モンゴルのオランさんの送別会
来週一週間、クリニックの診療を夏休みとするため、ここのところ、診療はとても忙しくしています。忙しいのは、休むためですから、仕方がありません。
今日は診療後、モンゴルからの医師、オランさんの送別会でした。彼女は、モンゴルの放射線科の医師です。一ヶ月だけ放射能障害の医療の勉強に広島にやって来ました。主に、広島大学の原爆放射能医学研究所で研修をしました。先月、彼女が広島に来てすぐに、一緒に宮島口でお好み焼きを食べて、もうアッと言う間の一月でした。先月の私の出版記念会にも来てくれました。車椅子ダンスなどを見てもらってとても良かったと思います。まだまだモンゴルでは、車椅子はあまりないとのことでしたので。
送別会は、小川順子さんたち、モンゴルやアジアのボランティアをしている方たちが集まっての会でした。
彼女にとっても、一月はあまりに短い日々だったと思います。せめて一年はいたかったことでしょう。でも、招かれる身ですから、そうも言ってはいられないのでしょう。もう、明日帰ることをたんたんと受け止めているようでした。
美しくて、聡明な彼女は、モンゴルに帰ってからも、きっとモンゴル人々のいのちのために働くことでしょう。また会いましょうね。今度はもっと長く研修ができるように、また必ず来てね、と言って分かれました。
いろいろな人と、出会い、そしてあっという間に分かれることが多くなりました。若い間は、こうして出会いと別れを通して成熟していくのでしょうが、年を取ってからは、寂しさを感じるばかりです。
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コメント
<一期一会>…とても大好きな言葉です。
この年になって、人との出会いをとても感謝しています。良い悪いありますが…でもそれも感謝です。
投稿: 2児のシングル | 2008年8月11日 (月) 12時43分
2児のシングルさま
そうですね。一つ一つの出会いを大切にしたい、そう思いながらも、お返事遅くなってごめんなさい、ね。これからもよろしく。河野美代子
投稿: こうのみよこ | 2008年8月12日 (火) 21時19分