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家庭での性教育(ふろく)終わったはずなのに。

 6月1日の日曜日は、性教協の例会でした。ここで、「からだ探検隊」というビデオを見ました。長崎の性教協のメンバー、産婦人科医の安日さんや、長崎大学の保健学科の教師宮崎先生や、大学生などがチームを組んで、小学生に体や性を教えます。

 夏休みの二日間。小学4年生から6年生までの約二十人。みんな親が参加を申し込んだ子どもたちです。男の子も女の子もいます。スタッフは、あらかじめ保護者にはどんなことを教えるか、レクチャーをしておきます。でも、保護者が子どもと一緒に学ぶことはしません。子どもと、スタッフだけになります。

 子どもの体、大人の体、二次性徴、どうしたら赤ちゃんができるのか、受精についてなど、もうさまざまです。大学生のお兄さん、お姉さんが自分の月経や射精の体験を語ったりもします。ピアエドゥケーシュン、仲間が教えるのですね。

 子どもたちは、本当に生き生きと、楽しそうに体を学びます。それらの講座をビデオは丁寧に写していました。

 このビデオを見て、私たちは話し合いました。さまざまな制約がある学校現場で、思うように伝えるとができないのなら、こうして、学校の枠をはずしての場をもうけたらどうだろうか、と。そこには保護者が自分の意思で子どもを連れてくるのだから、誰も文句は言えないはず。

 みんなやってみたい、と。長崎では、これがもう毎年の恒例の行事になっているのですが、広島でも始めようか、と。

 スタッフは十分にいます。でも、、、。果たして、広島で参加者を募って、子どもが集まるだろうか。保護者が自分の子どもに教えてほしいと申し込むだろうか、という話になりました。うーん、張り切って準備をしても、誰も参加する子がいないとなったら、、、。と、躊躇してしまいます。

 私は、昨日、少し悲観的なことを書きました。でも、めげません。方法はいろいろとあるはず。子どもたちにちゃんと、まっすぐに、大切な体や性を伝えたいと、模索しましょう。

 明日は午前中、病院に行き、手を診てもらいます。そろそろギブスが外れるのでは、と期待しています。でも、先日、「やまとの湯」でギブスをはずしてお風呂に入っていて、右手が左の手術を受けたところにトーンと当たってしまいました。もう、激痛でうめきました。まだ痛いのが、ちょっとショックで、ギブスをはずすのが怖くなっています。

 病院のあと、三次に講演に行きます。先週に続いての三次です。三次の近くの方たちが何人か聞きに来てくださるようで、勇気をもらっています。もしかして、講演の後で、ミニオフ会なんかにならないかなあ、なんて。それでは、また。私は元気です。

広島ブログ

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コメント

こんにちは。

先生のブログを見て、先ず親が変わっていけば、
(きっと大人たちも変わるはずと私は信じています)

大人・親たちを通じて、子供たちへ先生の思いが届くと思います。

小さな変化は、見えにくいものですが、
それが積み重なれば、大きな変化になると思います。

まだまだたくさん教えてくださいね。

投稿: いつも見ています | 2008年6月11日 (水) 21時39分

 そのような会があれば、子どもに参加させたいです!子を持つ親は、少なからず性をどう伝えたらいいかと考えているはずです。知らないままで過ごせばいいなんて思っている人は少数派だと信じているのですが…(私が世間を知らないからでしょうか。)もし実現したならば、在広島ではないので私自身(の子ども)は参加が難しいですが、友人・知人に知らせますとも!私もまたいつか、チャンスがあれば先生の講演を拝聴したいものです。
 手の骨折、重ね重ねお大事になさってくださいませ。

投稿: うさこ | 2008年6月11日 (水) 22時11分

はじめてコメントいたします。
いつもこのブログは読ませていただいております。
大事なふるさとである広島が、いい方向へ変わっていくための
動きや働きや気づきやきっかけや息遣いの感じられる
ブログだと思っています。

さて、わたしは仙台に住んでおりますが、自分の街で
こういった会があったら、小5の息子をぜひ参加させたいと
思います。仙台にもこういったことはあるのかなぁ。
助産師さんのグループをお呼びして、学校や幼稚園で
性教育のミニ講座は開講したことがあるのですけれども、
ちょっと大味であったことは否めませんでした。
子どもが知りたいのは「本当のこと」ですから。

手、お大事になさってください。
それでは。

投稿: bow | 2008年6月12日 (木) 07時08分

 お久しぶりです。
我が子も小学4年生の女子なので、広島で性教育が有るなら参加させたいですね。

 昨日、中期中絶の処置で泣いている子(20才)を見ても…本当に辛いです。本当に痛い処置です。
でも本人は“痛い”とも言いません。
お腹の子を産みたかったのでしょう…その子を出す為の処置が辛くて泣いているようでした。
見ている方も心が痛みます。

 また、一方ではそんな処置も平気だったり、自分が痛い事だけ訴える。出される子はどうなのか。
これにも心が痛みます。
 世間一般には、なかなか伝わらない現実ですよね。

 違う様にも見えますが、“女性”“妊娠”“中絶”といった同じ要素。さらに妊娠には“男性”も不可欠。

 悲しい結末を防ぐのは“性教育”しかないですよね。
  
 家庭でも折に触れ いろんな話はしますが、うちの子も女子。妊娠する方です。この先妊娠する事があれば、嬉しい妊娠であって欲しい。

 性教育がある時は、教えて欲しいです。
 

 
 

投稿: maririn | 2008年6月12日 (木) 09時57分

先生、お元気ですか?久しぶりにブログを拝見しましたら、手を骨折されたとのこと。大丈夫ですか?今日、ギプス外れましたか?くれぐれもお大事になさってくださいね。
性教育の件ですが、案ずるより生むが易しですよ!きっと保護者の中には「性教育って必要だけど、自分じゃ教えられないわ」て心ひそかに悩んでらっしゃる方も多いはずです。教育現場でも必要だと思っていても、それを口に出せなくている先生もいらっしゃると思います。きっとそういう方々がバックアップしてくれると思います。最初は思ったほど参加者はいないかもしれませんが、きっとクチコミで広がって数年後は大盛況!なんてことになるかもしれません・・・?

先日、スーパーで白くまアイスなるものを発見しました。先生のお気に入りのしろくまくんとは別物だと思いますが買ってみようかなと思っています。

投稿: どんまい! | 2008年6月12日 (木) 10時14分

ワタシなら、絶対申し込みます。
友だちにも勧めます!

でも、でも
ワタシは広島在住ではないし
ウチの子どもたちは、もうその時期を卒業して
すでに青少年です。

残念で残念でたまりません。
こうなったら、孫が生まれたら孫の手を引いて広島まで行くしかありません。
いったいいつのことやら
それまで先生、お元気でがんばってくださいね

投稿: ジュリア | 2008年6月12日 (木) 23時32分

河野先生はじめまして。私は名門(笑)観音高校出身の会社員、
妻は広大医学部卒と、夫婦ともども河野先生の後輩であります。

私たちの息子もそろそろ精通の近い年頃。河野先生のブログを
読むようになったのはここ最近なのですが、タイムリーに性教
育のお話が続き、繰り返し何度も読ませていただいております。

私は息子への性教育を、医学の知識を持つ妻に丸投げしようと
しましたが、妻が息子にそういう話をしようとすると、照れて
逃げるのだそうです。

かといって、私にはきちんと教えるだけの知識がありません。
私が上っ面の知識を得ることは簡単ですが、果たしてそれで、
きちんとした「性教育」ができるのだろうか?と思います。
間違ったことを伝えないか?想定外の質問にどう対処する?

妻の提案は、こどものレベルにあった性教育本を、さりげなく
近くにおいて、手に取らせようという作戦です。

先ずは、よい教材となる本をさがさなくては。

#自身を振り返れば性のとてつもなく強い欲求に振り回され
#ながら、特に大きな問題も起こさず何とかここまでやって
#これたなぁ(奇跡的?)というのが率直な思いです。
#息子も暴れん坊を股間に持ち、今から大変だなぁ・・・・
#しっかりコントロールしてくれよ。お願いだよ。

投稿: ビージェイ | 2008年6月14日 (土) 22時12分

いつも見ていますさま
ありがとうございます。つい、愚痴も出てしまいますが。めげないで頑張りますね。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2008年6月16日 (月) 00時14分

うさこさま
そうなのですね。そのような会をすれば、子どもを参加させてくださる方がいらっしゃると信じてもよさそうですね。頑張ってやってみようか、と思っています。ありがとうございます。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2008年6月16日 (月) 00時18分

bowさま
遠く、仙台から、見てくださっているのですね。ありがとうございます。多いに励まされます。仙台でも、全国どこでも、状況は同じなのですね。頑張らなくっちゃ。また、そちらの情報も教えてくださいね。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2008年6月16日 (月) 00時22分

maririnさま
いつもお世話になります。そうですか。そのような会をすれば、お子様を参加させてくださいますか。中期中絶をしなければならないのは、よほどの事情がある人です。痛みを経験するだけで、十分すぎるほどにそのつらさを実感しているのだから、もう、それ以上苦しまなくてもいいように、と私は思っています。これからもどうぞよろしくお願いします。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2008年6月16日 (月) 00時28分

どんまいさま
ありがとうございます。励ましていただきました。そうですね。そのような教育を求めていらっしゃる方は少なからずいらっしゃると考えてもよさそう、ですね。アイスクリームのしろくまは、似て非なるものと思います。それはそれでおいしいですけれど。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2008年6月16日 (月) 00時32分

ジュリアさま
ありがとうございます。あはは、お孫さんまでめげないで続けていましょう。でも、それまでには、全国で性教育がちゃんとされるようになるといいのですが。コメント、ありがとうございます。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2008年6月16日 (月) 00時34分

ビージェイさま
輪あ、びっくりしました。ご夫婦とも、私の後輩でいらしゃるのですね。性教育って、実は科学の部分は少しだけで、あとは、大人のがわからの生き様の提示だと思います。本、沢山ありますので、どうぞ、早めに用意してあげてくださいませ。社会からの情報は、ものすごいものなのです。その先手を打つ意味でも、遅くないほうがいいと思います。コメント、ありがとうこざいました。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2008年6月16日 (月) 00時38分

南区に住んでいます。娘は小2、息子は年中です。
早期に正しい性教育を与えることの大切さを、今日も話し合う機会があったところです。
広島でそのような企画があれば、絶対にお願いしようと思います、是非是非、よろしくお願いします。 
子育て真っ最中のママの企画参加も会った方がよければ、いつでもスタッフとしてお手伝いします。是非こちらで告知して下さい。

今日話し合った方は、たまたま長崎の方で、
そちらでDVの取り組みをしている方です。
今日こうしてこの書き込みをみせていただいたのもご縁だなあ、と感じています。
その方に、先生のこのブログのURLをさっきメールで送ったところですからなおさらに!
長崎、という地名が出てきてびっくりしました。

投稿: kay | 2008年6月16日 (月) 00時53分

kaiさま
ありがとうございます。いいろな方から、賛同のお声を頂いて、これなら、何とかやれそうかも、と思っています。そのときには、またここで情宣をしますので、よろしくお願いします。長崎の方、広島にいらっしていたのですか。また、何かイベントがあったら教えてくださいませ。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2008年6月17日 (火) 22時48分

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