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家庭での性教育(5)性犯罪から子どもを守るために

Q.5.  子どもが不審者に声をかけられた!

A.5.  子どもを犯罪から守ることは今のこの社会の中で、とても大切な課題になっています。そのために、私は、キャップ(CAP:Child Assault Prevention)のトレーニングをぜひお勧めしたいのです。が、まだこのシステムが行き渡っていない以上、親としてしてあげられることを述べます。

私の娘が息せき切って家に帰ってきて、知らないおじさんから、こっちおいでと手を引っ張られたと言いました。私は、「よく逃げてきたね。ああ、無事逃げてよかったと」抱きしめて言いました。

今なら、こんなことがあればすぐに警察に報告しなければなりません。

娘が落ち着いた後、「ママ、あの人は、私を連れて行ってどうしたかったんだろう」といいました。

私は、「きっとあなたをはだかにして、体を見たり触ったりしたと思うよ。そして、自分もパンツを脱いで見せたかも知れないね」といいました。

そして、「大人の中には、そんなことをおもしろがってしたがる人がいるのよね。大人がみんなそうだということではないけど。」とも言いました。

 残念ながら、今、そんな子ども相手の性的犯罪を犯す人が少なからずいるということも、私は子どもたちに知らせておくべきだと思っています。だから、たとえば人から話しかけられたときには、手の長さ以上には近づかないことだとか、つれて行かれそうになった時のいやっと言って振り切る方法だとか、そして、声を出す練習だとか、そんなことをトレーニングするCAPの活動をぜひ知っていただきたいのです。

  そして、日ごろから、もしも犯罪の被害にあったり、あいそうになったなら、そのときには、早く言ってねとも伝えておきましょう。

  性犯罪の加害者は、「誰にも言うなよ」というのが常套手段です。まるで被害にあった子が悪かったように思わされてしまうのです。CAPでは、「だれにもいってはいけないという約束は、悪い約束です。悪い約束は守ってはいけません」とも教えます。

 被害にあった子が、被害者であるにもかかわらず、自分を責めて一人で苦しむことがないように、そんなことがあったなら、すぐにSOSを求めてねと、日ごろから教えておくことも必要なことなのです。そんななさけない社会であるということも事実なのですね。

広島ブログ

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コメント

CAPプログラムは、本で読んだことがあります。
具体的で、子どもにとって分かりやすいところがいいですね。
小学校で実施しているところもあると聞いています。
全国に広まって欲しいですね。

投稿: momoka | 2008年6月 1日 (日) 22時32分

大学入って・・・通学路に真っ裸の男性見たときショックでした。それが警備員さんに連れられていっても次から次から立っているんです。女子学生は悲鳴の嵐

夜帰り道には痴漢においかけれらた先輩がショックで大学これなくなったりなぞ・・・
子どもたちにσ(・・*)の少ない経験ですが話してきかせています。
そして・・・・・幼い頃連れ去られそうになった時、言ったオジチャン(ご近所だった)言った言葉がまさに「お母ちゃんに言うなよ」でした。被害はなかったものの・・・恐怖心、嫌がるのに車に乗せられそうになったゆうーーんは一生残った傷です。そのオジチャン死んじゃったから言える話ですけどね
30年以上前でもこがぁなエロ好きなおっちゃんおっちゃったんですもん。
ご近所のオジチャンじゃけえゆうて安心して話しをしたらNGってσ(・・*)学習いたしました。

ゆえ・・・我が子には絶対声を出せ!と言うとります。ほいで、女子高生とおつきあいしたいってバスの運転手がおってです。メアド渡して「わしの息子が同じ学校じゃけぇ」と脅し文句つき
被害におうた子はバスに乗れなくなりました。一時期その運転手はバス路線から外されたのにまたこの春復活です
σ(・・*)が知っとるんはたまたま被害のなかった場合のみですが・・被害に遭わなくても心に傷って残るんです。トゲのようにささってとれんのです

気をつけていても危険な時代

子どもさんを店の売り場(本屋とかおもちゃ屋とか)において買い物に行く親たち
おしゃべりに興じる親たち

今が危ない時代なんか?!田舎じゃいうても安心はできん時代じゃゆーーこと知っとってんかなぁ?!
・・・と思いつつ声がかけれん小心者のσ(・・*)です

実際、小学生が毎年、車に乗せられそうになったとか、声かけられたっての学校の防犯通知で見ます。

危機意識ってもの・・・保護者も子どもも必要であると同時に、夜中に繁華街を徘徊する女の子危ないって意識あるんか?!聞いてみたい気がします

先生、頑張ってくださいね。是非、うちらの街にそういったお話しにきてください。ええ建物たちましたから・・・・先生や保護者へ話してあげてください

投稿: はるめ | 2008年6月 2日 (月) 09時17分

小学2年生の時に
トンネルの中で 後ろから車が来て
車に押し込められそうになりました

逃げれたから良かったけど

母親にもお友達にも言えませんでした

怖くて声すら出なかった

大人になって やっとお友達に言えました

当時、そのようなトレーニングするCAPの活動が
学校であれば良かったなぁ・・。
もっともっと広まってほしいです・・・!

投稿: くぅー | 2008年6月 2日 (月) 18時13分

こんにちは。
このところの子供の性教育についてのお話、、、今日、一気にまとめて読むことができました。よかった。。今、自分自身も「性」についてよくわかっていない(というか、いまだに悩み中)のに、子供から「?」「?」を(性に限らず)本当に矢継ぎ早に投げかけられて、答えを一緒に探すのさえしんどくって、辛くって、「知らん」と、答えてしまいそうになっていたのでした。ず・・・っと、頑張って答えを探していたんですが、先日、疲れていたのか、本当にぼーっとして、適当な言葉で一度5歳の娘をごまかしてしまったら、娘が「なんで(今回は)そんな適当な返事をするん?」みたいなことを言ったので、「はっ!」として、あわてて、「ごめん、ごめん」と頭の中をゴチンゴチンと叩いて起したのでした。
あのとき、娘が適当に処理しようとする私にギモンをもってくれてよかった。

いつも、「もっと適当に考えなさい」と人に言われて育ってきたので。。(いまも)

今回の記事を読んで、ちょっとだけ自分を褒めたく(いえ、肯定程度)なったのでした。。。(その時の質問さえ忘れてしまったけれど)ありがとうございました。

こどもの「はてな」って面白くって、とても大事なことなんだ。と再確認できました。

投稿: アキ子 | 2008年6月 2日 (月) 22時05分

momokaさま
そうなのです。CAPは子どもたちを犯罪から守るための、すばらしいシステムなのです。広島でも、全国でも、熱心にCAPの活動をする人はいるのですが、まだまだ一部の子しかその指導を受けることができないでいます。それどころか、CAPの活動ですら、過激だと反対するひともいるのですから。またまだ道は遠いなあと思います。コメント、ありがとうございました。お返事、遅くなってすみませんでした。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2008年6月 4日 (水) 23時17分

はるめさま
貴重な体験談、ありがとうございます。このような思いを持った人は、実はとても多いのですね。今まで、このような被害は、被害者がわるいかのような扱われ方をして来ました。そうではないということ、被害者はあくまでも被害者なのだから、自分を責めることがないように、ということを今の子どもたちにちゃんと伝えたいのです。これからもどうぞよろしくお願いします。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2008年6月 4日 (水) 23時37分

くうーさま
コメント、ありがとうございます。はるめさまのお返事でも言ったのですが、そのような被害にあった子は、早く大人に言いましょう、と伝えてあげたいですね。自分が悪いのではないのですから。私、一度お山の中のお店に行きたいと思いながら、思いを果たせずにいます。いつか、きっと。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2008年6月 4日 (水) 23時40分

アキ子さま
コメント、ありがとうございます。子育て、はたから見てると楽しそう!!です。ご本人は実は大変なのにね。でもね、あっという間です。どうぞ、大切にお過ごしくださいね。ブログ、楽しく読ませて頂いています。河野美代子

投稿: こうのみよこ | 2008年6月 4日 (水) 23時46分

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