このケーキはどうやって食べるの?
先日、忘年会の後でコーヒーを飲みに行った喫茶店というか、ケーキやさんでクリスマスケーキと並んで、こんなケーキを見つけました。テディベアです。キャーかわいい!ほしい!といいました。表面はホワイトチョコを小さく削ってふわわふの毛の感触が作ってあります。後、チョコで目や鼻が作ってあります。5800円と書いてありました。スタッフに買って帰って、クリスマスイブにみんなで食べようか、と思いました。
でも、ふと考えました。大体20人くらいで食べればちょうどいいくらいの大きさです。「デモ、どうやって食べるの?どう切るの?」それを考えるとぞっとしました。一緒にいた一人が「まず首を切ってアタマと胴を別々にして」と言ったので、
「キャア、やめて。かわいそう。これは食べられない。やめた、やめた」と。ねえ、食べられませんよねえ。
今日は木曜日の休診日。朝からクリニックに行って、たまっている書類書きや、年賀状書きや、あれこれ片付けようしたのですが。途中、抜けて親しい人が入院している病院にお見舞いに行きました。
ちょうどお昼御飯が運ばれて来ました。「病院食がねえ、おいしくないんよ。」「アラ。今日はうどんじゃ」などと言っているところに、またナースが入ってこられました。お盆を持っています。「〇〇さん、お誕生日ですか。」と。そして、「ハッピバースディツーユー」と歌って「はいっ」とお盆のお重を開くと、そこに鯛の塩焼きが入っていました。それにお赤飯も。お祝いのカードが添えられています。
このようなちょっとした心遣いが入院患者さんの心を和ませます。しんどい入院生活です。少しでも気持ちを明るく、前向きに闘病出来るように。「食べる」と言うことはとても大切な役目があります。鯛が来たことで、みんなでニコニコと、明るくなりました。病院に感謝です。
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