連休中にしたこと。修学旅行生と被爆者の話を聞きました。
ここのところ、シリーズを書いていたので、近況がご無沙汰になっていました。11月2.3.のお休みは、2日に講演をいれていたのが、日の変更になって、結局私にとって思わぬ連休になりました。ラッキーです。
まず1日土曜日の夜のことです。今年の5月に講演に行った、北見の留辺蕊高校の二年生が修学旅行で広島にやって来ました。そこで、生徒たちにホテルまで会いに行きました。ホテルで、生徒たちは、被爆者の池田精子さんの語り部のお話を聞きます。私は二年前に池田さんの話を聞いたことがあります。もう一度、生徒たちと一緒に話しを聞きました。
女学校の一年生、12才で被爆した池田さんのお話は壮絶です。全身、ひどいやけどでとても助からないといわれていたのが、ご両親の献身的な看病があってか、奇跡的に命は助かりました。ケロイドの顔は、15回もの手術を受けています。今、このような被爆者の語りべもだんだんと少なくなっています。この日の朝早く、北見を出、飛行機を乗り継いで広島にやってきた生徒たちは、疲れていたでしょうが、食い入るように池田さんの話を聞いていました。
どうぞ、生徒たちには、この話しをこれからの人生を生きるうえでの糧にしてもらったら、と思いました。広島に一泊して、次の日は、大久野島に行き、毒ガス製造の検証をするといいます。あの戦争を、加害と被害の両面から学ぶということです。ちょうど、航空自衛隊の幕僚長の論文のニュースを聞きました。彼は、一体これまでこの戦争の何を学んだのか、と思います。
池田さんの話は、私にも重く響きました。大腸の癌を切除されたとのこと、どうぞ、いつまでもお元気で、多くの人にお話しをしていただきたいと思いました。
2日の午前中は、急遽kei.先生の教室に入れていただき、ビデマイヤのレッスンです。私の好きなピンク系の作品です。
カーネーションと菊と、ピンクのライスフラワーで作りました。持って帰って、クリニックの受付のカウンターに飾りました。
月初めは、恒例の保険のレセプトがあります。午後は、クリニックにこもって、レセプトと格闘です。みんな、いろいろとピクニックなんぞに行っているのだろうなあ、なんて思いながら。でも、これをしないと、うちのクリニックにはお金が入りませんので、仕方ありません。連休中にすべて片付けておくように、との事務長からのお達しでした。頑張って、孤独に仕事をいたしました。
3日のことについて、また明日お話しします。

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