ってしまいました。トイレで散々吐いて、もう気分が悪くて。本当にもうどうしようかと思うほど、つらかったです。嘔吐なんて、何十年ぶりでしょうか。だから、帰りは陸を走ろうと思ったのですが。夫は、それは負担がかかり過ぎる、酔ってもいいから、フェリーに乗れ、と遠隔指示です。やっぱり帰りのフェリーでも気分が悪くて。私、船に酔う人になってしまったようです。そんなわけで、ご報告が朝になってしまいました。


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明日までkei.先生の花展です。私は今周南にいます。

先ほど、周南、徳山港のすぐそばのホテルに入りました。ずいぶん遅くなりました。

明日は大分で、昨年11月に亡くなった山田泉さんを偲ぶ会があります。それに出席します。

 今夜一気に大分まで行きたかったのですが、河野が強く反対をして、結局ここに泊まり、明日の朝のフェリーで竹田津港まで行くことになりました。どうも不思議なのです。河野と一緒だと夜中にどんなに遅くとも大分まで行くのですが、私一人だとそれは危険だといいます。たしかに、夜、国東半島の海沿いの真っ暗なくねくね道はとても走りにくいのですが、河野と一緒でも私一人でも、運転をするのは私なのです。私にしてみれば、どちらもおんなじと思うのですが。

 さて、今日の(もう昨日でした)kei.先生と弟子の発表会花展には、沢山の方がいらっしてくださいました。ブロガーの方たちも。ありがたいことです。本当に感謝します。私はお昼の時間一時半から三時までしか会場にいることは出来ませんでしたが、その間だけでも、沢山のブロガーのかたにお会いしました。shiozyさんと秀子さん、ニシナ屋珈琲の女社長さん、ヒロシマのパンのkarubiさん、karubiさんは素敵な写真をブログにアップしてくださっています。kei.先生も私も一緒にパチリ。その前に遊布戀さんもお友達お二人といらっして下さってましたが、写真を取る前にお帰りになって残念でした。この後にザ・転勤族のいのたかさんもいらっして下さったとkei.先生にうかがいました。きゃっ、残念。お会いしたかったです。ほかにブログを見たといってきてくださった方たち。ちょうど私のクリニックにこられた患者さんも来てくださいました。皆様に感謝です。

2009_03210002 ところで、karubiさんがアップしてくださっている写真ですが。サクラが満開と、下にチューリップが沢山横になっています。チューリップは、球根と根が水盤につかっています。昨日に活けこみをしたときには、全部横になっていたのですが、今日は、全部アタマをもたげています。明日には、すっくと立ち上がるそうで、それは楽しみなのですが。

 踏まれても倒れても立ち上がる生命を表現しています。

小さな作品もすべて地球、命をあらわしています。ね、kei.先生のお花、本当に素敵でしょう!!

 私は明日は参加できないので、チューリップが立ち上がった姿を見ることが出来ないのです。本当に残念です。明日の後片付けにも参加できません。代わりに河野がってくれることになっています。感謝です。

 一人でも多くの方に見ていただきたいのです。明日22日午後5時までです。どうぞ、いらっして下さいませ。よろしくお願いします。

 明日は何時に広島に帰るか分かりません。時間によっては、フェリーではなく、陸を走って帰るかも知れません。ブログもいつ書けるか分かりません。明日の山田泉さんを偲ぶ会では私もしゃべることになっています。何を話そうか、と考えただけで、もう泣きそうです。ちゃんとしゃべることが出来るか、自信がありません。この会については、また、ご報告しますね。


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明日から発表会花展です。

 いよいよ明日と明後日kei.先生と弟子の発表会花展です。今日は朝9時に会場に集合し、活け込みをしました。

2009_03200009 先生が用意してくださった沢山のお花たち。出番を待っています。これらから、自分で好きなものを取ってコーディネートをして、活けます。あれでもない、これでもないと組み合わせがなかなかです。

 何とか三つ、私はビデマイアアレンジ二つとフレームを作りました。ほかの人たちのパラレルアレンジ、シリンダーアレンジ、水盤アレンジと、どれもとても素敵でした。

みんなで大物も作りました。夕方、5時前にすべて完了。後は明日のお客様をお待ちするだけとなりました。

 どうぞ、沢山の人たちに見ていただけますように。

Img035 私は明日は診療がありますので、お昼の午後一時から三時までの間、会場にいます。日曜日は大分に行きますので、会場にいることは出来ないのです。他の方々にごめいわくをおかけすることが心ぐるしいことです。作品は、また発表会の後でアップさせて戴くつもりです。皆様方のご来展を心からお待ちしています。


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若者の無知⑫若い人たちの妊娠出産。

 多くの大人たちは若者の妊娠について誤解をしているようです。若者の妊娠は確かに、人工中絶が多い。だから、中絶を脅せば、性交もしなくなるのでは、と大人たちは思っています。これが間違いだと、私は何度も言っています。かれらは、中絶があるから性交をしているわけではありません。妊娠したらおろそうと思ってた?と、私は彼らにいつも聞きます。みんな、100%否定をします。

 決して中絶があることが性交の動機にはなっていません。それよりも、「妊娠」という実感のないところでの性行動だと言えるでしょう。そもそも、性交で自分が妊娠すると思っていないのですから。「これで私が妊娠する」「これで彼女が妊娠してしまう」という実感を持っての知識となっていないからです。中絶でおどすことは、妊娠を阻止するのではなく、あくまでも中絶を出来なくなるようにすること。要するに、妊娠した後、おろせなくなってしまうのです。

 妊娠した彼女らは、「産みたい」といいます。積極的に「おろしたい」という子はほとんどいません。若ければ若いほど、赤ちゃんを殺すのはいや!!といいます。

 そこで、もしも若い彼女、彼らが「子どもを産みたい」と言ったとき。そう単純に「それは良いこと」と言うわけにも行きません。「かわいい赤ちゃんがやってくる」という、そんなファンタジーの世界ではないんだよ。子どもが生まれるということは、育てるということ。生活そのものなんだよ、と、私は話します。どこに住んで家賃はいくらで、生活費は?電気、ガス、水道、食費、いくらくらいかかるか、出産の費用は?そして何よりも誰がどこで働いて、いくらお金が戴けるんだろうか、という経済的なことも含めて、生活のちゃんとした覚悟と具体的裏打ちがないと。そうでないと私はとても不安です。

 何とかなるよ、で産みました。何とかなりませんでした、では、もう取り返しがつきません。子どもが二歳になった時に、彼が働かなくなって。パチンコばっかりするようになって。結局生活が破綻して、その時点で子どもの養子縁組のお世話をしたこともあります。

 男性にしてみれば無理もありません。かつての同級生たちは学生なんぞで親のすねをかじって気楽に遊んで暮らしているのに、自分は働いても働いても、全部生活費になって、自由になるお金はないし、いやにもなるでしょうよ。そんなことは覚悟の上のことだったはずなのですが。

 私は、だから余りに若くで子どもを産むといったときに不安なのです。生活の厳しさを知らない、家事もしたことのないような子が本当に子育てを出来るのだろうか、と。寝ないでお乳を飲ませなければならない、あの大変さを乗り越えることが出来るのだろうか、と。若いうちは誰でも貧乏。その貧乏な生活に耐えることが出来るのだろうか、と。

 ただ、ひとつだけ産んでも大丈夫!!と言えるとき、それは、周りの大人たちのサポートがあるときです。大人が一緒に子育てをしてくれるとき。これなら、安心です。

 先日、一人の20代の女性が、先生こんにちわ、と言って来ました。中学生の時にいろいろとあって、本当に大変だった子です。でも、その後16才で出産をし、次々と4人産んで、そこまでは私がかかわっていたのですが。「先生、その後また産んだんよ。五人よ。五人育てよるんよ。」とけらけらと笑いながらの報告です。びっくりしました。本当にたくましいものです。それには、彼女のお母さんのかかわりが多いにあったことも確かです。

 このような若い人たちに触れるたびに、私は若いから産んではダメとは単純にはいえないけれど、でも、本当にやっていけるかどうかは私も含めて、周りの大人たちもチャンと見極めて上げなければ、と思うのです。

 それから、これも言ってきたことなのですが。中絶で散々脅しておいて、いざ妊娠となったときには、おろせおろせの大合唱という大人の姿勢にも私は違和感を覚えるのです。

 これで、一旦シリーズは終わります。もちろん、まだまだ言いたいことはありますので、機を見てお話しします。


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若者の無知⑪妊婦は薬を飲んではいけないの?

 今日も、妊婦さんの一人が定期健診に来て、話をされました。「高熱を出して、とてもしんどかった」といわれたのです。ええっ?それはインフルエンザだったの?ときいても、良く分からないと。もう熱も下がってからの来院ですので、いまさらインフルエンザテストをしても無駄です。それで、赤ちゃんは大丈夫だろうか、と心配になります。超音波で見て、大丈夫、生きているよ、とほっとします。

 ほかにも、とてもひどい下痢を何日もして、しんどかったと言われた人もいました。妊娠したとたん、多くの人は薬は絶対に飲んではいけないと考えているようです。だから、治療に来ても無駄、じっと寝ているしかないと思っているのですね。

 でも、妊婦といえども、胃潰瘍にもなるし、虫垂炎にもなります。インフルエンザだって、花粉症にだって多くの妊婦がかかってしまいます。妊娠している人は、何の治療もしてはいけないとなったら、そのために命を落とすことにもなりかねませんね。

 日本では、いえ、世界的なことでもあるのですが、かつてサリドマイドなどの大変な薬害の事件を起こしています。だから、妊婦は薬が怖いとなるのも無理はないと思います。

 でも、薬の影響を考える前に、そのかかってしまった「病気」の影響を考えないといけません。妊婦が熱を出すということは、子宮の中まで熱が出ているということなのです。それも、妊婦の表面の熱よりも、もっと高く。赤ちゃんは、お風呂に頭までどっぷりとつかっている状態になるのです。お母さんの熱が下がるまで、ずっとお風呂につかりっぱなしになってしまうのですね。

 大人だって、一時間もお湯につかりっぱなしだとしんどいでしょう。熱が出ている妊婦さんの胎児の心音を聞くと、とっても早くなっています。一分間に180も拍動している場合もあります。私は「ああ、赤ちゃんがしんどそう」と思います。早くお母さんの熱を下げてあげないと、赤ちゃんの心臓が持たない場合もあります。

 すべての薬が胎児に悪いわけではありません。産婦人科には、妊婦さんでも飲める薬が用意してあります。花粉症には、主に漢方を使います。インフルエンザには、タミフルやリレンザはなかなか使いにくいのですが、それでも患者さんの状況や場合によっては、使うこともあります。風邪には漢方の風邪薬を使います。食あたりには、抗生物質や整腸剤を使います。脱水状態になっていれば、点滴をする場合もあります。

 妊婦さんの病気は特に早く治療をして、早く全身の状態をよくしてあげること。それが本人だけでなく、胎児のためでもあるのですね。

 「妊婦は何々をしてはいけない」という思い込みが事態をもっと大変なことにしてしまうこともあるのです。どうぞ、何か具合の悪いことが起これば、一人で我慢しないで、かかっている産婦人科医に相談をしてください。ちゃんと対応して下さいます。決して「我慢しなさい」とは言われませんからね。

 
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若者の無知⑩風俗嬢のためのフリーペーパー

 シリーズを再開します。

 昨年の10月12日、福岡でエイズ予防財団主催の研修会が開かれました。私はここで「女性とエイズ」の講師を勤めました。「CSWへのアプローチ」、コマーシャルセックスワーカーへの働きかけという副題がついています。昨年のブログでは、せっかく作ったスライドが消えてしまって本当に大変だったという話しを書いています。

 このときの話しをいつかはきちんとまとめて書こうと思っていて、そのままになっていました。実はこの時、私ともう一人、関西からこられたタミヤリョウコさんの二人が講師を勤めました。タミヤリョウコさんは、風俗で働いています。そして同時にライターでもあります。

 彼女は、風俗で働く仲間と一緒に「風俗嬢流行通信 ヲトメのための健康マガジン」や、「ビッグプレジャーナイトマガジン」などの風俗で働く人や風俗ユーザーのためのフリーペーパーを造って無料配布をするなどの活動をしています。

Img033_2 これらのフリーペーパーには、性感染症についての知識や予防や検査についてしっかり書かれています。自分たちの仲間への啓発の活動ですね。それから、ここには載せませんが、風俗ユーザーに対してのパンフには「こんなお客さんが好き」とか「こんな行為はNG」とか、「性病のガセをあばけ!!」とかの記事満載で、お客さんたちへの啓発の活動もしています。

 私は、タミヤリョウコさんの中に、プロとしてのプライドを見ました。そして、たちまちファンになりました。

風俗で働くということの危険もしっかり承知した上で、目的をもちながら、喜びを持って働いている、そのプロの姿です。もちろん、しんどい時もあるでしょうが、それらをすべて飲み込んだ上での仕事なのですね。

 そんな彼女とうらはらに、私は、病気や避妊の知識も意識もないままに、ただお金の魅力で仕事をしている若い女性たちに危機感を持ちます。そのうち、気づいたときには、その筋の人の人の餌食になっていたり、自分の命の危機になっていたり。

 以前のシリーズで、私は人の目が届かない密室で二人っきりになるということのその危険性について書きました。風俗で働くということ。こればっかりは、いくら知識を持っていても、なかなか解決する問題ではありません。いつも危険と隣り合わせの仕事であるということですね。

 だから、私は、若い人たちに、「性を売る」ということの深刻さに気づいてほしい、その上での、分かった上での、自分の選択なのか、と問いかけたいと思っています。


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訂正:生キャラメル作り大成功!!

一旦失敗、固まらなかった生キャラメルを電子レンジでぐつぐつしては混ぜ、またぐつぐつしては混ぜして、そのまま冷蔵庫で冷やしておきました。今朝見ると、りっぱに固まっていました。

 切るのも大丈夫。クッキングシートで包んで出来上がりです。朝の忙しいとき、しかも野球中継をみながら、寝ているのか起きているのか分からないような一晩を過ごしての朝です。

2009_03160001 ここまで作るのが精一杯。残りはまた塊のままクッキングシートに包んで冷蔵庫に入れました。今日、全部作り上げます。

 とってもおいしくて、口の中で溶けます。クリニックのスタッフにも大好評でした。私はまだ花畑牧場の生キャラメルを食べたことはないのですが、似ているのでは、と思います。大満足です。


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生キャラメル作り失敗。

 昨日(14日土曜日)はホワイトデーということで、やまとの湯の女性用の露天プロのひとつが薔薇の花風呂になっていました。赤やピンクや白や黄色の薔薇が、湯船いっぱいに浮かんでいて、いい香りでした。生の花のばら風呂なんて、初めてでとてもうれしくて。何回もつかりに行きました。写真を取りたかったけれど、こればっかりはダメですね。お姫様気分でしたよ。

 お風呂の帰り、真夜中に24時間のスーパーに行って買い物です。かねてから作りたいと思っていた生キャラメルの材料を買いました。思い立ったらすぐにしないと気がすまないたち。夜中からつくりはじめました。今、いろいろなレシピが出ているけれど、ダイエット中にテレビでやっていたのをメモしておいて、それにちょっとだけオリジナルを加えたので作ってみました。

 牛乳(濃い味の)600cc。生クリーム300cc。グラニュー糖200グラム。蜂蜜と水あめをあわせて50cc強。バニラエッセンス少々。それに途中からバターを少々。ひたすら混ぜて混ぜて。初めは真っ白のが、一体いつになったらテレビでやっていたような色になるのかと、ひたすら混ぜて。50分余り。

2009_03150002 やっとこんな色になって来ました。これをクッキングシートを敷いたバットに流したのです。ちょっとなめてみるとと美味しい!!きゃっ!おいしい!!と声を上げました。荒熱を取って冷蔵庫へ。

 ああ、それなのに。苦労して作ったのに。味もとてもいいのに。失敗なのです。固まりません。いつまでたっても硬くなりません。切ろうとしても、やわらかくて、くっつきます。冷凍庫に入れて今夕まで置いておきましたが、やっぱりだめ。やめるのが早すぎたようです。仕方ない。やわらかいままで、スプーンでなめましょうか、と思ったのですが。

 待てよ、と思いつきました。昨年、ゆずのゆべしを作ったときのように、電子レンジで水分を飛ばしてみようか、と。クッキングシートを敷いたままのをレンジで何回か温めました。ぐつぐつといいますので、混ぜてはまたレンジへ。これを繰り返して、なんとかうまくいったようです。今、冷蔵庫の中で、大分固まってきて、今度は切り分けることも出来そうです。これをクッキングシートを切ったので一つずつ包みます。

 今日(15日)は医師会館で産婦人科学会の総会兼研修会でした。更年期のホルモン補充療法のガイドラインのお話しを聞きました。医学は、どんどんと進歩し、変わっていきます。その進歩にちゃんとついていくためには、ぼやぼやしてはおれません。

 更年期のホルモン補充療法は世界的にすっかり定着した治療法ですが、どんどんと新しい薬も出来ています。単に内服薬だけでなく、お腹に貼るパッチや腕に塗るジェルも。パッチにしても何種類も出ています。骨粗しょう症の治療には、これまでの内服薬が一番で、これは、お年寄りの骨折を防ぐ意味で大いに効果があると。様々な副作用という面からは、これまで一番使われてきた内服よりも、パッチのほうが優れている、と。

 当然でありますが、それぞれの方の状況に応じて、その使い分けというのが大切と言うことでしょう。画一的にならないように。それでも、まだまだ日本では、ホルモン補充、即副作用という間違ったイメージでしんどいのを我慢している人が多いのが残念です。せっかくの人生だから、体も快適に過ごした方がいいと思うのです。

 


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kei.先生の教室の発表会花展のお知らせです。

昨日は、診療後、kei.先生のお花の教室で、最終の打ち合わせがありました。

来週の土・日の二日間、発表会花展が開かれます。私も末席を汚すことになるのですが、参加します。会場の大野ビルは私のクリニックがあるビルで、その二階です。以前、私の選挙事務所に使わせて頂いたところが、素敵なギャラリーになっています。

Img035

 昨日の打ち合わせでは、わあっと声を上げたくなるような素敵な仕組みのある大作をみんなで作ることになっていました。私は初めての参加ですが、皆さんはもうベテランなので、良く分かっていらっしゃるようで。私なんか、そのアイデアに興奮してしまいました。

kei.先生のテーマは地球だと今ごろ、やっと分かってきました。私もこのかけがえのない地球を表現するこの花展に参加できることがとてもうれしいです。

 先週のレッスンは、私は「ブタのいた教室」の試写会と重なってしまったので、参加できませんでした。でも、そのときの花材を戴いて帰りましたので、一人で作りました。

定番のビデマイヤです。地球を外から見て表現しています。花展では、私はビデマイヤも出展することになるでしょう。もちろん、ほかの作品もです。

前日の20日に一日かけて活けこみをするのです。もう、楽しみでわくわくしています。

どうぞ、沢山の皆様にお出でいただけますように。もちろん、入場は無料です。心からお待ちしています。

2009_03130001


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谷龍介のディナーショー、堪能しました。

 11日水曜日は「谷龍介」のディナーショーでした。今回のは、本格的に旧全日空、今のANAクラウンホテルで。診療を済ますと、大急ぎでホテルへ。はじめ自転車で行こうと思っていたのだけれど、あれこれ考えた末に、春らしくサクラの模様のちりめんの着物風のロングドレスで。いくら何でもロングドレスで自転車は無理なので。近くでごめんなさいとタクシーに乗りました。

 開会時間6時半に少し遅れただけで無事到着。豪華フルコースのディナーをしっかり戴きました。そうそう、ダイエットの報告、しばらく怠っていましたね。一週間で3.2キロ減。上出来です。もう一週間しようとして、はたと気づいたのが、このディナーショーです。せっかく申し込みをしているのに、と、ちょっとだけ悩んだ末にあっさりとダイエット終了することにしました。(フルコースをデザートまで完全に戴いて、その後でまだ喫茶店に行ってケーキセットも食べて、それでも体重はアップせず、維持していましたよ。)

 会場は一杯の人。414人の参加だそうです。でも、これ以上の申し込みがあって、どうにも入らないで、お断りしたそうです。会場は横長で端っこのほうはなかなか舞台が見えにくいことへの配慮だと思います。両サイドに小さなステージが二個作られていました。

 久々の谷君は、本当にかっこよくって、歌も素敵で、堪能しました。谷君の曲を作曲した岡千秋さんもゲスト出演です。作曲家というのは、こうなのんだと思わされる、素敵なピアノ演奏。それに弾き語り、それは味があってまた素敵でした。写真は近くのステージで歌う谷君と、岡千秋さんのビアノの伴奏で歌う谷君です。これだけ素敵なので、いつかはきっと大ヒットを飛ばして、メジャーになるだろうと本当にそう思います。それまで、応援を続けます。今回だって、私はペンライトをしっかり振って応援したのですから。

2009_03120001 2009_03120002

木曜日は、ヒロシマ駅前のエールエールの地下の広場でのライブをするということで。私は三次の講演の後、ひまちゃんのお見舞いに行って、それから車をぶっ飛ばして帰って来ました。エールエールの地下駐車場に車を入れるのももどかしく会場に行くと、沢山の人でした。途中からだけど、間に合って良かった、良かったで、また応援です。

2009_03120009皆様、谷龍介、三曲目の新曲は「清滝川」です。応援をよろしくお願いします。

はあ、熱に浮かされたような二日間でした。


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看護学校での講演とひまちゃんのひまわりの帽子

 シリーズについては、今もう少し風俗について書くその準備をしています。もう少しで再開しますので、ごめんなさい。

 今日は、三次の看護専門学校での講演でした。一年生80人へのお話しです。将来、専門職に就く人たちですので、話も少し広げました。そしたら、一杯一杯になって時間オーバーして迷惑をかけてしまいました。でも、話したいことはしっかり話すことができたので、自分の中ではよかったです。生徒さんたちもよく聞いてくださいました。将来職に就いたときにも、そして自分自身の人生を歩むためにも、今日の話が少しでも役にたてばうれしいです。

 三次市では、行政として思春期への啓発事業の積極的な取り組みをしています。その事業で今年は高校二校とそして今日の看護専門学校へと計三回私の講演をさせていただくことができました。市に深く感謝です。

 講演の帰りに吉田の病院に行きました。ひまちゃんのお見舞いです。ひまちゃんとは、前回に行ったときに約束をしていました。ひまわりの帽子を作るという約束です。今日の講演の帰りに持って行きたいと考えていました。昨日からつくり始め、半分徹夜で今朝出来上がりました。

2009_03120004 地はクリーム色です。ひまわりの種のところは、黒や赤の細いラメ入りの糸で編みました。緑の茎と葉っぱをつけたのがなかなか色が映えて、かわいくなったと自画自賛です。種の裏にもう一枚同じようなのを編んで裏打ちにして、そこにピンを縫いつけました。なので、ひまわりは取り外しが出来ます。

そのほうが帽子を洗濯するときなどに都合が良いと思います。

2009_03120007 ひまちゃんは、足のギブスもとれて、とても元気そうでした。まだリハビリでは、足に力をかけてはいけないということで、歩く訓練はもう少し後になりそうです。でも、とても意欲的にリハビリに取り組んでいる様子で、ほっとしました。

帽子をとても喜んでくださいました。かぶったところを写真に撮って。ブログにも載せて、ということでした。自分のブログは今お休みなので、元気な姿を皆様に見ていただきたいとのことです。帽子はひまちゃんには少し大きすぎたかなあ、でも、もうちょっと格好良くかぶることも出来るので、かぶり方は鏡を見て工夫してくださいね、ひまちゃん。

 ここのところ編み物漬けで、少々くたびれました。

 実は、昨日の夜と、それに今日の夜も谷龍介のコンサートで、すっかり舞い上がってしまいましたので、明日はそのご報告をします。


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シリーズお休み 英会話の先生産休入りで。 

 昨日は英会話の先生の最後の授業でした。先生は、もうすぐ赤ちゃんが生まれます。これから産休に入られます。最後の授業ということで、みんながプレゼントを持って来ました。

 私は三日前から急ピッチで編んだ赤ちゃん用の帽子と靴をお渡ししました。小さな靴と帽子はオーガニックコットンで、ブーツはベビーウールで編みました。小さいからすぐできるだろうと思ったら大間違いで、細い糸と針で、模様や増目、減らし目も複雑でとても苦労しました。ブーツは細い糸二本取りで太めの針なのですぐに、両方あわせて一時間ほどで出来ました。喜んで頂いてよかったです。

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2009_03100008 2009_03100009 明るくて素敵な先生で一年間本当に楽しく勉強をすることが出来ました。先生は県北の田舎でゆったりとした生活をしています。そんなスローライフのいき方も私にはとても刺激になりました。これからも日本の田舎に住み続けるといわれています。

どうぞ、元気な赤ちゃんを産んで、楽しい生活を送られますように。みんな、涙々のお別れをしました。

また、いつかお会いできますように。


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若者の無知⑨風俗は危険がいっぱいです。

 風俗で働く若い女性の来院がとても増えて来ました。いえ、以前から来てはいたのですが、その中身というか、人が変わっています。以前は、風俗といえは、ソープランドで働く人がほとんどでした。そして、それなりにプロの意識と知識を持っていました。お店も結構厳しく彼女たちに性感染症の検査などを義務づけていました。それに、ほとんど全部の人が避妊を確実にするためにピルをのんでいました。例外的に、ソープで働きながらパートナーとの間で妊娠を望む人は、仕事の時には確実にコンドームを使い、彼との間ではフリーで、という人もいました。

 彼女たちは,プライドもあり、プロ意識に徹していたと言えるでしょう。

 でも、現在風俗で働いているという人は、圧倒的に「ヘルス」です。ヘルスなら、本番はないのが建前ですので、避妊はしていません。でも、建前が現実そうなのかというと、決してそうではなく、結構本番もあっています。でも、してはならないことになっているので。ピルを飲むとか、コンドームほ持参するとかが出来ないと彼女たちは言います。

 それに、何よりも病気に対して全く無防備です。ヘルスで働く女性には、とっても性感染症が多いのです。これも、以前書きましたが、石鹸で洗えば病気にはならないと経営者にうそを教えられ、本気で信じている女性もいました。いくら表面を洗ったって、男性の中まで洗えるわけもなく、それに菌やウイルスを殺してしまうような石鹸なんてありません。

 妊娠して、中絶も時期を失っして、産むしかなくなったヘルスの女性もいます。それに、何より私の胸が痛むのは、とても若くて、田舎から出てきた女性が多いということです。まだ純朴なにおいのする彼女たちがヘルスで働いています。なぜ?と言っても、やはりお金のためなのでしょう。せっかく進学のために広島に来ても、そうして風俗で働くことで、やがて学校に行かなくなり、退学してしまうと、そんな子も決して少なくありません。

 田舎の親の扶養に入っている保険証を見ると、胸が痛みます。親は知らないだろうなあ、と。

 まるで素人の彼女たちは、自分の身を守る手段を知りません。本当に無防備ですし、お店でなく、デリバリーの場合は、自分の知らないところで男性と二人っきりになってしまいます。まさに、命を危機にさらしているといえます。妊娠や病気や、命そのものまで危険なのです。

 本番がないということでまだ自分に対して免罪符を与えているのでしょうか。でも、考えてみれば、手と口で一方的に男性を満足させるというこの行為は、とてもいびつなものです。自分自身のプライドを捨ててしまわなければとてもできることではありません。人間としてとても大切なことを捨ててしまっているようで。だから胸が痛みます。

 そして、男性たちも、本番のない風俗なら、病気にはならないだろうと考えていたら大間違いだと、警告しなければなりません。口の中、のどにも淋菌やクラミジアが住み着きますし、ヘルペスも梅毒も唾液で感染します。風俗でそんな菌やウイルスをもらったことに気づかないで、妻にうつしてしまって、彼女が大変なことになってしまったという人にも出会います。

 そもそも先進国で、これだけ風俗で、それもパートナーのいる男性が性行為をしているというのは、とても珍しいことなのです。これを見ても、やはり日本は三流国なのだというしかないでしょうね。

 少なくとも、高校を卒業して進学したり就職したりすると、すぐに風俗が身近になるはずです。だから、私は高校生には風俗の危険についても話ておきたいと思っています。もちろん、男性にも女性にも、です。 


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若者の無知⑧携帯と有害情報とブロックされること。

 今日日曜日は、オフ。と言っても、朝早くに目覚めてから、ずっと座り込んで明後日締め切りのことにかかっています。かかりっきりです。今までパソコンを開くこともせず、一歩も家も出ずです。もう背中と方がパンパンです。私は何でも切羽つまらないとやらないのですが、一旦取り掛かると、ものすごい集中力で一気に仕上げます。やっと明後日に間に合うめどが立ったので、ほっとしてパソコンを開けました。皆様のブログを訪れることもせず、コメントのお返事を書きもせず、ごめんなさい。あさってを過ぎるとまたちょっと楽になる予定です。それまでごめんなさい。

 ところで、私の今のシリーズ、本当に若い人たちに読んでほしいのです。でも、前にもいいましたが、広島県の学校ではブログはブロックされてしまっています。だから、若い人どころか、教師にも読んでもらうことは出来ません。自分のうちのパソコンでなら可能なのでしょうが。先生方の多くは家でなく、学校でパソコンを開く仕事をされるようで、だから、先生方にも読んでいただくことは少ないと思います。

 生徒たちには、これまで携帯でなら、ブログを読むことが可能です。だから、携帯で私のブログを読んでコメントに質問をしてくることがあります。ほとんどの質問はアップしないで直に返事をします。学校に携帯を持ってくることが禁止されるようですが、でも、家ででも読んでほしいと思います。

 ただ、有害サイトがブロックされてしまうと、、、。きっと私のブログも有害とされてしまうのでしょうね。だって、セックスだの、性交だの、コンドームなんて言葉がどんどん出てくるのですから。言葉でブロックされてしまうと、もうお手上げです。

 私は生徒たちに話すときには、必ず「出会い系サイト」の話もします。携帯を持っている人には、出会い系サイトの情報がどんどん入ってくるだろうけれど、と。あれは、単にメールの交換で終わるものではない、あれは会おうというもの。そして、会う目的は、セックスです。はっきり言います、セックスが目的で会おうというものなのだから、と。

 若い人の中には「会ってもいいじゃん、会ってみて感じよかったら、まあ、御飯くらいおごってもらってもいいかね。カラオケくらい行ってもいいかね。感じ悪かったらだまって帰ったらいいんよね。」なんていう子がとても多いのです。だから、私は「ただ会ってみて感じがいいか悪いかなんて、人を判断できるほどあなたたちはまだ成熟してはいないよ」と言います。

 もう、出会い系サイトの事件の被害者がとても多いのです。私の現場では圧倒的に妊娠ですが。同意書にサインもしてもらえなくて途方にくれるという子に何人も出会っています。出会い系サイトを舞台にした殺人事件などが今やとても多いことも生徒たちに話します。

 出会い系が有害だから携帯を持たさない、といいのかも知れません。でも、その使い方を教えることも大切ではないかと思うのです。学校の裏サイト、これはいじめの構造そのものです。携帯が悪いのではなく、友人とともに生きること、人と人とのつながり、コミュニケーションの大切さなどの教育が困難であることの問題が根底にあるのでは、と思うのです。(もちろん、現場での大変さを分かった上で、あえて言わせてもらっています。)

以前、もう亡くなった山田泉さんの「携帯電話の模擬授業」を受けたことがあります。生徒たちに一方的に悪いことと決め付けて脅すのではなく、子どもたちの希望や本音を引き出しながら、力をつけさせる、とても素敵な授業でした。(ついでに言いますが、山田さんは癌になって、「命の授業」を始めたといわれていますが、それ以前から素晴らしい性教育の実践者でした。)

 携帯があるが故にとても助かることもあるのだから。有害情報がブロックされることで、こちらの思いも一緒にブロックされること、それが悲しいのです。


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若者の無知⑦妊娠して困るのになぜ避妊をしないの?

 今日土曜日は、週のうちで一番患者さんが多い日です。働く人や学校に通っている人たちが通院しやすいように、土曜日もいつもと同じ6時までの診療です。

 今日だけで何人の妊娠した人が来たことでしょうか。中学生も高校生も来ました。大学生も社会人も。でも、みんながみんな、望んでした妊娠ではありません。

 中学生は産んで育てることを懸命に模索しています。妊娠した子を大切にしたいのは、感心なことではあります。身ごもった女は、誰しもそうしたいと思います。でも、悲しいかな、実力がついていません。子どもを育てていくだけの経済力も含めて。中学生では、かなり困難でしょう。かわいそうだけれど、もう少し考えてもらわないといけません。社会人同士でも、中絶を希望する人もいました。

 もう、口がすっぱくなるほど言っているのですが。性交をするということは、妊娠をするということです。性は生殖行為なのだと、私は性教育にかかわってから、ずっとずっと言い続けています。一回だって妊娠はするのだと。

 性交をする前に、「妊娠したらどうする?しないためにはどうしようか」と話し合われているでしょうか。「これで私が妊娠するんだ」、「これで彼女が妊娠してしまうんだ」、と捉えているでしょうか。妊娠してからどうしようと考えるのでなく、行動を取る前に考えるべきなのですね。

 何回も何回もしているうちに、たまたま運のいい人か悪い人か分からないけれど、妊娠というものをするらしい、そんな風に捉えていると、とんでもない。性交すれば、誰だって妊娠をするのだと知らないといけません。みんな甘いのですよ。

 もしも、どうしても性交はする、でも妊娠は困るというのであれば、ちゃんと「避妊」をしなさい。コンドームを使うなり、ピルを飲むなり。事前に相談に来てくれれば、ちゃんと話しをした上で、ピルの処方をします。

 今日、あとで嘆くくらいなら、彼に話しをしなさいよ。と、いったら、突然彼女はポロポロと涙を流しました。コンドームをと言ったら、彼が「なにそれ」みたいな反応で。そしたら、もうそれ以上言えなくってと。そうか、それでも、そんな危ないということが分かってても、セックスをしたいか、と私はいいました。そしたら、彼女は「だって、それ以上強く言ったら嫌われるかも知れないじゃないですか。」と泣きます。じゃ、それで妊娠しても、病気にかかって、それでも仕方ない、それほど彼を好きだと言うことなのかね、と私は言いました。彼女は涙目でうなづきます。

 私は、やはり情けないのです。今、男たちに、「彼女が妊娠しては困るのなら、必ずコンドームをつかえ」という教育はなぜなされないのでしょうか。「自分も性感染症にかからないために、コンドームで防衛しろ」と教えないのでしょうか。

 私は女性を診る医者だから、彼に強く主張できない女性と、そんな女性を思いやることが出来ない男たちの姿をもういやというほど見てきました。そして、その度に悲しくなります。そんな当たり前の教育も出来ない、今の日本の教育が情けなく悲しいのです。

 今日はダイエット6日め。スープと牛肉と野菜の日です。

2009_03070001 朝、牛肉とキャベツ、ピーマン、しいたけ、スナックエンドウの野菜炒めをしました。塩コショウと、ポン酢をジャッと入れて炒りつけるように味付けしました。美味しかったです。朝少し食べて、御弁当にいれて、残りは夫のものにしました。

 今夜は焼肉です。焼肉と焼き野菜とキムチをたべたら、きっと猛烈に御飯が食べたくなるでしょう。さあ、我慢できるでしょうか。実は、昨夜テレビで生キャラメルの作り方をやっていました。メモしましたので、このダイエットが終わったら作るつもりです。で、その後、キャラメルが食べたくって。どなたかのお土産に戴いていたキャラメルがありました。結局つい手が伸び結局6個も食べてしまいました。今日だって、先ほどお客さんがあって、スイートポテトのお菓子を出してあげて皆さんが食べるのをみてたら、私もたまらなくなって、結局ちっちゃいスイートポテトを三個も食べてしまいました。

 意志が弱い私です。明日で一週間メニューが終わります。明日は野菜と玄米です。だから、スープでカレーライスにして食べます。ひゃっ、楽しみなのです!!さあ、今夜お風呂で体重を量ります。どうなのか、どきどきです。


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高齢者の医療と私たちに出来ること。

 昨日は、「医療崩壊~高齢者医療と私たちの心構え~」とのタイトルで話をしました。高齢の方を中心に200人の方がこられました。私もあらためて勉強しなおして、今の医療制度がお年寄りや障がいを持っている方にとても厳しい制度となっていることを痛感しました。

 そこで、「私たちの心構え」なのですが、今、私たちに出来ることは何なのだろうか、と考えても、なかなかいい考えが出て来ません。今のこの不況の中で、人々の関心がもう後期高齢者医療から離れてしまい、その制度も着々と運営されている中で、当事者は諦めているというのが実情でしょう。

 しかし、高齢者用の入院のベットが減らされ、(36万から15万へ)、入院すればするほど入院費が減らされるため、病院も長くは入院させたくなくなり、かといって介護保険の報酬は安く、人手不足であり、要介護の認定もとても厳しくなり、そんな中で介護のために仕事をやめなければならない人たちも出てきています。

 2002年からの「聖域なき構造改革」は、社会保障費を徹底的に減じて行きました。それだけ国民に負担がかかるようになりました。でも、それがまるでいいことかのように「改革派」か「守旧派」か、なんて自民党の中では言われたりしています。

 そんな中で、本当に私たちが出来ることと言ったら何なのでしょうか。

 ひとつには、まどろっこしいことですが、やはり一票の行使でしょうか。政治を一部の企業家のためでなく、一人ひとりの国民のためにしようとしてくれる人。特に、後期高齢者医療をどう考えている人かということを見極めて。

 それから、個人が防衛に心がけること。何と言っても、お金をどれだけ持つかというのも、これからを生き抜くために必要なことなのですが。でも、これも厳しいことです。年金も支給額が減らされ、また沢山のものを天引きされ、収入が減じているところで生活も精一杯、その中で貯金なんてとてもとても、という人が多いのですから。

 そこで大切なのは、「人間関係」ということでしょうか。人と人とのつながりは、何よりもの財産になります。単に家族のつながりだけでなく、友人や地域の人など、横のつながりが大切になって来ると思います。都会で起こる「孤独死」なんて胸が痛むことです。

 今、独身の女性たちの中には、友人たちと共に過ごすためのネットワーク作り、グループホームなどの住家を作り、共同の墓地もつくりなどという動きも出てきています。本当はこれらも社会の責任として、取り組むべきことなのですが。今は町内会や隣組や団地の自治会などのネットワークも脆弱化しています。子どもはいても、老後を子どもに負担をかけるのはいやだという人もいます。その人たちの中にも、地域や友人たちと楽しくくらせれば、という思いを持っている人たちが出てきています。

 まだまだ老後が心配な今の社会で、せめて個人の防衛策としてこれらのことも積極的に考えていきたいことだと思います。私も自分自身のこととして、考えなければ。これくらいしか今、思い浮かばないのが悲しいことなのですが。

ええっと、ダイエットですが、昨夜お風呂で計ったら、2.1キロ減。4日で2キロだから、うまくいっています。一週間で3キロが達成できそうです。今日はスープと鳥肉とトマトの日です。これから鳥の調理です。


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シリーズお休み 講演の準備とダイエットの報告です。

 まだまだシリーズは続けるのですが、何しろ今とても忙しくて、いつ寝ているのか、いつおきたのか分からないような、半分徹夜のような日が続いています。月初めの保健のレセプト、これは今日仕上げました。原稿もあるし。で、また明日はシリーズに戻ります。

 今日は、診療が終わってずっと明日(と言ってももう今日です)の講演の準備です。いつもの性教育や更年期の話と違って、明日は久々に医療崩壊、後期高齢者医療についての話しです。

 このブログで、何回もこれについては書いていますので、それを全部出しては、プリントして読み直し、レジュメを作っています。明日の参加者は高齢の方が多いようですので、レジュメをプリントして配ろうと思います。自分でレジュメを作るうちに、数字などが出てきますので、話だけでは分かりづらいでしょうし、スライドにするとその場で消えてしまうでしょうから、これはお配りした方がいいと思いました。今夜中に作って明日の午前中にコピーをします。

 それにしても私はこれについてよく書いています。調べ物に大変な労力を費やして、しっかりと根拠を持って書いています。われながら良く書いたなあ、と感心しました。それに、本当に沢山の人にコメントも戴きました。それだけ多くの人の関心があったということなのだと思います。

 でも、世の中はもう後期高齢者医療なんて忘れかけているのでしょうか。報道は今や小沢さんのこと、その前は1万2千円の特別給付金だったり、その前は中川さんの酔っ払いだったり。

 やっぱりことの制度はおかしいのですが、いみじくも昨年の5月9日の新聞に出ていた小泉元首相の言葉「時間が経てば、感情的議論は収まってきますよ」という、本当にその通りになりつつあります。

 そのうち、特別給付金も配られて、そして麻生さんが粘っているうちに、結局また衆議院議員選挙で自民党が多数を占めて、おんなじことの繰り返し、と、そんなことになるのではないでしょうか。ため息をつきながら、レジュメ作りです。

 昨日ダイエット二日目はスープと野菜の日、夕食にポテトO.K.の日でした。診療後、YMCAの英会話の日、お腹がすきますので、サンモールで新じゃがの大きいのを買ってきて、レンジで茹でてお塩で食べました。本音はバターで食べたいところですが、塩で我慢。でも、ホクホクしてとてもおいしかっです。それとトマトを一個かじって。夜うちに帰ってからねぎの一本焼きをしたら、これがもう美味しくって。居酒屋のメニューで知ったのですが、長いままこんがり焼くと、甘みが封じ込められて、とても美味しいです。居酒屋ではお味噌をつけて食べるようですが、私はポン酢にしました。

 今日(と言ってももう昨日ですが)スープと果物と野菜の日。ポテトはダメです。

2009_03040003 今日のお弁当です。朝、オーブントースターにしいたけとねぎとなすを入れて、一度に焼きました。しいたけとねぎはポン酢に七味で、焼きなすはお醤油で。ほかはトマトと、スナックえんどうを茹でてお塩に。かいわれは生をスープに入れて食べると、スープがぴりぴりして美味でした。それとりんご、でこポン、パイナップルジュースです。

スープは今日の夜でなくなったので、また新たに作りました。

肝心の体重ですが。昨夜ダイエット二日目の夜計ったらまだ一キロしか減ってなくって、ちょっとがっかりです。明日はスープとスキムミルク500ccとバナナ三本です。一番厳しい日です。バナナを食べて講演に行くつもりです。


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若者の無知⑥月経前の体の不調について。

 ホルモン的に成熟して、月経周期がキチンとした人には、月経痛に加えて、また困ったことが起こりがちです。月経の前になると、体がだるい、眠い、いらいらする、うつになる、食欲が増す、性欲はなくなってしまう、というからだの不調が起こってしまいます。

 卵巣からは二種類のホルモンが出ています。いわゆる女性ホルモンといわれる卵胞ホルモンと、主に排卵した後に出る黄体ホルモンです。このに黄体ホルモンが曲者なのですね。黄体ホルモンは、体温を上げ(だから排卵後の基礎体温は高温になります)、かつ体に水を溜め込む働きがあります。尿の出が悪くなったり、便秘したり、体がむくんだり。さらに脳もむくみますので、眠かったりいらいらしたりするのですね。

 この症状がとてもつらい人は、PMS、月経前緊張症候群と言って治療を要する場合もあります。治療には、むくみをとる漢方薬や、それだけでは不十分な人には心の安定を図るようなお薬を出す場合もあります。よく、この症状の人が「ホルモンのバランスが悪いのではないか」、と言ってこられるのですが、そうではなく、逆に「ホルモン的に成熟しているから」こそ起こる症状なのですね。

 こんなつらい症状も、月経が始まるとまたけろりとよくなるのです。これは、一体何なのでしょう。それは、私たち人間も「生殖動物」であることに起因します。私たちはほかの動物に対して偉そうな格好をしていても、所詮、「生殖動物の一種」なのですね。

 生殖動物は、いえ、この世のあらゆる生き物は、すべて自分たちの子孫を残そうてします。まるでそのために生きているかのような生き物だっています。

 人間の女性のリズムも、これはひたすら生殖のリズムなのですね。毎月、排卵をして、妊娠をしようとします。そのときは、卵胞ホルモンが沢山出て性欲も最高にに高まります。そして、排卵をすると、ぴたっと性欲をなくし、それ以上の生殖の行為はストップさせます。そのかわり、食欲が増えます。しっかり食べて、ぐうぐうと寝て、体を安静にさせようとするのですね。

 そして、その排卵も妊娠しなくて月経が来ると、さあ、もう一度、と卵を作り始めます。まるで毎月毎月妊娠せよといわれているような、そんな体のリズム、これが月経の周期なのですね。

 だから、排卵の後のPMSも理由があることなのです。食欲については、月経の前と後で体重が二キロは違う人なんてざら。私の接した人では五キロ違うという人もいました。

 そんな症状は別に大変なことではありませんので、「自分の体が成熟している証拠」と捉らえて、何とかやり過ごせばいいのですね。でも、もしとてもしんどければ、どうぞ、産婦人科に相談に行ってください。思春期の女性など、この時期に暴れてしまって回りが大変、と言う人もいます。そういう人は、治療をしてあげた方が本人も楽でしょう。

 自分だけが特別なのではありません。多くの人がこのリズムが当たり前のことであるということを知らないからこそ、悩んだりするのです。全く科学的に理にかなったこと、と知れば、知っただけでも心が軽くなるものなのですね。

 それから、男性も、自分のパートナーにこんなリズムがあるのだということを知ることは、パートナーシップを良くするためにも必要なことなのだと思います。


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若者の無知⑤ダイエットについて。

 今回はダイエットについてです。

 私は今日から(正確にはもう日が変わっているので昨日からですが)ダイエットに入りました。私のお得意の脂肪燃焼スープダイエットです。

2009_03020001  大きなお鍋にキャベツ半分、たまねぎ(大)三個、セロリ一本、ピーマン一個、ホールトマトの缶詰400グラム全部、チキンコンソメ一個、これにお水をひたひたになるくらい入れて煮込みます。

煮るとこうなります。これがベースで一週間の組み合わせの食事をします。初日の今日はスープと果物の日。バナナ以外どんな果物をどれだけ食べてもいいので楽です。飲み物はお茶やブラックコーヒー、砂糖の入っていない果物のジュースなど。私はブラックのコーヒーは苦手なので、こ

2009_03020002

の間はコーヒーは飲みません。お昼にもスープをお弁当にして持って行きます。それと、スーパーで買ったカットフルーツ。パイナップル、オレンジ、いちご、グレープフルーツ、キーウイ、ブルーベリーなどが沢山。一度にはたべきれず、夕方と分けて食べました。お腹がすいたときには、みかんを食べます。晩御飯にはスープとりんごとイチゴを食べました。明日はスープと野菜の日。コーンや豆以外の野菜を食べます。夕食にポテトを食べてもいいので、それが         

2009_03020003楽しみです。

 メニューは日によってチキンや牛肉を食べる日もあります。牛肉と野菜の日にはしゃぷしゃぷをします。スープは自由に味をつけられますので、玄米を食べる日にはカレーにします。一週間に三キロずつ、二週間で六キロやせるつもりなのですが。さあ、どうなりますか。

 私もうこの年なので、ダイエットをすることの弊害はありません。でも、若い人のダイエットはとても危険です。

若い人のダイエットはたちまち月経の不順や無月経を引き起こします。月に三キロもやせれば、またはゆっくり長時間かけてやせ続けた場合でも、月経はそのうち止まってしまいます。

 そのような人が私のところでは、後を経ちません。それも、決して太った人でなく、下からとても細い人が、さらにやせてしまって無月経になっているという人が多いのです。

 月経が止まるということは、あくまでも表面に現れたこと。その意味するところは、ホルモンが巡っていないということです。女性ホルモンは体にとってとても大切なものです。皮膚や髪への影響、骨を作ること、コレステロールを下げること。これらはみんな女性ホルモンの働きが必要なのです。

 それに、もっとも大切なことは、お分かりでしょうが、月経がないということは、排卵をしていないと言うことなのですから、いざ妊娠を目指したいときに、大変になります。一旦体重が落ちて月経が止まると、チャンと元に戻るのに平均5年から7年かかるといわれます。簡単なことではないのですね。

 どうぞ、若い人たち、しっかり食べてください。見かけのスマートさよりも、健康な体を。何か、世の中の風潮は野菜を食べればとてもヘルシーと言う言い方をしています。それはとても偏った考え方です。たんぱく質は体を作るのに必要ですし、炭水化物は即、脳や体のエネルギーとして必要なのです。それに、何よりも活動するにはカロリーが必要なのですね。健康な体でいるために、食べることはとても必要なのですから。ダイエットは、私たち熟年以降の人に任せてください!!

私の成果はまた時々お知らせしますね。


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若者の無知④月経痛は我慢しないこと。

 月経痛については以前もこのブログで書きました。そのとき、すごい反響でした。「月経痛を我慢させないで」というタイトルでした。我慢をしてはいけない、我慢すればするほど月経痛は強くなっていくから。毎月の月経をいかに耐えるか、ではなく、いかに快適に過ごすか、という発想をしてほしい、と。

 それでも、まだまだです。まだまだ沢山の若い人がひどい月経痛で担ぎこまれるようにして来院します。まだ、月経痛は我慢すべきものとして捉えられているようです。

 で、もう一度ここに書きますね。ホルモン的に成熟して、排卵もあり、しっかりした量のある月経があるようになると、ほとんどの女性に月経痛があるようになります。子宮の出口はとても細くて硬く、鉛筆の芯くらいしかありません。水だったら、そこでもさっと流れることが出来ますが、粘っこい血液ですので、なかなか通れません。そこを通るときの痛みに加え、なかなか出ないので、子宮が押し出そうとして収縮します。その収縮は出産するときの陣痛と同じで、とても痛いものです。

 しかも、我慢していると、子宮だけでなく、腸や胃も収縮させて、下痢をしたり、吐いたりさせるプロスタグランディンという物質がどんどんと増えてしまいます。我慢すればするほど、月経痛は強くなってしまいます。

 だから、痛みを感じはじめたら、さっとお薬を飲んで、痛くないようにすることです。この痛みは、ほとんどの人が初めての出産(帝王切開だと別なのですが)をすると不思議にもケロリと納まってしまいます。

 我慢をしてはいけません。それなのに、これまで、多くの大人たちが薬を飲んだらくせになるとか、効かなくなるとか、ひどいになると、奇形児を産むようになるなどと、全く根拠のないうそで女性たちを我慢させています。

 どうぞ、ためらわないでお薬を使ってください。市販のもので大丈夫ですが、アレルギーのある人とか、市販のものでは効かない人は、どうぞ産婦人科に相談に行ってください。

 その人にあったお薬を処方して下さるでしょう。または、低用量ピルが月経痛にとても良く効きます。子宮内膜症の強い月経痛には保険で低用量ピルも出せるようになっています。

 月経についてのタブーは長い間日本の女性を苦しめて来ました。私の若いころなど、女性は、生理中はお風呂にも入ってはいけないなんて言われていたのです。大分そのあたりは改善されてきたとはいえ、まだまだ女性の体を間違って捉らえる人がいるようです。

 自分の体が楽なように、快適なように、自分で工夫をすることを、どうぞためらわないでくださいね。


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