宮崎でのこと。
いやあ、さすがにくだびれました。宮崎から無事に帰って来ました。
けさ早く博多のホテルで起きました。2時半に寝たのに、5時半に目が覚めてしまいました。仕方がないので、テレビを見ていたら、お天気で、宮崎は大雨、洪水、かみなり警報が出ているといいます。注意報ではなく警報です。
いやあ、どうしよう。いまさら飛行機が飛ばない、なんてことになったらと。県内から皆さん研修に集まっていらっしゃるはずです。とにかく、早めに空港に行きました。結果的には、飛行機は遅れて飛んだのですが、乗るなり「今日の飛行は揺れることが予想されます」なんていわれるものだから、気持ちが悪かったです。
私は飛行機は苦手です。揺れるとどきどきして、乗るんじゃなかったと、いつも後悔します。博多ではほとんど青空、少しだけ雲だったのが、だんだんと雲が多くなり、宮崎に近づくと分厚い雲ばかりで、それを突っ切って着陸です。やれやれですが。
でも会場に行ってしびれました。皆さんが大丈夫でしたか、揺れませんでしたか、遅れませんでしたか、などと聞かれるのです。実は、昨日、雷が空港に落ちて、滑走路に二箇所穴が開いて、空港は閉鎖されていたのだそうです。いやあ、こわっ!今日でなくって良かった!といいました。でも、今日の午前中も雨と雷だったそうです。危ないところでした。
講演は三時間、ぶっとおしで、映画の間の20分だけ座りましたが、後は立ちっぱなしで話しました。看護師さん、助産師さん、それに電話相談を受けていらっしゃる方など、性教育の研修です。私に声を賭けていただいてありがたいことでした。
すんだ時に、若い看護師さん、宮崎医大に勤務しているという二人がわざわざ「感動しました!」といってきてくれました。とてもうれしくて、私が逆に感動しました。後で、性教育で学校に入っている助産師さんや、大学の看護科の先生や、県の職員の方たちと話しました。
やはり、全国的に展開されている、性教育の後ろ向きは、ここ宮崎でもそうで、講義をするのに、性交の話しはしないでください、ペニスやワギナなどの言葉は使わないでください、などとの指示があったりして戸惑うと。でも、そのような困難な中で、がんばっている姿に接してうれしかったです。やはりめげないでがんばらなくっては、と思いを新たにしました。
すぐにとんぼ返りで空港に向かいました。やはり飛行機は遅れるということでしたので、おみやげを見たのですが、マンゴーだらけです。本物のマンゴーは高くて手が出ません。それに、ほとんどといってもいいほど、どの商品にもあの県知事の顔がプリントされていて、飽き飽きします。
結局マンゴーキャラメルの五個入りと冷や汁を買いました。冷や汁の右下が目障りなのです。
博多駅で駅弁を二つ、晩御飯用に買って、新幹線で広島に、そして家に帰ったら、すっかり疲れていました。疲れているけれど、明日はオフなので、うれしいことです。

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