「女性とエイズ」の講演の準備です。
晩御飯の後は、ずっと部屋にこもって明日の準備をしました。明日、「女性とエイズ」の話をします。そのスライドがまだ出来上がっていませんでした。写真やこれまでの統計や、性感染症の症例などをスライドにします。
なかなかしんどい作業でしたが、一応、何とか出来上がりました。私は女性のHIV感染症の方を4人診ています。まだまだHIVの感染者は世間から偏見の目で見られます。女性の場合は特にです。HIVが知られ始めたころ、あたかも海外で遊んできた女性がHIVに感染しているという間違った偏見が振りまかれました。「イエローキャブ」などというひどい言い方をした女性作家もいます。
そんな社会の偏見中で、皆さんとても厳しい生活を強いられています。でも、私が診た人たちはすべてパートナーから感染しています。日本の女性感染者のほとんどすべてがパートナーからの感染です。「愛のあるセックス」でも感染症にはかかるのです。
また、テーマとして「CSWへのアプローチ」、コマーシャル・セックス・ワーカーへの働きかけというサブタイトルも付いています。私なりに、診療の場で行ってきたアプローチ、またエイズのボランティア活動の中で行ってきたこと(これは、以前コンドームのシリーズの中でも書きましたが)なども話そうと思っています。
今回の講演は、明日につながるものでなくてはなりません。やはり教育の問題にふれざるを得ません。スライドが出来上がったので、ほっとしています。
明日(もう今日でした)朝早く新幹線で出かけます。
昨日(もう一昨日になります)はkei.先生の「お花とお茶を楽しむレッスン」でした。今回は切花でなく、「寄せ植え」でした。
鉢の真ん中に黄色の花をつけた「コリオプスデージー」その両脇に紫の、それも何と黒のがくの可憐な花の「メドセージ」。この葉っぱはとてもいいにおいがします。そして、前と後ろに全部色違いの「パンジー」が二つずつです。
私のは、たまたま花が付いていなかったので、咲いている方のを写真に撮らせてもらいました。庭を持たない私にとって、ベランダで土に触れることが出来る今回の様なレッスンは、ひときわうれしかったです。大事にして長持ちさせようと思います。
このレッスンに参加し始めてちょうど一年が経ちます。いろいろなお花の楽しみ方を教えていただいています。私は、学生時代、二箇所でお花を習って来ました。どちらも「池の坊」です。その伝統的な日本の生け花もよかったのですが、もっといろいろなアレンジの仕方を習って、楽しみ方が広がったと思います。kei.先生に感謝です。
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コメント
美代子先生、おはようございます。
連日お疲れさまです。
何事も本番のためにはそのための準備が大切ですね。
私もレッスン当日の皆さんの笑顔のために頑張っています。
先生の講演の1回1回が、作られた寄せ植えといっしょにひと花ずつ花を咲かせていくのですね。
今日も講演頑張ってください。
投稿: kei. | 2008年10月12日 (日) 10時13分
kei.先生
コメントありがとうございます。次の日、もう黄色のパンジーが咲いていました。たくましいです。大切に育てます。ありがとうございました。河野美代子
投稿: こうのみよこ | 2008年10月15日 (水) 08時31分