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東京のホテルからです。

東京のホテルにいます。今日、これから中野での講演に出かけます。チャイルドライン主催の講演会です。どういう組み立てにしようかと、ずっとアタマを悩ませています。電話相談の方たちだけでなく、一般の保護者の方たちもこられるそうですので、やはり子育てに役に立つお話しをしようかと思っています。最終的には、やっぱり会場でこられた方たちのお顔を拝見して決めることにしようか、と思います。

 それに、広島のことも気になります。今日は「児童養護施設での性と生の支援実践」の講演会です。準備だけして私は参加できません。本当に残念ですが、しっかりしたスタッフが沢山いますので、運営は大丈夫。ただ、私も話が聞きたかった!!どうぞ、沢山の人が来られますように!!

 イギリスの13歳の父が話題になっているようですが、そんなの、私たちの現場ではめずらしくもない。射精があるようになれば、誰だって父親になる可能性はあるのだから。女性に産む意志があればですが。

 性教育というと、まだまだ女性にするものとの考えがあるようですが。女性だけでなく、男性にも、性は妊娠する行為であるということをしっかりおしえなければ。でも、それは今の日本の教育のカリキュラムでは、中学では教えてはならないことになっています。

 避妊をろくにしないで妊娠してしまった女性が、昨日だけでも一体何人私のところに来たでしょう。こんな現実を知らない人たちが、ただただノーセックスだけ言えばいいという人たちが、教育を牛耳っています。

 まあ、そんな話しは抑えながら、今日の話をしてこようと思います。


コスモス薬局のHPの中に私の「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

広島ブログ

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コメント

中野で講演を聴かせていただきました。
心に響いたことばがたくさんありました。涙も出ました。
出会い系サイトの話や小・中学生の妊娠など現場で起きている「現実」の話をお聞きして、CLにかけてくる子どもたちの話は決して作話じゃ無いんだなぁと思いました。
ステキなお話しをありがとうございました。
これからも子どもたちの声をしっかり受け止めようと思います。

投稿: CLのおかあさん | 2009年2月22日 (日) 18時52分

先生、お疲れ様です、海の向こうモントリオールで昨年世話になったジャーナリスト關 陽子さんがイギリスの13歳の父親のことをブログに書かれていますhttp://canadays08.jugem.jp/
時間があれば見てください。

投稿: 河口 | 2009年2月22日 (日) 23時24分

ライブドアニュースに時々出る記事に、感心することがあります。
今日は「男性から言い出す避妊について」でした。↓こちら

http://news.livedoor.com/article/detail/4030056/

もっともっと、こういう話題を表に出してくれたらいいのにと思います。
前にも「コンドームがなければSEXしないのが当たり前、日本はおかしい」などという記事もあって、しかも押し付けがましい書き方でないのが好感持てました。
ジャーナリストから発信されれば、子どもの耳にも入ると思うのですがどうでしょうか。

投稿: 文月 | 2009年2月23日 (月) 13時06分

CLのおかあさんさま
有難うございます。立川からもいらっして下さったのですね。少しでもお役に立つことができたのならうれしいです。どうぞ、これからも大切な活動頑張ってくださいませ。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2009年2月25日 (水) 05時12分

河口さま
関さんのブログ、読みました。イギリス事情は私も直接的にかかわった人からの情報で知っていますが、若年の妊娠について国を挙げてとりくんでいます。今回の情報は、そのあたりの啓発の意味もあるのかも知れません。これだけマスコミに顔をさらさせるのは、日本では考えられないことです。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2009年2月25日 (水) 05時15分

文月さま
有難うございます。読みました。姿勢としてはこの記事はありがたいことなのですが。が、その中には、ちょっと間違いがあって首を傾げました。人は意外と簡単に妊娠するものなのです。10組に1組は不妊なのですが。「実際は結婚してもなかなか妊娠しないのが現実」というのは、統計も無視した、若者がそれを信じると危険な記述だと思いました。「そんなにめったに妊娠はしないもの」とおもいこんで、実際に避妊がおろそかになっています。この記事、どうしよう!こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2009年2月25日 (水) 05時20分

実はこの記事を書く会社、結構間違った事実を記事にするので私も「ええ?」と思うことがありました。
専門家の医師として直接、会社に「記事を読みました。なかなかいい記事ですが、訂正があります」と申し込んでもいいと思いますよ。
ここの会社の記事がもっと正しくなって、啓発につながるのなら言うことなしです。

投稿: 文月 | 2009年2月25日 (水) 13時50分

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